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IT Assistant バージョン 8.x を IT Assistant version 8.1 にアップグレードする

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 40-44)

1.  IT Assistant アプリケーションが入っているメディアをメディアドライブに挿入します。

 

インストールプログラムが自動的に起動しない場合は、<CD>\ManagementStation\windows ディレクトリに移動して setup.exe をダブルクリックします。 Dell OpenManage  メ モ: IT Assistant バージョン 8.1 にアップグレードすると同時に Microsoft SQL Server もアップグレードする場合は、「SQL Server 2005 Express Edition SP2 Default Database または SQL 2005 Server の選択」でオペレーティングシステムと SQL サーバーの正しい組み合わせを確認してください。

メ モ: IT Assistant はバージョン 6.x からバージョン 8.1 への直接アップグレードはサポートしていません。 IT Assistant データベース内の情報を保持したい場合は、まず IT Assistant バージョン 6.x からバージョン 7.0 にアップグレードし、その後に IT Assistant バージョン 8.1 にアップグレードしてください。

メ モ: IT Assistant バージョン 6.x からバージョン 7.2 にアップグレードする場合は、CIM ユーザー名を修飾する必要があります。 CIM は検出範囲ごとに有効 / 無効になるため、CIM の 各ユーザーをドメインで修飾するか、信頼できるドメインが設定されていない場合は、ローカルホストで修飾する必要があります。CIM を検出範囲から設定する場合に、認証して CIM プロトコ ルを使用するには、この修飾は必須です(例:<ドメイン \ ユーザー名>、または < ローカルホスト \ ユーザー名>)。

メ モ: DVD を使用する場合は、 <DVD>\SYSMGMT\ManagementStation\windows ディレクトリに移動して、setup.exe をダブルクリックします。

メ モ: IT Assistant バージョン 7.x からバージョン 8.1 にアップグレードする場合、IT Assistant デ ー タ ベ ー ス設 定の移 行 は無効になっています。

メ モ: リモートデータベース環境の IT Assistant をアップグレードすることはできません。 詳細は、「リモート Microsoft SQL Server と IT Assistant」の項を参照してください。

の イ ン ス ト ー ル 画面が開きます。

 

 

Dell OpenManage Management Station を選択し、イ ン ス ト ー ル をクリックして IT Assistant をアップグレードします。

2.  システムが自動的にスキャンされ、SNMP がインストールされているか、既存のデータベースアプリケーションがサポートされているかなどの依存性が確認されます。 依存性が欠如している場

合は、情報ウィンドウが表示され、必要なパッケージをインストールするように要求される場合があります。

IT Assistant 8.1 のインストーラによって以前のManagement Station Applications がすべて削除され、選択したアプリケーションが再インストールされます。

3.  依存性が欠如していない場合は、Management Station の イ ン ス ト ー ル、変更 、 修 正 、ま た は の削 除 をクリックします。

 

Dell OpenManage Management Station のインストールウィザードが表示されます。 次へ をクリックします。

 

IT Assistant がバージョン 8.1 にアップグレードされます。

 

IT Assistant  のアンインストール

 

IT Assistant のアンインストール手順

1.  ス タ ー ト ボタンをクリックし、設 定 をポイントしてから、コントロールパネル をダブルクリックします。

2.  プ ロ グ ラ ムの追 加と削 除 をダブルクリックします。

3.  現在インストールされているプログラムのリストから Dell Management Station を選択し、変更 ボタンをクリックします。

 

 

Management Station インストールウィザードが表示されます。 次へ をクリックします。

4.  プログラムメンテナンス ウィンドウで 変更 を選択し、次へ をクリックします。

5.  カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プ 画面で IT Assistant を選択解除し、次へ をクリックします。

6.  概要画面で、削除するアプリケーションのリストに IT Assistant が含まれていることを確認します。 イ ン ス ト ー ル をクリックします。

7.  アンインストールが完了したら、終 了 をクリックします。

8.  システムを再起動します(省略可)。

 

リモート Microsoft SQL Server と IT Assistant 

 

この項では、リモートサーバーで実行している Microsoft SQL Server 2005 を IT Assistant データベースとして使用するように IT Assistant バージョン 8.0 以降を設定する方法を説明しま す。

 

IT Assistant でリモートデータベースを使 用す る設 定

 

IT Assistant には SQL Server 準拠のデフォルトデータベース、SQL Server 2005 Express Edition SP2 が同梱されています。IT Assistant ネットワーク監視サービスと IT Assistant 接 続サービスは、IT Assistant に付属する SQL Server 準拠のデフォルトデータベース、SQL Server 2005 Express にアクセスします。

 

このデータベースが IT Assistant 管理ステーション外(リモートのデータベースなど)に常駐する場合は、管理ステーションの IT Assistant ネットワーク監視サービスと IT Assistant 接続サービ スがリモートデータベースにアクセスできるようにする必要があります。

 

それには、以下の点を確認します。

l  SQL Server サービス(MSSQLServer)が管理ステーションのサービス制御パネルとリモートデータベースから実行している。 SQL Server 2005 のサービスはシステムトレイの SQL

Server サービスマネージャか SQL Server Enterprise Manager の SQL Server グループから起動できます。

メ モ: DVD を使用する場合は、 <DVD>\SYSMGMT\ManagementStation\windows ディレクトリに移動して、setup.exe をダブルクリックします。

メ モ: Management Station 製品スイート(IT Assistant を含む)を全部アンインストールするには、前の手順で 削 除 を選択します。 削 除 を選択するときに IT Assistant が検 出またはポーリングを実行中の場合は、アンインストール処理が数分間反応していないように見えることがあります。

l  管理ステーションとリモートデータベースの SQL Server 準拠データベースのバージョンが同じである。

l  SQL Server 2005 が管理ステーションの SQL Server 2005 Express Edition SP2 と同じ認証を使用している。

l  管理ステーションとリモートデータベースは管理者権限のある同じ認証を使用し、同じアカウントでログインし、両システムの SQL Server データベースがこのアカウントを使用するように設定さ

れている。 これは、IT Assistant のサービスは Windows NT® 認証を使用して SQL Server 2005 Express Edition SP2 にログインするからです。

 

この例では、両方のサーバーでユーザー名が administrator、パスワードも同じで、両方のシステムが同じ NT ドメインに存在すると想定します。

 

リモートデータベースへの IT Assistant データベースの導 入

 

管理ステーションで、サービスコントロールマネージャから IT Assistant 接続サービスと IT Assistant ネットワーク監視サービスを停止します。 これにより、IT Assistant のサービスがローカルの IT Assistant データベースにアクセスしなくなります。 ローカルの IT Assistant データベースに他のプログラムがアクセスしていないことを確認します。 SQL Server の Enterprise Manager や Query Analyzer などのデータベースプログラムが実行している場合は、そのプログラムを終了するか、ローカルの IT Assistant データベースにそのプログラムがアクセスしていないことを確認 します。

 

管理ステーションで、IT Assistant データベース管理ユーティリティをコマンドラインで実行して、IT Assistant データベースをローカルの SQL Server から切断します。

 

IT Assistant bin ディレクトリから次のコマンドを実行します。

  dcdbmng /r

 

IT Assistant データベースが正しく分離されたら、デ ー タ ベ ー ス の分 離 ダイアログボックスが表示されます。

 

データベースが分離されたことを確認するには、以下の手順に従います。

1.  ス タ ー ト ボタンをクリックして ODBC Data Source Administrator を起動します。 設 定→ コントロールパネル→ 管 理ツ ー ル→ デ ー タ ソ ー ス(ODBC)を選択します。

2.  シ ス テ ム DSN タブを選択します。

 

ITAssist という名前のシステムデータソース(ローカルの IT Assistant データベース)がないことを確認します。

 

そのようなシステムデータソースが存在する場合は、削 除 をクリックしてこのデータソースを削除します。

 

管理ステーションで、SQL Server インストールディレクトリ内の Data フォルダに移動します。 デフォルトでは、インストールパスは C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL です。IT Assistant のデータベースファイル、ITAssist_Data.mdf をリモートデータベースシステムの場所にコピーします。 この例では、目的のパスが DB_PATH であるとします。

 

リモートデータベースシステムで、DB_PATH にあるデータベースファイル、ITAssist_Data.mdf をローカルの SQL Server に連結します。 これは、ローカルのマスタデータベースに次の SQL ステートメントを実行して行います。

 

exec sp_attach_single_file_db @dbname='ITAssist',@physname='DB_PATH\ITAssist_Data.mdf'  

 

リモートデータベースシステムに SQL Server の複数のインスタンスがある場合は、上記の SQL ステートメントを実行して、ITAssist を SQL Server のどのインスタンスにでも連結できますが、推 奨されるのはローカルマスタデータベースのデフォルトのインスタンスです。 これは SQL Enterprise Manager の SQL Server グループで確認できます。 デフォルト以外の SQL Server インス タンスにはすべて、インスタンス名が付いています。 この例では、MYINST1 と MYINST2 をデフォルト以外の SQL Server インスタンスと見なします。 これらの SQL Server インスタンスは REMOTE_DB_SERVER\MYINST1 と REMOTE_DB_SERVER\MYINST2 です。 これは SQL Enterprise Manager の SQL Server グループでも確認できます。 リモートデータベ ースシステムの SQL Enterprise Manager に、システムに存在する SQL Server インスタンスの完全なリストがない場合は、このようなデフォルト以外のインスタンスを登録して、SQL Server グ ループに表示されるようにします。

 

IT Assistant をリモートデータベースに接続す る方 法

1.  管理ステーションで、IT Assistant のインストールディレクトリに移動し、設定ファイル dconfig.ini で各文字列(ローカル)を、リモートデータベースシステムに常駐する SQL Server の

名前に置き換えて編集します。 この文字列は [ITAssist_Odbc_Attributes] と [Master_Odbc_Attributes] のセクションにあります。

メ モ: 最初の引数 @dbname はデータベースの名前を指定し、常に ITAssist となります。 2 番目の引数 @physname はデータベースファイルの場所を指定し、常にファイルの正しい 場所である ITAssist_Data.mdf を入力してください。

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 40-44)