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IPv4 の設定

ドキュメント内 RTX/RTシリーズ コマンドリファレンス (ページ 140-148)

14. ICMP の設定

14.1 IPv4 の設定

14.1.5 ICMP Redirect を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp redirect send send no ip icmp redirect send [send]

[ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] 他のゲートウェイ宛の IP パケットを受信して、そのパケットを適切なゲートウェイに回送した場合に、 同時にパ

ケットの送信元に対して ICMP Redirect を送信するか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.1.6 ICMP Redirect 受信時の処理の設定

[ 書式 ] ip icmp redirect receive action no ip icmp redirect receive [action]

[ 設定値 ] action

on... 処理する

off... 無視する

[ 説明 ] ICMP Redirect を受信した場合に、それを処理して自分の経路テーブルに反映させるか、 あるいは無視するかを

設定する。

[ 初期値 ] off

14.1.7 ICMP Time Exceeded を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp time-exceeded send send no ip icmp time-exceeded send [send]

[ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] 受信した IP パケットの TTL が 0 になってしまったため、そのパケットを破棄した場合に、 同時にパケットの送

信元に対して ICMP Time Exceeded を送信するか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.1.8 ICMP Timestamp Reply を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp timestamp-reply send send no ip icmp timestamp-reply send [send]

[ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Timestamp を受信した場合に、ICMP Timestamp Reply を返すか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

142 14.ICMP の設定

14.1.9 ICMP Destination Unreachable を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp unreachable send send no ip icmp unreachable send [send]

[ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] 経路テーブルに宛先が見つからない場合や、あるいは ARP が解決できなくて IP パケットを破棄することになっ

た場合に、同時にパケットの送信元に対して ICMP Destination Unreachable を送信するか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.1.10 IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラーを送るか否か

[ 書式 ] ip icmp error-decrypted-ipsec send switch no ip icmp error-decrypted-ipsec send [switch]

[ 設定値 ] switch

on... IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラー を送る

off... IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラー を送らない

[ 説明 ] IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラーを送るか否か設定する。

[ ノート ] ICMP エラーには復号したパケットの先頭部分が含まれるため、ICMP エラーが送信元に返送される時にも IPsec

で処理されないようになってい ると、本来 IPsec で保護したい通信が保護されずにネットワークに流れてしまう 可能性がある。特に、フィルタ型ルーティングでプロトコルによって IPsec で処理するかどうか切替えている場 合には注意が必要となる。

ICMP エラーを送らないように設定すると、 traceroute に対して反応がなくなるなどの現象になる。

このコマンドが実装される以前の動作は、ノーマルパスでは off、ファストパスでは on であった。

このコマンドは、Rev.7.01.41 以降および Rev.8.01.16 以降、Rev.8.02 系ではすべてのリビジョンで実装さ れている。

[ 初期値 ] on

14.1.11 受信した ICMP のログを記録するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp log log no ip icmp log [log]

[ 設定値 ] log

on... 記録する

off... 記録しない

[ 説明 ] 受信した ICMP を debug タイプのログに記録するか否かを設定する。

[ 初期値 ] off

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

14.1.12 ステルス機能の設定

[ 書式 ] ip stealth all

ip stealth interface[interface...]

no ip stealth[...]

[ 設定値 ] all... すべての論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う

interface... 指定した論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う

[ 説明 ] このコマンドを設定すると、指定されたインタフェースから自分宛に来たパケットが原因で発生する ICMP およ

び TCP リセットを返さないようになる。

自分がサポートしていないプロトコルや IPv6 ヘッダ、あるいはオープンしていない TCP/UDP ポートに対して 指定されたインタフェースからパケットを受信した時に、通常であれば ICMP unreachable や TCP リセットを 返送する。しかし、このコマンドを設定しておくとそれを禁止することができ、ポートスキャナーなどによる攻 撃を受けた時にルーターの存在を隠すことができる。

[ ノート ] 指定されたインタフェースからの PING にも答えなくなるので注意が必要である。

自分宛ではないパケットが原因で発生する ICMP はこのコマンドでは制御できない。それらを送信しないように するには、ip icmp *コマンド群を用いる必要がある。

[ 初期値 ] ステルス動作を行わない

14.1.13 ARP による MTU 探索を行うか否かの設定

[ 書式 ] ip interface arp mtu discovery sw[minimum=min_mtu] no ip interface arp mtu discovery [sw[minimum=min_mtu]]

[ 設定値 ] interface... LAN インタフェース名

sw

on... ARP による MTU 探索を行う

off... ARP による MTU 探索を行わない

min_mtu... 探索範囲の最低 MTU

[ 説明 ] ARP による MTU 探索を行うか否かを設定します。

指定したインタフェースで、lan typeコマンドおよび ip mtuコマンドによりジャンボフレームが利用できる状 況にある時にこのコマンドが onと設定されていると、ARP 解決できた相手に対して大きなサイズの ARP を繰 り返し送ることで相手の MTU を探索します。

[ 初期値 ] on minimum=4000

14.1.14 切り詰められたパケットに対して、ICMP Destination Unreachable を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ip icmp unreachable-for-truncated send send no ip icmp unreachable-for-truncated send [send]

[ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] LAN インタフェースで受信したが、そのインタフェースの MTU を越える長さだったために切り詰められたパ

ケットに対して ICMP DestinationUnreachable (TOO BIG) を送信するか否かを設定する。

[ ノート ] ジャンボフレームを使用する LAN では、ホストやスイッチングハブによってジャンボフレームの最大値が異な

る。そのため、LAN 上に存在するすべての機器のジャンボフレームサイズをそろえておかないと通信できなく なってしまう。

設定ミスにより、ルーターのフレームサイズより大きなパケットを送信するよう設定されたホストがあった時に、

ルーターは通常、自身のインタフェースの MTU を越える長さのパケットを受信した場合には単にそれを破棄する が、このコマンドを onと設定しておくとそのようなパケットにも ICMPエラーを返すようになる。このことによ り経路 MTU 探索が有効に働き、ホストが早めにフレームサイズを小さく切り詰めることが期待できる。

[ 初期値 ] on

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

144 14.ICMP の設定 14.2

IPv6 の設定

14.2.1 ICMP Echo Reply を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp echo-reply send send no ipv6 icmp echo-reply send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Echo Reply を送信するか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.2.2 ICMP Echo Reply をリンクダウン時に送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp echo-reply send-only-linkup send no ipv6 icmp echo-reply send-only-linkup [send] [ 設定値 ] send

on... リンクアップしている時だけ ICMP Echo Reply を返す

off... リンクの状態に関わらず ICMP Echo Reply を返す

[ 説明 ] リンクダウンしているインタフェースに付与された IP アドレスを終点 IP アドレスとする ICMP Echo を受信し

た時に、それに対して ICMP Echo Reply を返すかどうかを設定する。on に設定した時には、リンクアップして いる時だけ ICMP Echo を返すので、リンクの状態を ping で調べることができるようになる。 off に設定した場 合には、リンクの状態に関わらず ICMP Echo を返す。

[ 初期値 ] off

14.2.3 ICMP Parameter Problem を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp parameter-problem send send no ipv6 icmp parameter-problem send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Parameter Problem を送信するか否かを設定する。

[ 初期値 ] off

14.2.4 ICMP Redirect を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp redirect send send no ipv6 icmp redirect send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない [ 説明 ] ICMP Redirect を出すか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

14.2.5 ICMP Redirect 受信時の処理の設定

[ 書式 ] ipv6 icmp redirect receive action no ipv6 icmp redirect receive [action] [ 設定値 ] action

on... 処理する

off... 無視する

[ 説明 ] ICMP Redirect を受けた場合に処理するか無視するかを設定する。

[ 初期値 ] off

14.2.6 ICMP Time Exceeded を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp time-exceeded send send no ipv6 icmp time-exceeded send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Time Exceeded を出すか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.2.7 ICMP Destination Unreachable を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp unreachable send send no ipv6 icmp unreachable send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Destination Unreachable を出すか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.2.8 受信した ICMP のログを記録するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp log log no ipv6 icmp log[log] [ 設定値 ] log

on... 記録する

off... 記録しない

[ 説明 ] 受信した ICMP を DEBUG タイプのログに記録するか否かを設定する。

[ 初期値 ] off

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

146 14.ICMP の設定

14.2.9 ICMP Packet-Too-Big を送信するか否かの設定

[ 書式 ] ipv6 icmp packet-too-big send send no ipv6 icmp packet-too-big send [send] [ 設定値 ] send

on... 送信する

off... 送信しない

[ 説明 ] ICMP Packet-Too-Big を出すか否かを設定する。

[ 初期値 ] on

14.2.10 IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラーを送るか否か

[ 書式 ] ipv6 icmp error-decrypted-ipsec send switch no ipv6 icmp error-decrypted-ipsec send [switch]

[ 設定値 ] switch

on... IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラー を送る

off... IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラー を送らない

[ 説明 ] IPsec で復号したパケットに対して ICMP エラーを送るか否か設定する。

[ ノート ] ICMP エラーには復号したパケットの先頭部分が含まれるため、ICMP エラーが送信元に返送される時にも IPsec

で処理されないようになってい ると、本来 IPsec で保護したい通信が保護されずにネットワークに流れて しま う可能性がある。特に、フィルタ型ルーティングでプロトコルによって IPsec で処理するかどうか切替えている 場合には注意が必要となる。

ICMP エラーを送らないように設定すると、 traceroute に対して反応がなくなるなどの現象になる。

このコマンドが実装される以前の動作は、ノーマルパスでは off、ファストパスでは on であった。

このコマンドは、Rev.7.01.41 以降および Rev.8.01.16 以降、Rev.8.02 系ではすべてのリビジョンで実装さ れている。

[ 初期値 ] on

14.2.11 ステルス機能の設定

[ 書式 ] ipv6 stealth all

ipv6 stealth interface[interface...]

no ipv6 stealth[...]

[ 設定値 ] all...すべての論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う

interface...指定した論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う

[ 説明 ] このコマンドを設定すると、指定されたインタフェースから自分宛に来たパケットが原因で発生する ICMP およ

び TCP リセットを返さないようになる。

自分がサポートしていないプロトコルや IPv6 ヘッダ、あるいはオープンしていない TCP/UDP ポートに対して 指定されたインタフェースからパケットを受信した時に、通常であれば ICMP unreachable や TCP リセットを 返送する。しかし、このコマンドを設定しておくとそれを禁止することができ、ポートスキャナーなどによる攻 撃を受けた時にルーターの存在を隠すことができる。

[ ノート ] 指定されたインタフェースからの PING にも答えなくなるので注意が必要である。

自分宛ではないパケットが原因で発生する ICMP はこのコマンドでは制御できない。それらを送信しないように するには、ipv6 icmp *コマンド群を用いる必要がある。

[ 初期値 ] ステルス動作を行わない

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

[ 適用モデル ] RTX3000 RTX2000 RTX1500 RTX1100 RTX1000 RT300i RT250i RT107e

ドキュメント内 RTX/RTシリーズ コマンドリファレンス (ページ 140-148)