• 検索結果がありません。

ILCODT‑S泥分 多様度合成指標 合成指標 合成指標 合成指標

(%) (mg/g) (mg/g) (%) H ① ② ③ ④ H26/10/01 養浜区 0m 1.8 0.1 <0.01 0.6 0.00 ‑1.20 ‑1.25 ‑2.49 ‑2.51

(中海岸) 3m 1.8 0.3 <0.01 1.8 2.32 ‑2.02 ‑2.06 ‑2.46 ‑2.49 5m 3.2 0.8 <0.01 2 2.00 ‑1.89 ‑1.78 ‑2.44 ‑2.30 7m 3.8 3.9 <0.01 17 3.12 ‑1.94 ‑1.86 ‑2.04 ‑1.94 9m 3.1 2.4 0.01 12.9 3.98 ‑2.37 ‑2.31 ‑2.16 ‑2.10 11m 2.7 1.0 <0.01 12.1 3.46 ‑2.24 ‑2.19 ‑2.24 ‑2.17 15m 3.1 1.0 <0.01 10.4 3.53 ‑2.30 ‑2.20 ‑2.27 ‑2.15 対照区 0m 1.7 0.2 <0.01 0.8 0.00 ‑1.20 ‑1.25 ‑2.48 ‑2.52 (浜須賀) 3m 2.5 0.5 <0.01 1.4 1.92 ‑1.88 ‑1.84 ‑2.46 ‑2.41 5m 2.7 0.5 <0.01 2.2 1.75 ‑1.80 ‑1.75 ‑2.45 ‑2.36 7m 3.0 0.6 <0.01 3.2 2.24 ‑1.96 ‑1.87 ‑2.42 ‑2.31 9m 2.8 0.8 <0.01 4.9 2.37 ‑1.97 ‑1.91 ‑2.38 ‑2.30 11m 2.8 0.9 <0.01 5.6 2.83 ‑2.12 ‑2.06 ‑2.37 ‑2.29 15m 3.1 1.4 <0.01 6.4 3.68 ‑2.40 ‑2.32 ‑2.33 ‑2.23

H26/11/01 養浜区 0m ― ― ― ― ― ― ― ― ―

(中海岸) 3m 2.2 0.3 <0.01 1.9 1.58 ‑1.75 ‑1.75 ‑2.46 ‑2.43 5m 2.3 0.3 <0.01 2.4 2.25 ‑1.99 ‑1.97 ‑2.45 ‑2.41 7m 3.6 0.7 <0.01 4.4 3.24 ‑2.30 ‑2.14 ‑2.40 ‑2.20 9m 3.1 0.9 <0.01 11.3 3.25 ‑2.18 ‑2.09 ‑2.26 ‑2.14 11m 2.8 0.8 <0.01 14.3 3.67 ‑2.29 ‑2.22 ‑2.20 ‑2.12 15m 3.1 1.2 <0.01 13.6 2.96 ‑2.03 ‑1.94 ‑2.20 ‑2.09

対照区 0m ― ― ― ― ― ― ― ― ―

(浜須賀) 3m 2.4 0.6 <0.01 2.1 1.66 ‑1.77 ‑1.75 ‑2.44 ‑2.40 5m 2.5 0.4 <0.01 2.2 1.36 ‑1.66 ‑1.63 ‑2.45 ‑2.39 7m 2.6 0.5 <0.01 2.7 2.56 ‑2.09 ‑2.04 ‑2.44 ‑2.37 9m 2.9 0.6 <0.01 5.2 1.85 ‑1.79 ‑1.71 ‑2.39 ‑2.28 11m 3.5 1.3 0.02 10.4 3.96 ‑2.43 ‑2.29 ‑2.24 ‑2.08 15m 4.1 1.4 <0.01 8.6 3.17 ‑2.18 ‑1.99 ‑2.29 ‑2.06 H27/01/01 養浜区 0m 2.0 0.2 <0.01 2 0.00 ‑1.18 ‑1.20 ‑2.46 ‑2.46 (中海岸) 3m 2.2 0.3 <0.01 1.5 2.72 ‑2.17 ‑2.16 ‑2.47 ‑2.44 5m 2.2 0.3 <0.01 6.1 1.37 ‑1.60 ‑1.60 ‑2.38 ‑2.35 7m 3.2 1.1 0.02 28.3 2.95 ‑1.77 ‑1.66 ‑1.91 ‑1.78 9m 3.7 1.6 <0.01 16.6 1.79 ‑1.54 ‑1.41 ‑2.13 ‑1.96 11m 2.8 0.9 <0.01 16.8 3.62 ‑2.23 ‑2.16 ‑2.15 ‑2.07 15m 3.0 1.1 <0.01 15.9 3.69 ‑2.26 ‑2.18 ‑2.16 ‑2.06 対照区 0m 2.2 0.1 <0.01 1.6 0.00 ‑1.19 ‑1.18 ‑2.47 ‑2.44 (浜須賀) 3m 2.5 0.5 <0.01 2.4 2.37 ‑2.02 ‑1.99 ‑2.44 ‑2.39 5m 2.4 0.5 <0.01 2.3 1.00 ‑1.53 ‑1.51 ‑2.44 ‑2.40 7m 2.8 0.6 0.01 6.3 1.82 ‑1.75 ‑1.68 ‑2.35 ‑2.26 9m 2.9 0.7 <0.01 5.1 3.15 ‑2.26 ‑2.18 ‑2.38 ‑2.28 11m 3.4 2.4 <0.01 7.8 3.24 ‑2.19 ‑2.11 ‑2.27 ‑2.17 15m 3.1 1.1 0.01 11.4 3.65 ‑2.31 ‑2.22 ‑2.24 ‑2.13

年月 地点 水深

  図4‑17  底生生物相の類似度を示す樹形図(H26) 

 

   

  図4‑18  岩礁の植生および主な生物 

(上左:紅藻とワカメ、上右:マダコ、下左:ナマコ類、下右:アオウミウシ) 

   

表4−9  主要な底生生物の定点別出現個体数(H26、個体/0.1㎡の3回計) 

   [試験研究期間]  平成20年度〜 

[担当者]  相模湾試験場  相澤  康・山本章太郎・高村正造   

(イ)平塚・二宮海岸 

[目  的] 

  養浜事業の行われている二宮海岸及び平塚海岸について、周辺海岸への影響を検討するデー タを得るため、環境影響調査を行った。 

[方  法] 

二宮海岸及び平塚海岸に養浜区(St.2、St.5、St.6、S‑St.2、S‑St4)と対照区(St.1、S t.3、St.4、S‑St.1、S‑St3)を設けた(図4‑19)。St.1〜St.6の調査点の水深10mにお いてプランクトン調査、底生生物調査を実施した。S‑St.1〜S‑St6の調査点において砕波体帯 生物調査を実施した。プランクトン調査は、表層水を1リットル採水し分析した。底生生物調 査は、スミスマッキンタイヤー型採泥器(採泥面積0.05㎡)を用いて採泥し、生物相(マクロ ベントス)について分析した。砕波帯調査は、サーフネット(網長5m、袖網部目合い2㎜、袋 網部目合い1㎜)を使用した。調査は、平成26年11月12日から平成27年2月10日の間に4回実 施した。 

                           

  図4‑19  調査位置図 

[結  果] 

○ 底生生物調査 

マクロベントスの1㎡あたり種数を図4‑20に、個体数を図4‑21に示す。種数は11月の調査 で最も多く出現した場所はSt.2とSt.3の17種であった。最も少なかったのはSt.5の9種で あった。1月の調査では最も多く出現したのはSt.6の18種で、最も少なかったのはSt.4の11 種であった。 

マクロベントスの1㎡あたり個体数について、11月の調査で最も多く採捕されたのはSt.2 の650個体/㎡で、最も少なかったのはSt.1の180個体/㎡であった。1月の調査では最も多か ったのはSt.2の720個体/㎡で、最も少なかったのはSt.5の170個体/㎡であった。また、11月 と1月の調査では出現個体数に大きな変化は見られなかったが、11月に多かった地点では1月 も多く、11月に少なかった地点では1月も少ない傾向であった。 

 

   

           

図4‑20  マクロベントス種数  図4‑21  マクロベントス個体数 

St.6 St.5 St.4 St.3 St.2 St.1 St.1~St.6:水深10m調査地点

S-St.1~S-St.4:サーフネット調査地点

S-St.4

S-St.3

S-St.1 S-St.2

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

底生生物種類数(水深10m) H26.11.20

H27.1.13

0 100 200 300 400 500 600 700 800

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

底生生物個体数(水深10m) H26.11.20

H27.1.13

○プランクトン調査 

水深10m地点でのプランクトン調査の結果について、図4‑22に植物プランクトンの採捕個 体数構成比を示す。植物プランクトンについて、11月の調査では全地点で不等毛植物門(珪藻 類)が多くの比率を占めた。1月の調査では不等毛植物(珪藻類)の構成比が減少し、クリプ ト植物門、ハプト植物門および緑色植物門の構成比が全地点で増加した。一方、11月の調査で 見られた渦鞭毛植物門(渦鞭毛藻類)が1月の調査では見られなくなった。11月と1月の調査 から対照区‑養浜区間での明瞭な偏りは特に見られず、植物プランクトンの採捕割合は時期に よる変化が大きいものと考えられた。 

   

   

           

図4‑22  植物プランクトン採捕個体数構成比 

 

動物プランクトンの調査結果について、図4‑23に動物プランクトンの採捕個体数構成比を 示す。11月の調査では全ての地点で繊毛虫門(特にシオカメウズムシ目と繊毛虫門少毛目の一 種)の出現率が高く、全ての地点で90%以上を占めていた。1月の調査でも全ての地点で繊毛 虫門の割合が高かったが、11月の調査と比較すると節足動物(橈脚類)の比率が増加していた。

また、対照区‑養浜区間での明瞭な偏りは特に見られなかった。 

 

   

             

図4‑23  動物プランクトン採捕個体数構成比 

 

○砕波帯生物調査 

サーフネットによる砕波帯生物調査の採捕個体数と種数の結果を図4‑24に示す。時期ごと の比較について、11月と2月の調査を比較すると、11月の調査では4地点の総採捕個体数は63 2個体で12種であったが、2月の調査では197個体21種であった。2月の調査では11月と比べて 採捕個体数は約1/3になったが、採捕種類数は約2倍になった。地点ごとの比較では11月の調 査ではS‑St.1とS‑St.2の採捕個体数はS‑St.3とS‑St.4を大きく上回っており、S‑St.3とS

‑St.4ではほとんど水生生物は採捕されなかったが、2月の調査ではS‑St.3とS‑St.4で採捕 個体数、種類数ともに増加した。11月の調査で採捕された生物は刺胞動物門のハコクラゲモド キが最も多く採捕された。生物種数および個体数ともに多くの生物が採捕されたのはS‑St.1 およびS‑St.2であった。一方、2月の調査では11月に多く採捕されたハコクラゲモドキの採

0% 20% 40% 60% 80% 100%

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

H2611月植物プランクトン構成比 クリプト植物

渦鞭毛植物 不等毛植物 ハプト植物 緑色植物 不明鞭毛藻類

0% 20% 40% 60% 80% 100%

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

H271月植物プランクトン構成比 クリプト植物

不等毛植物 ハプト植物 緑色植物 不明鞭毛藻類

0% 20% 40% 60% 80% 100%

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

H2611月動物プランクトン構成比

繊毛虫 節足動物

0% 20% 40% 60% 80% 100%

St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6

H271月動物プランクトン構成比

繊毛虫 節足動物

捕数が大きく減少し、節足動物門アミ目の採捕数が増加した。また魚類ではアユやボラの稚魚 が採捕された。 

                   

図4‑24  サーフネット調査による採捕個体数と種数   

[試験研究期間]  平成24年度〜 

[担当者]相模湾試験場  高村正造・相澤康   

(ウ)国府津・前川海岸 

[目  的] 

小田原市国府津海岸及び前川海岸で実施されている養浜事業による漁場環境、水産資源等 への影響について調査した。 

[方  法] 

平成 25 年度養浜事業(平成 26 年3月〜7月)の実施後の平成 26 年 11 月 18 日に国府津地先 および前川地先の水深 20m、50mの海底、対照区として小八幡地先の水深 20m、50mの海底(図4

‑25、4‑26)においてスミスマッキンタイヤー採泥器(採泥面積 0.05 ㎡)を用いて採泥し、底質

(粒度組成、強熱減量、COD、全硫化物量)及び生物相(マクロベントス)について分析した。 

粒度組成、強熱減量、COD、全硫化物量は「JIS A1204」 ならびに「昭和 63 年9月3日付 け環水管第 127 号『底質調査方法』」に基づく方法で行った。 

また、海底の状況を確認するため水中カメラ(ROV)による調査を実施した。 

   

   

図4‑26  前川地先の調査点  図4‑25  国府津、小八幡地先の調査

点 

0 5 10 15 20

0 100 200 300 400 500 600

S-St.1 S-St.2 S-St.3 S-St.4

11月個体数 2月個体数 11月種数 2月種数

[結  果] 

○底質 

有機物の含有率を示す強熱減量については、和田丸下では 20mで 1.5%、50mで 3.8%、プー ル下では 20mで 2.1%、50mで 3.7%、前川地先では 20mで 1.1%、50mで 2.3%であり、各測点 ともに 50mでの値が 20m の値よりも高くなっていた。一方、対照区である小八幡地先では、20 mで 1.7%、50mで 3.0%であった。水深別に見ると 20m では国府津地先のプール下の値が他の 測点と比較して値が最も高く、前川地先の値が最も低くなっており、50m では和田丸下が最も 高く、前川地先の値が最も低くなっている。 

COD については和田丸下では 20mで 0.7 mg/g、50mで 6.3 mg/g、プール下では 20mで 1.8  mg/g、50mで 4.4 mg/g、前川地先では 20mで 0.7 mg/g、50mで 2.7 mg/g であり、各測点とも に 50mでの値が 20m の値よりも高くなっていた。一方、対照区である小八幡地先では、20mで 1.1 mg/g、50mで 3.0 mg/g であった。水深別では 20m では国府津地先のプール下の値が他の 測点と比較して値が最も高く、前川地先が最も低かった。50m では和田丸下が最も高く、前川 地先が最も低かった。 

硫化物については和田丸下では 20mで 0.02 mg/g、50mで 0.15 mg/g、プール下では 20mで 0.03 mg/g、50mで 0.25 mg/g、前川地先では 20mで 0.01 mg/g 未満、50mで 0.05 mg/g であ り、各測点ともに 50mでの値が 20m の値よりも高くなっていた。一方、対照区である小八幡地 先では、20mで 0.01 mg/g 未満、50mで 0.09 mg/g であった。水深別では 20m では国府津地先 のプール下の値が他の測点と比較して値が最も高く、前川地先と小八幡地先が最も低かった。

50m ではプール下が水産用水基準の 0.2mg/g を超えて最も高く、前川地先が最も低かった。(図 4‑ 27) 

粒度組成については粒径 0.075mm 以下のシルト・粘土分の比率が、和田丸下では 20mで 9.6%、

50mで 53.0%、プール下では 20mで 19.6%、50mで 63.3%、前川地先では 20mで 6.6%、50mで 25.6%であり、各測点ともに 50mでの値が 20m の値よりも高くなっていた。また、和田丸下、

プール下の 50mでの値が 50%を超えて高くなっていた。一方、対照区である小八幡では、20 mで 19.4%、50mで 33.2%であった。水深別では 20m では国府津地先のプール下と小八幡地先 の値が他の測点と比較して高く、前川地先が最も低かった。50m ではプール下が最も高く、次 いで和田丸下が高く、前川地先が最も低かった。 (図4‑28) 

○底生生物 

底生生物の種数、個体数は、和田丸下では 20m で 20 種 160 個体、50m で 36 種 105 個体、プ ール下では 20m で 27 種 92 個体、50m で 29 種 99 個体、前川地先では 20m で 16 種 29 個体、50m で 34 種 80 個体、が確認した。一方、対照区の小八幡地先では 20m で 36 種 257 個体、50m で 30 種 173 個体が確認した。 

多様度指数H'については、和田丸下では 20m で 3.1、50m で 4.3、プール下では 20m で 3.7、

50m で 4.1、前川地先では 20m で 3.6、50m で 4.5 であった。一方、対照区である小八幡では、

20mで 3.3、50mで 2.5 であった。 

汚染指標種は、プール下の水深 50mでシノブハネエラスピオが2個体、小八幡地先の水深 20m でチヨノハナガイが1個体出現した。 

             

   

         

                       

                           

○水中カメラ調査 

国府津海岸地先の海底の水深 15m〜42m の範囲において、自航式水中カメラにより海 底や生物の状況を確認した。

(図4‑29、4‑30 ) 

今回の調査では、グミやヤツシロガイは大量発生は確認できなかった。

 

               

水産用水基準(2012 版)  (底質)・COD は 20mg/g 以下 

・硫化物は 0.2mg/g 以下 

図4‑27  底質(強熱減量、COD、全硫化物)調査の結果 

図4‑28  底質(粒度組成)調査の結果 

図4‑29  水中カメラの映像(水深 29m)  図4‑30  水中カメラの映像(水深 40m)