図 1‒4 HiRDB/シングルサーバのシステム構成例(ユティリティ専用ユニットを設置する場合)
〔説明〕
• サーバマシン 2〜4 には,CMT や磁気テープなどの入出力装置がありません。サーバマシン 1 に入 出力装置があるので,サーバマシン 1 をユティリティ専用ユニットとします。
• CMT 又は磁気テープ中のソースデータをデータベースに格納する場合,サーバマシン 1(ユティリ ティ専用ユニット)の入出力装置を使用します。
1.2.2 HiRDB/パラレルサーバの構成
HiRDB/パラレルサーバは複数のユニット(複数のサーバ)で構成されます。HiRDB/パラレルサーバの構 成を次の図に示します。
1 概要
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図 1‒5 HiRDB/パラレルサーバの構成
〔説明〕
• この HiRDB/パラレルサーバは 3 台のサーバマシンで構成される例です。
• フロントエンドサーバを複数設置するマルチフロントエンドサーバにしています。
• バックエンドサーバは各サーバマシンに二つ設置しています。
(1) ユニット
HiRDB/パラレルサーバは次に示すサーバから構成されます。
• システムマネジャ
• フロントエンドサーバ
• ディクショナリサーバ
• バックエンドサーバ
(2) システムマネジャ(MGR)
システムマネジャとは HiRDB の開始及び終了処理を制御するサーバです。また,システム構成情報の管理 やサーバの障害の検出などもします。システムマネジャはシステムで一つ必要になります。
(3) フロントエンドサーバ(FES)
フロントエンドサーバとはデータベースへのアクセス方法を決定し,バックエンドサーバに実行内容を指示 するサーバです。また,SQL の解析処理,SQL の最適化処理,各バックエンドサーバへ処理の指示,検索 結果の編集処理などもしています。
フロントエンドサーバはシステムで一つ以上(最大 1,024 個)必要になります。複数のフロントエンドサー バを設置する形態をマルチフロントエンドサーバといいます。SQL 処理の CPU 負荷が高く,一つのフロ ントエンドサーバで処理しきれない場合にマルチフロントエンドサーバにします。マルチフロントエンド サーバにすると,フロントエンドサーバが稼働するマシンの処理負荷を分散できます。
(4) ディクショナリサーバ(DS)
ディクショナリサーバとはデータベースの定義情報であるデータディクショナリ(ディクショナリ表)を一 括管理するサーバです。ディクショナリサーバはシステムで一つ必要になります。
(5) バックエンドサーバ(BES)
バックエンドサーバとはデータベースを管理するサーバです。バックエンドサーバは,フロントエンドサー バからの実行指示に従って,データベースのアクセス,排他制御,演算処理などをします。また,検索結果 に対してソート,マージ及び結合処理もします。
バックエンドサーバはシステムで一つ以上(最大 16,382 個)必要になります。バックエンドサーバを複数 設定して,一つの表を複数のバックエンドサーバに分割して管理できます。
性能を向上させたい場合は,HiRDB/パラレルサーバ内に処理の負荷が高いソートやジョイン専用のバック エンドサーバ(データベースを管理しないバックエンドサーバ)を設定します。このようなバックエンド サーバをフロータブルサーバといいます。フロータブルサーバを次の図に示します。
図 1‒6 フロータブルサーバ
1.2.3 マルチ HiRDB の構成
一つのサーバマシンに複数の HiRDB サーバをインストールして,別々のシステムとして運用できます。こ のシステム形態をマルチ HiRDBといいます。例えば,次に示す運用の場合にマルチ HiRDB の導入を検討 してください。
• 本番用システムとテスト用システムを同じサーバマシンで運用
1 概要
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• 業務内容が異なるシステムを同じサーバマシンで運用
マルチ HiRDB では,HiRDB/シングルサーバと HiRDB/パラレルサーバの組み合わせを自由にできます。
HiRDB/シングルサーバでのマルチ HiRDB の構成を次の図に示します。
図 1‒7 HiRDB/シングルサーバでのマルチ HiRDB の構成
〔説明〕
HiRDB/シングルサーバのマルチ HiRDB です。HiRDB/シングルサーバ 1 を本番用システムとし,
HiRDB/シングルサーバ 2 をテスト用システムとしています。