• 検索結果がありません。

HiRDB システムの概要

ドキュメント内 HiRDB Version 9 解説 (ページ 38-41)

1.1  HiRDB の特長

1.1.1  HiRDB システムの概要

HiRDB はクライアント/サーバシステムのネットワーク環境で使用します。データベースを配置する サーバ側システムをHiRDB サーバ,UAP を開発及び実行するクライアント側システムをHiRDB クライア ントといいます。また,HiRDB サーバと HiRDB クライアントをまとめてHiRDB システムといいます。

HiRDB システムの構成を次の図に示します。

図 1‒1 HiRDB システムの構成

(1) HiRDB サーバ

HiRDB サーバには,HiRDB/シングルサーバとHiRDB/パラレルサーバがあります。システム形態又は業務 内容に合わせてどちらかを選択してください。HiRDB サーバの稼働プラットフォームは次のどれかにな

• HP-UX

• Solaris

• AIX

• Linux

• Windows XP

• Windows Server

• Windows Vista

• Windows 7

• Windows 8 (a) HiRDB/シングルサーバ

HiRDB/シングルサーバは 1 台のサーバマシンでデータベースシステムを構築するときに使用します。処 理性能が安定しており,運用も HiRDB/パラレルサーバに比べてシンプルであるため,小中規模のデータ ベースを構築するのに適したシステムです。

(b) HiRDB/パラレルサーバ

HiRDB/パラレルサーバを使用すると,複数のサーバマシンを一つのデータベースシステムとして構築で き,一つの表を複数のサーバマシンに分割して格納できます。検索処理を各サーバで並行して実行できるた め,処理性能を向上できます。また,大量データの追加又は更新や,データベースのバックアップも並列に 処理できるので,データベースが大規模化しても性能を維持できます。

マシン性能を十分に活用できる Shared Nothing 方式を採用しているので,データ量の増加に対しても サーバ台数を増やすことで安定した性能を維持できます。また,ソートやジョインなどの負荷の掛かる処理 は空いている別のサーバへ処理を代行させて,特定のサーバへの負荷が集中しないようにバランスの取れた 並列処理を実現しています。

(2) HiRDB クライアント

HiRDB クライアントにはHiRDB/Developer's KitとHiRDB/Run Timeがあります。HiRDB クライアン トの稼働プラットフォームは次のどれかになります。

• HP-UX

• Solaris

• AIX

• Linux

• Linux for AP8000

• VOS3

• Windows XP

• Windows Server

• Windows Vista

• Windows 7

• Windows 8

1 概要

3

(a) HiRDB/Developer's Kit

HiRDB/Developer's Kit は,UAP の開発(プリプロセス,コンパイル及びリンケージ)及び実行に必要 なプログラムです。UAP の開発言語には,C,C++,COBOL85,OOCOBOL,COBOL 2002,及び Java(SQLJ)を使用できます。

なお,HiRDB サーバには HiRDB/Developer's Kit の機能が含まれています。したがって,HiRDB サーバ で UAP を開発及び実行する場合は HiRDB/Developer's Kit は不要ですが,クライアント上で UAP を開 発及び実行する場合は必要になります。

ポイント

UAP を開発する HiRDB/Developer's Kit と,UAP を実行する HiRDB/Developer's Kit のプラットフォーム は同じにしてください。

(b) HiRDB/Run Time

HiRDB/Run Time は,作成した UAP を実行するだけのランタイムプログラムです。HiRDB/Run Time では,UAP の開発(プリプロセス,コンパイル及びリンケージ)はできません。UAP の実行だけができ ます。

(c) HiRDB クライアントから XDM/RD E2 への接続

HiRDB クライアントで XDM/RD E2 のデータベースにアクセスする UAP の開発及び実行ができます。

その UAP を使用して HiRDB クライアントから XDM/RD E2 のデータベースにアクセスできます。これ をXDM/RD E2 接続機能といいます。XDM/RD E2 接続機能の概要を次の図に示します。

図 1‒2 XDM/RD E2 接続機能の概要

〔説明〕

XDM/RD E2 接続機能を使用すると,HiRDB クライアント下で実行する UAP から XDM/RD E2 の データベースを直接アクセスできます。

PC 上の UAP で ODBC 関数などを使用すれば XDM/RD E2 にアクセスできますが,適用言語の制限 などがあります。XDM/RD E2 接続機能を使用すると,UAP 中に SQL を直接記述できるため,多様 な処理ができるようになり,UAP の開発効率も向上します。

XDM/RD E2 接続機能については,マニュアル「HiRDB Version 9 XDM/RD E2 接続機能」を参照 してください。

ドキュメント内 HiRDB Version 9 解説 (ページ 38-41)