Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンからアップグレードするには、バージョン
1.13 をインストールする前に、現在のバージョンをアンインストールする必要があります。
次に、これらの手順を実行する方法について説明します。データを保存しておくために、
既存の Folder Sync データベースを保持できます。
第 4 章 Folder Sync のインストールまたはアップグレード 31 Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンからのアップグレード
メモ: Folder Sync 1.13 には、64 ビット版のオペレーティングシステムが必要です。32 ビット版のオペレーティングシステムで実行される、Folder Sync 1.11 またはそれ以前の バージョンからアップグレードするには、サーバーのハードウェアを 64 ビット版オペレー ティングシステムに更新する必要があります。
続行する前に、新しい Folder Sync をインストールするサーバーが、すべての必要条件 を満たしていることを確認します。
p.14 の 「Folder Sync をインストールするサーバーの必要条件」 を参照してください。
Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンをアンインストールするには
1 [スタート]、[すべてのプログラム]、[ArchiveTools]、[ArchiveTools Management Console]の順にクリックします。
2 管理コンソールの左ウィンドウ枠で[Archive Accelerator]ノードを展開して、[Task List]フォルダをクリックします。
3 [Task List]ウィンドウで[Folder Sync]タスクを右クリックし、[Stop]を選択してタス クを終了します。
4 Folder Sync タスクの状態が[Stopped]に変更されるまで待機します。必要な場合
は、[Actions]ウィンドウ枠の[Refresh]をクリックして、表示を更新します。
5 ArchiveTools 管理コンソールを閉じます。
6 Windows の[サービス] MMC スナップインを開いて、[ArchiveTools Folder Sync]
サービスが実行を停止したことを確認します。
7 Folder Sync の .config ファイルに変更を加えた場合は、バックアップフォルダに
ファイルをコピーします。.config ファイルは、Folder Sync のインストールフォルダ (通常、C:¥Program Files¥ArchiveTools¥ArchiveTools Folder Sync) にあ ります。これらのファイルは、手順 9 で Folder Sync をアンインストールしたときに削 除されます。
8 [スタート]、[コントロール パネル]、[プログラム]、[プログラムと機能]の順にクリック します。
9 [プログラムのアンインストールと変更]で、[ArchiveTools Folder Sync]を右クリック して、[アンインストール]をクリックします。
メモ: Windows で ArchiveTools Folder Sync を完全には削除できなかった場合 は、サポート Web サイトで次の記事を参照してください。
http://www.veritas.com/docs/100014288
第 4 章 Folder Sync のインストールまたはアップグレード 32 Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンからのアップグレード
Folder Sync の新しいバージョンをインストールするには
1 サポート Web サイトの次の場所から、Folder Sync 1.13.3 の圧縮されたセットアッ プファイルをダウンロードします。
http://www.veritas.com/docs/100039727
2 新しい Folder Sync をインストールする 64 ビット版サーバーに、管理者としてログ オンします。
3 圧縮されたセットアップファイルの内容を抽出します。
4 抽出した Folder Sync 1.13.3 のセットアップ .msi ファイルを実行します。
5 ArchiveTools Folder Sync のセットアップウィザードが表示されたら、[Next]をクリッ クして、Folder Sync のインストールを続行します。
6 入力を求められたら、Folder Sync のインストール場所を指定します。表示されるデ フォルトの場所を使用することをお勧めします。[Next]をクリックして続行します。
7 [Enter Service Account and Password]ウィンドウで、Folder Sync サービスアカ ウントのログオンクレデンシャルを指定します。
■ Folder Sync アカウントのユーザー名を、Domain¥ServiceAccount の形式で 入力します。
■ Folder Sync サービスアカウントのパスワードを入力して、確認のためにパスワー
ドを再入力します。
8 [Install]をクリックして、インストールを続行します。
9 終了の準備ができたことがセットアップウィザードに表示されたら、[Launch Archive Tools Configuration]にチェックマークを付けたままにして、[Finish]をクリックしま す。
10 Archive Accelerator の設定ウィザードが起動して、ArchiveAccelerator 設定デー タベースで使用する SQL インスタンスの指定が求められます。
SQL Server インスタンスを次の形式で指定します。
SQL_computer_name¥SQL_instance
メモ: デフォルトの SQL インスタンスを使用するには、SQL_instance を省略して、
次のように指定します。
SQL_computer_name¥
第 4 章 Folder Sync のインストールまたはアップグレード 33 Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンからのアップグレード
11 Folder Sync データベースの設定ウィザードで、既存の ArchiveAccelerator デー タベースを使用するかどうかを尋ねられます。[Yes]をクリックして、既存の Folder Sync データベースを使用し、既存のデータを保持するように選択します。
メモ: 負荷の共有や冗長性のために、Folder Sync を後から追加のサーバーにイン ストールする場合は、Folder Sync の各インストールに、同じ SQL インスタンスを指 定します。Folder Sync のすべてのインストールが、同じ SQL サーバーデータベー スを共有する必要があります。
12 [次へ]をクリックします。Archive Accelerator の設定ウィザードに構成の設定が表 示されます。
13 [Next]をクリックして、設定を開始します。
設定が完了すると、Archive Accelerator の設定ウィザードで通知されます。
14 Folder Sync のアンインストール時に、変更した .config ファイルを保存した場合 は、新しい .config ファイルを編集して変更内容を元に戻せます。新しい .config ファイルは、Folder Sync 1.13 のインストールフォルダ (通常、C:¥Program Files¥ArchiveTools¥ArchiveTools Folder Sync) にあります。
メモ: 変更を加える前に、新しい .config ファイルのバックアップを保存します。
15 これで、インストールと初期設定が完了したので、オンプレミスの Exchange の同期 用に、新しい Folder Sync タスクの設定を指定する必要があります。
p.35 の 「Folder Sync タスクの設定の構成」 を参照してください。
第 4 章 Folder Sync のインストールまたはアップグレード 34 Folder Sync 1.11 またはそれ以前のバージョンからのアップグレード
Folder Sync タスクの設定
この章では以下の項目について説明しています。
■ Folder Sync タスクの設定の構成
■ Folder Sync タスクの再起動
Folder Sync タスクの設定の構成
Folder Sync の設定の一環として、Folder Sync タスクの設定を構成する必要がありま す。
メモ: Folder Sync をアップグレードする際、いくつかの Folder Sync タスクの設定値は 保持されます。これらの値がまだ適切かどうかを確認する必要があります。
Folder Sync 1.12 またはそれ以前からのアップグレードの場合は、一般的に、[Concurrent
Mailboxes]の値を、以前のデフォルト値の 30 から新しいデフォルト値の 50 に増やすの
が適切です。この新しいデフォルト値は、新しいバージョンで向上した処理効率を反映し ています。
Folder Sync タスクの設定を構成するには
1 Folder Sync サービスアカウントのクレデンシャルを使用して、Folder Sync サー
バーにログオンします。
2 [スタート]、[すべてのプログラム]、[ArchiveTools]、[ArchiveTools Management Console]の順にクリックします。
5
3 管理コンソールの左ウィンドウ枠で[Archive Accelerator]フォルダを展開して、[Task List]フォルダを選択します。
4 中央の[Task List]ウィンドウ枠で、[Folder Sync]フォルダを右クリックして
[Properties]を選択します。
メモ: Folder Sync の複数のインスタンスを別々のサーバーに設定した場合、[Task
List]ウィンドウ枠に、各サーバーの Folder Sync タスクが表示されます。必要なサー
バーのタスクを選択します。
第 5 章 Folder Sync タスクの設定 36 Folder Sync タスクの設定の構成
5 [Folder Sync Properties]ダイアログで、[Settings for computer_name]タブを選 択し、次の手順で説明するように必要な情報を入力します。
6 [Mailbox Settings]で、次のように必要な処理オプションを選択します。
第 5 章 Folder Sync タスクの設定 37 Folder Sync タスクの設定の構成
Folder Sync ユーザーが Personal.cloud で削除済みアイテム のフォルダを使用できるようにする場合は、このオプションを選択 します。
■ ここにチェックマークが付いている場合、Outlook で削除済 みアイテムフォルダに移動されたすべてのアイテムは、同期 後に Personal.cloud の削除済みアイテムフォルダに表示さ れます。
■ ここのチェックマークをはずすと、削除済みアイテムフォルダ は、Personal.cloud で他の同期されたフォルダと一緒には表 示されません。Outlook で削除済みアイテムフォルダに移動 されたアイテムは、同期後に、Personal.cloud 内の元のメー ルボックスフォルダに残ります。
Process Deleted Items folder
スケジュール設定された Folder Sync の同期で、同期の間に追 加されたすべての新しいメールボックスをターゲットにする場合 は、このオプションを選択します。新たに追加された各メールボッ クスについて、Folder Sync は、メールボックスのデータベース テーブルの[Selected]の値を[True]に設定します。
メモ: Folder Sync が最初のスケジュール設定された同期を実 行する前にこのオプションを選択した場合、Folder Sync は、既 存のすべての Office 365 メールボックスについても、[Selected]
の値を[True]に設定します。スケジュール設定された同期は、新 たに追加されたメールボックスに加えて、既存のすべてのメール ボックスもターゲットにします。
Folder Sync が最初のスケジュール設定された同期を実行した 後にこのオプションを選択した場合、Folder Sync は、既存のメー ルボックスの[Selected]の値を変更しません。新しく追加された メールボックスのみが自動的にターゲットになります。
メモ: Office 365 環境内のプロビジョニングされた Personal.cloud ユーザー用に十分な Folder Sync ライセンスがない限り、[Auto Select New Mailboxes]オプションは選択しないでください。
Auto Select New Mailboxes
Folder Sync が無効なメールボックスと同期しないようにする場 合に、このオプションを選択します。メールボックスが無効になる と、Folder Sync は今後の処理の対象からそのメールボックスを 選択解除します。
Deselect Disabled Mailboxes
Folder Sync の[All Mailboxes]リストに共有メールボックスを含 めるには、このオプションを選択します。これにより、Folder Sync で共有メールボックスを選択できるようになります。
Include Shared Mailboxes
同時に処理するメールボックスの数を選択します。ほとんどの設 定で、デフォルト値の 50 をお勧めします。
Concurrent Mailboxes
第 5 章 Folder Sync タスクの設定 38 Folder Sync タスクの設定の構成