0 2 4 6
0 2 4 6 8 1 0
F T 4
FT3/FT4
バ セ ド ウ 病
亜 急 性 甲 状 腺 炎 無 痛 性 甲 状 腺 炎
2 .8 1
T3
T4 , T4 , T4
血中
T3, T4
漏出 原因
?
T3 , T3 , T3 T4
血中
T3
,T4 TSH
受容体抗体TRAb
分泌
甲状腺上皮細胞 濾胞腔
バセドウ病 無痛性甲状腺炎
ホルモン 合成↑
濾胞の 破壊
甲状腺上皮細胞
T3/T4
比↑T3/T4
比↓血流↑ 働いているので活発に 血流↓ 働いていないので甲状腺は
甲状腺内の血流による鑑別
無痛性甲状腺炎 典型的な未治療バセドウ病
未治療バセドウ病でも血流の少ないものがあり、
20%
の症例では血流が見られない診療前に
TRAb
値が分かることの有用性①甲状腺中毒症患者を診たとき、
その場で鑑別診断ができる
•
甲状腺ホルモン高値の患者を診たとき、バセドウ病と無痛 性甲状腺炎の鑑別が非常に大事である。•
患者は、動悸、息切れ、倦怠感などの甲状腺機能亢進症状 があるので、早く治療を開始して欲しいが、両者の治療法 が異なるので、診断がつかないと治療を始めることが出来 ない。•
我々専門家でも、バセドウ病と無痛性甲状腺炎の鑑別は難 しく、悩むことが多いが、診察時にTRAb
値が分かればこの 鑑別ができる。診療前に
TRAb
値が分かることの有用性①甲状腺中毒症患者を診たとき、その場で鑑別診断ができる
E テスト「TOSOH」Ⅱ (TRAb) の有用性
今回の検討では、
• E
テスト「TOSOH」Ⅱの最小検出感度は、0.6 IU/L
•
健常人は、全例1.0 IU/L
未満•
バセドウ病の陰性とした症例は、1.2
であったので、全例陽性としてもおかしくないが、
•
実行感度1.8IU/l
にあわせて、1.8
未満を陰性としても、未治 療バセドウ病患者31
例中30
例が陽性(97.6%
)であった。0 3 6 12 18 24
メルカゾール
TRAb
FT4
診断をつける時
予後の予測
投薬中止の判断
再発かどうかの判断
治療開始後の月数
バセドウ病の抗甲状腺薬治療経過
TRAb
測定が治療方針を決定する4
つの場面におけるE
テスト「TOSOH」Ⅱ(TRAb)
の有用性バセドウ病の予後の予測
抗甲状腺薬で治療中のバセドウ病患者を見たとき
このまま薬を続けて寛解する可能性があるのかどうかを判断で きることは、治療方針を考える上で大変重要である。
抗甲状腺薬で寛解の可能性が低ければ、手術治療、アイソトー プ治療に、きりかえるかなどの説明が必要である。
この判断に
TRAb
が有用かどうかTRAb が予後予測に有用かどうかを調べる研究
【対象】
• 2005
年1
月から2006
年2
月までに受診した未治療のバセ ドウ病患者42
例【方法】
•
抗甲状腺薬治療を開始し、甲状腺機能が正常になれば、可能な限り早急に抗甲状腺薬を減量していき、ガイドライン の投薬中止の条件
*
に入れば、投薬を中止した。【結果】
•
治療開始後2
年以内にガイドラインの投薬中止の条件*
に 入った19
名と入らなかった20
名を比較した*バセドウ病薬物治療ガイドラインの「投薬中止の目安」
隔日1
T
の抗甲状腺薬で6
ヶ月間、甲状腺機能が正常であることを確かめた後に、投薬中止を検討する この条件で中止すると2年後の寛解率は70%0 10 20 30 40 50
区分1 区分3
区分1 4 2.08 27.49
区分3 3 8.16 43.25
遺伝的背景 喫煙量1日本数 甲状腺線種の大きさ
抗甲状腺薬開始後2
年以内に中止の基準に入ったもの 入らなかったもの
バセドウ病の予後の予測
開始前FT3
0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 30.00
入ったもの 入らなかったもの 抗甲状腺薬開始後
2
年以内に 中止の基準に 治療開始前FT3
開始前FT4
0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 14.00
入ったもの 入らなかったもの 抗甲状腺薬開始後
2
年以内に 中止の基準に 治療開始前FT4
治療開始
6
ヶ月後TRAb
入ったもの 入らなかったもの 抗甲状腺薬開始後