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KVM デバイス

デバイス情報

「Device Management」(設定)タブを開くと、サイドバーでは1台目にあるKVMスイッチが、また、メ ニューバーでは「デバイス情報」がそれぞれ選択された状態で画面が表示されます。

ブラウザ GUI

アプリケーション GUI

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一般

「デバイス情報」画面の「一般」セクションには、選択デバイスの名前、ファームウェアバージョン、

FPGA、およびネットワーク設定に関する情報がそれぞれ表示されます。

注意: アプリケーション GUI には、ブラウザ版と同じ情報が表示されます。リストの内容を確 認する場合は、スクロールバーを操作してください。

環境情報 (バーチャルメディア対応モデルのみ)

パネルの下部には、デバイスの環境に関する情報が表示されます。詳細は下表のとおりです。

項目 説明

電源検出 電源1、電源2のアイコンは、電源に電流が供給されていない場合は 灰色、また、電流が供給されている場合は青色でそれぞれ表示され ます。

この機能が有効になっている(項目にチェックが入っている)場合、片 方の電源にしか電流が供給されていないと、問題を通知するビープ 音が出力されます。

ローカルコンソールから操作している場合は、片方の電源しか使用し ていないことを確認するメッセージが表示されます。片方の電源を実 際に使用している場合は、以下の方法でビープ音を止めることがで きます。

1) チェックボックスからチェックを外すことで電源に関する警告を 無効にします。常にこの機能を無効にしたい場合は、この方法 でビープ音を無効にしてください。

2) ダイアログボックスでビープ音を有効または無効にするかを選 択することができます。一時的にこの機能を無効にしたい場合 は、こちらの方法でビープ音を無効にしてください。この方法で 無効にした場合、次にシステムリセットを行った場合に警告機能 が再度有効になります。

デフォルトの設定では、この機能は有効になっています。

(表は次のページに続きます)

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項目 説明

ファンエラーメッセージ ファンに関する警告メッセージを有効にする場合は、この項目にチェ ックを入れてください。この機能が有効になっていると、ファンが回転 しなくなった時に、システムログにイベントが記録されます。この機能 が無効になっている場合、イベントは記録されません。

注意:ファンは温度がしきい値を下回った場合にも停止しますので、

警告が出たとしても、ファンで必ずしもエラーが発生している訳では ありません。

デフォルトの設定では、この機能は有効になっています。

ファンスピード ファンの速度が表示されます。詳細は p.346「ファンの位置と速度」を ご参照ください。

温度警告メッセージ 温度警告メッセージを有効にする場合は、この項目にチェックを入れ てください。この機能が有効になっていると、デバイスの温度が最低 しきい値を下回った場合、または、最高しきい値を上回った場合に、

イベントがシステムログに記録されます。この機能が無効になってい る場合、イベントは記録されません。

デフォルトの設定では、この機能は有効になっています。

温度 KVM スイッチ内蔵のセンサーで感知した温度が摂氏、華氏の両方 の単位で表示されます。詳細は p.346「ファンの位置と速度」をご参 照ください。

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操作モード

この画面では、下記のパラメーターを設定します。

◆ 「グレースケール表示する」の項目を有効にすると、KVM スイッチに接続されている全デバイ スのリモート画面がモノクロで表示されます。これによって、低帯域のネットワーク環境でも I/O 転送速度を上げることができます。

◆ 「デバイス一覧を有効にする」の項目を有効にすると、Windowsクライアントや(p.67参照)Javaク ライアント(p.71参照)の各アプリケーションを使っている時に、このKVMスイッチがサーバーリ ストに表示されるようになります。このオプションが無効になっていると、KVMスイッチには接続 はできるものの、KVMスイッチにつけられた名前はサーバーリストには表示されません。

◆ 「アダプターIDを有効にする」の項目を有効にする(デフォルト)と、KVMスイッチの本体に各ポ ートのコンピューターモジュールに関する情報が格納されますので、コンピューターモジュー ルを別のポートに接続した場合でも、そのコンピューターモジュールのポートプロパティに関 する情報が新しい接続ポートでも有効になります(p.56参照)。

◆ 「ローカルコンソールカスケードを有効にする」の項目を有効にすると、KM0532やKM0932の子 機ステーションとしてカスケード接続できるようになります。KVMスイッチをこの方法でカスケー ド接続し、KM0532やKM0932経由でアクセスすると、認証や権限設定はKM0532やKM0932 で行われます。

注意: KM0532やKM0932にカスケードされた KVMスイッチには、ブラウザやアプリ

ケーションを使って直接アクセスすることもできます。この場合、認証や権限設 定は、各デバイスのユーザー管理データベースを使って行われます。

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◆ 「Enable First Logon Transfer」を有効にすると、バスの最初のユーザーだけがポートを切り替 えることができます。それ以外のユーザーはアクセスしたいポートにすでに接続されたバスが ない限り、または利用可能なフリーバスがない限り、ポートを切り替えることができません(ユー ザーとバスに関する詳細は、p.256 「ユーザーとバス」を参照してください)。

◆ 「キーボード/マウスのブロードキャスト」の項目を設定する場合は、隣にあるリストから設定内容 を選択してください。

 キーボードのブロードキャスト機能を有効にすると、サイドバーに表示されているサーバ ーすべてに対してキー操作の信号が送られます。

 マウスのブロードキャスト機能を有効にすると、サイドバーに表示されているサーバーす べてに対してマウス操作の信号が送られます。

注意: 1. 本製品からカスケード接続されている KVM スイッチでは、一度に一つ のポートでしかキーボード/マウスのブロードキャスト機能を使用するこ とができません。

2. マウスのブロードキャスト機能を使う場合は、全サーバーで同じ OS が 稼働しており、モニターがすべて同じ解像度に設定されており、画面が すべて同じレイアウトになっていなければなりません。

◆ 「コンソールキーボード言語」の項目では、ローカルコンソールで使うキーボードのキーボードマ ッピングを設定します。隣にあるリストから設定内容を選択してください。

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