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DOCSIS システムでの IPv6 導入手順

ドキュメント内 JLabs DOC (ページ 36-39)

で規定されている以下のフィルタリングの方法がある。

① IP Filtering ( docsDevFilterEntry )

② Subscriber Management Filter ( CM Config File : TLV37 )

③ Upstream Drop Classifier (CM Config File : TLV60)

IP フィルタリングはIPv4のみに適用できる方法であるため、dual-stackには利用でき ない。よって dual-stack においては個別の加入者に対して特定のフィルタリングをは Subscriber Management FilterまたはUDCとなる。

(9) Protocol Throttling

IPv6通信において不必要なDHCPv6とNeighbor Discoveryパケットを制限することが CMTSの安定運用のために必要でありCMTSではProtocol Throttlingの利用を推奨する。

5.6 DOCSIS システムでの IPv6 導入手順

定にIPv6を追加する。この作業はサービス中断を伴わず実行できるが、実施に当たっては 予備機等で手順を検証し、サービスへの影響を確認しておくことが望ましい。

(3) DHCPv6 サーバの準備

DOCSIS2.0ではCM/CPEへのIPv4 アドレスの割り当てに、DHCPv4サーバが用いら れていた。DOCSIS3.0ではCM/CPEへのIPv6 アドレス割り当てには、DHCPv6サーバ が用いられ、stateful DHCPv6が必要である。

ネットワーク上にDHCPv6サーバを準備する場合、次の2つの選択肢がある。

 既存のDHCPv4サーバをDHCPv6に対応にバージョンアップする。

商用かつDOCSIS向けに市販されているDHCPサーバの中には特定バージョン以降

で DHCPv6 をサポートするものがあり、バージョンアップすることで DHCPv4 と

DHCPv6の両方が利用可能となる。

 DHCPv4サーバとは別にDHCPv6サーバを用意する。

DHCPv4とDHCPv6は互換性のない独立したプロトコルであり、CMTS上でDHCP

ヘルパーもしくはDHCPリレー先を各々個別に設定する。そのため、DHCPv4サーバ

とDHCPv6サーバは同一ホストであっても別ホストであっても差し支えないため、既

存のDHCPv4サーバとは別にDHCPv6サーバを設置してもよい。

いずれの方法でも問題はないが、サーバと各端末の接続性はIPv4、IPv6それぞれで確保 する必要がある。また、DHCPサーバ以外にもFirewallなどを設置している場合にはそれ らも更新することが必要となる。

図5-6 DHCPサーバを準備

(4) CM プロビジョニンング方法の変更

※2010年6月時点の実装状況にて記述

(a) DOCSIS3.0、2.0+IPv6CMに使用する管理用IPアドレスをIPv4のまま維持する。

(b) DOCSIS3.0、2.0+IPv6CMに管理用IPアドレスとしてIPv6を割り当てる。

またはdual-stackとする。

 CMはIPv4アドレスのまま運用する場合、

上記(a)の方法を選択する場合、CMTS の MDF を有効化することにより Multicast のサポート範囲が拡張されるだけでなく CPE プロビジョニングに必要な IPv6 Multicastが透過される。

 CMにIPv6アドレスを割り当てる。

上記(b)の方法を選択する場合、CMTS の MDF を有効化することにより Multicast のサポート範囲が拡張されるだけでなく CPE プロビジョニングに必要な IPv6 Multicastが透過される。次に以下の手順でCMにIPv6アドレスを割り当てる。

① CMTSにおいてCMを収容するインタフェイスにCM用のIPv6アドレスを設定す る。そして、stateful DHCPv6が有効となるようRAを設定し、CMのプロビジ ョニング方法をIPv6-only、APM、DPMのいずれかに設定する。

② DHCPサーバにおいて、対象となるCMにIPv6アドレスが割り当てられるよう設 定する。すなわちDHCPv6サーバに登録する。

③ CMを再起動する

(5) dual-stack サービス用の CM Config File の準備

一般的にはサービス分類上の都合もしくはCM側の都合により全加入者一律にIPv6を許 可せず、特定加入者およびCMに対してIPv6を許可することとなる。ここでは、上述した CM Config FileのLLC Filterを用いてIPv6通信の許可・不許可を設定する。Dual-stack を提供するCMに対してはIPv6がLLC Filter設定で通過するCM Config Fileを準備する。

またサービス個別のフィルタリングを設定する場合は、CM Config FileにIPv6用フィルタ リング設定も追加する。

(6) 段階的な適用

dual-stackを提供する加入者に関して上項で作成したCM Config Fileをプロビジョニン グでCMに適用し、CMを再起動することでこの設定を反映させる。

6 章 FTTH ネットワークの IPv6 対応

ドキュメント内 JLabs DOC (ページ 36-39)