Cisco TSPは、自動更新機能をサポートしているので、最新のクライアントがクライアント マシ
ンに自動的にダウンロードされ、インストールされます。Cisco Unified Communications Manager が後継バージョンにアップグレードされ、Cisco TSPクライアントの[自動アップグレード
(Auto-Upgrade)]オプションが[確認(Ask)]または[常に(Always)]に設定されていると、最
新のCisco TSPクライアントがコンピュータに自動的にダウンロードされます。[確認(Ask)]が
設定されている場合、ユーザにはクライアントのアップグレードを求めるプロンプトが表示され
ます。[常に(Always)]が設定されている場合、クライアントは自動的にアップグレードします。
Cisco Unified TAPI のインストール
Cisco Unified TSP アップグレードの自動更新
自動アップグレード機能を使用するには、ログイン ユーザにアプリケーションをインストールす るためのローカル管理権限が必要です。
自動更新時の動作
アプリケーションがlineInitializeExを発行した場合のCisco TSP初期化の一環として、Cisco TSP は、CTIManagerを実行しているCisco Unified CMサーバが提供する現在のTSPクライアント バー ジョン情報を問い合わせます。Cisco TSPは、インストールされたCisco TSPバージョンと、サー バで使用可能なクライアント バージョンを比較します。新しいバージョンが提供されているとき に、自動アップグレードが有効であると、Cisco TSPは自動更新プロセスを開始します。Cisco TSP の自動アップグレード時の動作は、次のようにプラットフォームによって異なります。
アップグレード可能なバージョンが提供されていることが検出されると、Cisco TSPからアプリ ケーションに0回線が報告され、プロバイダー リストからCisco TSPプロバイダーが削除されま す。再接続時に新しいバージョンのTSPクライアントが検知されると、実行中のアプリケーショ ンは、すでに初期化されたOutOfServiceステートのすべての回線に関してLINE_REMOVEを受信 します。その後、何もメッセージが表示されずに、Cisco TSPがCisco Unified CMからダウンロー ドされた新しいバージョンにアップグレードされ、プロバイダー リストにCisco TSPプロバイダー が再び追加されます。実行中のすべてのアプリケーションは、LINE_CREATEメッセージを受信 します。
Windows XPは、複数ユーザのログイン セッションを(高速ユーザ切り替えの一部として)サポー
トしていますが、自動アップグレードは最初にログインしたユーザに対してだけサポートされま す。アクティブなユーザ セッションが複数ある場合は、最初にログインしたユーザに対してだけ
Cisco TSPによる自動アップグレード機能がサポートされます。
クライアント コンピュータに複数のCisco TSPがインストールされている場合、自動アップグ レードを設定できるのは最初のCisco TSPインスタンスだけです。バージョンが一致していな い場合は、すべてのCisco TSPクライアントが共通のバージョンにアップグレードされます。
自動アップグレードのオプションは、[コントロール パネル(Control Panel)]から[電話とモ デムのオプション(Phone & Modem Options)] > [詳細設定(Advanced)] > [CiscoTSP001]の [一般(General)]ウィンドウに表示されます。
(注)
Cisco TSPクライアント プラグインの場所は、Cisco Unified CMサーバとは別のマシンに変更でき
ます(必要な場合)。デフォルトの場所は//<Cisco Unified CM Server IP address or hostname>//ccmpluginsserverです。
何らかの理由により、リストに含まれているプラットフォームでサイレント アップグレードが失 敗した場合、自動アップグレード プロセスのループを避けるため、古いCisco TSPプロバイダー はプロバイダー リストに再び登録されません。その場合は、必ず更新オプションをクリアして、
古いプロバイダーをプロバイダー リストに手動で追加してください。Cisco TSPを手動で更新す るか、自動アップグレード中に発生した問題を解決してからCisco TSPクライアントを再び初期 化して自動アップグレード プロセスを再起動してください。
Cisco Unified TAPI のインストール Cisco Unified TSP アップグレードの自動更新
TSPAutoinstall.exeを実行するには、テレフォニー サービスのログイン オプションがローカル システム アカウントに設定されていて、[デスクトップとの対話サービスを許可(Allow Service
to interact with Desktop)]が選択されている必要があります。ログイン オプションがローカル
システム アカウントに設定されていない場合や、ログイン オプションがローカル システム ア カウントに設定されていても[デスクトップとの対話サービスを許可(Allow Service to interact
with Desktop)]が無効になっている(選択されていない)場合、Cisco TSPは自動インストー
ルのUIウィンドウを表示できず、操作に失敗します。
(注)
8.5(1)リリースでは、TSPAutoInstall.exeが単独のバックグラウンド プロセスとして実行される
ので、上記のサービスは有効になりません。Cisco TSPのインストール、アップグレード、ま たは再インストールの後は、ユーザ アカウント制御を無効にしてからリブートする必要があ ります。
(注)
テレフォニーサービスのログインオプションが次のように設定されていることを確認してくださ い。
1 ローカル システム アカウントでログインします。
2 [デスクトップとの対話サービスを許可(Allow Service to interact with Desktop)]チェックボッ クスをオンにします。
これらのテレフォニー サービス設定を変更した場合は、手動でサービスを再起動して、変更を有 効にする必要があります。Microsoftリモート接続マネージャ サービスが有効である場合は、PC をリブートして変更を有効にします。
Windows アップグレードでの Cisco TSP の動作
Windowsを上位バージョンにアップグレードする場合(たとえばWindows 8からWindows 10へ
のアップグレードなど)は、Cisco TSPを再インストールして、CiscoTSP設定に存在するすべて の以前のデータ インスタンスを保持する必要があります。
次の手順を実行して、Cisco Unified TSPを再インストールします。
Cisco Unified TSPを再インストール, (40ページ)
Cisco Unified TAPI のインストール
Windows アップグレードでの Cisco TSP の動作