第6章 他製品との連携
6.2 Charset-辞書オプションとの連携
◆Interstage Studioとは
Interstage Studioは、従来のWebアプリケーション開発から最新のWebサービス開発までの幅広いアプリケーション開発に対応した、コ ンポーネント指向のJava統合開発環境です。GUIベースのインタラクティブな開発環境により、初心者でもわかりやすい作業環境を提 供するとともに、各種アプリケーションを効率的に開発するための各種機能を提供しています。
6.1.4.1 外字入力タグの利用方法
Webアプリケーションの業務画面に外字やベンダ固有文字の入力・表示を行うフィールドを定義するには、外字入力タグ (uji:fieldEJString タグ)をJSPに記述します。
外字入力タグの利用方法について詳しくは、Interstage Application ServerまたはInterstage Business Application Serverオンラインマ ニュアル「Apcoordinatorユーザーズガイド」内の「第3部 Webアプリケーションの開発」にある「UJIタグを使ったプログラミング」を参照し てください。
6.1.4.2 Webアプリケーションの運用
作成したWebアプリケーションを実行するためには、通常のWebアプリケーション同様にWARファイルを作成し、アプリケーションサー バに対して配備を行ってください。
WARファイルの作成方法について詳しくは、「Interstage Studio プログラマーズガイド」の「Webアプリケーションを開発する」を参照して ください。
アプリケーションサーバへのWARファイルの配備は、Interstage Application ServerのInterstage管理コンソールを使用して行います。配 備方法について詳しくは、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
注意
Webアプリケーションの配備時には、Interstage管理コンソールの環境設定で、「コンテキストの共有」に「する」を指定する必要がありま す。
データ数について、Charset-Web入力が標準で搭載している住所・氏名のデータ数と比較すると、次のようになります。
データ種別 Charset-辞書オプション Charset-Web入力標準 住所データ 約 457,000件 約 3,300 件
氏名データ 約 440,000件 (*1) 約 24,100 件
*1 難読苗字検索ライブラリを同時に使用した場合
その他、各製品について詳しくは、製品に添付されている説明書を参照してください。
◆連携してできること
Charset-辞書オプションをCharset-Web入力と連携して使用することで、次のことが可能になります。
かな漢字変換時に、住所や氏名の入力効率を大幅に向上させる
変換種別として、「KUIN住所」「KUIN氏名」を指定すると、かな漢字変換時に、Charset-辞書オプションから作成した運用辞書を利 用できます。住所や氏名の入力欄で使用することで、入力効率が向上します。変換種別と、必要なCharset-辞書オプションとの対 応は次のとおりです。
変換種別 必要なCharset-辞書オプション
KUIN住所 Charset-住所辞書オプション
KUIN氏名 Charset-氏名辞書オプション
難読苗字検索ライブラリ(あわせて使用可能) JSVR-WebサービスのKUIN氏名辞書検索機能/KUIN住所辞書検索機能を利用できる
KUIN氏名辞書検索機能では、氏名を表す単語に特化した辞書検索が可能です。また、KUIN住所辞書検索機能では、検索結 果として郵便番号を得ることが可能です。
定期的なデータの更新サービスによって最新の住所データを使用する
Charset-住所辞書オプションのデータ更新サービスを利用することが可能です。
6.2.2 連携時の注意事項
・ Charset-辞書オプションを導入し、運用辞書を生成すると、資源管理サーバ、部門サーバともに、ハードディスク容量を消費しま
す。消費量のめやすを次に示します。
導入するライブラリ 新たに消費する容量
Charset-住所辞書オプション 資源管理サーバ:約 900 Mバイト
部門サーバ :約 600 Mバイト
Charset-氏名辞書オプション 資源管理サーバ:約 490 Mバイト
部門サーバ :約 100 Mバイト Charset-氏名辞書オプション
+難読苗字検索ライブラリ
資源管理サーバ:約 500 Mバイト 部門サーバ :約 100 Mバイト
・ Charset-辞書オプションを導入すると、資源管理サーバで運用辞書を生成する際の処理時間が長くかかるようになります。処理時
間のめやすは次のとおりです。
条件
CPU:インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサー 2.0GHz
メモリ:512MB
外字/単語の数:インストール直後の状態
運用KUIN住所辞書/運用KUIN氏名辞書を含めたすべての運用辞書を生成 処理時間:約4分
[参考] 運用KUIN住所辞書/運用KUIN氏名辞書以外のすべての運用辞書を生成 処理時間:約20秒
・ Charset-辞書オプションを導入すると、資源管理サーバから部門サーバへ配付するデータ量が増えるため、それに伴ってネットワー
クへの負荷も大きくなります。
・ Charset-辞書オプションを導入すると、部門サーバでシステムに反映するデータ量が増えるため、反映処理の時間が長くかかるよ
うになります。処理時間のめやすは次のとおりです。
条件
CPU:インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサー 2.0GHz メモリ:512MB
外字/単語の数:インストール直後の状態
運用KUIN住所辞書/運用KUIN氏名辞書を含めたすべての運用辞書を生成 処理時間:約13~17分
[参考] 運用KUIN住所辞書/運用KUIN氏名辞書以外のすべての運用辞書を生成 処理時間:約30秒
・ Charset-辞書オプションの導入は、Charset-Web入力の運用を開始した後でも可能です。
・ Charset-辞書オプションには、辞書のコード系として「シフトJIS」「Unicode-JEF」の2種類があります。Charset-Web入力の運用文字
コードに従って、次の辞書が必要となります。
運用文字コードがJEFまたはUnicode-JEFの場合
「シフトJIS」または「Unicode-JEF」のコード系の辞書 運用文字コードが上記以外の場合
「シフトJIS」のコード系の辞書
6.2.3 連携の方法
Charset-Web入力とCharset-辞書オプションとの連携の構成を次に示します。
このように、資源管理サーバへ、Charset-辞書オプションのうち必要なものを導入することで、Charset-Web入力と連携して使用できるよ うになります。
導入は、Charset-Web入力の運用を開始した後からでも可能です。
参考
Charset-Web入力でCharset-辞書オプションのデータを使用するためには、各Charset-辞書オプションから次の運用辞書を生成し、部
門サーバへ配付する必要があります。この作業は、資源管理サーバの日本語資源管理で行います。
運用辞書 必要なCharset-辞書オプション
運用KUIN住所辞書 Charset-住所辞書オプション 運用KUIN氏名辞書 Charset-氏名辞書オプション
難読苗字検索ライブラリ(あわせて使用可能)
日本語資源管理で配付を行う方法については、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第6章を参照してくださ い。
Charset-辞書オプションの導入については、「導入ガイド」の第5章および各製品の説明書を参照してください。