CRPS( 複合性局所疼痛症候群 )
急性期:3か月以内
患部の疼痛、腫脹、多汗。関節拘縮は可逆性 亜急性期:9か月以内
疼痛増強(極期)、腫脹硬性化、拘縮は非可逆性、
皮膚乾燥、皮膚萎縮、骨萎縮増悪 慢性期:
治療抵抗性、疼痛残存、拘縮の完成、腫脹消退、
皮膚萎縮著明、骨萎縮著明
CRPS( 複合性局所疼痛症候群 ) 治療
薬物治療
○ノイロトロピン、ステロイド、
カルシトニン(ペプチドホルモン:骨萎縮に対して)、
漢方
○交感神経ブロック
○抗うつ薬
○弱オピオイド など 理学療法など
○早期運動療法 交代浴
○精神面のサポートが大切
(疼痛への共感、治療への協力姿勢)
○疼痛の状況に合わせて運動療法を無理なく根気よく
関節の外傷
捻挫・脱臼
関節の外傷
外力により関節が非生理的な運動を強制されて
発症する、関節支持組織である靭帯・関節包の損傷 捻挫:関節面の適合性に変化がないもの
関節安定性に重要な影響があるものは
「靭帯損傷」として別格扱い
脱臼:関節包裂損部から関節を構成する 骨の一部が関節包外に逸脱したもの
亜脱臼:脱臼のうち関節面の一部が接触しているもの
(臨床的に脱臼と亜脱臼に差はない)
捻挫 治療
不安定性なし:湿布 + 包帯などで固定
不安定性あり: 2 ~ 4 週ギプス固定またはテーピング 異常動揺性のある場合
= 靭帯断裂:手術による修復または再建
捻挫 症状
○疼痛
○機能障害(脱臼よりは遥かに軽度)
○腫張
○関節不安定性・動揺性 好発部位
足関節(とくに内反強制による外側靭帯)
脱臼の分類
○程度による分類 完全脱臼
亜脱臼
○方向による分類
前方、後方、側方、内方など
※関節を構成する骨のうち
「末梢側の骨が転位している方向」で表現
( ただし脊椎は骨盤からみて前後を決定 )
脱臼の方向で多いのは?
肩関節
肘関節
股関節
膝蓋骨
膝関節
肩関節 肘関節 股関節 膝蓋骨 膝関節
*: 関節末梢側の骨がどちらに転位しているかで決まる
前方(とくに烏口下脱臼)
後方 後方
外方脱臼 前方
脱臼の方向 * で多いのは?
BGU
肩関節は前方脱臼が多い
(とくに烏口下脱臼が多い)
反復性脱臼は肩関節に多い
肘関節は後方脱臼が多い
股関節は後方脱臼が多い
大腿骨頭壊死の原因になる
股関節は後方脱臼が多い
大腿骨頭壊死の原因になる
股関節は後方脱臼が多い
大腿骨頭壊死の原因になる
膝蓋骨は外側脱臼が多い
ときに反復性脱臼になる
膝関節は前方脱臼が多い
膝窩動脈閉塞・損傷を伴う
脱臼骨折
脱臼 + 脱臼した関節を構成する骨の骨折
股関節後方脱臼 + 寛骨臼蓋縁骨折が多い
脱臼 症状
○疼痛
○腫張
○著しい機能障害(運動制限)
○異常肢位、変形
○ばね様固定(異常肢位をとったまま動かせない)
異常肢位
脱臼 治療
速やかな整復が必要
①そのまま徒手整復(小関節)
②全身麻酔下徒手整復(①が不能の場合)
③観血的整復(①、②が不能の場合)
↓
3 週間程度の固定、安静
脱臼の合併症
○反復性脱臼:肩関節 > 膝蓋骨
○骨壊死:股関節(主に後方脱臼)
○神経血管損傷(主に膝関節:膝窩動脈)
大腿骨頭壊死(二次性)をきたす
疾患・外傷は?
大腿骨頭壊死(二次性)をきたす疾患・外傷
肝硬変
アルコール多飲(アルコール性骨頭壊死)
潜函病
ゴーシュ病 鎌状赤血球症 DM
ステロイドパルス療法(ステロイド性骨頭壊死)
成人の大腿骨頸部内側骨折 小児の大腿骨頸部外側骨折 股関節脱臼(後方)
隣接関節の脱臼を伴う骨折(有名なもの)
Monteggia 骨折:
尺骨骨折 + 橈骨頭脱臼
Galeazzi 骨折:
橈骨骨折 + 遠位橈尺関節(=尺骨頭)脱臼
混同しやすいので試験に出しやすい
Monteggia 骨折:
尺骨骨折 + 橈骨頭脱臼
Galeazzi 骨折:
橈骨骨折 + 遠位橈尺関節(=尺骨頭)脱臼
ドキュメント内
PowerPoint プレゼンテーション
(ページ 146-173)