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CONFIGURE... CLEARを使用すると、任意の設定をデフォルト値に戻すことができます。次 に例を示します。

RMAN> CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION CLEAR;

RMAN> CONFIGURE RETENTION POLICY CLEAR;

RMAN> CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT FOR DEVICE TYPE DISK CLEAR;

バックアップ用のデフォルト・デバイス・タイプの構成 バックアップ用のデフォルト・デバイス・タイプの構成 バックアップ用のデフォルト・デバイス・タイプの構成 バックアップ用のデフォルト・デバイス・タイプの構成

デフォルトでは、Recovery Managerはディスク上のオペレーティング・システム固有のディレ クトリにバックアップをすべて送信します。テープなどのメディアにバックアップするように

Recovery Managerを構成することもできます。

メディア管理ベンダーのマニュアルの指示に従って、sbt(テープまたはメディア管理)デバ イスを構成してから、メディア・マネージャをデフォルトのデバイスに設定できます。

CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt;

デフォルト・デバイス・タイプを構成すると、バックアップ先のデバイス・タイプを指定せず にBACKUPコマンドを実行して作成されたバックアップは、デフォルト・デバイス・タイプに 構成されます。たとえば、次のコマンドを実行すると、テープに一連のバックアップが生成さ れます。

CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt;

BACKUP DATABASE;

BACKUP DATAFILE 3;

BACKUP DATABASE PLUS ARCHIVELOG;

参照 参照 参照

参照: SHOW構文の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカ

バリ・リファレンス』を参照してください。

Recovery Managerバックアップ用のデータベースの設定

ディスクをバックアップ用のデフォルト・デバイスとして構成するには、CONFIGURE... CLEAR を使用してデフォルト設定をリストアするか、または次のように明示的にデフォルト・デバイ スを構成します。

CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO DISK;

ディスク・バックアップ用のデフォルト・バックアップ・タイプの構成 ディスク・バックアップ用のデフォルト・バックアップ・タイプの構成 ディスク・バックアップ用のデフォルト・バックアップ・タイプの構成 ディスク・バックアップ用のデフォルト・バックアップ・タイプの構成

次のいずれかのコマンドを使用して、バックアップ・セットまたはイメージ・コピーをデフォ ルトとして構成できます。

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE DISK BACKUP TYPE TO COPY; # image copies RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE DISK BACKUP TYPE TO BACKUPSET; # uncompressed

ディスクおよびテープへのバックアップのデフォルトはバックアップ・セットです。Recovery

Managerが、バックアップ・セットとしてのメディア・マネージャ・デバイスに対して実行で

きるのはバックアップの書込みのみであるため、メディア・マネージャ・デバイスには同様の オプションがないことに注意してください。

テープまたはディスクに対する圧縮バックアップ・セットのデフォルトの構成 テープまたはディスクに対する圧縮バックアップ・セットのデフォルトの構成 テープまたはディスクに対する圧縮バックアップ・セットのデフォルトの構成 テープまたはディスクに対する圧縮バックアップ・セットのデフォルトの構成

次の例に示すように、BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSETオプションを指定した CONFIGURE DEVICE TYPEコマンドを使用して、特定のデバイス・タイプに対して圧縮バッ クアップ・セットをデフォルトで使用するように、Recovery Managerを構成することができま す。

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE DISK BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSET;

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE sbt BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSET;

圧縮バックアップを無効にするには、その他の設定を指定する引数とともにCONFIGURE DEVICE TYPEコマンドを使用します。ただし、COMPRESSEDキーワードは指定しません。次 に例を示します。

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE DISK BACKUP TYPE TO BACKUPSET;

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE sbt BACKUP TYPE TO BACKUPSET;

ディスク・デバイスとチャネルの構成 ディスク・デバイスとチャネルの構成 ディスク・デバイスとチャネルの構成 ディスク・デバイスとチャネルの構成

Recovery Managerチャネルチャネルチャネルチャネル(ターゲット・データベース上のサーバー・セッションへの接続)

は、すべてのRecovery Managerタスクを実行します。デフォルトでは、Recovery Managerは すべての処理に対して1つのディスク・チャネルを割り当てます。

次のコマンドは、/backupディレクトリにディスクのバックアップを書き込むように

Recovery Managerを構成しています(詳細は、4-7ページの「Recovery Managerを使用した

データベース・ファイルおよびアーカイブ・ログのバックアップ」を参照)。 CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE DISK FORMAT '/backup/ora_df%t_s%s_s%p';

書式指定子の%tは4バイトのタイム・スタンプ、%sはバックアップ・セット番号、%pはバッ クアップ・ピース番号に置き換えられます。

注意注意

注意注意: BACKUPコマンドのDEVICETYPE句を使用すると、特定のデバイ ス・タイプ(DISKまたはSBTのいずれか)に常にバックアップを行うこと ができます。次に例を示します。

BACKUP DEVICE TYPE sbt DATABASE;

BACKUP DEVICE TYPE DISK DATABASE;

DEVICETYPE句を指定したBACKUPコマンドを使用する方法の詳細は、

『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス』を参照して

ください。

Recovery Managerバックアップ用のデータベースの設定

次の例のように、自動ストレージ管理ディスク・グループを宛先として構成することもできま す。

CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE DISK FORMAT '+dgroup1';

テープ・デバイスとチャネルの構成 テープ・デバイスとチャネルの構成 テープ・デバイスとチャネルの構成 テープ・デバイスとチャネルの構成

メディア・マネージャによっては、CONFIGUREコマンドにPARMS文字列を指定して、構成設 定を渡す必要がある場合があります。

CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt PARMS='ENV=mml_env_settings';

PARMS文字列の内容は、ご使用のメディア管理ライブラリに応じて異なります。詳細は、メ

ディア・マネージャのマニュアルを参照してください。

CONFIGUREDEVICETYPESBTを使用して、SBTデバイスの並列化の設定、バックアップ・

セットの圧縮およびその他のオプションを構成できます。(デバイス・タイプに対するこれらの 設定は、前述の例のデバイス・セットのチャネル構成に関係なく設定されます。)次のコマンド

では、Recovery Managerのジョブで使用する2つのsbtチャネルを構成します。

CONFIGURE DEVICE TYPE sbt PARALLELISM 2;

old RMAN configuration parameters:

CONFIGURE DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSET PARALLELISM 1;

new RMAN configuration parameters:

CONFIGURE DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARALLELISM 2 BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSET;

new RMAN configuration parameters are successfully stored RMAN> configure device type sbt backup type to backupset;

old RMAN configuration parameters:

CONFIGURE DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARALLELISM 2 BACKUP TYPE TO COMPRESSED BACKUPSET;

new RMAN configuration parameters:

CONFIGURE DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' BACKUP TYPE TO BACKUPSET PARALLELISM 2;

new RMAN configuration parameters are successfully stored

この例で使用されている並列化およびバックアップ・タイプを設定するためのCONFIGUREコ マンドは、指定していない設定の値には影響しないことに注意してください。つまり、

CONFIGUREDEVICETYPESBTPARALLELISM1コマンド実行しても、圧縮バックアップ・

セットのデフォルトのバックアップ・タイプは変更されません。

制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップの 制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップの 制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップの 制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップの 構成

構成 構成 構成

制御ファイル内のデータベースの構造メタデータが変更されたり、バックアップ・レコードが 追加されると、Recovery Managerは、制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルを 自動的にバックアップするように構成できます。制御ファイル、カタログおよびサーバー・パ ラメータ・ファイルが消失した場合でも、自動バックアップを使用して、Recovery Managerは データベースをリカバリできます。

自動バックアップのファイル名には既知の書式が使用されるため、Recovery Managerはリポジ トリにアクセスすることなく自動バックアップを検索し、サーバー・パラメータ・ファイルを リストアできます。サーバー・パラメータ・ファイルをリストアしてインスタンスを起動する

と、Recovery Managerは自動バックアップから制御ファイルをリストアできます。制御ファイ

注意注意

注意注意: フラッシュ・リカバリ領域を構成済の場合に、ディスク・チャネルの 明示的な形式を構成すると、フラッシュ・リカバリ領域にバックアップされ なくなります。フラッシュ・リカバリ領域のディスク領域管理機能が失われ ます。

Recovery Managerバックアップ用のデータベースの設定

次のコマンドを実行すると、自動バックアップ機能が有効になります。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP ON;

次のコマンドを実行すると、自動バックアップ機能が無効になります。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP OFF;

制御ファイルの自動バックアップ書式の構成 制御ファイルの自動バックアップ書式の構成 制御ファイルの自動バックアップ書式の構成 制御ファイルの自動バックアップ書式の構成

すべての構成済デバイスに対する自動バックアップ・ファイルの書式は、デフォルトでは置換 変数%Fになります。この変数の書式は、c-IIIIIIIIII-YYYYMMDD-QQに変換されます。こ の各部分の意味は、次のとおりです。

IIIIIIIIIIは、DBIDを表します。

YYYYMMDDは、バックアップが生成された日のタイム・スタンプです。

QQは、00から始まる16進の順序です。最大値はFFです。

次のコマンドを使用して、デフォルトの書式を変更できます。この場合、deviceSpecifier には、DISKやsbtなどの有効なデバイスを指定します。また、'string'には、置換変数%F を含む(他の置換変数は含まれません)、デバイスに対して有効なハンドルを指定します。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT FOR DEVICE TYPE deviceSpecifier TO 'string';

たとえば、次のコマンドを実行できます。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT FOR DEVICE TYPE DISK TO '?/oradata/cf_%F';

次の例では、自動ストレージ管理ディスク・グループに自動バックアップを書き込むように構 成します。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FOR DEVICE TYPE DISK TO '+dgroup1/%F';

デバイスの制御ファイルの自動バックアップ書式を削除するには、次のコマンドを使用します。

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT FOR DEVICE TYPE DISK CLEAR;

CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT FOR DEVICE TYPE sbt CLEAR;

データベースにフラッシュ・リカバリ領域を設定済の場合、ディスクの制御ファイルの自動 バックアップ書式を削除することによって、制御ファイルの自動バックアップ先をフラッ シュ・リカバリ領域に指定できます。

制御ファイルの構成済自動バックアップ書式の変更 制御ファイルの構成済自動バックアップ書式の変更 制御ファイルの構成済自動バックアップ書式の変更 制御ファイルの構成済自動バックアップ書式の変更

RUNブロックまたはRecovery Managerプロンプトのいずれかで指定可能なSET

CONTROLFILEAUTOBACKUPFORMATコマンドを使用すると、現行のセッションのみで構成済 の自動バックアップ書式を変更できます。

優先順位は次のとおりです。

1. SET CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT(RUNブロック内)

2. SET CONTROLFILE AUTOBACKUP FORMAT(RMANプロンプト)

参照 参照 参照 参照:

制御ファイルの自動バックアップの概要については、『Oracle

Databaseバックアップおよびリカバリ・アドバンスト・ユーザーズ・

ガイド』を参照してください。

CONFIGURE構文の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリ カバリ・リファレンス』を参照してください。

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