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「CD を買う」

ドキュメント内 複合コンテンツ対応技術に関する評価モデル (ページ 111-114)

4 エピソード検証表

エピソード 2  「CD を買う」

【WHAT】

1‑3‑2:商品性質はインデックス設定不可

「ジャジャジャジャーーン」って曲 2‑1‑1:商品カテゴリ独立

「ジャジャジャジャーーン」って曲 3‑1‑2:複数の会社の商品から選択購入 このような曲ならどこのメーカのでも良い

【課題】

・特に Kiosk 端末という不特定多数の話者の一連 の話を理解することは、音声辞書の整備など音声 認識の精度向上が必須と思われる。

・また、音声−>テキスト変換、及びテキストの 意味理解、さらにここから検索条件をテキストと 音声に適切に分離し検索条件を組み立てるために は、音声理解、分脈理解、検索条件類推などの知 的エージェントが現状レベルよりさらに発展する 必要がある。

・また、数あるCD店の中から音声検索ができる DBを備えているサイトを特定するには、検索可 能な情報を公開するような標準的仕組みを用意す る必要がある。

・音声検索では、波形の一致や周波数の一致など パターンマッチングの類似度検索技術の適用が予 想されるが、人の音声とCDの音とから類似度を 決定する仕組み確立する必要がある。

【HOW】

1‑3:顧客志向型販売、検索

「ジャジャジャジャーーン」って曲

2‑3‑2:ニーズ創造型販売、顧客のニーズを誘 発

アフターフォローによる、更なる購買、利用 促進、顧客の利用条件によるマーケティング

(個人PCなし、MDあり、個別ジャンルに 詳しくはないが、流行に敏感等)

【対策・対応の提案】

当面、音声よりキーボード入力による文字列検索 などを想定したほうが良い。曲、クラッシクなど のキーワードから、シソーラスによる下位語、関 連語への展開、ユーザへの提示など、辞書の整備 と絞り込み階層方式の検索と組み合わせ、最終的 にサウンドファイルによる音の提示でユーザに情 報を提供するなどの当面の対応策が考えられる。

またサーバサイドでは、メタデータによる検索ス キーマの広告方式とこれに基づいたデータベース 検索のためのデータベース構築(ディレクトリサ ービス)などコード情報ベースでのプラットフォ ーム整備が必須と思われる。

4.3.2

サブエピソード 2‑2 「今TVでやっていた安室奈美恵の最新アルバムが欲しい」

1.1.1

エピソード検証表:2‑2 「今TVでやっていた安室奈美恵の最新アルバムが欲しい」

想定シナリオ:

おっと、今この銀座の街頭TVで流れてる曲なかなかじゃん。あれ、アムロだよな。すぐに欲しいな、

どこで売ってるんだろう。PDAで判るかな。携帯電話をつないでっと、音楽サイトにアクセスして、

曲名は判らないから「アーティスト」を選んで、「安室奈美恵」っと。おお、出てきた出てきた。最新 アルバムはこれか。ちょっとさわりだけ聞いてみよう。おお、曲が出たぞ。そうそう、これこれ。で、

このへんで売ってるのかな?「販売店」を選んで、いつも行くのは渋谷のTレコードだから、その系列 店で。あった、あった、数寄屋橋か、地図が出てるな、みるとすぐちかくだわ。いまから行ってみよっ と。おや?何かメッセージが出ているぞ「安室奈美恵の最新アルバムについて継続的に情報を送付しま すか?」、うーん、もう結婚しちゃったからな、いらんわ。

【要素技術】

番号 技術名称

研 究

実 証

商 用

【WHO】

1‑2‑1:購入ターゲットは特定

「安室奈美恵の最新アルバム」

2‑2‑2:ひとつの商品の提示から決定

「そうそう、これこれ」

3‑1‑2:アシスタント不要

曲名は不明だが、曲はわかってるので探せる はず

U0‑07 P3‑02 P3‑07

WindowsCE

リレーショナル DB

メタデータ ○

【WHERE】

1‑3‑1:可搬型軽量

「自分のPDA」

2‑1‑1:データ格納は可搬型

「自分のPDA」

3‑1‑1:キャラクタ入力 3‑1‑3:音声入力 3‑2‑1:キャラクタ出力 3‑2‑3:音声出力

【課題】

・既存技術の組み合わせにより実現は可能であ る。

・音楽データに対するメタデータの付与の仕方が サービス主体毎に異なると、各サービスで検索の 仕方が変わってしまうなど、ユーザにとって不利 益が生じる可能性がある。

【WHAT】

1‑3‑2:商品性質はインデックス設定不可 曲名は不明だが、曲はわかってるので探せる はず

2‑1‑1:商品カテゴリ独立

「安室奈美恵の最新アルバム」

【HOW】

1‑3:顧客志向型販売、検索

「安室奈美恵の最新アルバム」

2‑4‑1:単独商品のプッシュ

さらなる同一関連商品の継続的情報の提供に よる、顧客のつなぎ止め

【対策・対応の提案】

メタデータの標準化により、より容易に実現が可 能となる。

4.4

ドキュメント内 複合コンテンツ対応技術に関する評価モデル (ページ 111-114)