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E&T 25

が作成した同物質の個別スケジュールの貨物名称及び貨物の説明(Description)を

改正する

IIMA

提案について、名称は、「Iron Smelting by-Products」が適切と考えられるとの 意見があった。また、提案文書で用いられている「Titaniferous Magnetite」及び「Ilmenite」と いう名称は、04-17 改正案への新規個別スケジュールの追加が合意された「Titanomagnetite

Sand」との混乱及び既存の個別スケジュールにある「Ilmenite (Upgraded)」との混乱を招くとの

意見があった。審議の結果、同提案は基本的に合意され、特段の問題が無い限り

E&T 26

IMSBC

コード

04-17

改正案が準備されることとなった。

CCC 3/5

Annex.1

に掲載された

IMSBC

コード

04-17

改正案は合意され、E&T 26 で最終化さ れることとなった。また、CCC 3/5 の

Annex.2

に掲載された

MSC.1/Circ.1395/Rev.2(固定式ガス

消火設備が免除出来る又は有効でない貨物のリスト)の改正案も合意され、E&T 26 で最終化され ることとなった。

(イ)

ボーキサイト及び石炭の性状評価に関する

CG

の報告(CCC 3/5/1)及び関連提案文書の審議

CCC 3/5/1

に基づき、コーディネーター(太田部会長)より同

CG

の検討結果が報告された。

“Bulk Jupiter”号の事故を契機とした業界の関心は高く、ボーキサイト輸出国であるオーストラリ

ア、ブラジル及び中国が設置した

Global Bauxite Working Group(GBWG)の評価結果に基づく安

全運送の促進に期待するとの意見があった。

CCC 3/5/1

へのコメント(CCC 3/5/21)

【石炭関連】 提案国のオーストラリアより、同国では

2015

1

1

日以降に同国で船積みさ れる石炭の運送許容水分値(TML:Transportable Moisture Limit)を測定するための試験法として、

石炭用修正プロクターファガベリ法を導入しており、同試験法は混合された石炭の

TML

を決定 する際にも使用しているとの説明があった。審議の結果、同試験法は

IMSBC

コード

04-17

改正案 に取り入れられることが合意された。

【ボーキサイト関連】 ボーキサイトの個別スケジュールを検討するための

CG

CCC 4

以前 に設置するオーストラリア提案については、多くの国から支持が示されたことから、CG を設置

した上で

CCC 4

への提出が予定されている

GBWG

の評価結果を待つことが合意された。なお、

それまでの間、CCC.1/Circ.2 (液状化のおそれがあるボーキサイトの運送について記されたサーキ ュラー)は、継続して有効とすることが合意された。

CCC 3/5/1

へのコメント(CCC 3/5/20)

【明確化のための

IMSBC

コード第

4.5.1

節及び

4.5.2

節の改正】

IMSBC

コード第

4.5.1

節の改正(TML の決定は荷送り人が実施すべきこと及び

6

カ月との期間

は荷役の開始日からであることを明確にする改正)及び

4.5.2

節の改正(船積み貨物の水分値測定 のための試料採取と計測は荷送り人が実施すべきこと、7 日間との期間は荷役の開始日からであ ること及び確認試験は水分値計測を行った後から「荷役終了」までの間に有意な降水があった場 合であることを明確にする等の改正)については、多くの国が支持を示したことから、第

4.5.1

節及び

4.5.2

節の改正は、WG 3 で詳細な検討が行われることとなり、同

WG

で改正案が準備でき

る場合には、喫緊の事項として

MSC 97

に送り承認を要請することが合意された。

【IMSBC コード付録

3

の第

2

章を本文

7.3.1.1bis

に移動させる改正】

同提案に対し支持を示す国もあったが、付録

3

にある「一定程度の細かな粒子を含む全ての湿 った貨物は荷役に先立って流動性を試験すること。」の要件を

IMSBC

コードの第

7

章へ移動さ せて義務付けることは、同要件に曖昧さがあるため慎重に検討すべきとの意見があり、数カ国は この意見を支持した。審議の結果、同提案は合意されなかった。

(ウ) IMSBC

コード

04-17

改正案に取り入れるための今次会合への改正/新規の提案文書の審議

決議

MSC.393(95)により採択されたIMSBC

コード

03-15

改正の英語版及びフランス語版の

修正案(CCC 3/5/2)

同提案は、E&T 26 で検討されることとなり、必要に応じて

IMSBC

コード

04-17

改正案に追

加することが合意された。

IMSBC

コードにおける塩の個別スケジュールの改正(CCC 3/5/7)

塩の個別スケジュールのうち、貨物の説明にある「wet base」との言葉を「liquid base」とす るフィンランド提案について、塩と砂糖の重量ベースの溶解度は

6

倍程度異なり、塩の場合は一 定程度の浸水があっても完全には溶解せず固体部分が残る可能性が高く、この点が砂糖と異なる ため提案は支持できないとの意見があった。、同提案は、この意見を考慮した上で

E&T 26

で詳 細な検討が行われることとなった。

鉄鉱石及び鉄鉱粉を含む固体ばら積み貨物の腐食性評価のための適切な試験プロトコルの同 定(CCC 3/5/17、CCC 3/5/19、CCC 3/INF.17、CCC 3/INF.18 及び

CCC 3/INF.19)

オーストラリア国内で鉄鉱石及び鉄鉱粉の腐食性評価試験として既に認められている同試験の 情報提供については、概ね支持が示されると共に検討が続けられている試験法に対し、鉄鉱石関 連の製品のみではなく他の鉱物製品にも適用できることが望ましい、全ての

Group A

物質の腐食 性を評価できるようにすべき等の意見があり、同提案はノートされた。また、各国に対し、オー ストラリアが主導する研究作業に積極的に参画するよう要請がなされた。

橄欖(かんらん)岩砂並びに粒状橄欖(かんらん)岩及び砂利の集合製品の新規個別スケジュ ール(CCC 3/5/3、CCC 3/5/4 及び

CCC 3/INF.2)

粒状橄欖岩及び砂利の集合製品に関する提案(CCC 3/5/4)に関し、適用にあたってのクライテ リアとして「D

30

>1 mm」が提案されているが、「D

10

>1 mm」が一般的であるとの指摘があり、

慎重な検討が必要であるとの意見があった。審議の結果、いずれの提案も基本的に合意され、

E&T 26

IMSBC

コード

04-17

改正案が準備されることとなった。

還元鉄

D(一般に水分値 12%未満の副生物粉)の新規個別スケジュール(CCC 3/5/5、

CCC 3/INF.3

及び

CCC 3/INF.4)

提案者である

IIMA

より、9 月

5

日(月)に実施したプレゼンテーションの質疑応答で得た様々 な意見を解決するためには、更なる検討が必要であることを認識しているとの意見があった。同 提案には数カ国が基本的に支持を示すものの、連続通風の要件や

MHB

の細分類における

SH

(自 己発熱性)及び

OH

(その他[酸欠])の適用等、同物質の運送要件に関する多くの検討課題がある、

貨物名称に典型的な水分値を入れるのは妥当ではない等の意見があった。さらに、トリニダー ド・トバゴ及びイランでは、現在、各主管庁の承認を得て同物質を運送している状況下にあるこ とから、可能な限り早期な検討が必要であるとの意見もあった。同提案を

E&T 26

で検討するこ とが合意され、その結果が

CCC 4

へ報告されることとなった。

多孔質ガラス砂利の新規個別スケジュール(CCC 3/5/10 及び

CCC 3/INF.6)

提案国であるドイツより、SDS の最新情報を

E&T 26

に提出する旨の案内があった。審議の結 果、同提案は基本的に合意され、特段の問題が無い限り

E&T 26

IMSBC

コード

04-17

改正案が 準備されることとなった。

さとうきびバイオマスペレットの新規個別スケジュール(CCC 3/5/15 及び

CCC 3/INF.11)

同提案は基本的に合意され、特段の問題が無い限り

E&T 26

IMSBC

コード

04-17

改正案が準 備されることとなった。

パーム椰子殻の新規個別スケジュール(CCC 3/5/16 及び

CCC 3/INF.21)

過去にイタリア港において、同物質を積載して入港した船舶の貨物倉から、酸欠、一酸化炭素

及び可燃性ガスの発生等の問題が起きた事例が紹介された。また、同物質の粒径分布、含有水分

値及び繊維含量・油分含量等の様々な物理的性質に応じた危険性の評価を行うと共に、MHB 分 類を慎重に行うべきとの意見があった。さらに、同物質を

Group C

物質と宣言する荷送人もいる との意見があった。同提案に対し様々な意見が示されたが、同提案は基本的に合意され、特段の 問題が無い限り

E&T 26

IMSBC

コード

04-17

改正案が準備されることとなった。

(2) WG

における審議

(ア)

次の付託事項が

WG

における検討課題であることが確認された。

石炭の個別スケジュールの改定案の最終化(CCC 3/5/1)

ボーキサイトの性状評価及びシードケーキの個別スケジュール見直しのために設置される

CG

への付託事項案の準備(CCC 3/5/1、CCC 3/5/11、CCC 3/5/18、CCC 3/5/21 及び

CCC 3/6/2)

IMSBC

コード

4.5.1

及び

4.5.2

の改正案の作成(CCC 3/5/20)

時 間 に 余 裕 が あ れ ば 、 ニ ュ ー カ レ ド ニ ア 産 ニ ッ ケ ル 鉱 の

TML

決 定 法 に 関 す る 検 討

(CCC 3/5/6 及び

CCC 3/INF.5)

(イ)

石炭の個別スケジュールの改正案の作成

適切な機関が実施した試験結果又は粒径分布により、液状化物質に該当しないことが明確 である(Group B に該当する)場合を除き、Group A and B 物質として取り扱うべき旨を含む石 炭の改正個別スケジュール案が合意された。同案を

E&T 26

が検討し、特段の問題が無ければ

IMSBC

コード

04-17

改正案に含めるよう小委員会に要請することが合意された。

(ウ)

ボーキサイトの性状評価及びシードケーキの個別スケジュール見直しのために設置される

CG

への付託事項案の作成

ボーキサイト及びシードケーキに係る

CG

への付託事項案が作成され、同

CG

のコーディネ ーターは日本(太田部会長)であることがノートされた。

(エ) IMSBC

コード第

4.5.1

節及び

4.5.2

節の改正案の作成

次の改正案が合意された。同改正案が

MSC 97

において承認され

MSC 98

において採択され るよう、小委員会に要請することが合意された。

4.5.1 A The shipper shall be responsible for ensuring that a test to determine the TML of a solid bulk cargo shall be is conducted within six months to the date of loading the cargo. Notwithstanding this provision, where the composition or characteristics of the cargo are variable for any reason, the shipper shall be responsible for ensuring that a test to determine the TML shall be is conducted again after it is reasonably assumed that such variation has taken place.

4.5.2 Sampling The shipper shall be responsible for ensuring that sampling and testing for moisture content shall beis conducted as near as practicable to the timedate of commencement of loading. The interval between sampling/testing and the date of commencement of loading shall never be more than seven days. If therethe cargo has been exposed to significant rain or snow between the time of testing and the date of completion of loading, check teststhe shipper shall be conducted to ensureresponsible for ensuring that the moisture content of the cargo is still less than its TML. The interval between sampling/testing and loading shall never be more than seven days., and evidence of this is provided to the master as soon as practicable.

(オ)

ニューカレドニア産ニッケル鉱の

TML

決定法

WG

では本件に関する具体的な審議は行われず、同試験法に関する問い合わせは直接フラン