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23.1

BGP の起動の設定

[ 書式 ] bgp use use no bgp use [use]

[ 設定値 ] use

on... 起動する

off... 起動しない

[ 説明 ] BGP を起動するか否かを設定する。

[ ノート ] いずれかのインタフェースにセカンダリアドレスを割り当てた場合、BGP を使用することはできない。

[ 初期値 ] off

23.2

経路の集約の設定

[ 書式 ] bgp aggregate ip_address/maskfilterfilter_num ...

no bgp aggregate ip_address/mask[filterfilter_num ... ]

[ 設定値 ] ip_address/mask

IP アドレス / ネットマスク

all... すべてのネットワーク

filter_num... フィルタ番号 (1 .. 2147483647)

[ 説明 ] BGP で広告する集約経路を設定する。フィルタの番号には、bgp aggregate filterコマンドで定義した番号を

指定する。

[ 初期値 ] デフォルトでは経路は集約されない。

23.3

経路を集約するためのフィルタの設定

[ 書式 ] bgp aggregate filter filter_numprotocol[reject]kindip_address/mask ...

no bgp aggregate filter filter_num[protocol [reject]kindip_address/mask ...]

[ 設定値 ] filter_num... フィルタ番号 (1..2147483647)

protocol

static... 静的経路

rip... RIP

ospf... OSPF

bgp... BGP

all... すべてのプロトコル

kind

include... 指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含む )

refines... 指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含まない )

equal... 指定したネットワークに一致する経路

ip_address/mask

IP アドレス / ネットマスク

[ 説明 ] BGP で広告する経路を集約するためのフィルタを定義する。このコマンドで定義したフィルタは、bgp aggre-

gateコマンドの filter 節で指定されてはじめて効果を持つ。

ip_address/maskでは、ネットワークアドレスを設定する。これは複数設定でき、そのうち、一致するネット

ワーク長が長い設定が採用される。

kindの前に rejectキーワードを置くと、その経路は集約されない。

23.4

AS 番号の設定

[ 書式 ] bgp autonomous-system as no bgp autonomous-system [as]

[ 設定値 ] as... AS 番号 (1..65535)

[ 説明 ] ルータの AS 番号を設定する。

[ ノート ] AS 番号を設定するまで BGP は動作しない。

[ 初期値 ] AS 番号は設定されない。

196 23.BGP

23.5

ルータ ID の設定

[ 書式 ] bgp router id ip_address no bgp router id [ip_address]

[ 設定値 ] ip_address... IP アドレス

[ 説明 ] ルータ ID を設定する。

[ ノート ] 通常はこのコマンドを設定する必要はない。

[ 初期値 ] インタフェースに付与されているプライマリアドレスから自動的に選択する。

23.6

BGP による経路の優先度の設定

[ 書式 ] bgp preference preference no bgp preference [preference]

[ 設定値 ] preference... 優先度 (1..2147483647)

[ 説明 ] BGP による経路の優先度を設定する。優先度は 1 以上の整数で示され、数字が大きいほど優先度が高い。BGP とその他のプロトコルで得られた経路が食い違う場合には、優先度の高い経路が採用される。優先度が同じ場合 には、先に採用された経路が有効になる。 [ ノート ] 各プロトコルに与えられた優先度の初期値は次のとおり。 スタティック ... 10000

RIP... 1000

OSPF... 2000

BGP... 500

[ 初期値 ] 500 23.7

BGP で受信した経路に対するフィルタの適用

[ 書式 ] bgp export remote_as filter filter_num ... bgp export aspath seq "aspath_regexp" filter filter_num ... no bgp export remote_as [filter filter_num ... ] no bgp export aspath seq ["aspath_regexp" [filter filter_num ... ]] [ 設定値 ] remote_as... 相手の AS 番号 (1..65535)

seq... AS パスを指定したときの評価順序 (1..65535)

aspath_regexp... 正規表現 filter_num... フィルタ番号 (1..2147483647)

[ 説明 ] BGP で受けた経路に対してフィルタを設定する。remote_asを指定してフィルタを設定した場合、 接続先から受

けた経路についてフィルタに該当した経路が実際のルーティングテーブルに導入され、RIP や OSPF のような他 のプロトコルにも通知される。フィルタに該当しない経路はルーティングには適用されず、他のプロトコルに通 知されることもない。フィルタの番号には bgp export filterコマンドで定義した番号を指定する。

aspath_regexpを指定してフィルタを設定した場合、remote_asを指定した場合と同様に、AS パスが正規表現と

一致する経路についてフィルタに該当した経路が導入される。aspath_regexpには grepコマンドで使用できる 検索パターンを指定する。

aspath_regexpを指定したフィルタを複数設定した場合、seqの小さい順に評価される。また、aspath_regexp を指定したフィルタを設定した場合、remote_asを指定したフィルタよりも優先して評価される。

[ ノート ] 正規表現によって AS パスを表す例

すべての AS パスと一致する

# bgp export aspath 10 ".*" filter 1

AS 番号が 1000 または 1100 で始まる AS パスと一致する

# bgp export aspath 20 "^1[01]00 .*" filter 1

AS 番号に 2000 を含む AS パスと一致する # bgp export aspath 30 "2000" filter 1

AS パスが 3000 3100 3200 であるパスと完全一致する

# bgp export aspath 40 "^3000 3100 3200$" filter 1

AS パスに AS̲SET を含むパスと一致する

# bgp export aspath 50 "{.*}" filter 1

[ 初期値 ] このコマンドが設定されていないときには、BGP が受信したすべての経路が破棄される。

23.8

BGP で受信する経路に適用するフィルタの設定

[ 書式 ] bgp export filter filter_num[reject]kindip_address/mask ... [parameter] no bgp export filter filter_num[[reject]kindip_address/mask ...[parameter]]

[ 設定値 ] filter_num...フィルタ番号 (1..2147483647)

kind

include...指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含む )

refines...指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含まない )

equal...指定したネットワークに一致する経路

ip_address/mask

IP アドレス / ネットマスク

all... ...すべてのネットワーク

parameter... TYPE=VALUEの組

[ 説明 ] BGP で受信する経路に適用するフィルタを定義する。このコマンドで定義したフィルタは、bgp exportコマン

ドの filter 節で指定されてはじめて効果を持つ。

ip_address/maskでは、ネットワークアドレスを設定する。複数の設定があるときには、プレフィックスが最も

長く一致する設定が採用される。

kindの前に rejectキーワードを置くと、その経路が拒否される。

[ ノート ] preferenceの設定は BGP 経路の間で優先順位をつけるために使用される。BGP 経路の全体の優先度は、bgp

preferenceコマンドで設定する。

[ 初期値 ] preference = 0

[ 設定例 ] # bgp export filter 1 include 10.0.0.0/16 172.16.0.0/16

# bgp export filter 2 reject equal 192.168.0.0/24

23.9

BGP に導入する経路に対するフィルタの適用

[ 書式 ] bgp import remote_asprotocol[from_as]filterfilter_num ...

no bgp import remote_asprotocol[from_as][filterfilter_num ...]

[ 設定値 ] remote_as...相手の AS 番号 (1..65535)

protocol

static...静的経路

rip... RIP

ospf...OSPF

bgp...BGP

aggregate... 集約経路

from_as...導入する経路を受信した AS (protocolで bgpを指定したときのみ ) (1..65535)

filter_num...フィルタ番号 (1 .. 2147483647)

[ 説明 ] RIP や OSPF のような BGP 以外の経路を導入するときに適用するフィルタを設定する。 フィルタに該当しない

経路は導入されない。フィルタの番号には、bgp import filterコマンドで定義した番号を指定する。BGP の経 路を導入するときには、その経路を受信した AS 番号を指定する必要がある。

[ 初期値 ] このコマンドが設定されていないときには、外部経路は導入されない。

23.10

BGP の設定の有効化

[ 書式 ] bgp configure refresh

[ 設定値 ] なし

[ 説明 ] BGP の設定を有効にする。BGP の設定を変更したら、本製品を再起動するか、このコマンドを実行する必要が

ある。

TYPE VALUE 説明

preference 0..255 同じ経路を複数の相手から受信したときに、一方

を選択するための優先度

198 23.BGP

23.11

BGP に導入する経路に適用するフィルタの設定

[ 書式 ] bgp import filter filter_num[reject]kindip_address/mask... [ parameter] no bgp import filter filter_num[[reject]kindip_address/mask... [ parameter]]

[ 設定値 ] filter_num... フィルタ番号 (1..2147483647)

kind

include... 指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含む )

refines... 指定したネットワークに含まれる経路 ( ネットワークアドレス自身を含まない )

equal... 指定したネットワークに一致する経路

ip_address/mask

IP アドレス / ネットマスク

all... すべてのネットワーク

parameter... TYPE=VALUE の組

[ 説明 ] BGP に導入する経路に適用するフィルタを定義する。このコマンドで定義したフィルタは、bgp importコマン

ドの filter 節で指定されてはじめて効果を持つ。

ip_address/maskでは、ネットワークアドレスを設定する。複数の設定があるときには、プレフィックスが最も

長く一致する設定が採用される。

kindの前に rejectキーワードを置くと、その経路が拒否される。

[ 初期値 ] metric= 1

[ 設定例 ] # bgp import filter 1 include 10.0.0.0/16 172.16.0.0/16

# bgp import filter 2 reject equal 192.168.0.0/24

23.12

BGP による接続先の設定

[ 書式 ] bgp neighbor neighbor_idremote_asremote_address[parameter ...] no bgp neighbor neighbor_id[remote_as ...]

[ 設定値 ] neighbor_id... 近隣ルータの番号 (1...2147483647)

remote_as... 相手の AS 番号 (1..65535)

remote_address... 相手の IP アドレス

parameter... TYPE=VALUE の組

[ 説明 ] BGP コネクションを接続する近隣ルータを定義する。

[ ノート ] metricパラメータはすべての MED の初期値として働くので、bgp importコマンドで MEDを設定したときにはそ れが優先される。

gatewayオプションは、接続先が同一のセグメントにないときに、 その接続先に対するゲートウェイ ( ネクスト

ホップ ) を指定する。

[ 初期値 ] hold-time = 180 metricは送信されない passive= off

gatewayは指定されない local-addressは指定されない

TYPE VALUE 説明

metric 1..16777215 MED(Multi-Exit Discriminator) で通知するメト リック値 ( 指定しないときは MED を送信しない )

TYPE VALUE 説明

hold-time offもしくは 3以上の整数 [ 秒 ] キープアライブの送信間隔

metric 1 .. 21474836 MED (Multi-Exit Discriminator) で 通知するメトリック

passive onまたは off 能動的な BGP コネクションの接続を

抑制するか否か

gateway IP アドレス / インタフェース 接続先に対するゲートウェイ

local-address IP アドレス BGP コネクションの自分のアドレス

23.13

BGP のログの設定

[ 書式 ] bgp log log[log] no bgp log [log ...]

[ 設定値 ] log

neighbor... 近隣ルータに対する状態遷移

packet... 送受信したパケット

[ 説明 ] 指定した種類のログを INFO レベルで記録する。

[ 初期値 ] ログを記録しない。

ドキュメント内 Biz Box ルータ 「N1200」 コマンドリファレンス (ページ 195-200)