3 Syslogプロパティの設定
3.3 Rules / Filters / Actions (ルール/フィルター/アクション)
3.3.8 Action - E-mail message (アクション – Eメールメッセージ送信)
この機能は正規登録版でのみ使用できます。
設定したフィルターにマッチしたSyslogメッセージを受信すると、Eメールメッセージが送信されます。
受信したSyslogメッセージの詳細やSyslog統計をEメールの件名やメッセージ本文に挿入することができます。事実上Syslogから Eメールへのコンバータとして使うことが出来ます。
最初に E-mail オプションでSMTPサーバーオプションの設定が必要です。
E-mail recipient フィールドに受信者アドレスを指定します。複数のアドレスを指定できます。各アドレスはカンマで区切りま す。
E-mail subject フィールドに件名を指定します(1行のみ)。件名の送信文字数は Max subject length オプションで指定 した文字数までです。
E-mail message フィールドにメッセージを指定します(複数行可能)。このメッセージをポケットベルに送るのであればメッ セージ本文を指定しないほうが良いでしょう。このような場合は空白のままにしております。ポケットベルシステムの多くはディ スク領域が限られているため、件名のみを指定してください。メッセージ本体の送信データ文字数を制限するには Max message length オプションを使用します。メッセージ本文に変数 %MsgText が含まれており、このようなときに大きなSyslogメッセー ジを受信してしまうと、Eメールで送信するには大きすぎて送れなくなる可能性があります。このオプションを指定することによっ て、メッセージ本文を扱いやすい長さに制限することが可能です。
[Test] ボタンをクリックすると指定受信者へEメールでテストメッセージが送信されます。テストメッセージの内容はTest
Setup ボタンで変更できます。
Insert message content or counter
プログラム変数、カウンター、スクリプトフィールド、統計をメッセージや件名に渡すには Insert message content or counter リンクをクリックしポップアップメニューからオプションを選びます。値の詳細については関連項目を参照してください。
ポップアップメニューから変数を選択します。変数はメッセージ送信前に現在の値に置き換えられます。例えば %MsgText は現 在のSyslogメッセージテキストに置き換えられます。カーソルを件名やメッセージテキストを指定するフィールド内に置き、
Insert message content or counter リンクをクリックします。ポップアップメニューが表示されますので変数を選択してくだ さい。
例
E-mail Subject: Syslog Alert from %MsgHost
E-mail Message:Message from Host %MsgHost at %MsgTime on %MsgDate Message: %MsgText
Kiwi Syslog Daemon を、SyslogメッセージをEメールに変換するコンバータとして使うには、メッセージ本文テキスト に %MsgAll キーワードを挿入し受信したすべてのSyslogメッセージ情報をEメールメッセージに渡します。
大量のメッセージを受け取ると、Eメールサーバーに輻輳が発生する可能性があるので注意が必要です。Eメールバッファは最大 1,000メッセージまでしか保持できず、それ以降のメッセージは失われます。大量のSyslogメッセージを一度に受信しメールサー バーがビジーになったときに有効な機能です
Eメール送信前1分になるとキューが発行されます。メッセージ送信の都度メールサーバーに接続するよりもこの方が効率的です。
キューに入ったメッセージは一分後にバッチに送信されます。
E-mail Delivery Options
このオプションを使用してEメールメッセージにImportance(重要度)、Priority(プライオリティ)、Sensitivity(種類)のフラグを 設定できます。Eメール受信者には適宜これらのレベルが付けられたメッセージが届きます。
Importance: Unspecified (デフォルト) / High / Normal / Low Priority: Unspecified (デフォルト) / Normal / Urgent / Non-Urgent Sensitivity: Unspecified (デフォルト) / Personal / Private / Confidential Expand <013><010> in message
<013> および <010> に事前に置き換えられたCRおよびLFを元に戻します。
replace non printable characters with ASCII value オプションがチェックされているとSyslogメッセージに含まれているCR、
LFは置き換えられます。Eメールで転送する時に元の文字に戻すようにするとテキストが読み易くなり便利です。
3.3.8.1 Insert message content or counter ( メッセージ内容 / カウンターの挿入 )
変数やカウンターをポップアップメニューから選べます。変数はメッセージ送信前に現在の値に置き換えられます。例え
ば %MsgText は現在のSyslogメッセージに置き換えられます。ポップアップメニューの中から項目を適宜クリックすると現在の カーソル位置に %変数 が挿入されます。
例
E-mail Subject : Syslog Alert from %MsgHost 変数および機能一覧
メニュー名: All of the message パラメータ: %MsgAll
説明: 画面に表示されるとおりのメッセージ全体。時刻、日付、プライオリティ、メッセージテキスト等。各フィールド はスペースで区切られる。
例: 2002-10-10 11:28:04 Local7.Debug host.company.com This is a test message メニュー名: Date
パラメータ: %MsgDate
説明: メッセージ受信日。フォーマットはYYYY-MM-DD 例: 2002-02-18
メニュー名: Time パラメータ: %MsgTime
説明: メッセージ受信時刻。フォーマットはHH:MM:SS 例: 22:30:16
メニュー名: Facility パラメータ: %MsgFacility
説明: メッセージのファシリティ。テキスト。
例: Local7, Mail メニュー名: Level
パラメータ: %MsgLevel
説明: メッセージのlevel。テキスト。
例: Debug, Info メニュー名: Host address of sender パラメータ: %MsgHost
説明: 送信デバイスのホストIPアドレス 例: 192.168.1.1 メニュー名: The message text パラメータ: %MsgText
説明: syslogメッセージに含まれるテキスト部分 例: This is a test message
メニュー名: Alarm min msg threshold パラメータ: %MsgAlarmMin
説明: アラームを鳴らす最小メッセージ数として設定されている閾値レベル 例: 100 (1時間あたりに受信する最小メッセージ数)
メニュー名: Alarm max msg threshold パラメータ: %MsgAlarmMax
説明: アラームを鳴らす最大メッセージ数として設定されている閾値レベル 例: 5000 (1時間あたりに受信する最大メッセージ数)
メニュー名: Alarm disk space threshold パラメータ: %MsgAlarmDisk
説明: MB単位のディスク残量の最小閾値レベル設定 例: 90 (MB)
メニュー名: Message count this hour パラメータ: %MsgThisHour
説明: この時間での受信メッセージ数 例: 254
メニュー名: Message count last hour パラメータ: %MsgLastHour
説明: 直前1時間の受信メッセージ数 例: 254
メニュー名: Machine Mac address パラメータ: %MACAddress
説明: 最初に見つかったネットワークアダプタのMACアドレス 例: AA-BB-CC-DD-EE-FF-00
Custom/Global/Statistics フィールド (正規登録版でのみ有効) メニュー名: VarCustom01 〜 VarCustom16
パラメータ: %VarCustom01 〜 %VarCustom16
説明: Run Script アクションで変更可能なカスタムフィールドは16個あります。これらのフィールドがスクリプトで変 更されていない場合、ブランクになります。ブランクの autosplit 値が挿入されるとファイル名が不正であるとい うエラーが出る可能性があります。新しいメッセージを受信するとカスタムフィールドの値はクリアされます。カ スタムフィールド値は現在のメッセージに対してのみ有効です。1つのメッセージより長い値を保存するときは VarGlobal フィールドを使用します。
例: スクリプトが生成する任意の値
メニュー名: VarGlobal01 〜 VarGlobal16 パラメータ: %VarGlobal01 〜 %VarGloabl16
説明: Run Script アクションで変更可能なグローバルフィールドは16個あります。これらのフィールドがスクリプトで 変更されていない場合、ブランクになります。ブランクの autosplit 値が挿入されるとファイル名が不正であると いうエラーが出る可能性があります。グローバルフィールドにはメッセージ間の値が入っています。
例: スクリプトが生成する任意の値 メニュー名: VarStats01 〜 VarStats16 パラメータ: %VarStats01 〜 %VarStats16
説明: Run Script アクションで変更可能な統計フィールドは16個あります。統計フィールドにはフィールドにはメッ セージ間の値が入っています。統計フィールドに関連付けられている名前とその初期値は設定ウィンドウの Script
options で変更できます。カスタム統計値は統計表示や日別の統計Eメールで確認できます。
例: スクリプトが生成する任意の値