Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズ ガイド 63
64 第6章 Acronis Disk Editorの使用
6.3 プログラムのメイン ウィンドウ
メイン ウィンドウには、プログラム内部のカーソルが現在参照している場所のディスク番号とセクタ番号が表示され、
さまざまなモードでの作業に関する情報が表示されます。次の図は、パーティション テーブル モードで表示した、プロ グラムのメイン ウィンドウです。
パーティション テーブル モードで表示したメイン ウィンドウ
ここに表示される情報が意味を持つためには、現在のセクタはMBRまたは拡張パーティション テーブルである必要 があります。
次の図は、パーティション テーブルをそのままダンプ一覧で表示した図です。左側には16進表記のバイト値が表示 され、右側にはその値に対応する文字が表示されます。
16進モードで表示したメイン ウィンドウ
現在の編集位置を示すカーソルが、ウィンドウの右側または左側に表示されます。
このセクションに示すAcronis Disk Editorのメイン ウィンドウの表示モード例はすべて、デモンストレーションの目 的でのみ提示されています。
Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズ ガイド 65 Acronis Disk Editorのメイン メニューには、次の項目が含まれます。
• [ディスク] - 編集するディスクのプロパティを参照できます。
• [編集] - 選択したハードディスク パーティションのブロックを操作できます。また、編集後にディスク セクタの 内容を保存できます。
• [表示] - データをよりわかりやすく表示できる表示モードを選択できます。
• [検索] - パーティション(またはハードディスク)から任意のデータや文字列を検索できます。また、絶対オフ セットに基づいて特定のディスク セクタに移動できます。
• [ヘルプ] - Disk Editorのウィンドウに関するヘルプ、またはプログラムの開発元とバージョンを表示できま す。
6.4 ハードディスクの編集
Acronis Disk Editorのメイン ウィンドウにある[編集]メニューから、指定したハードディスク セクタのブロックに対 する主な操作を行うことができます。すべての表示モードのフィールドで、ハードディスクのデータを直接編集できます
(表示モードについては、[表示]メニューの説明をご参照ください)。16進モード表示の場合、[編集]メニューを使用 することにより、データ ブロックを操作できます。
[編集]メニュー
ブロックを選択するには、マウスの左ボタンをクリックしながらドラッグするか、Shiftキーを押しながら矢印キーを押 してください。
16進モードで表示されたメイン ウィンドウで単に16進表示領域または文字表示領域のデータを変更したり、その他 の表示モードの任意のフィールドのデータを変更しただけでは、指定されているディスク セクタは更新されません。変 更を実行するには、変更を保存する必要があります。変更を行うと、[編集]メニューの[セクタの保存]項目と対応する ツール バーのボタンが有効になります。変更は保存しないと、破棄されることになります。
66 第6章 Acronis Disk Editorの使用
[セクタの保存]の操作
ハードディスクのセクタを変更した後、変更を保存せずにエディタを終了しようとすると、変更を保存するかどうかを確 認するメッセージが表示されます。
変更したセクタの保存
6.5 ブロックのファイルへの書き込みとファイルからの読み取り
[ファイルに書き込む]メニュー項目と[ファイルから読み取る]メニュー項目を使用すると、選択したブロックをファイル に保存したり、ファイルからブロックを読み取ってディスク セクタに保存することができます。
[ファイルに書き込む]を選択すると、[ファイルへの書き込み]ウィンドウが開きます(保存するブロックを事前に選択し ておく必要があります)。このウィンドウでは、ファイル名とパスを入力するか 参照 を押してファイルの場所を指定しま す。ファイル サイズは自動的に計算されます。ファイルを保存するには、OKを押します。
Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズ ガイド 67
[ファイルへの書き込み]ウィンドウ
ファイルからブロックを読み取ってディスク セクタに挿入するには、挿入先セクタのバイト位置にカーソルを合わせ、
[ファイルから読み取る]メニュー項目を選択します。このメニュー項目を選択すると、[ファイルからの読み取り]ウィン ドウが表示されます。このウィンドウで、ファイル名とパスを入力するか 参照 を押してファイルの場所を指定してくださ い。現在のカーソル位置から(またはファイルのオフセットを考慮して)セクタへファイルの内容を挿入するには、OKを 押してください。
[ファイルからの読み取り]ウィンドウ
6.6 表示
Acronis Disk Editorウィンドウの情報は、複数の異なるモードで表示および編集できます。[表示]メニューを使用し
て、適切な表示モードを選択することができます。
68 第6章 Acronis Disk Editorの使用
[表示]メニュー
Disk Editorには、7種類の表示モードが用意されています。
• [16進]
• [パーティション テーブル]
• [FAT16ブート セクタ]
• [FAT32ブート セクタ]
• [FAT32 FS情報セクタ]
• [NTFSブート セクタ]
• [FATフォルダ]
6.7 検索
[検索]メニューを使用すると、ハードディスクからデータを検索し、絶対オフセットに基づいてディスク セクタに移動す ることができます。
[検索]メニュー
[検索]メニューの[検索]を選択すると、編集中のディスク内のデータを検索できます。Ctrl+Fキーを押しても、同じ 操作を実行できます。検索パラメータは[検索]ダイアログ ウィンドウで設定します。
Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズ ガイド 69
[検索]ダイアログ ウィンドウ
検索するデータには、文字列値と数値(16進値)の両方を使用できます。大文字と小文字を区別せずに検索したり、
セクタ内の指定したオフセットから目的のデータを検索することができます。
検索の際は、選択したエンコードに基づいてディスクのデータが解釈されます。大文字と小文字を区別しない検索モー ドを選択すると、アルファベットの場合は大文字と小文字が区別されず、文字上の特殊記号も無視されます。
検索処理が完了すると、データが見つかった場合はそのデータの位置が現在位置となり、見つからない場合は元の 位置が現在位置になります。[検索]メニューの[再検索]を選択するかF3キーを押すと、現在位置から次のデータを 検索できます。
[検索]メニューの[移動]を選択するかAlt+Pキーを押すと、絶対オフセットに基づいて指定したセクタに移動できま す。このメニュー項目を選択すると、[セクタの移動]ダイアログ ウィンドウが開きます。
[セクタの移動]ウィンドウ
セクタの絶対オフセット、またはシリンダ、ヘッド、およびセクタの番号を入力すると、移動が実行されます。一覧のパラ メータには、次の式による制限があります。
(CYL×HDS+HD)×SPT+SEC-1
CYL、HD、SECは、CHS座標(シリンダ、ヘッド、およびセクタ)で表されるシリンダ、ヘッド、およびセクタの番号です。
HDSはディスクあたりのヘッド数で、SPTはトラックあたりのセクタ数です。
移動先のセクタから元のセクタへ戻るには、[検索]メニューの[戻る]を選択するか、Ctrl+Lキーを押します。
6.8 別のエンコードでの作業
プログラムのメイン ウィンドウには、Acronis Disk Editorで使用できるエンコードのリスト ボックスが用意されてい ます。このリスト ボックスは閉じた状態で表示され、クリックするとドロップダウン形式で表示されます。
70 第6章 Acronis Disk Editorの使用
エンコードのリスト ボックスが閉じた状態とドロップダウン形式で表示された状態
エンコードのリスト ボックスは、ハードディスクのセクタの内容を正しく解釈するためのものです。必要なエンコードを選 択することにより、セクタの内容を正しく表示できます。解釈された内容は、16進モードのプログラムのメイン ウィンド ウの右側に表示されます。
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