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その他のオペレーティング システム

ドキュメント内 Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズガイド (ページ 110-115)

第 9 章 ブータブル メディア ビルダ

B.5 その他のオペレーティング システム

その他のオペレーティング システムは、通常、独自のファイル システムにインストールされます。これらのオペレー ティング システムには、ブート パーティションの場所や他のファイル システムのサポートに関して制限がある場合が あります。新しいオペレーティング システムをコンピュータにインストールする前に、これらの制限に関する情報を把 握しておくと便利です。

Acronis Disk Director Suiteは、オペレーティング システムがブート セクタから起動される場合、それが不明なオ ペレーティング システムであっても自動的に検出します。

BeOSやQNXなど、一部の最新オペレーティング システムには、Windowsから直接起動できるようにする特別な 方法が提供されています。

オペレーティング システムとともに供給されることがある他のパーティション管理ソフトウェアによってパーティション構 造に誤った変更を加えることが頻繁にあるため、それらをAcronis Disk Director SuiteのOS Selectorと併用しな いことをお勧めします。新しいオペレーティング システムをインストールするために個別のパーティションを作成する必 要がある場合、最適な方法は、Acronis Disk Director SuiteのOS Selectorに用意されている[ディスクの管理]を 使用する方法です。

Acronis Disk Director Suite 10.0ユーザーズ ガイド 107

付録C 用語解説

アクティブ パーティション。通常、ハードディスクのプライマリ パーティションのうちのひとつがアクティブになっていま す。デフォルトMBRのコードは最初のハードディスクのアクティブ パーティションからのオペレーティング システムの 起動を試みます。Microsoftオペレーティング システムのドライブ文字の割り当ては、どのパーティションがアクティブ かに依存します。

オペレーティング システムは通常、カーネル、ドライバ、シェルおよびシステム プログラムを含むプログラムのセット であり、これらのプログラムにはハードウェアを集中管理し、ハードウェア管理の詳細をユーザーやアプリケーションか ら隠蔽する、という役割があります。

オペレーティング システムの起動は、オペレーティング システムのブート セクタの内容をメモリのアドレス0:7C00h にロードして、そこに制御を渡すことで開始されます。すべてのオペレーティング システムが独自のブートセクタを持っ ているので、システムおよび構成ファイルをロードして初期化するのに必要なすべての処理を実行することができます。

一般にブート マネージャは、パーティションが1つだけだとしても1台のコンピュータ上で複数のオペレーティング シ ステムをサポートするために、事前の処理(ブート環境の作成)を行ってから、オペレーティング システムを起動する 必要があります。

起動(ブート)はコンピュータの電源を入れるか、またはオペレーティング システムが作業を終了する、あるいは リセッ ト ボタンが押された場合に実行される手続きです。起動は次のような段階で構成されています。

• ハードウェア診断

• メモリチェック

• 内蔵BIOSの初期化

• 追加ハードウェア コンポーネントの初期化、およびそれらのBIOS(ビデオ、SCSIなど)の初期化

• オペレーティング システムの起動

コンピュータにブート マネージャがインストールされている場合は、オペレーティング システムの代わりにブート マ ネージャが起動されます。そして、ユーザーの選択したオペレーティング システムをブート マネージャが起動します。

起動ディスクはオペレーティング システムを起動できるディスクです。起動ディスクにはオペレーティング システムの ブート セクタと必要なシステムおよび構成ファイルが含まれている必要があります。「起動ディスク」という用語は一般 にフロッピー ディスクやCD-ROMを指します。

クラスタ。FAT、NTFSなどのファイル システムが情報を格納する単位。すべてのファイルは一定数のクラスタを丸ご と占有するため、クラスタのサイズが大きいほど、ファイル サイズ調整による損失が大きくなります。一方、クラスタ サイズを小さくすると、それだけクラスタ ディストリビューション テーブルの占める場所が大きくなります。

システム ディスク/パーティションは、オペレーティング システムを起動することができるディスク/パーティションです。

通常、このようなディスクは、そのオペレーティング システムのブート セクタとシステム ファイルを保持しています。

システム ファイルとは、オペレーティング システムのコードや定数データが格納されているファイルです。オペレー ティング システムごとに独自のシステム ファイルのセットがあります。

システム フォルダ。オペレーティング システムの中には、(システム パーティションとは異なる場合もある)パーティ ション上の特別なフォルダに、ほとんどのシステム ファイルを格納しているものもあります。例えば、Windows

95/98/Meでは、IO.SYSシステム ファイルはシステム パーティションにありますが、その他のシステム ファイルは

通常は、WINDOWSという名前のシステム フォルダに格納されています。Program Filesフォルダも、WINDOWS フォルダと同じパーティションにあり、オペレーティング システムに関連するファイルも保持しているので、システム フォルダの1つとして扱うことができます。

シリンダ。磁気ヘッドを動かさずにアクセスできる、1台のハードディスクのすべての磁気ディスク上の、すべてのトラッ クの集まり。あるシリンダから別のシリンダにヘッドを移動させるのに比べ、同一シリンダ内のデータへのアクセスは非 常に高速です。

ステータス。パーティションがアクティブかどうかを示すフラグ。パーティション テーブルに格納されますが、論理パー ティションに対しては意味がありません。

108 付録C 用語解説

セクタ。一回の読み出しまたは書き込み動作で転送されるディスク上の最小情報単位。通常、セクタのサイズは512 バイトです。ディスク上のセクタの場所を指定するには、絶対番号(「絶対セクタ」参照)を使用するか、またはシリンダ 番号、ヘッド番号およびトラック上のセクタ番号を使用します。

絶対セクタ。ハードディスクのすべてのセクタには、ゼロから始まる連続した番号を付けることができます。このような 番号を付けたセクタを絶対セクタといいます。

ディスク(Disc)。非磁気ストレージ メディア(コンパクト ディスク、CD-R/RW、DVDなど)。

ディスク(Disk)。磁気ストレージ メディア(フロッピー ディスクやハードディスク)。

ドライブ。ディスク上の情報にアクセスするためのデバイス(フロッピー ディスク ドライブ)、またはオペレーティング シ ステムからアクセスできるパーティション(論理ドライブ)のことで、どちらの意味にも使用する一般的な用語。

トラック。ディスクはトラックと呼ばれる同心円に分割されています。同一のトラックの情報は、ヘッドを移動しなくてもア クセスできます。

パーティショニング。ハードディスク上に論理構造を作成するプロセス。パーティショニングは、通常、DOSや

WindowsのコンポーネントであるFDISKなどのプログラムを使用して行います。[ディスクの管理]ツールは、

FDISKの機能的に不十分な点を完全に補って、多くの便利な操作を実行することができます。

パーティション。ファイル システムを設定することができるハードディスク上の独立した領域です。パーティション構造 内の位置によって、プライマリ パーティション、または論理パーティションがあります。ハードディスク上のプライマリ パーティションの1つがアクティブ パーティションになります。パーティションの属性には、タイプ、先頭位置、サイズな どがあります。パーティション管理ソフトウェアやブート マネージャの中には、パーティションを非表示にできるものもあ ります。パーティションに関する情報はパーティション テーブルに格納されています。

パーティション構造。ハードディスク上のすべてのパーティションはMBRパーティション テーブル内にルートを持つツ リー構造を形成しています。多くのオペレーティング システムおよびプログラムは、MBR以外のパーティションテーブ ルには、1つのパーティション エントリと1つのテーブル エントリしか存在しないことを前提にしています。そのため、

パーティション構造は非常に単純化されていて、すべての論理パーティションが1本のチェーン状を構成しています。

パーティション テーブル。パーティションに関する情報と、他のパーティション テーブルへのリンクを保持しているテー ブルです。パーティション テーブルが持つことのできるエントリは4つまでです。メイン パーティション テーブルは ハードディスクのMBRに置かれていて、他のパーティション テーブルは拡張パーティション テーブルと呼ばれてい ます。パーティション テーブルは通常、シリンダの最初のセクタに格納されます。

ハードディスク(ハード ドライブ)。電子回路とともに構成される固定ストレージ メディアで、内部には1つの軸上で同 期して回転している数枚かの磁気ディスクを保持しています。ハードディスクは相対的に大容量であり、読み書きも高 速です。

ハードディスク ジオメトリ。ハードディスクパラメータのセットで、通常はシリンダ数、ヘッド数およびトラック当たりのセ クタ数などが含まれます。

非表示パーティション。何らかのやり方でオペレーティング システムから見えないようにしてあるパーティション。通常 は、パーティションの種類を変更して非表示にします。

ブータブル パーティション。オペレーティング システムの起動元となることができるパーティション。このようなパー ティションの先頭には、ブート レコードが必要です。

ブート セクタはディスクまたはパーティションの先頭のセクタで、オペレーティング システムを起動するための初期 コードを保持しています。ブート セクタは0AA55h標記で終わる必要があります。

ブート レコード。オペレーティング システムの起動に必要なコードとデータを保持している、パーティションの先頭部 分。1つまたは複数のセクタから構成されています。ブート レコードの最初のセクタはブート セクタ標記(0AA55h)で 終わる必要があります。

ファイル。ファイルとは、ファイル システム内にある名前付き情報ストレージです。ファイル システムによって、格納方 法、ファイル名の付け方、およびフォルダ ツリー内でファイルに達するフルパス名を記述する方法が異なります。

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