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ASM ( Automatic Storage Management )を使用する場合

ドキュメント内 導入運用手引書 (ページ 59-62)

第 2 章 環境設定

2.4 参考

2.4.2 ASM ( Automatic Storage Management )を使用する場合

ASM を PRIMECLUSTER 上で使用する場合は、スタンバイ運用(1:1運用待機)または、スケーラブル運用のみ使用可能です。相互

待機やN:1運用待機で ASM を使用することはできません。

スタンバイ運用(1:1運用待機)の場合

ASM インスタンスを PRIMECLUSTER RMS にリソース登録してください。

リソース登録された ASM インスタンスは、起動・停止制御のみが行われ監視は行われません。ASM インスタンスに異常が発生した場 合でも、Oracle インスタンスリソースで異常を検出しますので、userApplication の切替えが発生し、業務を継続できます。

スケーラブル運用の場合

Oracle RAC で ASM を使用する場合は、ASM インスタンスを PRIMECLUSTER RMS にリソース登録しないでください。ASM インス

タンスの制御は Oracle Clusterware が行いますので、以降の注意事項は必要ありません。

2.4.2.1 環境構築時の注意

ASM インスタンスとデータベースの作成/設定

・ 運用ノード

ASM インスタンスとデータベースの作成は運用ノード上からのみ行い、待機ノードでは、運用ノードから作成した共用ディスク上の データベースを動作させる設定のみ行います。

注意

ASM インスタンス作成時、インスタンス名の先頭に「+」がつくように設定してください。

(デフォルトでは“+ASM”となります)

参照

ASM インスタンス、データベースの作成は、Oracle のマニュアルを参照してください。

・ 待機ノード

ASM インスタンス、データベースを作成した運用側と同一の構成になるように、ディレクトリの作成やファイルのコピー、リンクの設 定を行ってください。

- $ORACLE_HOME/dbs 配下

- $ORACLE_BASE/admin/$ORACLE_SID 配下

- $ORACLE_BASE/admin/<ASMインスタンス名> 配下

- $ORACLE_BASE/diag/asm (Oracle 11g の場合)

上記で作成したディレクトリとファイルのアクセス権限を運用ノードと同一にしてください。

アーカイブ REDO ログ出力先などの設定を運用ノードで行った場合は、待機ノードでも同一の設定を行ってください。

注意

cloracpy コマンド(「4.4 cloracpy - Oracle 設定ツール(待機ノード用)」参照)を使って運用ノードの必要なファイルを tar 形式にバッ クアップする場合、ASM インスタンスの定義情報はバックアップされません。以下のファイルは tar などを用いて手動でコピーして ください。

- $ORACLE_BASE/admin/<ASMインスタンス名> 配下

ASM 初期化パラメータの確認

ASM インスタンスの初期化パラメータ "ASM_DISKGROUPS" に、Oracle データベースを作成したディスクグループ名が設定されて いることを確認してください。

参照

ASM インスタンスの初期化パラメータについては、Oracle のマニュアルを参照してください。

userApplication の作成

userApplication 作成時は、Oracle インスタンスリソースと同様に ASM インスタンスリソースを作成してください。1つの userApplication に ASM インスタンスリソースと Oracle インスタンスリソースを登録してください。

参考

・ ASM インスタンスをリソース登録する場合の手順については、「2.2.7.1 Oracle リソースの作成と userApplication への登録」の手 順“5”を参照してください。

・ ASM インスタンスリソースのフラグ設定値には、NullDetector 属性のみが自動設定されます。この値を変更することはできません。

2.4.2.2 運用時の注意

ASM インスタンスで使用するディスクグループは、手動でマウント操作 (mount/umount) をしないでください。ディスクグループがマウン トされている場合は、ASM リソース活性化時に以下のメッセージがコンソールに出力される場合がありますが、特に対処する必要はあ りません。

・ ORA-15032: not all alterations performed

・ ORA-15017: diskgroup "ディスクグループ名" cannot be mounted

・ ORA-15030: diskgroup name "ディスクグループ名" is in use by another diskgroup

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