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スタンバイ運用の場合

ドキュメント内 導入運用手引書 (ページ 62-65)

第 3 章 運用

3.1 クラスタ環境における Oracle の制御

3.1.1 スタンバイ運用の場合

4. shutdown <immediate/abort/transactional> (StopModeStop で設定) デフォルト : immediate

5. “4”で Oracle が停止していない場合、shutdown abort (4.で、abort 以外の場合)

6. “4”または“5”で Oracle が停止していない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

・ リソース異常 (Oracle 以外のリソース異常も含む) に伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog 3. connect / as sysdba

4. shutdown <immediate/abort> (StopModeFail で設定) デフォルト : abort

5. “4”で Oracle が停止していない場合、shutdown abort (4.で、abort 以外の場合)

6. 4”または“5”で Oracle が停止していない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

Oracle インスタンスの監視

Oracle インスタンスの監視処理は以下のようになります。

1. バックグラウンド・プロセス (PMON・SMON) の存在状況を定間隔で確認 プロセスの存在を確認した場合は“2”へ進む

2. su - <Oracle ユーザー>

3. Oracle の SYSTEM ユーザーにて Oracle へローカル接続

4. Oracle のステータスが OPEN であるか確認

5. バックグラウンド・プロセス (PMON・SMON・DBWn・LGWR・CKPT) の生存監視を実施

6. SYSTEM ユーザーのデフォルト表領域上の監視用テーブルを使って、INSERT・UPDATE・DELETE・COMMIT が正常に実施

できるか確認

7. 24時間に1度、Oracle へ再接続

待機ノードなど Oracle が停止している状態では、30秒間隔 (固定) で1を実施します。

Oracle が起動して運用ノードとなると、2以降を実施します。起動が完了して稼動状態に入ると、“5”、“6”のみを定間隔で実施します。

この間隔はデフォルト30秒で、設定項目 Interval で変更可能です。(ただし、“6”は最低60秒以上の間隔で実施します。)

SYSTEM ユーザーのパスワード

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle による Oracle の監視は SYSTEM ユーザーにて行います。「4.3 clorapass - 監視用パスワー ドの登録」に従って、SYSTEM ユーザーのパスワードを PRIMECLUSTER Wizard for Oracle に登録してください。

登録されたパスワードが誤っている場合、ORA-01017を検出し、Oracle インスタンスリソースは Warning 状態となります。

・ 監視用テーブル (FAILSAFEORACLE_<ORACLE_SID>)

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、監視のために監視用テーブルを SYSTEM ユーザーのデフォルト表領域上に作成します

(初回起動時や、監視時の監視用テーブルが存在しない場合自動作成されます)。監視用テーブルは削除されません。

Warning 状態

以下の異常を検出した場合 Warning を通知します (Fault ではないためフェイルオーバはしません)。

- clorapass コマンドで登録された SYSTEM ユーザーのパスワードが誤っており Oracle へ接続できない場合 (ORA-01017を検 出)

- SYSTEM ユーザーのアカウントがロックされており、Oracle へ接続できない場合 (ORA-28000を検出)

- max session エラー、max process エラーなどで Oracle へ接続できない場合

- 監視の SQL 文(INSERT・UPDATE など) が一定時間応答しないが、Oracle に接続ができ、ステータスは OPEN である場合

- SYSTEM ユーザーのパスワードが期限切れとなり、監視機能が Oracle に接続できない場合 (ORA-28001を検出)

・ 監視タイムアウト

監視の SQL 文(INSERT・UPDATE など) を発行し、Oracle からの応答が一定時間返らない場合、監視タイムアウトと判定し、Oracle

インスタンスリソースの状態を Warning にします。監視タイムアウトが2回連続して発生すると、リソース異常と判断してフェイルオー バ、または縮退させます。

Oracle からの応答待ち時間 (監視タイムアウト時間) は、設定項目 WatchTimeout で変更可能です。

リスナーの起動

リスナーの起動処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. lsnrctl start <ListenerName>

3. リスナープロセスが存在することを確認

リスナーの停止

リスナーの停止処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. lsnrctl stop <ListenerName>

3. リスナープロセスが存在しないことを確認

4. 3”でリスナープロセスが存在する場合、SIGKILL を送信して強制停止

リスナーの監視

リスナーの監視処理は以下のようになります。

1. リスナープロセスが存在することを確認

2. tnsping コマンドを実行し、ネット・サービス名に到達できるかを確認 (設定項目 TNSName が設定されている場合)

待機ノードなどリスナーが停止している状態では、定間隔で“1”を実施します。

リスナーが起動して運用ノードとなると、“1”と“2”を定間隔で実施します。

この定間隔時間はデフォルト30秒で、設定項目 Interval で変更可能です。(ただし、“2”は最低60秒以上の間隔で実施します。)

ASM インスタンスの起動

ASM インスタンスの起動処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle 11g 以降は connect / as sysasm)

4. startup mount (既に STARTED 状態の場合は alter diskgroup all mount;)

ASM インスタンスの停止

ASM インスタンスの停止処理は以下のようになります。

・ オペレータによる userApplication の手動停止や手動切替えに伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle 11g 以降は connect / as sysasm) 4. shutdown <immediate/abort/transactional> (StopModeStop で設定)

デフォルト : immediate

5. “4”で ASM が停止していない場合、shutdown abort (“4”で、abort 以外の場合)

6. “4”または“5”で ASM が停止していない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

・ リソース異常 (ASM 以外のリソース異常も含む) に伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle 11g 以降は connect / as sysasm) 4. shutdown <immediate/abort> (StopModeFail で設定)

デフォルト : abort

5. “4”で ASM が停止していない場合、shutdown abort (“4”で、abort 以外の場合)

6. 4”または“5”で ASM が停止していない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

ASM インスタンスの監視

ASM インスタンスの監視は行いません。NullDetector フラグが自動的に有効になります。

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