1978年から活動を始め、2014年は25ヵ国からAFS生を受 け入れました。
教育制度
州により独自の教育制度を設けており、ノースウエスト準州は 6・6制、ケベック州は6・5制です。
高校生活
学 年: 8月下旬〜6月末。
授 業:月〜 金 の 週5日 制。 通 常8時30分 また は9時 〜 15時30分または16時。1時限45分
教 科:英語、フランス語、数学、歴史、地理、科学(物理、
化学、生物)、体育など。他に演 劇、美 術、音楽、
コンピューターなど(学校によっても異なります)。
課外活動:音楽、視覚芸術、演劇、スポーツなど。
そ の 他:勉学だけでなく、学級活動に積極的に参加する意 欲が必要です。
配属の傾向
地方の小都市への配属がほとんどです。1人親や同性カップ ルへの配属も一 般的です。大半が10〜12年(日本の高校1
〜3年相当)に編入されます。
g査証h g配属制限h
日本国外での審査になるため時間を要し、出発日を変更 する場合があります。
多くの家庭でペットを飼っているため、動物アレルギーで ペットと同居できない方は留学先として希望できません。
食品アレルギーや食事制限のある生徒の配属は大変困難 で、菜食主義者は留学先として希望できません。
ケベックは春夏秋冬の四季がはっき りしていて、どの季節でもそれぞれの 楽しみ方がある。なかでもその特有な 魅力として挙げられるのは、驚くほど 雪が降り積もる冬だろう。
ケベックの冬は極寒で、積雪の量も 半端ではないので、冬を乗り越えるの は一苦労だろうと私は思っていた。し かし、ケベックの人々は、冬 を乗り越 えるというよりも、むしろ冬を心待ち にしているようだった。冬になり、雪が 積もると、毎日のように外 に出か け、
朝から晩まで雪で遊んだ。日中はかん じきを履いて雪の上を歩き回り、夜は
ナイターの光で雪がより一層きれいに 見える中でスキーを楽しんだ。正月は 元日から、友 人の家の前で、積もった 雪に穴を掘ってトンネルを作ったり、雪 合戦をしたりして本気ではしゃいだの も、忘れられない思い出の一つである。
そんなケベックに暮らす人々は、自身 が「ケベック人」であることに誇りを持 ち、ケベックをこよなく愛していた。そ のため、留学生の私にも、わりと始め から州の公用語であるフランス語で話 しかけてきた。当初フランス語は私に とってほとんど未知の言語だったため、
言っていることを理 解するのにはずい
ぶん苦労した。しかし、極 寒の冬に、
「fret te!」(寒い)とケベックの方言ま で使いこなせるようになったのは、現 地の言葉であるフランス語で話しかけ、
分からない言葉もフランス語で一つ一 つ説明してくれた、ホストファミリーや 友人たちの助けがあったからだった。
今や私も、現地のホストファミリー・
友人が認める程の「ケベック人」である。
ケベックに家 族 が いて、友 人 が いて、
そして私はケベックをこよなく愛してい るのだから。
私も「ケベック人」
帰国生 の 声
★
★
夏組 8
月出発 主要言語 英語・フランス語
ヨーロッパ
《Europe
》20 スウェーデン王国 Kingdom of Sweden
生活様式
スウェーデン人は初めて会う人に対して礼儀正しく控えめな態 度をとりますが、本当は親しみやすく、ユーモアのセンスをもっ ている国民です。子供は小さなころから一個人として扱われま す。家庭では家族皆が平等に家事を分担します。
AFSスウェーデン
1948年から活動を始め、2014年は22ヵ国からAFS生を受 け入れました。
教育制度
スウェーデンは高い教育水準を誇り、義務教育は9年間(7〜 16歳)です。学校はすべて公立で、授業料、教科書代、昼食代 は無償。9割が3年制の高校に進学します。
高校生活
学 年: 8月中旬〜6月上旬。
授 業:月〜金の週5日制。通常8時〜15時または16時。
1時限40分、1日4〜8時限。
教 科:スウェーデン語、英語、数学、宗教学、体育、科学な ど。高校の最終学年では好きな科目を選択できます。
課外活動:課外活動はあまりないので、スポーツや音楽をやり たい人は民間のクラブなどに入るとよいでしょう。
そ の 他:通学に時間がかかる場合もあり、自転車とバスで通 います。制服はありません。
学校で語学研修の機会が設けられることがありま す。
配属の傾向
地方の中小都市や田園地帯への配属がほとんどです。北部へ の配属もあります。北部では暗く厳しい冬を過ごさなければな りませんが、雪景色はすばらしく、また夏には白夜を経験する ことができます。受入家庭の形態は様々ですので、両親そろっ ている家庭、子供のいる家庭のみを希望することはできません。
野外活動に興味を持つAFS生は歓迎されます。受入校ではほ とんどのAFS生が、高校1〜3年に編入されますが、年齢や 語学力によっては中学3年に編入されることもあります。
ホストスクールの決定が現地到着後になる場合があります。
g査証h g配属制限h
g語学h
取得のため大使館から本人に出頭要請がある場合があり ます。
受入家庭の多くが室内ペットを飼っているため、動物アレ ルギーのある生徒の配属は困難です。菜食主義者や特定 の宗派の教会に通うことを希望する生徒の配属も困難で す。
到着時に日常生活で困らない英語力が必要です。出発前 にオンライン語学講座が提供されます。
留学中の一番の思い出はやはりホスト ファミリーとの日々です。私は、2つの異 なる家族を経験しました。
一つ目のファミリーは里子をしている 大きな家族でした。最初は新発見ばか りで探求心に燃えていましたが、慣れて くるとホストママが「外にでなさい」と言っ てくるようになりました。ママパパは2人 で出かけ、姉弟はゲーム、私は語学勉 強したいのに…。今では「自分で外にでて、
いろいろなことを学びなさい」という意 味だとわかるのですが、当時の私は、私 のことが邪魔なんだと思っていました。
さらにママパパはよく喧嘩をして、それ も私にとってストレスでした。思いも言 葉で伝えられる頃、私は「私がこの家に
いることが不満ならチェンジしたい、そ うでないなら残りたい」と言ったことが あります。もちろん、彼らはそんなこと ないよ。と言ってくれ、腹を割ってお互 いのことを話しました。本当の家族でな い、ましてや外国人とぶつかることは怖 かったけれど、自己主張と相手への尊 重の大切さを感じました。自己主張は恥 ずかしいことでないし、日本人には必要 な力ではないかと思いました。日本語で 言うのは簡単です。異なる言語を使って、
思いを伝えるこの経験は私にとって大き な自信となりました。結局他の事情から チェンジをすることになり、最後の3ヵ 月は一つ目のファミリーと過ごしました がとても楽しい濃い時間でした。
激動の一年でたくさん苦労もしました が、今思うと“ 行ってよかった。途中で あきらめなくて良かった ”と心から思い ます。頼るばかりでなく、一回立ち止ま り考えて行動する力がついたと思いま す。また、相手のことを考えて行動する こともできるようになりました。外国へ 行ったことで、さまざまな人種の人とふ れあったことで、一人の日本人として考 え行動できるようになりました。
今でもFacebookで連絡を取ったり、
プレゼントを贈ったり、去年の冬は東京 に遊びにきた向こうの友達と再会したり と交 流を 続けています。外 国に友 達、
家族ができたこと、世界に友達がいるこ とは大きな自慢であり、最高の宝物です。
主張すること、相手を尊重すること
帰国生 の 声
夏組 8
月出発 主要言語 スウェーデン語
ヨーロッパ
《Europe
》21 スペイン Spain
生活様式
スペインではスペイン語のほか、地域によってカタルーニャ語・
バスク語・ガリシア語・バレンシア語も話されており、文化的 にも多様です。スペイン人は誇り高く寛容な国民で、祭りやサッ カーの試合では大勢で騒ぐことを好みます。家庭は社会の中 での基 本と考えられています。近 年は共働きの家庭 が増え、
家事は家族皆で分担します。
AFSスペイン
1954年から活動を始め、2014年は28ヵ国からAFS生を受 け入れました。
教育制度
10年間の義務教育終了後、大学進学をめざす一般教育課程 か、実社会で必要な技術の習得課程かを選ぶことができます。
高校生活
学 年: 9月〜5月または6月。
授 業:月〜 金の 週5日制。通常8時 〜14時 半または15 時。1時限50分。
教 科:理系は数学、物理、生物、化学などが中心。文系 はスペイン語(またはカタルーニャ語、バスク語、
ガリシア語、バレンシア語)、文学、歴史、外国語、
哲学、ラテン語など。その他に技術系があります。
課外活動:あまり活発ではありませんが、学 校によってサッ カーやバスケットボール、演劇部があります。
そ の 他:昼食はだいたい家に帰ってとります。特定の私立校 以外、制服はありません。
配属の傾向
約4割がスペイン語圏、約6割が第一言語としてカタルーニャ 語・バスク語・ガリシア語を話す地域に配属されます。またカ ナリア諸島や、北アフリカの領土への配属の可能性もあります。
約9割が都市部かその近郊、1割が地方への配属です。スペ インの家やアパートメントはあまり広くないので、ホストブラ ザーやシスターと部屋を共有するのが一般的です。AFS生は 通常、公立学校の10〜12年(日本の高校1〜3年相当)に編 入され、理系・文系・技術系のいずれかを選択します。
g査証h
g配属制限h g予防接種h
審査が厳しく、発給までに時間を要し、発給が出発直前 になったり出発日を変更したりする場合があります。大使 館指定用紙による健康診断書の提出が必要です。取得の ため、大使館から本人と保護者(両親)へ出頭要請があ ります。大使館が指定する保険への加入が求められます。
喫煙家庭が多く、禁煙家庭への配属を希望することはで きません。菜食主義者は留学先として希望できません。
配属のため、ジフテリア、百日咳、破傷風、はしか、風疹、
おたふく風邪、B型肝炎の接種が義務づけられます(62 期参考情報)。
留学先がスペインのマドリッドに決ま り、語学の勉強を頑張ろうと意気込ん でいたが、高校生活はかなり忙しく思 い通りに勉強もできずに出発の日を迎 えた。語学やこれから生活する環境な ど、空港では期待より不安のほうが大 きかった気がする。
スペインに着いてすぐ、私は言葉の 壁にぶつかった。毎日、毎日、辞書を 持ち、ホストファミリーはジェスチャー 混じりのスペイン語(単語?)を一生懸 命聞いてくれた。
スペインに来て1ヵ月が過ぎたころ、
第1回目のオリエンテーションがマド
リッド郊外であった。周りのAFS生た ちは拙いまでも自分の意見を言うこと ができるぐらいにはスペイン語を勉強 しており、それが 私にとってはすごく ショックだった。この出来事が私のスペ イン語に対する姿勢を変えたように思 う。それまでは、学校でも家でもスペ イン語にしり込みして自分から話すこ とはなかったが、それを機に友達も少 しずつ増えホストファミリーからも明る くなったねと言われるようになった。
毎 週 金 曜日、マドリッドでは夜の9 時 や10時ぐらいまで友 達と遊ぶのが 普通だった。最初の3ヵ月は平日に夜
遅くまで遊ぶ習慣の無かった私にとっ てそれがとても奇妙に思えたし、苦痛 だった。でも、そのおかげで何でも話 し合える仲間や友達ができたと思う。
学 校 で の 勉 強 は、日本人 だ からと いって容 赦 がなく、レポートも歴 史も 物理も最初から最後まですべてスペイ ン語ですごく大変だった。しかし、慣 れてきてしっかりできるようになると友 達や先生から認められるようになって いった。それ は、すごく嬉しかった。
スペインの家族そして、私の留学に関 わってくれたすべての人に感 謝をした い。¡ Muchísimas gracias!