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01.ActiveRoute

理想的な配線機能は同時に複数のネットへオートルーターを適⽤して、熟練した設計者が コントロールできることでその結果は、求めた配線とならずに結局は手動で配線する 場合がよくあります。

これを解決するために「ActiveRoute」機能(インタラクティブ配線の新しい機能)を 追加しました。

02.配線後の「Glossing」機能

AD17.0では、配線後の「Glossing」機能を追加し、選択したトラックへ適⽤して その配線全体の質を改善できます。

ここでの「Glossing」という意味は、(配線全体の)⾒栄えを良くするということです。

この機能はまだ不十分な点がありますが今後のバージョンで改善する予定です。

メインメニューから Edit > Glossコマンドを選択します。

(または、Route > Gloss Selected )

このコマンドを実⾏する前にデザインワークスペースで「Glossing」を適⽤したい トラックを選択していることを確認してください。

「Glossing」のために配線ネットを選択する手順は下記です。

配線内のどれかのセグメントをセレクトします。

それから「Tab」キーを押して選択したトラックに接続されているそのレイヤ上の全ての トラックを選択します。

「Tab」キーを2回押すとセレクトしたトラックに接続されている全てのレイヤ上の 全てのオブジェクトが選択されます。

Click+Drag を使⽤してマウスの領域で右から左へセレクトし

(マウスの領域で囲った領域が接触する箇所をセレクトするモード 、複数のネットの) トラックセグメントをセレクトします。

それから「Tab」キーを使⽤して選択したトラックに接続されているそのレイヤ上の全ての トラックを選択します。

配線ネットの特定の部分のみ「Gloss」するにはその両端のトラックセグメントを 選択します。それから「Gloss」コマンドを実⾏します。

選択したセグメント間(セレクトしたセグメントも含む)の配線のみ「Gloss」されます。

04.Controlled Depth Drilling

⾼速信号がPCBの層間を通る時に歪む場合があります。

信号層に⻑いスタブがあると、信号の反射などで歪が発⽣します。

AD17.0では「back drilling」と呼ばれる「Controlled Depth Drilling (CDD)」機能が 追加されました。

これはスルーホールの未使⽤箇所やスタブを削除するために使⽤する技術です。

一般的にVIAや「press-fit backplane」コネクタに使⽤され、コストを削減して⾼速信号 経路における信号の質を管理できます。

05.新しい「Project Releaser」

AD17.0では新たな「Project Releaser」の機能によりPCBデザインプロジェクトを リリースする方法が合理化されました。

製造⽤データ、実装⽤データ、デザインソース等に関して、プロジェクトの個々の コンフィギュレーションを切り換え、リリースしないで同時にプロジェクトの全ての 製造データを⽣成できます。

この「Project Releaser」は複数のバリアントに関する実装データを同時に⽣成できます。

出⼒ジョブファイルを作成したかどうかを心配する必要はありません。

「Project Releaser」には2つのモードがあり、全てのタイプのPCBプロジェクトで 利⽤できます。

オンラインモード

⽣成したデータをターゲット「Altium Vault」内のItemへリリースします。

オフラインモード

⽣成したデータを1つのZipファイルに圧縮しフォルダへリリースします。

新たな「Project Releaser」では整合性のある製造データを容易に⽣成できます。

またCAMエディタでガーバー/ODB++ データなどをリリースする前に⽣成する内容を 確認できます。

06.デザインルールの改善

AD17.0ではPCBデザインルールの一部が改善されました。

クリアランス項目では従来の「Simple」以外に「Advanced」が追加されました。

これにより従来の「Track」関連が「Arc」と「Track」として処理します。

また「Copper」関連が「Fill 「Poly 「Region」として処理します。」、 」、

これ以外には下記のようなものがあります。

最小クリアランス・マトリクスの簡易化。

スプリットプレーン間のクリアランスをチェックする機能。

プリミティブと⽳間のクリアランスチェック。

適切に接続されていないコネクションのチェック機能。

07.Smart Copper編集

AD17.0では配置済みのリジョンやポリゴンを図形のように編集できるようになりました。

これを「Smart Copper」編集と呼びます。

他の図形編集をするソフトウェアではこういった形状の加工は一般的に

「Join 「Union 「Punch」などと呼ばれているので、その機能に相当します。」、 」、

ソフトウェアによって、その機能は⾊々な呼名となっています。

セレクトしたポリゴンの結合

以下の操作を実⾏して2つ以上のポリゴンオブジェクトを結合できます。

1.互いに重なるように新しいポリゴンを配置します。または既存のポリゴンをドラッグ します。

2.結合する全てのポリゴンを選択します。

3.選択したどれかのポリゴンを右クリックし「Polygon Actions」 >

「Combine Selected Polygons」コマンドを選択します。

セレクトしたポリゴンを差し引く

以下の操作を実⾏して他のベースポリゴンからポリゴンオブジェクトを差し引くことが できます。

1.ベースポリゴンと重なるように新しいポリゴンを配置します。

または、既存のポリゴンをドラッグします。

これが差し引かれるポリゴンとなります。

2.ベースポリゴンを選択し、右クリックして「Polygon Actions」 >

「Subtract Polygons from Selected」コマンドを選択します。

3.差し引くポリゴンを選択します。

4.右クリック、または Escキーを押してこのプロセスを完了しますが、ポリゴンは 後で再構築する必要があります。

改善した頂点の編集

ポリゴンには形状を編集するための箇所またはハンドルがあります。

1.Full Handles

これらの塗りつぶしのハンドルはポリゴンのコーナーにあります。

2.Empty Handles

これらのブランクのハンドルは「Full Handles」で作成されたセグメントの中央に あります。

「Empty Handle」を移動すると側面全体が移動します。

以前のバージョンで「Empty handle」を移動するには移動したいハンドルを つかみながら「Ctrl」と表⽰された部分をクリックします。

「Ctrl」をつかむのは移動の始めだけです。

ハンドルを移動し始めた後、通常通りに「Shift+Spacebar」コマンドを使⽤して 配置モード(アーク、miter、任意の角度)を切り換えできます。

任意の角度の配置モードで望まない頂点が作成される場合や余分に頂点が削除される場合

「Ctrl」と表⽰された部分をクリックし、中央の「full handle」をつかみます。

ハンドル上に X アイコンが表⽰されます。それをドラッグするとその端の頂点が1つに 減ります。

ポリゴン外形の変更

ポリゴンの形状を容易に変更できる新たな「Modify Polygon Border」コマンドも あります。

このコマンドはポリゴン上で右クリックし「Polygon Actions」 >

「Modify Polygon Border」を選択して実⾏します。

コマンドを実⾏すると、カーソルが十字になります。

クリックする度に新しい頂点が追加されます。

Shift+スペースキーを使⽤すればコーナー形状を変更できます。

基板外形のスマート編集

基板外形を容易に変更できる新たな「Modify Board Shape」コマンドもあります。

このコマンドは 「Board Planning」モードで Design > 「Modify Board Shape」、 を選択して実⾏します。

このコマンドを実⾏するとカーソルが十字に変化します。

クリックする度に新しい頂点が追加されます。

ポリゴンの編集時と同様にShift+スペースキーを使⽤すればコーナー形状を変更 できます。

09.PCBフットプリントのパラメータ

AD17.0ではPCBのフットプリントにパラメータを反映できます。

回路図コンポーネントに定義したユーザパラメータはECOを介してPCBレイアウトの フットプリントへ移⾏されます。

PCBでのパラメータは、クエリ、デザイルール、スクリプト、バリアントに使⽤できます。

またPCBコンポーネントライブラリに適⽤し配置したフットプリントからデータシート等 を参照できます。

10.セレクトと表示の改善

AD17.0ではSCHとPCBデザイン領域内でオブジェクトを選択、表⽰する機能を改善し 新たな機能が導入されました。

それが「Lasso」選択機能やスマートドラッグ選択機能です。

「Lasso」選択機能

「Lasso」とは投げ縄という意味で、画像加工ソフトウェアなどでお馴染みです。

オブジェクトを素早く選択できます。

メインメニューから Edit > Select > 「Lasso Select command」で使⽤できます。

この機能には2つのモードがあります。

Free-form

投げ縄のように自由な形状でセレクション領域を指定して必要な設計オブジェクトを 統合できます。

Polyline

多角形の「Lasso」選択機能でこのモードはより正確にオブジェクトを選択する必要が ある時で「Free-form」モードより望ましい場合があります。

このモードは45度回転したコンポーネントがあるデザインで有効です。

スマートドラッグ選択機能

マウスで選択のためにドラッグする方向で選択される内容が変化するように変更 されました。

左から右へセレクションウィンドウをドラッグ

セレクション領域内に完全に含まれるオブジェクトをセレクトします。

この動作は Edit > Select > Inside Area コマンドに相当します。

右から左へセレクションウィンドウをドラッグ

セレクション領域内に完全に含まれる、またはその境界に接触するオブジェクトを セレクトします。

この動作は Edit > Select > 「Touching Rectangle」コマンドに相当します。

どの選択モードが使⽤されているかは選択枠である四角形の⾊で判別できます。

デフォルトでは、左から右へドラッグした場合は⻘色の四角形になり、右から左へ ドラッグした場合は緑色の四角形になります。

上記の2つ以外にPCBで未配線のコネクションの選択にて「ActiveRoute」機能を使⽤する 時に便利な選択機能を説明します。

Alt キーを押しながらコネクションをクリックします。

Shift キーを押しながら連続してコネクションをドラッグで囲い追加で選択できます。

Alt キーを押しながら右から左へドラッグで囲い選択します。四角形の領域で囲った 領域内または四角形の領域に接触するコネクションが選択されます。

11.クロスプローブとクロスセレクト

クロスプローブとクロスセレクトはSCH内のオブジェクトを選択しそのオブジェクトに 相当するPCB内のオブジェクトを検索する機能ですが、AD17.0ではその両方の機能を 改善しました。

クロスプローブに関するオプションは「Preferences」ダイアログの System - Navigation ページの「Highlight Methods」欄にあります。

ここでクロスプローブの「Masking」と「Zooming」オプションを有効/無効にできます。

ズームレベルを調整するには 「Far/Close」スライダーを使⽤します。、

クロスセレクト機能に関するオプションは「Preferences」ダイアログの System - Navigation ページに追加されました。

Tools メニューの「Cross Select Mode」オプションやShift+Ctrl+X でこの機能を 有効/無効にできます。

12.ビュー設定の改善

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