一部 3
リリース7.6.xからのNetWorkerの更新
第 7 章
リリース 7.6.x からの NetWorker for Linux の更新
この章は、次のセクションで構成されています。
u Linux上でNetWorkerを更新するためのロードマップ...68
u Asianux、CentOS、OEL、RedFlag、RHEL、およびSuSEでのNetWorkerの更新... 68
u DebianおよびUbuntuでのNetWorkerクライアントソフトウェアの更新...82
u FedoraでのNetWorkerクライアントソフトウェアの更新...83
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新 67
Linux 上で NetWorker を更新するためのロードマップ
NetWorkerソフトウェアを7.6.xから更新する場合、一部のLinuxオペレーティングシステ
ムでは、前のバージョンを削除せずにNetWorkerソフトウェアを更新できます。 Debianと
Ubuntuでは、前のバージョンのNetWorkerソフトウェアを削除してから新しいバージョンを
インストールする必要があります。
㽷
NetWorkerサーバを更新した後で、NetWorkerサービスを再開します。
NetWorker 7.6.x以前のインストール処理によってUNIXホスト上のsyslog.conf ファイ
ルが変更されています。アンインストール処理より、このファイルに作成されたエントリーが 削除されます。 NetWorkerソフトウェアを削除する前に、syslog.conf ファイルをバック アップします。 NetWorker 8.1以降のインストール処理では、syslog.conf ファイルが修 正されません。
㽷
NetWorkerサーバを更新する前に、各NetWorkerストレージノードを更新します。
更新するLinuxオペレーティングシステムの状態に応じて、次のシナリオのいずれかを選
択し、説明されている手順に従います。
u コンソールサーバーソフトウェアの更新と構成(68ページ)
u DebianおよびUbuntuでのNetWorkerクライアントソフトウェアの更新(82ページ)
u FedoraでのNetWorkerクライアントソフトウェアの更新(83ページ)
Asianux 、 CentOS 、 OEL 、 RedFlag 、 RHEL 、および SuSE での NetWorker の更新
NetWorkerソフトウェアを更新するには、サーバー、ストレージノード、クライアントを更新し
てから、コンソールサーバーを更新する必要があります(使用する場合)。
NetWorker ソフトウェアの更新
次の手順を使用して、NetWorkerソフトウェアを更新します。これには、クライアント、サーバ ー、ストレージノードが含まれます。
NetWorker ソフトウェアの更新に関する考慮事項
NetWorker 7.6.xから更新する前に、次の点について考慮します。
u NetWorkerソフトウェアを7.6.xから更新する場合、一部のLinuxオペレーティングシス
テムとWindowsオペレーティングシステムでは、前のバージョンを削除せずに
NetWorkerソフトウェアを更新できます。
u NetWorkerサーバを更新する前に、各NetWorkerストレージノードを更新します。
u NetWorkerサーバーを更新した後で、NetWorkerサービスを再開する必要があります。
u NetWorker 7.6.x以前のインストール処理によってUNIXホスト上のsyslog.confフ
ァイルが変更されています。アンインストール処理より、このファイルに作成されたエン
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新
u NetWorker 8.1以降のインストール処理では、syslog.confファイルが修正されませ ん。
LDAP 構成のバックアップ
ネットワーク サーバーを更新する前に、cstフォルダーをバックアップして、構成情報を保 持します。
手順
1. NetWorkerサーバーに接続し、Networkerサービスを停止します。
2. 次のディレクトリのバックアップコピーを作成します。このディレクトリは、Linux、UNIX、
Windowsで異なります。
l LinuxまたはUNIXサーバーの場合: NetWorker_install_dir/cst
l Windowsサーバーの場合: NetWorker_install_dir\nsr\cst
( RHEL Linux のみ) SELinux の有効化
SELinuxを有効にするには、次の処理手順を実行します。 NetWorker 8.1以降はSELinux
をサポートします。ただし、NetWorker 7.6 SP3以前では、SELinuxを有効化したLinuxホス トはサポートされていませんでした。
u RHEL 5で、次の手順を実行します。
1. [system-config-securitylevel]を実行します。
2. 表示されるウィンドウで[SELinux]タブを選択します。
3. [SELinuxを有効にする]を選択し、システムを再起動します。
4. getenforceコマンドを使用して、SELinuxのステータスを確認します。
u RHEL 6で、次の手順を実行します。
1. オペレーティングシステムに次のパッケージが含まれることを確認します。
– selinux-policy-targeted-3.7.19 – policycoreutils-gui-2.0.83 – selinux-policy-3.7.19
2. SELinuxのステータスを判別するには、sestatusコマンドを使用します。
次に例を挙げます。
/usr/sbin/sestatus
SELinux status:
disabled
SELinuxfs mount: /selinux Current mode: enforcing Mode from config file: enforcing
3. SELinuxステータスの値が無効化されている場合は、次の手順を実行します。
a. /usr/binディレクトリで、SELinuxプログラムを開き、SELinuxのステータスを 構成します。
system-config-selinux
b. SELinuxのステータスをEnabledに変更します。
c. システムを再起動します。
4. getenforceコマンドを使用して、SELinuxのステータスを確認します。
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新
NetWorkerソフトウェアの更新 69
構成ファイルのバックアップ
NetWorkerソフトウェアのインストール処理では、既存のNetWorker起動スクリプトファイル
が上書きされます。 NetWorkerソフトウェアをインストールする前に、構成ファイルをバック アップします。
手順
1. rootとしてターゲットホストにログインします。
2. 元のファイルのバックアップ コピーを作成します。 次に例を挙げます。
cp original_file backup_file
各オペレーティングシステムの構成ファイルの名前および場所のリストは、次の表に記 載されています。
表 10 UNIXの構成ファイル
オペレーティング・システム 元のファイル
AIX /etc/inittab
/etc/rpc /etc/rc.nsr
HP-UX /sbin/init.d/networker
Linux /etc/init.d/networker
/etc/rc3.d/S95networker /etc/rc5.d/S95networker /etc/ rc0.d/K05networker
Solaris /etc/init.d/networker
ストレージ ノード上の NetWorker バージョンの判別
NetWorkerサーバーソフトウェアを更新する前に、次の手順を実行して、ストレージノード
のNetWorkerバージョンを確認します。最新のNetWorkerサーバーでは、NetWorker 7.6.x 以前のストレージノードは無効になります。
手順
1. 各NetWorkerストレージノードを更新します。
2. データゾーン内の各NetWorkerストレージノードで最新のNetWorkerソフトウェアが実 行されていることを確認します。
3. データゾーン内のストレージ ノードにインストールされたNetWorkerのバージョンを判別 するには、UNIXではrootとして、Windowsでは管理者としてnsradminプログラムを実 行します。
a. コマンドプロンプトで、次のように入力します。
nsradmin
b. 属性タイプを「nsr storage node」に設定します。
nsradmin> . type: nsr storage node
c. ストレージノードのホスト名とNetWorkerソフトウェアバージョンが表示されます。
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新
d. データゾーンの各ストレージ ノードのリストおよび対応するバージョンのNetWorker ソフトウェアを表示します。
nsradmin> print
e. nsradminプログラムを閉じます。
nsradmin> quit 次に例を挙げます。
nsradmin> . type: nsr storage node Current query set
nsradmin> show name;version nsradmin> print
name: mystoragenode.domain.com;
version: 7.6.3;
nsradmin> quit
NetWorker ソフトウェアの更新
rpm -Uコマンドを使用すると、最初に前のバージョンのソフトウェアを削除することなく、
NetWorkerクライアント、サーバー、ストレージ ノード、コンソール サーバー ソフトウェアを更
新できます。
手順
1. NetWorkerソフトウェアを削除する前に、NetWorkerモジュールソフトウェアを削除しま
す。 NetWorkerモジュールソフトウェアには、NetWorker Module for Database ApplicationsおよびNetWorker PowerSnapモジュールソフトウェアがあります。
モジュールソフトウェアをアンインストールする方法については、該当するモジュールの インストールガイドを参照してください。
2. インストールされているNetWorkerパッケージのリストを表示するには、 rpm -qa | grep lgtoコマンドを使用します。
3. 最新バージョンの展開されたNetWorkerソフトウェアパッケージが含まれているディレク トリで、次のように入力します。
rpm -Uvh [package [package]...]
[package [package]...]は、インストールタイプに必要なソフトウェアパッケージのリストで す。
4. 言語パックやマニュアルページなどのオプションパッケージは、rpmコマンドでインスト ールタイプに必要なパッケージの後に指定します。
次の表に、各インストール タイプに必要なソフトウェア パッケージのリストを示します。
表 11 インストールタイプ別の更新対象NetWorkerパッケージのリスト インストールタイプ パッケージ
クライアントソフトウェア lgtoclnt-nw*.rpm
ストレージノードソフトウェア lgtoclnt-nw*.rpm lgtonode*.rpm
サーバーソフトウェア lgtoclnt-nw*.rpm lgtonode*.rpm lgtoserv*.rpm コンソールサーバ lgtoclnt-nw*.rpm lgtonmc*.rpm
マニュアル・ページ lgtoman*.rpm 簡体字中国語サポート lgtozh*.rpm フランス語サポート lgtofr*.rpm
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新
NetWorkerソフトウェアの更新 71
表 11 インストールタイプ別の更新対象NetWorkerパッケージのリスト(続き)
インストールタイプ パッケージ 日本語サポート lgtoja*.rpm 韓国語サポート lgtoko*.rpm
5. NetWorkerソフトウェアを更新した後には、次の手順をお勧めします。
a. NetWorkerホストでNetWorkerデーモンを停止します。
b. /nsr/tmpディレクトリを削除します。
c. NetWorkerデーモンを起動します。
6. NetWorkerサーバーを認証します。
NetWorkerソフトウェアによって、必要な更新EnablerコードがNetWorkerサーバ構成
に追加されます。このEnablerコードを削除することはできません。更新Enablerコード は、容量ベースのライセンスを使用しない限り、NetWorkerサーバ更新の45日後に使 用期間が終了します。
NetWorkerサーバのアップグレードから45日間以内にEMC Licensingに問い合わせ
て、更新Enablerを恒久的に認証してください。更新Enablerの認証方法および容量ベ
ースのライセンス モデルの使用方法については、「NetWorkerライセンスガイド」を参照し てください。
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更新Enablerの使用期間が終了するか、認証コードを適用しない場合、新しいリリース
レベルでNetWorkerソフトウェアは機能しません。
NetWorker サーバーの認証
次の手順を使用して、NetWorkerソフトウェアを更新します。
手順
1. NetWorkerソフトウェアを更新する前にNetWorkerモジュールソフトウェアを削除した場
合は、NetWorkerモジュールソフトウェアを再インストールします。モジュールソフトウェ
アパッケージをインストールする方法については、該当するモジュールのインストール ガイドを参照してください。
2. NetWorkerソフトウェアを更新した後には、次の手順をお勧めします。
a. NetWorkerホストでNetWorkerデーモンを停止します。
b. /nsr/tmpディレクトリを削除します。
c. NetWorkerデーモンを起動します。
3. NetWorkerサーバーを認証します。
NetWorkerソフトウェアによって、必要な更新EnablerコードがNetWorkerサーバ構成
に追加されます。このEnablerコードを削除することはできません。更新Enablerコード は、容量ベースのライセンスを使用しない限り、NetWorkerサーバ更新の45日後に使 用期間が終了します。
NetWorkerサーバのアップグレードから45日間以内にEMC Licensingに問い合わせ
て、更新Enablerを恒久的に認証してください。更新Enablerの認証方法および容量ベ
ースのライセンスモデルの使用方法については、「NetWorkerライセンスガイド」を参照し
リリース7.6.xからのNetWorker for Linuxの更新