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6)放送倫理と格付け(レイティング)の状況

ドキュメント内 (ページ 33-40)

 

映画法(Filmloven)により、テレビで放映される各種映画は、事前にメディア・カウンシ ルの以下に挙げる格付けの認定が義務つけられているが、他のテレビ番組に関しては格付け は不要である。 

   

7)バイヤー情報

(ディストリビュータリスト)

(未掲載箇所は未公開情報) 

 

企業名:  Canal+ (C more entertainment Danmark)(放送) 

所在地:  Mileparken 20 A, 2740 Skovlunde  Tel:  +45 3338 4701 

Fax:  +45 3338 4709 

担当者名:  Mr. Steffen Kjelds, programkoordinator  E-mail:  [email protected] 

URL:  www.canalplus.dk 

設立年:  1985 

資本金:  NA 

売上高:  NA 

従業員数:  NA 

その他(特徴など)  パラボラ、ケーブルを通じてテレビ番組を配給。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など    不明 

 

企業名:  Dk4 (Bravad Production ApS)(放送) 

所在地:  Rådmandsgade 55, 2200 Købehanvn N  Tel:  +45 7025 3535 

Fax:  +45 7025 3593 

担当者名:  Mr. direktør Stig Holbøll Hasner  E-mail:  [email protected] 

URL:  www.dk4.dk 

設立年:  2000 

資本金:    ― 

売上高:    ― 

従業員数:    ― 

その他(特徴など)  「Canal Digital」や「TDC」経由で送信。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など    不明 

 

企業名:  DR(放送、配給) 

所在地:  Emil Holms Kanal 20, 0999 København C  Tel:  +45 3520 4025 

Fax:  +45 3520 8800 

担当者名:  Ms. Programredaktør Mette Hoffmann  E-mail:  [email protected] 

URL:  www.dr.dk 

設立年:  1925 

資本金:  公共機関であるため、資本金はない。 

売上高:  35 億デンマーククローネ 

従業員数:  3346 人 

その他(特徴など)  デンマークラジオ「DR」は、デンマークで唯一の 100%視聴者が 支払う受信料で経営されている放送局である。従って、「DR」には

テレビ・ラジオで質の高い放送をするという公共サービスの義 務がある。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など 

TV:シャル・ウィ・ダンス  用心棒 

乱 

『BROTHER』 

 

企業名:  Kanal København(放送) 

所在地:  Reventlowsgade 14, 3. sal; 1651 København K  Tel:  +45 3321 1750

Fax:  +45 3321 7550  担当者名:  Mr. Jimmy Rehak 

E-mail:  [email protected]  URL:  www.mediehuset-kbh.dk 

設立年:   

資本金:  NA. Firmaet er et ApS 

売上高:  NA 

従業員数:  NA 

その他(特徴など)  首都コペンハーゲンに焦点を当てた番組を放送。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など    なし     

企業名:  SBS TV A/S(放送) 

所在地:  Mileparken 20 A, 2740 Skovlunde  Tel:  +45 7010 1010 

Fax:  +45 7010 1002 

担当者名:  Ms. Indkøber Tina Moreton   E-mail:  [email protected]  URL:  www.sbstv.dk 

設立年:  1997 

資本金:  NA  

売上高:  NA 

従業員数:  55 人 

その他(特徴など)  4 つのチャンネルで、それぞれ①女性、②15〜44 歳の年代層、

③旅行/アドベンチャー、④若者向け音楽を対象とした娯楽番組 を放送。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など    不明 

 

企業名:  TV2 A/S(放送、配給) 

所在地:  Rugaardsvej 25, 5100 Odense C  Tel:  +45 6591 9191 

Fax:  +45 6291 3322 

担当者名:  Mr. programredaktør Kim Christiansen  E-mail:  [email protected] 

URL:  www.tv2.dk 

設立年:  1988 

資本金:  2 億 1000 万デンマーククローネ 

売上高:  19 億デンマーククローネ 

従業員数:  793 人 

その他(特徴など)  広告収入で経営をまかなっているが、公共サービスの義務もあ る。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など 

TV: 

  料理の鉄人    花火    『GONIN』 

ソナチネ  ザ・リング  バトルロワイアル  あゝ!一軒家プロレス   

企業名:  Viasat(放送、配給) 

所在地:  Wildersgade 8, 1408 København K  Tel:  +45 7730 5500 

Fax:  +45 7730 5510  担当者名:  HMr. CEO Kim Poder  E-mail:  [email protected]  URL:  www.viasat.dk 

設立年:  1986 

資本金:  1 億 5800 万デンマーククローネ  売上高:  6 億 8500 万デンマーククローネ 

従業員数:  24 人 

その他(特徴など)  サテライト放送の配給者として、多くの異なるテレビ局の仲介 をしている。 

主な日本コンテンツ購入/

取扱い実績、作品名/日本 企業名/上映・放送媒体

(劇場・TV・DVD 等)など    不明 

 

3 .アニメ

【対象:アニメ版権取引】 

 

1)配給会社へのインタビュー 

(インタビュー内容は、後述バイヤーリスト掲載の数社からの回答を纏めたものである。) 

Q:デンマークで上映される(テレビで放映される)アニメ映画の傾向について 

A:日本映画はアニメ映画への焦点を強化しているが、デンマークにおいてはそれほど大き な収益を上げているわけではない。おそらくアニメがデンマークの大人の観客層をまだ確 立していないためと思われる。以前不足していた家族向け映画が、今日過剰気味であるこ とから、アニメ映画にとっては厳しい状況である。日本のアニメ映画は、アメリカのアニ メ映画との競争にさらされながらも、時間と共により広まっていくものと予想される。 

 

Q:アニメをデンマークへ輸入する時の手続きについて 

A:輸入の際の検査はないが、子供向けの上映にあたっては格付け審査が必要である。通常、

輸入は配給会社経由で行われるが、必ずしも生産国から直接というわけではない。日本映 画については、欧州の配給会社が日本の映画祭から持ち帰った映画から選ぶ。 

  EU諸国で製作された(アニメを含む)映画の輸入にはMEDIA(www.mediadesk.dk)のサポ ートがある。その他、DFI (Det danske filminstitut: www.dfi.dk)  のサポートも申請 できる。 

 

Q:著作権について 

A:フィルムの著作権は DVD 用、TV 用、映画館用とそれぞれに別けて買う。映画館用フィル ムは、観客が少ないことも想定されるため、DVD 用、TV 用フィルムより安い。著作権は通 常 5〜7 年の契約で買う。 

 

Q:アニメ映画を上映(テレビで放映)する場合の年齢制限などについて 

A:デンマークでの映画の格付けは、フィルム法(Filmloven; Lov nr. 186 af 2.03.1997)

に基づき、メディア・カウンシル(Medieraadet、http://branche.medieraadet.dk/)によっ て行われる。この法律の「フィルム」は各種映画を意味し、写真用フィルムやビデオも含 まれる。ただしテレビ放送は除く。デンマークにおいて 15 歳未満の子供向けに上映し、

映画の広告や紹介をする際も、配給会社や映画館オーナーはメディア・カウンシルの格付 けに関して告知する義務がある。また、認定された格付けが映画の上映材料中に表示され ていなければならない。 

 

Q:放映倫理と格付けについて 

A:15 才までの子供を対象とした映画については、あらかじめ配給会社が判断するが、その 

後、メディア・カウンシルの判断を仰がなくてはいけない。  

    教育者資格をもつ審査官(メディア・カウンシル執行委員:詳細は映画法 P19 参照)が、

音響、照明、シーンなど、格付けの大きな要素をチェックし、①一般向き ②7 歳未満の 子供の鑑賞には保護者の判断を要する映画 ③11 歳以上向け映画 ④15 歳以上向け映画の 4 種に区別する。特に音響は幼児を怖がらせるので審査の対象となるが、卑語は審査の対 象とならず、暴力シーンも想像と現実の判断が可能な 11 歳以上には有害とはされず、ポ ルノ映画も 15 歳以上以上であれば鑑賞可能な映画とされる。すなわち、全ての要素が有 害だと決め付けるのではなく、年齢に応じて映画で得た知識から学び、「良い意味での脅 え」が与える教育的効果も考慮に入れ、格付けされる。 

  参考:http://film.medieraadet.dk/Sporgsmal̲Svar/Sporgsmal̲svar.aspx  

Q:テレビで放映するアニメ映画の放送時間について 

A:ほとんどのアニメは子供がテレビを見ることのできる時間を反映し、午前中(朝学校へ行 くまでの時間または親が仕事へ出かけるまでの時間)と、午後 4 時頃以降(子供が学校か ら帰った後の夕食又は就寝までの時間)に放映される。 

 

Q:デンマークのテレビでアニメを放映する際の検査機関や特別な手続き・条件について  A:特にない。 

 

Q:デンマークで成功する又はしないアニメ映画について 

A:日本のアニメは宮崎駿監督の作品が主で、他のアニメも色々な映画祭で紹介されている。

アニメを見るのは通常子供である。したがって、過剰な音響効果や暴力がなく、子供も大 人も楽しめる芸術性の高いアニメが受け入れられると思う。 

 

Q:北欧でアニメ映画を扱うフェスティバルや展示会について 

A:デンマーク:  Buster-Copenhagen International Children's Film Festival 

      http://www.buster.dk/index.php?id=7&mainid=7(2008 年 9 月に開催予定) 

  スウェーデン:Buff, International Children's and Young People's Film Festival        http://www.buff.se/index̲eng.asp  (2008 年 3 月 11〜15 日開催予定) 

  ノルウェー:  Kristiansand International Children's Film Festival 

  http://www.filmweb.no/barnefilmfestivalen2008/  (2008 年 4 月 22〜27 日開催予定) 

  フィンランド: ①International Children's Film Festival 

      http://www.ouka.fi/lef/en/index.html  (2008 年 11 月 17〜23 日開催予定) 

      ②Animatricks Animation Festival 

http://www.animatricks.net/2007/index.php?&page=home  (2007 年 10 月 24〜28 日開催)  出所:http://www.britfilms.com/festivals/ 

Q:アニメ映画を輸入・配給する際、使用言語が似ているノルウェーなどの他の北欧諸国間 との協力体制について 

A:大手配給会社は北欧諸国全域に有効な映画の上映権を購入するが、狭い観客層を対象と する場合や小規模の配給会社が上映権を買う場合は、デンマークのみに有効な上映権を購 入する。 

 

Q:サプライヤーまたは製作者からアニメ製品を購入する方法について 

A:通常、映画は外国で開催される映画祭(例えばカンヌ映画祭、ベニス映画祭、ベルリン映画 祭、トロント映画祭、アメリカ映画見本市)において外国配給会社経由で購入するが、日本 映画についてはフランスの配給会社Celluloid Dreams社(www.celluloid-dreams.com))と オランダの Fortissimo Fil社 (www.fortissimo.nl)  の 2 社から購入することが多い。

この 2 社は各自日本の映画祭に出向き購入している。従って、デンマークで上映する映画 は欧州の配給会社が供給する映画に左右される。購入する映画が決まると、上映権を買い、

コピー手に入れ、デンマーク語に翻訳し、字幕を入れるという流れとなる。 

 

Q:日本製アニメを輸入する場合、日本語から直接デンマーク語への吹き替えについて  A:多くが英語版のアニメからデンマーク語への吹き替えであり、日本語からデンマーク語

への直接の吹き替えには技術的な問題がある。声優は映画の流れの中でのポジションを正 確に把握しなくてはいけないため、全く理解できない言語の場合、直接の吹き替えは難し い。映画の対象が 13 歳未満の場合はデンマーク語へ吹き替えるが、そうでない場合は字 幕を入れる。吹き替えは 25 万デンマーククローネ位が相場である。 

 

Q:アニメの DVD・ビデオ販売本数及び売上高について 

A:ビデオはもう売れない。DVD の売上はこの数年上昇しており、通常人気商品だけを取り 扱うスーパーマーケットが DVD の全売上高の 60〜70%を占めている。 

 

Q:日本製アニメの DVD・ビデオ販売本数及び売上高について 

A:遊戯王のように色々なメディアに受け入れられ、インパクトを与えたアニメもあるが、

デンマーク市場における日本製アニメの DVD・ビデオ販売本数及び売上は非常に限られてい る。常に新しい世代が潜在的な市場としてあるため、既に過去のものと思われていたポケッ トモンスターもカムバックした。博物館など、特定の観衆が集まる場所に新しい配給先を見 つけることを考えている。 

     

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