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2‑2‑1 第 一 学 年 固 有 問 題 に お け る 正 答 と 主 要 な 誤 答

設 問 内 容 正答と正答率 (052) (9) 主要な比率を占める誤答 磁石につく 問4 日用品で磁石につかない物 1*コップ 91.4  79.2  5:ぬいばり

物・つかな 間5 日用品で磁石につく物 3 空き缶 96.8  63.9  4:1円玉 い物 問7 素材名を表示した日用品と磁石につく物 3 94.5  56.1  4:銅(10円玉)

問11 磁石につく物 4 鉄製品は磁石につく 86.5  64.5  1:金物は磁石につく 磁石につか 問1 紙の色と磁石につく物 1 どの色の紙もつかない 67.4  37.5  2:銀色と金色の紙がつく ない物と 問2 紙の形と磁石につく物 2 紙はどれもつ泊、ない 75.3  46.6  3:磁石の形の紙はつく

形状 問3 硬貨やアルミ箔と磁石につく物 3 硬貨・アルミ箔ともつかない 71.5  17.7  4:硬貨はつく/5:アルミ・1円玉以外はつく 磁石につく 問6 大きさや形の異なる鉄製品と磁石につく物 5 どの鉄製品もつく 80.8  38.8  3:砂鉄・夕日ップのみつく

物と形状 問9 形や大きさの異なる鉄釘と磁石につく物 1 鉄釘はどれもつく 83.3  57.4  5:短くするとつきにくい 問8 塗装した鉄釘と磁石につく物 4 どの色を塗ってもつく 71.5  45.2  1:色を塗るとつかない 磁石の極 問15棒磁石への砂鉄のつき方 3 両端(極) 56.7  8.7  1:全 体/2:一方の端のみ

14 U字磁石のカが強い箇所 5 極の引きつけるカが強い 96.7  82.3  2:極と中央の中間付近 磁石の磁力 問10磁石が鉄釘を引きつける程度 2 釘が飛びつくことがある 91.0  66.5  3:さわるとやっとっく

問20磁石の力強さの調べ方 3 釘がつく本数で調べる 84.0  47.5  ほぽ等比率 磁力の遠隔 問18磁石による離れて置いた鉄釘の吸引 2 磁石の方へ転がる 83.5  62.5  3:磁石に釘の頭だけっく/1:動かない 作用 間12コップに遮られる時の磁石への吸引 1 小さい釘入り 95.0  69.8  3:アルミ箔入り

問13水中での磁石による鉄釘の吸引 5 水中でほとんど落ちない 55.0  35.0  4:少し落ちる/3:半分ぐらい落ちる 17磁石に持ち上げられた箱の中味 5 サイダー瓶の栓 84.1  45.2  1:10円玉

磁力の遮蔽 19磁石のカを遮る物 4 空き缶のふたを入れる 40.9  13.5  1:木の板を入れる その他 問16外的変化を与えた後の磁石の強さ 3 割れた磁石も砂鉄つける 61.2  22.4  5:水の中では弱くなる

問41土誤りを選択する設問となっている。

2‑2‑2 第 一 学 年 固 有 問 題 に お け る 誤 答 比 率 の 変 動 ( 昭 和52年→平成9年)

比率が減少する誤答 比率変動なし 比率が増加する誤答

磁石につく 4 4:てつねじ

物・つかな 問5 4:1円玉

い物 問7 4:(10円玉)/5:アルミ{やかん)

問11 民答傾向は類似

磁石につか 間1 4:金色の紙がつく

ない物と 問2 E真答傾向は類似

形状 3 1:どれもつく/4・硬貨はつく

磁石につく 問6 4:クリップ以外つく

物と形状 問9 誤筈傾向は類似

問8 5:白色のみつく

磁石の極 問15 4:中央のみ

14 1:U字の中央

磁石の磁力 問10 3:さわるとやっとつく/5・こするとやっとつく

問20 誤答傾向は類似

磁力の遠隔 問18 3:磁石に釘の頭だけつく

作用 問12 4:電気入り

問134:少し落ちる 1:みんな落ちる

問17 誤答傾向は頭似

磁力の遮蔽 19 5:うちわ

その他 Ll'.ll16  1:電気通すと強くなる

主要な誤答や比率が増減した誤答の内容から、次のような特徴が得られた。

鉄製品が磁石に引きつくことを 6割以上が理解するようであるが、似た金属光 沢を持つ物や形状・用途の異なる物が提供される場合には、この理解を適用で きないことが多いo 磁石の性質に関して、日常で経験可能な事項では約 6割の 正答が得られたが、理科授業が初体験となる事項では誤答回答の比率が高く、

磁力の強さの過小評価や電気作用による変化を想起していたo

2.第三学年固有問題Bでの分析結果

図2‑2‑2は、昭和52年調査と平成9年調査における各設問に設けられた 5択

の選択肢の回答比率を表した帯グラフであるo また、表2‑2‑3及び表2‑2‑4は各 設聞に関して正答や正答率、主要な誤答の内容、及び誤答者の誤答選択肢回答 比率の時代変動の特徴を示したものであるo 2調査閲で各設聞における 5択の 選択肢の回答比率の類似度を検討するためにカイ 2乗検定を行った結果として、

間2

14

22の3間を除いた21問で有意差が認められ、児童集団の回答傾向に 差違が見られることが得られたo (ただし、間 5は危険率 5 %水準、他は 1%

水準であった0) しかし、このうち約半数の問 4‑689131621

23・24では 2調査問で誤答者の誤答選択肢回答比率に大差が見られないために 正答率の減少が選択肢回答比率に見られる有意差の起因として考えられ、残る 設問では特定の誤答の選択比率に増減が存在することから正答率の減少ばかり でなく誤答者の誤答傾向に生じた差違も起因として考えられたo

主要な誤答や比率が増減した誤答の内容から、次のような特徴が得られたD

正答率較差が大きい問 3に関して、昭和52年調査で 8割を占める正答に次いで 選択率の多い誤答

ru

字離石中央部にクリップがつく Jが平成 9年調査では正 答を上回る選択率になるとともに、平成 9年調査の誤答者内で「磁石に接続し た豆電球が点灯する」誤答の比率が増したo 第一学年での砂鉄のつき方の設問 における誤答傾向と合わせて解釈するならば、現行の第三学年段階では磁石に クリップがつくことの理解であって極の磁力が最も強いことに気づいておらず、

間1 関2 3 関4 関5 関6 関7 間S 際9 関10 11 関12 関13 14 関15 16 際17 関18 19 関20 関21 間22 23 際24

昭和52年額変 平成9年調査

20~協 40%  60 80 100 20 40 60

閑1 悶Z 閑3 悶4 関5 rA'6  関7 際B 関9 問10 悶11 際12 間13 際14 際15 際16 関17 関18 問19 悶20 際21 限22 間23 際24

│鴎選択践1篠選択肢2ロ選択肢3ロ選択肢4図選択肢5・他・無筈│

2‑2‑2 3学年固有問題B選択肢回答比率グラフ

70‑

80 100

2‑2‑3 第 三 学 年 固 有 問 題Bに お け る 正 答 と 主 要 な 誤 答

設 問 内 容 正答と正答率 (52)(9) 主要な比率を占める誤答 磁石の性質と 3磁石の性質 磁石は方位磁針と引き合う 77.0  33.8  2:U字磁石中央部にクリップっく 2棒磁石の引きつけるカの強いところ 両端(極)が強い 91.9 86.5  3:中央部が強い

18割れた磁石の極 割れた側に逆の極ができる 44.2  33.3  3:j[;の極のみ存在 磁石の2極の 4 磁石のN極の調べ方 別の磁石のN極を近づける 74.8  57.1  2:水に浮かべて束指す極 吸引・反発 6 棒磁石のN極を近づけた時の方位磁針の向き N極近づくとS極が号│かれる 78.2  46.2  5:くるくる回って止まらない 15 S極を近づけた時の他の俸磁石N極の動き N極 はS極へ近づく 77.5  59.7  I:N極はS極から離れる 16 S極を近づけた時の他の棒磁石S極の動き 21S極はS極から離れる 78.6  63.4  I:S極はS極へ近づく 22棒磁石5極を取り除く時の方位磁針が指す向き 磁石はなすとN極は北を指す 53.7  52.7  ほぽ等比率 磁石の指北性 問11自由に動ける磁石が指す向き どの磁石も南北を指す 76.3  57.4  5:水に浮カバた方だけ南北を指す

12自由に動ける磁石で南を指す極 南を指すのはS 68.4  62.9  4:南を指すのはN 磁石による 1磁化される物 ぬい針は磁化する 98.8  79.0  2:アルミ箔

磁化 23磁化された縫い針の性質 時十のとがった方に砂鉄つく 58.8  44.7  ほぽ等比率 13磁化された縫い針の極 21S極につくのはN 91.8 81. ほぽ等比率 5磁石についた3本の針の極 異極が向き合うよう両端に極 70.0  59.2  4:磁石には同じ極、他は異極同士向く 19自由に動ける磁化された針が指す向き 磁化縫い針は南北を指す 56.7  46.2  2:針のとがった方が北を指す 磁石の周りの 7体磁石のS極周りでの方位磁針の向き 4 I N極 がS極に向く 87.1  68.6  3:S極が向く

方位磁針の 8棒磁石のN極周りでの方位磁針の向き *N極がN極に向いた磁針 88.8  75.3  ほぽ等比率 向き 9棒磁石周りの方位磁針の向き IIN極が磁石に向いた磁針 70.7  51.7  2:S極が磁石に向いた磁針

10棒磁石周りの方位磁針の向き 両磁針ともN極が左向き 87.5  73.0  1:両磁針ともN極が磁石向き 14棒磁石周りの方位磁針の極 両磁針ともN極が左向き 63.2  54.0  4:方位磁針同士は同極が向く 21棒磁石N極周りの方位磁針で棒磁石を指す極 阿磁針ともS樋がN極に向く 74.8  47.3  ほぽ等比率 磁石の磁力の 問20俸磁石周りの磁石の力の調べ方 周りに方位磁針を置く 65.4  34.6  4:つるす/5:真ん中に釘をつける 強さ 17磁石からの距離と力の強さ 磁石から近い順にカは強い 65.9  43.4  3(N極遠方)から順/5:最遠除き左から順

24仮れの等しい磁針から磁石までの距離と磁石の強さ 遠くまで引く方のカが強い 35.0  26.0  1:同じ力/3:近くしか引けない方が強い

* 問B23は誤りを選択する設問となっている。

2‑2‑4 第 三 学 年 固 有 問 題Bにおける誤答比率の変動(昭和52年 → 平 成9年)

比率が減少する誤答 比率変動なし 比率が増加する誤答

磁石の性質と 3 5:隊石に旦電球接続して点灯する

2 回答比率に有怠差無し

18 1:極が無くなった

磁石の2纏の 4 銀答傾向は類似

吸引・反発 6 銀答傾向は類似

15 5:不動 1:離れる/4:近づいたり離れたりする

16 鼠答傾向は類似

22 回答比率に有意差無し

磁石の指北性 11 5:水に浮晶、ベた方だけ南北を指す

12 5:南を指すのはN

磁石による 1 2アルミ箔

磁化 23 鼠答傾向は類似

13 E真答傾向は類似

5 誤答傾向は額似

19 4:とがった方が甫を指す 2:とがった方が北を指す

磁石の周りの 7 I:N極が磁石と平行に右向き/5:N極が左向き

方位磁針の 8 誤答傾向は類似

向き 9 銀答傾向は類似

10 1:両磁針ともN極が磁石向き

14 回答比率に有意差無し

21 銀答傾向は短似

磁石の磁力の 20 3:水中に入れる/4:つるす

強さ 17 5:最遠点除き左(N極側)から順

24 銀答傾向は類似

磁力は全体で均ーとする見方や中央付近に集中する磁力が両極に伝わるとする 見方が増したことがうかがえるo 割れた磁石の極に関する設問において極の箇 所は不変と捉える誤答傾向も強いことからも、極と磁力との関係認識は希薄で あり、極はシンボル的存在でしかないことが考えられるo また、現行では第三