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(3)SANЪ へ CRUZ COUNTY TEEN PEER COURT PROGRAMに 参加 し、資料 を収 集 し、

Teen Peer Courtの実態 。成 果 。課題 を1月 ら か にす る。

(4)│1本の 中等 祖l会科 教 育 で実施 され てい る模 擬 裁 わ1の授 業構成 を分析 し、Teen Courtの 分 析 結 果 と比較 す る。

(5)Teen COurtを 教材 と した 中等 社会科教 育に お け る 「法 関連 教 育」 の授 業 モデ ル を開 発す

る。

論 文構 成 序 章

第 1章 Teen Courtの概 要

第 2章 Santa Cruz Countyに お け るTeen Peer Court

第3章

 

社会科 とTeen Court

第 4章  Teen Courtを題材 と した授 業 づ く り 終 章

研 究の概要

第 1章 で は 、 ア メ リカ の 通 常 の少 年 審 判 Juvenile Courtと ダイバー ジ ヨンプ ログラムで ある Teen Courtの 概 要 を明 らかに した。第

2章

では、Santa Cruz Countyで]われ てい るTeen Peer Courtに 実際 に参加 し、観察 した事例につ いて少年ボ ランテ ィアの参加 目的や 事件 内容の 全貌 を明 らかに した。Teen Courtでは、参加者 全員が 自身 の 日頃 の行 い を見つ め直す こ とがで き、犯罪 予防・ 抑 止効果 が期待 で き、法延で実 際の 裁判 手続 きを体験 す る こ とに よつてア メ リ

カの民 主主義理念 を理解す る ことができるプロ グラムであることを体験 した。

第 3章では 、 日本 の 中等 社会 科 教 育 の 中で Teen Courtと 類似 している模擬裁判の分析 を行 った1模擬 裁判では 、生徒 が役害1を担 うこ とに よって対象 を焦点化 し、社会や組織 の仕組み 、 人々の関わ りの理解 を促 進 させ る ことがで きる。

4章

では、Teen Courtを手がか りに して、 日 本の 中等社会科教育 にお け る「思考型 。社会参 加1型の法関連教育)授業開発 を した.

本論 文の研 究の成 果 と して、以 卜の 51、 tが あ げ られ る。

(1)アメ リカの少年法 に よる少年審判の在 り方 には、

 

」uvenile Courtだ けではな く Teen COurt な どの ダイバー ジ ヨンプ ログラムが用意 され て お り、厳コ1主義 と保護 主義 の両面性 を持 ち合 わ せ てお り、今後の 日本 の少 年 司法制度 の在 り方 を検討す る上で参考 となることを導 き出 した。

(2)Teen Courtは、参加者全員が よ りよい社会 を形成 しよ うと積極 的 に社 会 に関与。参画 し、

責任 あ る市民 と しての資質 育成 を意図 した教 育 プ ロ グラムであることを明 らかにで きたし

(3)日 本の少年法 は現在厳罰1化傾 向 にあ るが 、 世界的 に も評価 が高 く、矯 正教 育の効果 に もか な りの成果があ るが 、矯 正教 育の完成 を受 け入

れ る地域 社会 のサ ポー トシステ ムの提供や地域 社会 に よる教 育 プ ログラムの開発が必ヽ要であ る

こ とが解明できた。

(4)司法制度改革後は将来の裁判員制度 を想定 した 「役害1体験 型 法 関連教 育」の模擬 裁判であ り、弁護 人や検察官 の役割 を体験す ることは対 象 を理解 し、社会的 実践力 であ る生 きる力 を培 わせ てい ることを明 らかに した。

(5)TEEN PEER COURT PROGRAMを T‐

か りに中等 ネll会科教 育にお け る「思考型 。ネ11会 参加型

Jの 1つ

と して 「現行法制度批 判型法関 連 教 育」の カ リキ ュラム開発 と して 「IJ米の少 年審判 を考 える一修復的 司法 と矯正的│]法―」

の授業の開発す ることがで きたc

これ らの研 究成果 の意義 と しては、次の よ う にま とめ られ る。

TEEN PEER COURT PROGRAMを

分析す

る こ とに よ り、ア メ リカの少年審判 に 見 られ る 両側 面の基本理念 を明 らか にす るこ とがで き、

日本 の今後の少 年審 判 を考 える上で示唆 を得 る ことができた。また中等社会科教育における「現 行法制度批 判型法 関連 教育」の カ リキュラム案 と単,t構成 、授 業モデル を開発 した ことは、 こ れ らか らの 中等 社会科教 育 にお け る「法関連教 育」 の授 業開発 を してい く上で有益なノJミ唆 を 与 えるt)のである。

今後 の課題

今 後は、本研 究で開発 した中学校 3イi「社会 参画 と少年法」の単元構成 に基づ き、「日米の少 年審判 を考 える一修復 的 司法 と矯 正的 司法 ―」

の授業 を実践、検証 して、 よ り有効性 が高まる よ うに授 業案 を改 善す る。

主任指導教官

  

原 田智仁

指 導 教 官

 

原 田智仁

リス ク・ コ ミュニケー シ ョンの視点 を導入 した中学校社会科 防犯学習の授業開発

I.研

究の 目的 と方法

1。 研 究の 目的

本研 究の 目的 は

,中

学校 社会科地理的分野単元

「身近な地域の調査」で扱 う地域の課題 を「犯罪」

と位 置づ け

,そ

れ を解決す るために リスク0コ ミ ュニケー シ ョンの一手法である「

CAUSEモ

デル」

(Rowan,K1994)の

視点 を組み込んだ社会科防犯 学習 の授 業開発 を行 うことであ る。 リス ク・ コ ミ ュニケー シ ョンは,リ ス クに関 して知 己と話 し合 いなが ら信頼 関係 を構築 し

,地

域 とともに リス ク を回避す るための手法である。この手法 を用い る ことで,社会 参画 につ なが る授 業が開発 で きる.

2.研

究の方法

(1) 

犯罪 予防の研 究成果及び社会科 にお け る 防犯 学 習 の実践 を文献 か ら明 らか にす る こ とで

,中

学校社会科 にお ける身近 な地域の調 査 に関す る学習に

,犯

罪機 会論及び

CAUSE

モデル に代表 され る リスク・ コ ミュニケー シ ョンの視 点 を取 り入れ ることの意義 を示す.

(2) 

リス ク・ コ ミュニケー シ ョンの一手法 で あ るCAUSEモデルの研 究成果 を防犯学習 に 取 り入れ る意義 を明 らかに した後

,先

行授 業 実践等 を分析す るフ レーム ワー クを作成 し,

防犯学習 に関す る先行授業実践等 を分析

,検

討 し

,そ

の課題 を明 らかにす る。

(3) (2)で

明 らか にな った課題 を克服す る授 業 を開発 し,提案す る.

教育内容 0方 法開発専攻 認識形成系教育コース 学籍番号  M141351

  

  

野口権人

Ⅲ。研 究の概要

1.社

会科 にお ける防犯学習 の現状 と課題 現在 の防犯学習 では

,人

に注 目した犯罪原因論 に基づいた授業が行われている。その結果

,学

校 で防犯 ブザー の配布や護身術 の指導 が行われ て お り,体育科や総合的 な学習 の時間がその役割 を 担 つてい る

.従

来の よ うな抵抗性 を高 めることに 特化 した防犯学習が行われ てきた結果

,社

会科 に お け る防犯 学習 は行 われ てい ない とい う現状 が あ る。従来の犯罪学が事後対策 中心であったのに 対 し

,犯

罪機会 論は,場所 に注 目 し,事前対策す

るも ととなってい る。場所の科学的分析 を中心 と す る犯罪機会論の場合,場所 の もつ総合性

,つ

,背

後 の社会の分析 が対象 となるため

,社

会科

が扱 う問題 と しての意味が出て くる。一方

,社

科 にお ける防犯学習の課題 は

,人

に注 目した犯罪 原 因論 ではな く

,場

所 に注 目 した犯罪機会論の考 え方 を積極 的 に学校教 育 に取 り入れ る必要があ る ことである

.そ

の上で

,犯

罪 が身近 な地域 の課 題 となってい るこ とを,社会科 にお ける防犯学習 を通 して生徒 に理解 させ

,安

全 なまちづ くりな ど の社会参画の態度 を養 う必要がある.

Ⅱ.論文構成 序 章

第 I章

 

社会科 にお ける防犯学習の現状 と課題 第 Ⅱ章

 

リス ク・ コ ミュニケー シ ョンの視点 を

導入す る意義 と方法 第 Ⅲ章

 

授 業設計

終章

2.リ

スタ・ コミュニケーシ ョンの視点を導入す る意義 と方法

(1)リ スク・ コミュニケーションの定義について リスク・コミュニケーシ ョンとは,個人,集団, 組織間での情報及び意見の相互交換プ ロセスで あ り,リ スクに関係のある情報

,及

び リスクに関 係 のない情報 も含んだ意見の相互交換の ことで ある。

(2)CAUSEモ デル の定義 について

CAUSEと

は, リス ク・ コ ミュニケー シ ョンに 必要 な要素 としての Credibihty(信頼 を確 立す る), Awareness(リ ス ク に 気 づ か せ る

),

Understandingリ ス ク ヘ の 理 解 を 深 め る),

Solution(解 決 策 に 理 解 を 得 る

),そ

し て

Enactment(行動 を引き起 こす)の各頭文字C,A,

U,S,Eを

順 に並べ た ものである。 この よ うに

CAUSEは

, リスク・ コ ミュニケー シ ョンの段 階 を

5つ

に分類 した ものであ り,CAUSEモデル は,

その5つの段階 を順 に漏れな く実施す ることに よ り, リス ク・ コ ミュニケー シ ョンを効果的に進 め るた めのモデルで ある。

従来 の防犯学習は

,行

政や 専門家か らの講義 と いつた一方向的な伝達 に とどま り

,子

どもや地域 住 民 との信 頼 関係 を構 築 す る こ とな く進 め られ た。そのため防犯対策は行政への依存傾 向が強 く,

住 民 自らが対策 を実行 に移 す こ とは少 なか つた。

しか し,  リス ク・ コ ミュニケー シ ョンを行 うこと によつて行政 と住民な どの間の信頼 を確 立 し

,双

方向的なや りとりがで き

,対

策 を検討 しなが ら住 民 と合意形成 を図 るこ とがで きる

.た

だ し

,本

来 は,双方 向的 なや りと りを通 して信頼 を確 立 し,

話 し合 いの中で リスクに気づ き,さ らに理解 を深 めて解決策の理解 を得た後 に

,行

動 を引 き起 こす ところまでいって初めて リスク・ コミュニケー シ ョンの成果が生まれ る

.つ

ま り

,双

方 向的なや り とりのなかで対策 を検討 し

,住

民 と合 意形成 を図 るだけに とどまっていた リスク・ コ ミュニケー シ ョンに欠 けていたのは 「行動に移す」 とい う視点

で あ り,この視点 こそが社会科防犯学習には必要 であ る。

CAUSEモ

デル の最後の段階である

Sの

「解決策 に理解 を得 る」や

Eの

「行動 に移す」こ とこそが中学校社会科地理的分野単元 「身近な地 域 の調査」で求 め られ ている社会参画 にあた る と 考 える。よつて

,社

会科 防犯学習 にCAUSEモデ ル の視点 を組み込んだ。

3.授

業設計

開発 した授業 単元は6時間構成 で ある。

CAUSE

モデルの段階 に沿 つて単元を構成 した。

1時

は犯罪機 会論の枠組み を獲得す る学習,

2時

は犯罪機会論の枠組み を活用す る学習

,第

3・ 4・

5時

は解決策 について話 し合 う学習,第 6

時 は話 し合 つ た解 決策 を実行 に移 す学習 とい う 単元構成 とす る。

この うち本研究では

,CAUSEモ

デル のSと

E

にあた る第4〜

6時

の学習指導案 を作成 した。

Ⅳ 。今後の課題

本研 究の今後 の課題 は以下の

2点

であ る.

(1) 

開発 した授 業 は教 育現場 で実践 していな いため

,全 6時

間の学習指導案 を開発・実践 し

,そ

の効果 を検証す ることが必要であ る。

(2) 

本研 究で は,寺(200つに よる 「社会科 にお け る フ ィール ドワー ク指 導技術 育成 プ ログラムの研 究

 

研 究成果報告書」,文部科 学省初等 中等教育局 「わか る授業実現のため の教員の教科指導力向上プ ロジェク ト」に掲 載 され てい る先行授 業実践の

18事

,及

警 察署や 自治 体 に よって作成 され てい る地 域安全マ ップ作製マニ ュアルの4事例 を分析 の対象 とした.22事例の分析結果 をさらに精 緻化 してい くことが必要である。

主任指導教員

 

原 田

 

智仁

指導教員

 

吉水

 

裕也

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