1 カリキュラムの特徴
1 カリキュラムポリシー
① 大学の基本理念:「創造的な実学」による、『「公を支える精神」を備えた「自 立自尊」の人材』の育成
嘉悦大学は、21 世紀という新しい時代に対応した「創造的な実学」教育により、「公を支える精神」
を備えた「自立自尊」の人材を育成することを目的に設立された。
現代社会では、他者に依存することなく、自らの道を切り拓くことのできる知識と能力を備えた「自立自尊」の 人材が求められている。さらに、そうして身につけた知識や能力を、自分のためだけでなく、より良い社会を実現 していくために積極的に役立てようと考える「公を支える精神」を備えた人材が求められている。
嘉悦大学は、学生がお互いに協力し合いながら創意工夫して意欲的に学んでいく「楽しい学びの環境」を提供す ることにより、「公を支える精神」を備えた「自立自尊」の人材を社会に送り出すことを最大の使命としているの である。
② 大学の基本理念に基づく 5 つの教育目標
以上のような大学の基本理念を実現するために、嘉悦大学経営経済学部では、5 つの教育目標を設定し、それに 即した教育課程を編成している。
ア. 経営学と経済学を融合した教育による市場原理重視の時代に対応した高度なマネジメン ト能力を有する人材の育成第一の教育目標
「経営経済学部」という学部名称に明確に示されているように、経営学と経済学を融合した教育によ る市場重視の時代に対応した高度なマネジメント能力を有する人材の育成である。
規制緩和や市場のグローバル化が急速に進展する現代社会は、市場重視の時代であると特徴づけることがで きる。こうした時代には、企業経営をはじめとするマネジメントにとって市場認識の重要性が増大する。マネ ジメントに関する知識(経営学)だけでは、適切な経営判断が難しい時代になっているのである。そこで、経 営経済学部では、市場原理重視という新しい時代のニーズを踏まえ、「市場」に関する知識(経済学)とマネ ジメントに関する知識(経営学)を融合して教育することにより、市場重視の時代に対応した高度なマネジメ ント能力を養成することを第一の教育目標としている。
この教育目標を実現するため、本学の学生は所属学科に関わらず、経営・経済の両分野にわたる科目を履修 できる教育課程を編成している。
イ.複数の学問分野を踏まえた柔軟な問題解決能力を有する人材の育成
第二の教育目標は、複数の学問分野を踏まえた柔軟な問題解決能力を有する人材の育成である。
現代社会の抱える諸問題は、複雑さを増しており、単一の学問分野の知識だけでは解決しえない複合的な問 題が増えている。たとえば、企業経営の場合、コンプライアンスや個人情報保護の問題など、具体的な問題解 決のためには、経営・経済の知識以外に、法律的な知識を要求される局面が増加している。逆に、行政改革が 進行するなかで、行政の分野でマネジメントの知識が要求される局面も増えている。
こうした複雑さを増す時代に対応して、経営経済学部では、社会の具体的・複合的な問題解決のために、経 営・経済という専門分野にとらわれず、法律や行政の知識など他分野の知識も踏まえた柔軟な問題解決ができ る人材を養成することを第二の教育目標としている。
この教育目標を実現するため、経営経済学科、経営法学科には、両学科の共有科目を多く設置し、本学の学 生は、所属学科に関わらず、幅広い分野の知識の習得が可能となっている。
Ⅱ 経営経済学部
2009年度以前 入学者適用カリキュラム
Ⅱ
経営経済学部
2009年度以前入学者適用
講 義 案 内 ウ.「創造的な実学」教育による実社会での応用力にすぐれた人材の育成
第三の教育目標は、実社会での応用力を鍛えるための「創造的な実学」教育である。
「創造的な実学」教育は、大学で学ぶ多様な分野の知識を組み合わせて、現実の問題解決に結びつけること のできる創造的な能力を養うことを目標とする。現代社会では、単に多くの知識を保有する人材ではなく、大 学で身につけた知識を実社会で応用し、問題解決に活用できる能力がますます求められるようになっている。
そこで、経営経済学部では、知識を実際に活用する機会を幅広く提供することにより、知識の応用力を備えた 創造的な人材の育成を第三の教育目標としている。
この教育目標の実現のため、インターンシップ科目、ボランティア実習科目、海外留学プログラム、キャリ アデザイン科目などの実践的な科目を設置するとともに、4 年間にわたりゼミナールを設置することで身につ けた知識・技能の応用の場を増やす教育課程を編成している。
エ.「キャリアデザイン」教育による自己マネジメント能力の養成
第四の教育目標は、「キャリアデザイン」教育による自己マネジメント能力の養成である。
企業のマネジメント、経済のマネジメント、行政のマネジメントなど、あらゆるマネジメントの基本には、
マネジメントをおこなう個々人の自己マネジメント能力がなくてはならない。また、さまざまな知識を使いな がら、目標を設定し、計画を立て、それを実行し、進捗をチェックするというプロセスを自分自身のキャリア に関して実行することは、学んだ知識を実際に応用するまたとない機会でもある。経営学や経済学の知識をも とに、自分の将来の進路を設計することが貴重な「実学」の機会なのである。そこで、経営経済学部では、学 んだ知識を自分のキャリアデザインに活用する機会を幅広く用意することにより、自己マネジメント能力にす ぐれた人材を育成することを第四の教育目標としている。
この教育目標の実現のため、3 年間にわたるキャリアデザイン科目の設置し、卒業後の進路に対応したコー ス別の履修モデルを設置している。
オ.現代社会に対応した高度なビジネス・スキルの養成
第五の教育目標は、現代社会に対応した高度なビジネス・スキルの養成である。
現代社会はますます高度化し、実社会で必要とされるスキルも多様かつ高度なものとなっている。情報化・
国際化の進展は、コンピュータ操作能力、外国語能力を不可欠なものとしている。社会の諸問題を計数的にと らえる能力やコミュニケーション能力の必要性も増大している。そこで、経営経済学部では、現代社会に必要 とされる高度なビジネス・スキルの養成を第五の教育目標としている。
この教育目標の実現のため、コンピュータ、外国語、会計、統計処理、コミュニケーションの分野の高度な 技能を養成するインテンシィブ科目を設置している。
③ 学科別の教育課程編成方針
ア.学科の編制
経営経済学部は、経営経済学科と経営法学科の 2 学科で編成されている。
経営経済学科は、企業などの民間部門の諸問題を対象に、経営学、経済学、会計学を中心に研究・学習し、
主に民間部門で活躍する人材の育成を目的としている。他方、経営法学科は、政府、地方自治体、NGO・
NPO、法律関係の機関など公的部門の諸問題を対象に、法学、政治学・行政学を中心に研究・学習し、主に 公的部門で活躍する人材の育成を目的としている。
両学科の教育課程(カリキュラム)は、研究・学習対象・目標とする進路の点での両学科の違いを踏まえた うえで、「市場原理重視の時代に対応した高度なマネジメント能力を有する人材の育成」「複数の学問分野を踏 まえた柔軟な問題解決能力を有する人材の育成」など、学部全体の 5 つの教育目標の実現すること目的に編成 されている。
イ.経営経済学科の教育課程の編成方針
経営経済学科は、企業などの民間部門の諸問題を対象に、経営学、経済学、会計学を中心に研究・
学習し、主に民間部門で活躍する人材の育成を目的としている。コースとして、経営学を中心とす る「企業経営コース」、会計学を中心とする「企業会計コース」、経済学を中心とする「国際経済コー ス」の 3 コースを設置している。
経営経済学科の教育課程の基本的な編成方針は、コース制を採用し、必修科目・選択必修科目の学修を通じ
て、自分が選択したコースの専門的な学問の研究・学習を段階的に深めることができるようにすると同時に、
講 義 案 内
Ⅱ経営経済学部
2009年度以前入学者適用
することにより、学問分野横断的な問題解決能力が養成することにある。
特に、現代社会では、コーポレートガバナンスやコンプライアンスの問題にみられるように、企業経営の直 面する諸問題を解決するために、経営学の知識だけではなく、市場に関する知識や法律に関する知識がますま す必要とされてきていることから、「企業経営コース」「企業会計コース」など経営学・会計学系のコースの教 育課程の編成にあたって、関連する経済学・法学の学科目を選択科目として幅広く設置することに重点がおか れている。
また、複数分野の知識を総合して応用する場としてゼミナールを重視し、ゼミナール科目を 4 年間にわたり 設置している。
このような基本方針にしたがって教育課程を編成することにより、経営経済学科の教育課程においては、経 営学、会計学、経済学などの専門的な学問の体系的な研究・学習と同時に、「市場原理重視の時代に対応した 高度なマネジメント能力を有する人材の育成」「複数の学問分野を踏まえた柔軟な問題解決能力を有する人材 の育成」などの大学の教育目標の実現を図っている。
ウ.経営法学科の教育課程の編成方針
経営法学科は、政府、地方自治体、NGO・NPO、法律関係の機関など公的部門の諸問題を対象に、
法学、政治学・行政学を中心に研究・学習し、主に公的部門で活躍する人材の育成を目的としている。
コースとして、法学を中心とする「経営法コース」、政治学・行政学を中心とする「公共経営コース」
を設置している。
経営法学科の教育課程の基本的な編成方針は、コース制を採用し、必修科目・選択必修科目の学修を通じて、
自分が選択したコースの専門的な学問の研究・学習を段階的に深めることができるようにすると同時に、コー スの選択科目として、コースの取り扱う諸問題の解決に必要な他の学問分野の学科目を選んで幅広く配置する ことにより、学問分野横断的な問題解決能力が養成することにある。
特に、現代社会では、商法の改正、企業間紛争の多発、行政への民間手法の導入による行政改革、財政再建 など、法律や行政の直面する諸問題を解決するために、法学や政治学・行政学の知識だけではなく、市場に関 する知識やマネジメントに関する知識がますます必要とされるようになってきていることから、「経営法コー ス」「公共経営コース」の教育課程の編成にあたって、経営学の基礎科目を必修科目とするとともに、コース の関連する経済学や経営学の学科目をコースの選択科目として幅広く設置することに重点が置かれている。
また、複数分野の知識を総合して応用する場としてゼミナールを重視し、ゼミナール科目を 4 年間にわたり 設置している。
このような基本方針にしたがって教育課程を編成することにより、経営法学科の教育課程においては、法学、
政治学・行政学などの専門的な学問の体系的な研究・学習と同時に、「市場原理重視の時代に対応した高度な マネジメント能力を有する人材の育成」「複数の学問分野を踏まえた柔軟な問題解決能力を有する人材の育成」
などの大学の教育目標の実現を図っている。
エ.共通教育科目の教育課程の編成方針
両学科に共通する「共通教育科目」の教育課程の編成方針は、日本語能力など専門的な学問の研 究・学習の前提となる基礎学力の養成を図ると同時に、「実社会での応用力にすぐれた人材の育成」
「「キャリアデザイン」教育による自己マネジメント能力の養成」「現代社会に対応した高度なビジネ ス・スキルの養成」という大学の教育目標を実現することを目的に設定されている。
具体的には、実社会での応用力にすぐれた人材の育成のために、インターンシップ科目、ボランティア実習 科目、海外留学プログラムを設置し、自己マネジメント能力の養成のために、キャリアデザイン科目を選択科 目として設置している。また、高度なビジネス・スキルの養成のために、コンピュータ・情報処理、外国語の 必修科目を設置するとともに、コンピュータ、外国語、会計、統計処理、コミュニケーションの分野に関する インテンシィブ科目を選択科目として設置している。
2 ディプロマポリシー
嘉悦大学は、21 世紀という新しい時代に対応した「創造的な実学」教育により、「公を支える精神」を備 えた「自立自尊」の人材を育成することを目的としたカリキュラム(教育課程)を編成している。
この教育目標の実現のために、本学の学生は卒業までに以下の目標の達成を求められている。