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2017年12⽉期第3四半期累計実績(2017年11⽉10⽇発表)

ドキュメント内 LAST UPDATE【2015/10/xx】 (ページ 46-49)

▷ 売上⾼ 3,989百万円(前年同期⽐44.6%増)

▷ 営業利益 990百万円(同112.6%増)

▷ 経常利益 989百万円(同118.6%増)

▷ 四半期純利益 670百万円(同155.8%増)

※上記数値は百万円未満を四捨五⼊した数値であり、会社発表数値(百万円未満切り捨て)と異なる場合がある(以下同じ)。

会社計画⽐

同社は2017年12⽉第3四半期決算発表と同時に2017年12⽉期会社予想の上⽅修正を発表した*。新予想に対する進捗率は、

売上⾼78.2%(2016年12⽉期通期実績に対する第3四半期実績の進捗率は74.0%)、営業利益110.1%(同83.6%)、経 常利益110.5%(同90.9%)、当期純利益134.1%(同95.1%)となった。

*2017年12⽉期会社予想の上⽅修正

売上⾼5,100百万円(前回予想4,200百万円)、営業利益900百万円(同600百万円)、経常利益895百万円(同596百万円)、当期純利益500百万円(同 387百万円)

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LAST UPDATE: 2018.05.14 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | www.sharedresearch.jp

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Coverage

主⼒のポイントメディア事業が好調で、かつ、投資育成事業において未上場有価証券1銘柄(営業投資有価証券)の売却を⾏ったため(売却額約804 百万円、売却益793百万円)

前年同期⽐

2017年12⽉期第3四半期累計実績は、売上⾼3,989百万円(前年同期⽐44.6%増)、営業利益990百万円(同112.6%増)

となった。営業投資有価証券の売却といった⼀過性の影響を除いたオーガニックベースでは、前年同期⽐15.5%増収、同 57.6%営業減益、売上総利益6.2%(前年同期⽐11.2%ポイント低下)であった。

「モッピー」、「モバトク」、「お財布.com」を合計したポイントサイト会員数は、2017年9⽉末で334万⼈(前年同期

⽐14.0%増:「モッピー」156万⼈、「モバトク」119万⼈、「お財布.com」59万⼈)となり、順調に増加している(前 期末⽐29万⼈増)。前年同期⽐⼆桁増収を牽引している。⼀⽅、オーガニックベースでの前年同期⽐営業減益は、粗利 率の低下と新規事業への投資に伴う⼈材関連費⽤およびポイントメディアのプロモーション費⽤(広告宣伝費、ポイント 費⽤)の増加が主因。粗利益率の低下は、アドネットワーク事業者のレギュレーション変更(インセンティブメディアに 対する配信の停⽌)に伴う⾼粗利益率広告売上⾼の剥落によるところが⼤きい。その剥落分を、ポイントサイト会員数増、

⼀部EC顧客との直接取引(AD.TRACKによる対象を限定した⾃社による代理店事業:クローズドのアフィリエイト・プロ グラム)の拡⼤、スマートフォンとリアル店舗(O2O)によるポイント付与、コミプラなどのコンテンツメディアの売上 増などでカバーした。従業員数(役員を除く)は、2017年9⽉末、102名(前年同期⽐29.1%増)となった(前期末⽐19 名増)。

同社では、スマートフォン端末をメインデバイスとし、現⾦や電⼦マネー等に交換可能なポイントを付与するポイントサ イトを複数運営している(「モッピー」、「モバトク」、「お財布.com」)。ポイントサイトにおいては、会員の拡⼤

や掲載広告数の増加に向け、各種施策の実⾏や積極的な営業活動を⾏い、売上⾼は堅調に推移した。また、コンテンツメ ディアの充実を図り、採⽤課⾦型アルバイト求⼈サイト「モッピージョブ」を拡充するとともに、当事業年度から新たに 無料コミックサイト「コミプラ」の運営を開始する等、ポイントサイト運営で培ったインターネット広告に関するノウハ ウ等の強みを⽣かした事業を展開した。

四半期売上⾼

出所:会社資料よりSR社作成

672 795 850 850 904 904 950 968 1,065

967

1,957

39.7% 37.5% 38.2% 31.7% 37.2% 37.1% 36.5% 31.1% 37.6%

28.2%

56.2%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

0 500 1,000 1,500 2,000

Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3

FY12/15 FY12/16 FY12/17

売上⾼ 売上総利益率

(

百万円

)

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Coverage 四半期営業利益

出所:会社資料よりSR社作成

セグメント別

同社は、2017年12⽉期第3四半期累計期間より、報告セグメントを変更している。新しいセグメントは、モバイルサービ ス事業とフィナンシャルサービス事業の2つとなっている。

モバイルサービス事業

2017年12⽉期第3四半期累計期間における同事業の売上⾼は3,166百万円(前年同期⽐なし)、セグメント利益は492百万 円(同)となった。モバイルサービス事業では、複数のポイントサイト(「モッピー」、「モバトク」、「お財布.com」)、

採⽤課⾦型アルバイト求⼈サイト「モッピージョブ」などを運営している。運営するポイントサイトにおいて、表⽰アル ゴリズムの⼀部⾃動化によりデータに基づいた広告表⽰の⾃動化を実装するなど、収益性向上に向けた取り組みを⾏った。

また、集客⽅法の多⾓化により会員数が増加した(前述)ことに加え、会員の利便性向上を⽬的としたポイントの獲得⼿

段の増加、各種キャンペーンの実施など、継続的なサイトの改良に取り組んだ。AD.TRACKによる対象を限定した⾃社に よる代理店事業も拡⼤している。更に、コンテンツメディアにおいて、「コミプラ」*など新たな取り組みを開始してい る。同社は2017年9⽉末334万⼈という会員基盤をポイントメディアおよびコンテンツメディアに活⽤し、広告とメディ アを取り次ぐ代理店事業にも事業領域を拡⼤している。同社によれば、広告主のインターネット広告に対する対価の⽀払 いポイントが最終的な広告効果・成果のトリガーを把握してからというように従来よりも後ろズレしてきているとのこと。

*コミプラ:Webコミックビューワーの無料コミックサイト。基本無料でマンガを読めることをインセンティブとして消費者に広告に触れてもらう サービス。原則無料+広告・課⾦のフリーミアムモデルであり、ポイントサイトのクライアントを共有する。都度課⾦と⽉額課⾦の2種類がある。

フィナンシャルサービス事業

当該期間における同事業の売上⾼は823百万円(前年同期⽐なし)、セグメント利益は788百万円(同)となった。フィ ナンシャルサービス事業では、仮想通貨関連事業、投資リターンを得ることを⽬的とした投資育成事業を⾏っている。同 社の経営資源を活⽤しながら、投資先の成⻑⽀援を積極的に⾏っており、2017年9⽉に未上場有価証券1銘柄を売却した

(前述)。

配当予想の修正

2017年12⽉期は従来は無配の計画であったが、業績が好調に推移することが予想されることを勘案し、期末配当におい て1株当たり12円の配当を実施する予定。

本社移転

同社は、本社を東京都港区南⻘⼭から東京都世⽥⾕区⽤賀へ移転する(2017年12⽉18⽇予定)。事業拡⼤により⼈員が 増加しており、オフィス機能の集約及びビジネス環境の改善により、業務効率と⽣産性の向上に資すると判断したため。

同社が2017年12⽉第3四半期決算発表と同時に公表した2017年12⽉期会社予想上⽅修正値に織り込み済み。尚、この件

106 124 159 76 164 131 172 91 170 18 802

15.8% 15.6% 18.7%

9.0%

18.1%

14.4% 18.1% 9.4% 16.0%

1.9%

41.0%

0% 5%

10%

15%

20% 25%

30%

35% 40%

45%

100 0 200 300 400 500 600 700 800 900

Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3

FY12/15 FY12/16 FY12/17

営業利益 営業利益率(右軸)

(

百万円

)

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Coverage

スが2ヵ所あり、費⽤⾯および事業効率⾯で問題があるため、1カ所に集約するとのこと。新本社の地として⽤賀を選択 したポイントは、経済合理性と拡張性であるとのこと。オフィス⾯積が倍になるのに対し、賃料は若⼲の増加に⽌まると のこと。⼈員が増加しても増床余地もあるとのことである。

株式会社マーキュリーの設⽴

ポイントサイトにおいて同社が発⾏するポイントを同社は⼀種の仮想通貨*であると定義しており、グローバルな仮想通 貨であるビットコイン**やブロックチェーン***技術とは⾮常に親和性が⾼いと同社は考えている。仮想通貨関連事業へ 積極的な事業展開を⾏っており、2017年7⽉にビットバンク株式会社へ追加の出資を⾏い関連会社とし、同年9⽉に仮想 通貨取引事業等を営む⽬的で、同社100%⼦会社である株式会社マーキュリーを設⽴した。

*仮想通貨:仮想通貨とは、2016年に成⽴した改正資⾦決済法による定義では、不特定多数間での物品購⼊・サービス提供の決済・売買・交換に利⽤

できる財産的価値で、情報処理システムによって移転可能なものとされる。法定通貨ではないが、決済⼿段の⼀つと解釈されている。また、サーバー 型電⼦マネーの⼀つの変形であるとも考えられている。但し、仮想通貨はレートの変動があるため投機の対象にもなり得るが、電⼦マネーは決済⽬

的で使われる

**ビットコイン:公共トランザクションログ(ブロックチェーンと呼ばれる公開分散デジタル元帳に記録されたログ)を利⽤するオープンソースプ ロトコルに基づくピアーツーピア型の決済網および暗号通貨。ネットワークに参加しているノードによってトランザクションが検証され、ログはブ ロックチェーン(ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ分散データベース)***により記録される

ビットコイン海外送⾦サービス「Sobit」

同社は、2017年7⽉からビットコイン海外送⾦サービス「Sobit」を⾏っている。背景には、「情報通信技術の進展等の 環境変化に対応するための銀⾏法等の⼀部を改正する法律」(改正資⾦決済法)の成⽴(2016年5⽉)・施⾏(2017年4

⽉)により、決済通貨としてビットコインの法的裏付けがされたことがある。同法において「仮想通貨」が定義され、仮 想通貨の売買等を⾏う仮想通貨交換業者に対する登録制度の導⼊や、利⽤者保護のためのルールが整備された。同社は法 律の施⾏に先⽴ち、2016年9⽉、合同会社ジャノムと仮想通貨サービスの開始について協議を開始し、同年11⽉には第1 弾のサービスとしてビットコインサービス「Coin Tip」を開始している。そして、

2017年5⽉に「Sobit」の開始を決議し、

同年7⽉に事業開始した。ビットコイン海外送⾦サービス「Sobit」は、ジャノムとの提携サービス第2弾となる。

「Sobit」は、仮想通貨ビットコインを使って海外のプリペイド式携帯電話に⼊⾦(チャージ)ができるサービスである。

「Sobit」ユーザーが持つビットコインを「Sobit」に送⾦するだけで携帯電話代⾦がチャージされるという仕組みで、「Sobit」

ユーザーは、ビットコインを持っていれば、世界137カ国、累計551社の携帯電話会社向けにオンライン上でチャージが 可能になるという。「Sobit」ユーザーは、クレジットカード情報などの個⼈情報を⼊⼒しなくても⼊⾦先電話番号を⼊

⼒して、指定のQRコードにビットコインを送⾦するだけでチャージが完了する。同社は、「Sobit」で多⾔語対応を進め、

グローバルサービスになることを⽬指している。

「投資育成事業」

2017年5⽉19⽇に同社は、新たな事業として「投資育成事業」を開始した。「投資育成事業」を開始するにあたり、これ までに投資したO2O領域の仮想通貨関連ベンチャー企業株式のうち売買⽬的株式(2017年12⽉期第1四半期275百万円)

を、同⽇付で従来の「投資有価証券」勘定から「営業投資有価証券」勘定へと変更した。「投資育成事業」では、社⻑室 のもとで成⻑企業への投資を検討しており、投資先企業の価値向上による投資リターンを得ることで同社企業価値向上を

⽬指す計画である。前述した通り、営業投資有価証券の⼀部を2017年12⽉期第3四半期において売却した。同社の営業有 価証券は、2017年12⽉期第3四半期末において、320百万円となっている。

ドキュメント内 LAST UPDATE【2015/10/xx】 (ページ 46-49)

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