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2013 6月

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 34-43)

鈴木光明、今野良、野田起一郎

 因果関係の検証がない報道・インターネット情報

 当局からの説明 communication 不足、指導不足

 報道や風評の間違い・誤解を正していない

 科学的根拠の提示にもかかわらず、接種再開されない

35

北アメリカ アメリカ合衆国

カナダ メキシコ

南アメリカ アルゼンチン ペルー ギアナ コロンビア ウルグアイ パラグアイ スリナム ブラジル 中東&アフリカ

クウェート アラブ首長国連邦 レソト

カザフスタン リビア イスラエル ルワンダ

アジア・太平洋 オーストラリア * ニュージーランド マレーシア ブルネイ インド シンガポール ヨーロッパ 日本

オーストリア ベルギー ブルガリア チェコ共和国 デンマーク フィンランド フランス ドイツ ギリシャ アイスランド アイルランド イタリア ラトビア ルクセンブルグ マケドニア オランダ ノルウェー ポルトガル ルーマニア スロベニア スペイン スウェーデン スイス イギリス

カリブ海 & 中南米 プエルトリコ パナマ バルバドス バミューダ

トリニダード & トバコ ケイマン諸島

St.マーティン (COM – part of EU) 枠内の文字

青色:公費助成を実施 茶色:公費助成なし 男性対象:*

世界120カ国で承認され、

53カ国が公費で接種を実 施。

世界で日本だけが接種控え

接種の勧奨中止が現状のまま継続されることになれば、十

数年後には世界の中で日本だけが子宮頸がん罹患率の高

い国となる懸念 (2013年12月7日 日産婦理事長声明)

結論および学ぶべき教訓

日本の

HPV

ワクチン危機は、疾患全般およびワクチンに関する全国的サーベ イランスプログラムが欠如し、国から専門家と一般市民へのコミュニケーショ ンが不適切であることに起因する。

ワクチンプログラムのガバナンスは、科学的根拠に基づいた透明性のある政 策、安全性及び有効性のモニタリングによって行われるべきものである。

因果関係の解析のためには、

background (natural) incidence

の疫学的サ ーベイランスが必須である。

医学会は政府や政治指導者とリエゾン(連携)の役目を、果たすことが重要で ある。メデイアは科学的根拠と感情論を適切に判断すべきである。

一般市民と医療従事者へ明瞭で正直なコミュニケーションを行い、疑問に対し て迅速でハイレベルな反応をし、安心感を与えることが予防接種への信頼感 を損ねることを防ぐ最良の道である

(J Brotherton, BMJ, 2014)

37

HPV ワクチンへのサポート

WHO, FIGO, CDC

をはじめ多くの国際的団体が

HPV

ワクチンが安全であ るとの結論を示した。

子宮頸がん征圧をめざす専門家会議は

, WHO, FIGO, CDC

等の安全性声 明日本語訳およびを議員、メデイアなどに送付するとともに、啓発的会議・

セミナーを頻回に開催し、正しい理解を求めた。

日本産婦人科学会・医会、日本婦人科腫瘍学会、子宮頸がん征圧をめざ す専門家会議は、

HPV

ワクチン接種再開のための声明を再三提出した。

世界中の研究者や啓発団体から、日本の

HPV

ワクチン問題への懸念が表 明され、安全性への理解のためのサポートが行われた。

世界中が、日本の動向を注視している!

WHO (世界保健機構)

2007

年から、子宮頸がんの包括的予防のためにHPV ワクチン接種推奨

安全性声明

2013

6

世界中での約1億7500万回接種において安全性に大き な懸念がない。重篤な副反応とHPVワクチンの関連を 示唆する根拠はない。

安全性声明

2014

2

HPVワクチン接種により自己免疫疾患にかかるリスクは 増加することはない。

ワクチン接種の有害性に関する不完全情報は、有効な ワクチンが使われなくなる悪影響をきたす可能性がある

FIGO(国際産婦人科連合)

2013

8

世界

125

か国の産婦人科学会

現在入手可能なすべてのデータ(臨床試 験、市販後調査、

CDC

他)を確認した 子宮頸がん予防ワクチンの接種を 継続すべき

米国家庭医学会 米国小児科学会 米国産婦人科学会 米国内科学会

疾病対策センター(

CDC

予防接種活動連合

2014年2月 HPV

ワクチンを強力に推奨しよう!

米国

大統領がん諮問委員会 から大統領へのレポート

2014

2

癌予防活動の緊急課題 HPVワクチンの接種促 進. 子宮、腟、外陰、陰 茎、肛門、咽頭(のど)の がん予防

CDC

• ワクチン接種勧奨の中止継続か勧奨再開かは、科学的根拠 によるべき。だが、、、、

【重要】

• 子宮頸がんの疾病の悲惨さや国民への負担の大きさ、それを 予防するためのHPVワクチンの重要性(有効性と安全性)に 触れることなく、副反応の懸念として繰り返し流された映像によ り、国民の多くが「あの重篤な症状はこのワクチンによる副反 応である」と信じ込んでいる状況で、その誤解を解消しなけれ ばならない。

• 最も大切なポイント:メデイアで繰り返し報道されている慢性疼 痛や不随意運動で、 HPV ワクチンと因果関係が証明されたも のはない。

• 因果関係がないもの=「紛れ込み」が含まれる。

• 機能性身体症状(心身の反応)による痛み・不随意運動

• 接種勧奨を再開するとしても副反応対策をきちんと準備する必 要がある。

• 補償・救済、ケアは十分か?

今後の日本産科婦人科学会の取り組むべきこと

科学的なエビデンスの国民への普及

ワクチンがなぜ必要か。 検診だけではなぜだめなのか。

副反応の相談・診療体制の整備

機能性身体症状の教育(痛み専門の先生方のセミナーによる研修)

協力医療機関に産婦人科が積極的に貢献

接種医師向けマニュアルの整備(インフォームドコンセントと筋注の方法)

メディアへの情報発信

副反応の患者を取り上げるだけでなく、子宮頸癌で命をおとす、

あるいは生殖機能を失う若い女性がたくさんいることを伝える。

積極的勧奨の再開後の、接種率向上のための努力

学会、医師会、医会、厚労省、牛田班など疼痛の専門分野の先生 多方面の団体と協力していきたいと思います。

12

歳女子にHPVワクチンを接種した後の前がん病変および上皮内癌の減少 接種から

5

年で効果が目に見えてくる

Van de Velde N et al. JNCI J Natl Cancer Inst 2012;104:1712-1723

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Vaccine

接種プログラム導入による

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