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136体制の充実が重要です。

ドキュメント内 (Microsoft Word - \223\235\215\207\224\3053,4\217\315.doc) (ページ 88-96)

【対策】

1 体系的な小児救急医療体制の整備

各保健医療圏の実態を踏まえ、市町や関係医療機関と連携しながら、「共同利用型病 院」、「病院群輪番制」の運営・充実に努めます。

2 広域的な小児救急医療体制の整備

香川小児病院における小児救急医療機能の強化を図るため、小児救命救急センターの 設置を検討し、他の二次救急医療機関と連携した体制整備に努めます。

3 小児科医確保対策

医師のキャリアステージに応じた確保対策を実施する中で、引き続き、小児科医確保 に努めます。

4 情報提供、相談体制などの整備充実

引き続き、小児救急電話相談事業の活用のほか、医療機関の適正受診などについての 普及啓発に努めます。

3 章 4 節 在宅医療

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第 第 第

第4 4 4 4節 節 節 節 在宅医療連携体制 在宅医療連携体制 在宅医療連携体制 在宅医療連携体制の の の現状 の 現状 現状 現状・ ・ ・ ・課題 課題 課題 課題と と と と対策 対策 対策 対策

平成 24 年度県政世論調査によると、自分の最期を迎えたい場所について、約6割の方 が「自宅」と回答しており、最期まで可能な限り住み慣れた地域や自宅等で、自分らしく、

満足度の高い生活を送ることは多くの県民の願いです。

しかしながら、現状では、県民の死亡場所の約8割が病院等の施設となっており、「自 宅」は 12%に過ぎません。

こうしたことから、要介護状態や病を抱えながらも住み慣れた場所で安心して過ごせる よう、受け皿となる在宅医療の推進が喫緊の課題となっています。

亡くなる場所の推移

82.5

70.7

56.6

38.0

21.7

13.9 12.6 11.6

21.8

37.4

57.0

75.0

81.0 80.3

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

1951年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年 2010年 年

単 位

自宅(全国)

病院・診療所(全国)

出典:厚生労働省「人口動態調査」

【現状】

1 在宅医療の提供体制

(1)退院調整支援

平成 23 年医療施設調査(静態・動態)によると、本県における退院調整支援担当 者を配置している病院・一般診療所は 44 施設であり、65 歳以上の人口 10 万人当た り 17.1 となっており、全国平均(12.2)を上回っています。

(2)訪問診療・往診

平成 23 年医療施設調査(静態・動態)によると、県内の 65 歳以上の人口 10 万人 当たりの往診件数(病院・一般診療所)は 875.2 件と全国平均(673.6 件)を上回 っています。

また、65 歳以上の人口 10 万人当たりの在宅患者訪問診療の件数(病院・一般診 療所)は 3,339.9 件と全国平均(2,769.1 件)を上回っています。

香川県(2010 年) 病院・診療所:78.6%

自宅 :12.3%

3 章 4 節 在宅医療

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高齢化の進行や地域のつながりが希薄になるなか、住み慣れた地域や自宅等で安 心して暮らすことができるよう、在宅療養支援診療所等において実施される定期的 な訪問診療が一層求められています。

(3)訪問看護

平成 23 年介護サービス施設・事業所調査によると、県内の 65 歳以上の人口に占 める介護保険による訪問看護ステーション(介護予防サービスを含む)の利用者の 割合は 0.3%と全国平均(0.8%)を下回っており、訪問看護の指示をする医療機関 と訪問看護を実施する訪問看護ステーションとの連携強化が求められています。

(4)訪問歯科診療

平成 23 年医療施設調査(静態・動態)によると、県内で訪問歯科診療(居宅)を 提供している歯科診療所は、全歯科診療所 471 か所のうち、84 か所(17.8%、全国 平均 13.6%)となっています。

高齢化に伴い、要介護高齢者の歯科治療や専門的口腔ケアの必要性は高まってい ますが、実際の受療者は少ない状況にあります。

(5)訪問薬剤管理指導

平成 24 年 1 月現在における県内の在宅患者訪問薬剤管理指導料届出薬局数は 427 か所であり、65 歳以上の人口 10 万人当たり 168.2 と全国平均(143.9)を上回って います。しかしながら、薬剤師の少ない小規模薬局においては、訪問指導を実施す る際の負担が非常に大きいため、実際に在宅患者訪問管理指導業務が可能な薬局は、

県内で 212 薬局(平成 24 年 3 月 31 日県薬剤師会調査)にとどまっており、薬局薬 剤師による訪問薬剤管理指導業務の普及が不十分な状況にあります。

2 在宅医療連携体制の構築

(1)連携体制の構築に向けた取組み

県では、関係機関と連携・協働し、高松地域における在宅医療の基盤強化や多職 種間のネットワークづくり等に努めています。

また、地域の中核的医療機関と診療所や介護事業所等との間で、患者情報を共有 化する医療介護地域連携クリティカルパスを導入し、医療と介護の連携体制の構築 に取り組んでいます。

(2)実施拠点となる基盤の整備

厚生労働省では、在宅医療を提供する機関等を連携拠点として、介護支援専門員 の資格を持つ看護師や医療ソーシャルワーカー等を配置し、地域における医療・介 護を横断的に支援する体制づくりを進めています。

県では、在宅医療連携拠点として選定されている綾川町域におけるモデル的な在 宅医療の取組みを支援しています。

(3)在宅チーム医療を担う人材育成

在宅医療には、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員などの多くの 職種が関わることから、在宅医療従事者等の資質向上や多職種協働に向けて、地域 の指導者育成に取り組んでいます。

3 章 4 節 在宅医療

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【課題】

1 在宅医療の基盤強化

介護・福祉と連携した包括的な在宅医療サービスの提供を行うため、地域の実情に応 じた連携体制が必要となっていますが、地域における病院・診療所、訪問看護ステーシ ョン、薬局、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなど関係機関の機能情報の共 有や連携が十分ではありません。

また、訪問診療や訪問看護の充実に向けて、約 8 割が医師数 1 名である小規模の在宅 療養支援診療所における 24 時間対応、急変時の対応及び看取りを行うための連携体制 の構築や、訪問看護ステーションにおける医療機関や介護事業所との連携等を促進する 必要があります。

2 退院調整支援の体制整備

地域において、円滑な在宅療養へ移行ができるよう退院調整支援を行うための連携体 制づくりが求められています。

3 急変時の入院受け入れ体制

急変時の入院受入等について在宅療養者やその家族が不安にならないよう、在宅療養 者の病状急変時や重症例等の場合の連携体制の整備が必要となっています。

4 多職種間のネットワーク構築等

在宅医療においては、地域において医療従事者・介護支援専門員などの多職種が協働 し、専門的な知識を活かしながらチームとなって患者・家族を支える体制づくりが重要 となっています。

5 家族の介護力の低下等

社会経済情勢の急速な変化や核家族化により、地域のつながりが希薄になるとともに、

家族の介護力が低下し、結果として施設志向が高まっています。

【圏域の設定】

介護・福祉と連携した包括的な在宅医療サービスの提供が必要であることから、市町 単位を基本とし、地域の実情に応じた在宅医療の取組みを進めます。

【対策】

1 在宅医療の基盤整備

(1)在宅療養支援病院・在宅療養支援診療所

小規模の在宅療養支援診療所が多いことから、在宅療養者の 24 時間対応、急変時の 対応及び看取りを行うため、複数の在宅医の連携による 24 時間対応、地域で入院機能 を有する医療機関との円滑な連携による診療体制の確保や、地域で対応困難な重症例 等の受入に係る地域医療支援病院等との連携支援に努めます。

(2)訪問看護等

訪問看護ステーションにおける医療機関や介護事業所との連携強化に取り組むとと もに、平成 24 年度から導入された新たな事業形態である定期巡回・随時対応型訪問介 護看護や複合型サービスの促進に努めます。

3 章 4 節 在宅医療

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(3)訪問歯科診療

高齢者をはじめとする在宅療養者の歯科治療や専門的口腔ケアの必要性を周知する とともに、口腔機能の維持改善や誤嚥性肺炎の予防等に向けて、在宅療養者の歯科受 療率の向上に努めます。

(4)訪問薬剤管理指導

薬局薬剤師が在宅医療に参画し、個々の居宅療養者のニーズに応じた丁寧な服薬指 導や、飲み忘れ防止策、副作用の早期発見等を行い、安全、安心な服薬環境を提供で きるよう、訪問薬剤管理服薬指導業務の普及啓発に努めます。

2 在宅医療連携体制の構築

(1)在宅医療連携の拠点づくり

市部と郡部では、家族構成など世帯の状況や生活環境に大きな違いがあることから、

これまで在宅医療推進に向けてモデル的に取り組んできた高松市や綾川町の事例を参 考に、県全域に展開できるよう、地域の実情に応じた在宅療養支援病院等や市町・関 係機関等の在宅医療の取組みを支援します。

(2)地域包括ケアシステムの構築

地域において、入院時からの退院調整、リハビリ、急変時の受け入れなどの対応が 重要であることから、在宅医療に関わる機関の機能等について情報共有を促進すると ともに、各地域で拠点となる病院等を中心に、郡市医師会や市町と連携して医療・介 護等が切れ目なく提供される地域包括ケアシステムの構築を支援します。

特に、地域の拠点となる病院と連携して在宅医療を支える、在宅療養支援診療所、

訪問看護ステーション、訪問歯科診療所等の充実・強化に努めます。

また、居宅だけでなく、介護施設や高齢者住宅など様々な居住形態における看取り や医療支援体制の強化に努めるとともに、一人暮らし世帯等に対応する地域での多様 な生活支援サービスの提供等に取り組みます。

(3)疾患別の連携体制整備

がん、難病、認知症など、それぞれの疾患の特徴に応じた体制の整備が必要なもの については、疾患別の連携体制の構築に努めます。

(4)在宅チーム医療を担う人材の育成と多職種協働

各地域の拠点となる病院等が中心となって、事例検討や勉強会等を通じて、在宅医 療従事者・介護支援専門員など多職種の資質向上や他の職種の専門性の理解促進に努 めるとともに、地域を一つの単位としてとらえ、同僚としてチームで在宅医療に携わ る「顔の見える」ネットワークづくりを進めます。

(5)情報通信技術を活用した連携の推進

在宅医療を効率的、効果的に進めるため、かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)

や二次救急以上の医療機関の電子カルテ情報を共有化する新たなネットワークの運用、

ネットワークを活用した地域連携クリティカルパスなど、情報通信技術を生かした基 盤を構築し、関係者の情報共有等を推進します。

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