また、災害拠点病院や市町と連携して、被災患者の受入れ・治療、被災地への救護 班の派遣などを担う広域救護病院(33 病院)を県独自に指定しています。
(3)DMAT
災害急性期(概ね発災後 48 時間)に、災害現場に出向いて救急医療を行うDMAT が、県内の 9 病院に 20 チーム(平成 24 年 10 月1日現在)配置されています。また、災 害現場で活動するDMATの指揮を行う統括DMATを 5 名(平成 24 年 10 月1日現 在)配置しています。
(4)関係団体との協定
(社)香川県医師会、(社)香川県歯科医師会、(社)香川県薬剤師会、(公社)香川県看 護協会、(社)香川県接骨師会の関係団体と、「災害時の医療救護に関する協定書」等 を締結しており、必要に応じて、医療救護班の派遣を要請します。
4 医療搬送
県内で治療、収容できない重症患者の搬送については、国等に要請し、受入れ可能な 県外の病院へ広域医療搬送を実施します。
5 医薬品等の確保
災害発生初期の救護活動に必要とされる医薬品及び医療機器を、公的医療機関等 28 箇所に分散し、備蓄しています。また、災害救護に必要な薬品等の確保について、香川 県医薬品卸業協会、香川県医薬品小売商業組合及び(社)日本産業・医療ガス協会香川 県支部と協定を締結しています。
6 被災者の健康管理
災害発生後の、被災者の健康管理については、救護班等による活動のほか、保健師に よる感染症の発生や蔓延防止、健康調査、生活環境の改善、メンタルヘルスケアを実施 することとしています。
【課題】
1 災害医療体制の機能強化
災害拠点病院は、災害発生時にその機能を十分発揮することができるよう、施設の耐 震化やライフラインの維持・確保、情報通信機器や医療資器材等の確保・備蓄などの機 能強化を図る必要があります。
また、DMATやこれらを指揮する統括DMATのほか、災害医療コーディネーター など、災害医療を熟知する人材を引き続き養成することが必要です。
2 関係機関の連携強化
あらかじめ、県や市町、消防、警察等の行政機関、災害拠点病院等の医療機関、医師 会、歯科医師会等の医療関係団体における、相互の連絡体制の整備を図り、災害時の速 やかな連携体制を構築する必要があります。
3 章 3 節 2 災害医療
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3 医薬品等の確保・供給体制の整備
災害発生時には、情報、通信及び交通の混乱が想定されます。このような中、被災地 の医療機関等からの供給要請に応じ、医薬品等を迅速かつ円滑に供給するためには、関 係機関や団体の役割分担を明確化するとともに、情報伝達体制の整備が必要です。
【対策】
1 災害拠点病院の機能強化
災害拠点病院が実施する耐震化や、情報通信機器・医療資器材の確保・備蓄などの整 備事業を支援します。また、災害拠点病院の指定要件を満たす二次救急病院について、
新たな指定を検討します。
2 DMAT等の養成
DMAT及び統括DMAT、災害医療コーディネーターを、計画的に養成するととも に、既存のDMATの技能維持・向上を図るため、訓練・研修を実施します。
3 関係機関の連携強化
香川県災害医療救護活動連絡会やDMAT連絡会などを継続的に開催するとともに、
災害医療に関する研修や訓練を実施するなど、関係機関の連携強化を図ります。
また、地域災害医療対策会議を迅速に設置できるような体制を整備し、初動期の円滑 な対応を図ります。
4 医薬品の確保・供給体制の整備
災害時の医薬品等供給体制検討会を継続的に開催し、適時「災害時における医薬品等 の供給マニュアル」の修正を行い、関係者との連絡調整を行うとともに、地域における 医薬品の確保・供給体制の強化を図ります。
5 災害後の健康管理活動
被災者や救護活動従事者の健康管理について、適切な対応ができるよう研修や保健活 動マニュアルの修正などに努めます。
【数値目標】
項 目 現 状
(平成 24 年 10 月) 目 標 目標年次 耐震化が完了した災害拠点病院の割合 50% 100% 平成 26 年度
DMATチーム数 20 チーム 25 チーム 平成 29 年度
善通寺市
三木町
宇多津町 琴平町
多度津町 東かがわ市
さぬき市 丸亀市 観音寺市
小豆島町 綾川町 まんのう町三豊市
高松市
坂出市
直島町
土庄町 県立中央病院
災 害 拠 点 病 院 位 置 図
(H24.12.31現在) 香川大学医学部附属病院高松赤十字病院 回生病院 三豊保健医療圏
★ 三豊総合病院中讃保健医療圏
大川保健医療圏 ★
★ 善通寺病院 高松保健医療圏
内海病院 さぬき市民病院
★
★★★
小豆保健医療圏 ★
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3 章 3 節 2 災害医療
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