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1会社概要

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株式会社インフォネクスト

〜タブレット等の新たな端末を活用したモバイルワークの実現〜

・本社所在地 東京都港区

・業種 情報通信サービス

・事業内容 ITコンサルティング ・システム開発受託・有料職業紹介

・設立年 2005年

・従業員数

正社員1名(男性1名)

パート・アルバイト、契約社員 5名(男性4名、女性1名)

・テレワーク導入部署 新規事業チーム

・テレワーク導入対象人数 4名

・テレワーク導入形態 ■自宅利用型 □施設利用型 ■モバイル型

従業員内訳(職種) 企業外観

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Phase1 :導入にあたっての基本戦略の策定 新規事業チーム全員にテレワークを導入・推進

株式会社インフォネクストでは、社長をはじめスタッフ全員がPCを使いこなしており、

また一部自宅での業務も既に実施していた。そのため、以前よりテレワークには興味を 持っていた。

今回はさらに進んで、情報へのアクセス性・操作性の良さ、ファイルの版管理、共有 情報の一元管理など、より使いやすい環境、よりセキュアな環境の構築に向けて新テ レワークシステム導入の支援を行うこととなった。

また、業務では主にMicrosoft OfficeやAdobe Illustratorなどのファイルを扱っており、

クライアント端末もWindows PCはもちろん、iPadなどのタブレット端末でもそれらのファ イルを閲覧・編集したいという要望があった。

そのため、まずは社長及び新規事業チームの計4名に、これらの要求を満たす「自宅 利用型・モバイル型共用のテレワーク環境システム」構築のため、テスト導入を図るこ とを基本戦略として策定した。

在宅(PC)だけでなく、外出先(タブレット端末)でも共有アクセス可能なテレワーク環境 ビジネス用オンラインストレージサービスによる集中管理・版管理

仮想デスクトップサービスを活用したOfficeソフトの活用

社内データをできるだけ安全に共有するとともに、管理者が情報のコントロールができないか?

Microsoft Officeなどのファイルの最新版や編集履歴を残し、マスター管理できないか?

クラウドサービスの障害発生時に備え、早期業務復旧のため社内LANにもバックアップができないか?

社内ニーズの把握(イメージ) 当社の基本戦略シート(一部抜粋)

取組の ポイント

導入時の課題

システム導入に係る関連事項(労務関連、業務プロセス)に関する対 応

株式会社インフォネクストでは、すでに在宅勤務を一部導入しているので、人事評 価・賃金に関する部分は検討が不要であった。しかし、テレワークのシステム導入は 今回が初めてだったため、以下の手順書・規約を作成した。

業務ルール(利用手順書):文章だけでなく写真や図をふんだんに取り入れて、社 員にも理解しやすいようにパワーポイントで利用手順書を作成した。業務内容に応 じて細かなルールの違いや、版管理の方法などについても触れるようにした。

セキュリティ規約:MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が策定 したスマートフォン導入構築ガイド内の「スマートフォンを安全に使うための企業のチ ェックリスト例」などを参考に、社員にも理解しやすいチェックリスト式のセキュリティ 規約を作成するようにアドバイスを行った。

自宅利用型・モバイル型共用のテレワーク環境システムの導入に関して

最初に、「データをどこに置くのか?」が検討項目に上がった。専門家より、社内/クラウ ド/自宅にそれぞれデータを置いた場合のメリット・デメリットを整理して説明した後、在宅 や外出先でデータを利用するという観点から、社長が「クラウド」にデータを置くことを決定 した。

次に、クラウドにデータを置く上で、専門家より複数のソリューションの提案が行われた。

情報の一元管理が可能なサービスを中心に、セキュリティ、ユーザビリティ、運用コストを 考慮しつつ、最終的に法人向け有料オンラインストレージサービスであるDropbox社の「

Dropbox for Teams」に決定した。

最後に、専門家よりリモートデスクトップ/仮想デスクトップ(DaaS)/シンクライアントな どの技術と特徴を網羅的に説明した後、社長より「情報管理の観点から、従業員端末に は基本的にデータを保持しない」という方針が決定された。その結果、Windowsソフトがそ のまま使える仮想デスクトップサービスであるGMOインターネット社「お名前.comデスクトッ プクラウド」を採用し、このサービス上でのみ、共有フォルダと業務データに触れられる体 制とした。

なお、「Dropbox for Teams」では十分な可用性をSLAで保証しているが、いざという時の 障害対応のため、社内LANにもデータを保管し、早期に業務復旧ができる体制を整えた。

Phase2 :システムの導入提案及び関連する事項への対応

導入システムの概要

業務プロセスの一部(利用手順書として編纂)

オンライン ストレージ 社内

自宅(従業員) 外出先(社長)

仮想デスクトップ

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Phase3 :導入実施 / 評価

<導入前の課題と解決策>

テスト導入前に試用した「お名前.comデスクトップクラウド」の公式タブレット端末アプリの操作性があまり良くないとの声があったため、専門家から操作性の 異なる複数の有料/無料の互換アプリを提案し、テスト導入期間中に実際にいくつか試用してもらうことにした。

同時接続が1アカウントの仮想デスクトップを共有して使うので、複数ユーザの同時利用ができないという課題があった。しかし、今回は少人数のチームのた め当面1アカウントで使い、もし使い勝手が悪いようなら、新たにもう1アカウント契約して対応することにした。

テスト導入当日までに、Officeソフトのインストールの準備が出来なかった。こちらは後日、会社でお持ちのOfficeライセンスをインストールして問題なく利用で きるか試して頂くことにした。

<導入後の評価項目と測定結果>

スタッフの在宅型テレワークの定着率の評価では、新規事業チームでは順調に使いこなし始めており、オンラインストレージは既に1つのプロジェクトで本番 利用を開始した。また、仮想デスクトップも試用版から6ヶ月の本番契約に移行し、使いこなすための検討を始められることになった。概ねテスト導入から本番 利用へ移行できており、成功といえる。

社長のモバイル型テレワークの定着率の評価では、既にタブレット端末(iPad)にて、ファイルの閲覧や、パワーポイントのプレゼンなどに利用中とのことであ った。導入前の課題に挙がっていた公式アプリの使い勝手の件だが、やはり使いにくいとのことで、専門家が勧めた互換アプリの1つ「iRdesktop」を採用され、

問題なく操作できるようになったとのことだった。

仮想デスクトップを活用した、Microsoft OfficeやAdobe Illustrator等のライセンス契約の評価では、仮想デスクトップ上に既にお持ちのライセンスにてOfficeを インストール済みで、問題なく操作可能だった。また、今まで持っていたWindowsソフトの資産がそのまま使えるということで、喜んで頂けた。

運用コスト面では、セキュリティを確保しつつ出来るだけ安くを考慮したいとのご要望だったので、複数のベンダー製品の機能と価格を比較検討し、不必要な 機能による追加費用がないよう、実際の利用シーンを想定しながら選定を行い、テスト導入後でも問題ないとの評価であった。その結果、システム運用費は当 初検討した大手ベンダー製のものに比べ、約50%の費用削減が可能になった。

ビジネス用オンラインストレージサービスによる集中管理・版管理では、導入したオンラインストレージ「Dropbox for Teams」により実現可能であった。但し、社 員の勝手なファイル持ち出しを完全に防ぐのは難しいとの評価もあった。

クラウドサービスの障害発生時に備え、早期業務復旧のため社内LANへのバックアップすることを評価項目の1つに入れていたが、当面は社内バックアップ を会社PC内に保管されるファイルで代替することにした。これは今後、バックアップ先を社内のNAS(ネットワーク対応HDD)へ移行を検討するとのことであった

<将来に向けた改善点>

場所によって、モバイル回線の通信が不安定になりやすい(特にLTE/3Gの切り替え時に切断されやすい)との意見があり、これはWiMAX等の予備回線を持 っておくことで対処することにした。

Microsoft Officeの暗号化機能でファイル単位にかけているのが、かなり面倒との声もあった。これは将来、フォルダ単位で暗号化・復号化する機能を導入す ることで、改善が見込めると助言を行った。

テスト導入後の今後の方向性については、「第1フェーズ:1つのプロジェクトで導入をスタート(2013/1月現在)」と、「第2フェーズ:全社的なプロジェクトとして

、本格導入をスタート」の2段階で、導入できる部署から進めていくことになった。また同時に、社内ルールの遵守ができるよう、体制を強化していくことを決めた

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