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-風速比が大きいほど、 気温差は 00における気温分布からも予想されるように、

両者の相関は比較的大きい。

小さくなっており、

海風が十分に発達している10:00...,15:00にお 次に実測2において、

B3とC3およびB4とC4の風速比と気温差と B2とC2、

けるB1とC1、

各測定点にお (c)および(d)に示す。

b

の関係をそれぞれ図3.17 (a)、

風速比の増大とともに気温差が小さくなる傾向が認められる。 特に(c)図 いて、

他に比較して気温差が小さく、 街路上の風速が河川上の風速と同程度 をみると、

両者の気温がほぼ等しくなることを示している。 街路上の測定点C3 になれば、

図3.12に示す13:00 前述のように河川方向から風が吹いており、

では、

の気温分布においても河川上のB3との気温差は小さくなっている。

+

R=-0.57

-実測3における河川と直交する街路上の風速分布(図3.7参照)と気温分布 (図3.15参照)をみると、 海風が十分に発達している13 : 00には風速が 大きい測定点ほど気温は低くなっていることが認められる。 そこで13:00に おける各測定点の気温と風速の関係を求めると図3.18のようになる。 風速の 大きい地点ほど気温は低い傾向にあり、 両者の相関係数は- 0.82となってい る。 海風が十分に発達している時、 河川上では街路上に比較して低温であり、 一 方街路上の気温は、 風速または河川上の風速に対する比率が大きくなるほど低く なり、 河川上の値に近づく。

32

円Hv

nハ》

門〈d

nIι

ハV.甥妖 nu nhu nJム

R=-0.82 SA門|コLEニ10

\ 十 十十十

1 2 3 4

風 速, rn/s

図3.18 13:00における気温と風速の関係(実測3)

5.2 地表面温度と気温の関係

実測1のPOINT1とPOINT3における7:00--19:00の聞の舗 装面と水面の温度差と、 街路上b、 c点と河川上a点の気温差との関係をそれぞ れ図3.19 (a)および(b)に示す。 図3. 4に示すように、 7:00から11:

00または12:00までは陸風時の、 それ以後は海風時の測定であり、 図3.

1 0をみると、 陸風から海風への変化による各測定点における気温の低下量は、

特に河川上のa点で大きい。 図3.19ではこの間の経時変化を矢印で示してい る。 陸風時には、 時間の経過とともに舗装面と水面の温度差は大きくなるけれど も、 街路上と河川上との気温差はこの表面温度差の増大に対応せず、 ほぼ一定で ある。 陸風から海風への変化により、 街路上と河川上との気温差は急激に大とな る。 海風ヘ変化した後、 表面温度差は最大25 --3 OOCから時間の経過とともに

小さくなり、 それに対応して街路上と河川上との気温差も減少する。

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-ロ7:00"-'12:00 613:00"-'19:00

ム 主ヨ

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頃 盤

A

〈令 ムムGVム

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1ト

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5 ジ

口7:00"-'11:00 ム12:00"-'19:00 手側Q〈頃鍵川町晶画盟

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30 よ よ-20

司iqt nuト ロ 一 一

aA ロ一O一

時 一2

風一孟陸一一

口町

ムムムム

トη《lu

ト nu 司lqL

‘制矧'川駅QM尺HW心暖u

aA

4←

5

2ト 1ト

LnU ・411

よ-30

。C 舗装面と水面の温度差,

(a)POINT1 (b)POINT3 図3.19 舗装面と水面の表面温度差および河川上と

街路上の気温差の関係(実測1)

。C 舗装面と水面の温度差,

次に実測2の海風時における街路上と河川上の気温差に対する舗装面温度と河 川水面温度との差の影響について考える。 海岸からの距醗がほぼ等しいB1とC 1およびB4とC4の気温差と表面温度差との関係をそれぞれ図3.20(a) 、

海岸からの距離により陸風から海風ヘ変化する 図3.6によれば、

(b)に示す。

海風が十分に発達する10 : 0 0以降における関係を示して 時刻が異なるので、

いる。 河川の水面温度に対して街路の舗装面温度が高温になるほど、 街路上の気 温も河川上に比較して高温となる傾向が認められる。

さらに実測3における7:00---19:00の聞の街路上と河川上の表面温度 図は13:00の気温分 差と気温差の関係を図3.20(a)および(b)に示す。

建物後流域にあって気温が高くなるP6と、 P 布(図3.15参照)において、

6よりは低温となる交差点のP7と河川上のP1との関係を示している。 日中ほ

とんど一定値を保つ河川の水面温度に対して街路の舗装面温度が上昇すると、 河 両者の相関係数 川上の気温に対して街路上の気温も上昇する傾向が明瞭であり、

も0.87と0.72の高い値になっている。 特に建物の後派域にあって風速の小 さいP6では、 表面温度差に対する気温の上昇率が交差点のP7に比較して大き

く、 相関係数も高い値を示している。

図3.9に示 海風が十分に発達している時、 街路上の気温は河川上より高い。

図3.

水面温度の変動幅は非常に小さいので、

す表面温度の経時変化を見ると、

図3.20および図3.21は、 横軸として舗装面温度を採用しでもほぼ類 1 9、

phu phυ

似の結果となる。

R=O.60 SAMPLE=55

6

4

2

ハド,制甥ぽ(もマ∞心マυ

+ +

R=O.68 SAMPLE=48

6

4

2

ハペ制同夜(ご∞心Hυ

1 6 24 - 2

24 0 1 6

8 -2

0

舗装面と水面の温度差."C 舗装面と水面の温度差. OC

(b) B4とC4 気温差と表面温度差の関係(実測2) (a) B 1とC1

図3.20

+

+

+

+ :::

て ゆ

+ + +

+

R=O.72 SA門PLE=73

5 4

。 3 2

ハピ制咽寂(ヱハユト仏

+ 土++

+ + -t-

斗+#; ・ー

R=O.87 SA門PLE=73

5 4

。 3 2

ハピ制咽寂(も日仏心ψ(凶

30

nu

20

30 10

nu --Ea・

20

P7の舗装面とPlの水面の温度差. OC

P6の舗装面とP 1の水面の温度差."C

(b) P 1とP7 気温差と表面温度差の関係(実測3)

hhU Eυ

(a) P 1とP6 図3.21

6. むすび

夏季における河川とその周辺の熱環境に関し3種類の比較実測を行い、 主に気 温の分布に及ぼす風向 ・ 風速と地表面温度の影響に関して考察した。 日中に発達 する海風が、 河川に沿って内陸ヘ侵入すること、 これによる気温の低下等が著し

いことなど、 河川の「風の通り道」としての機能が明らかになった。 本章におけ る実測調査の結果をまとめると以下のようになる。

( 1 )気温が最高に達する時刻に陸風から海風への変化がある場合、 気温の低下が 明確に認められる。 特に河川上における気温の低下幅は3 '" 4 ocに達し、 この 低下幅は海岸に近いほど大きい。 街路上でも1- 20Cの気温の低下が認められ る。

(2 )海風時、 河川上の気温は海からの距磁とともに上昇する。 しかし、 河川上で は街路上に比較して最大40C低い気温となりその差は海に近いほど大きい。 一 方、 絶対湿度は海からの距離とともに小さくなり、 河川上の値が街路上に比較 してやや大きい。

(3)海風時、 街路上の気温は、 そこでの風速または河川上の風速に対する比率が 大きくなるほど低くなり、 河川上の値に近づく。 特に河川方向から風が吹き込

む街路ではその傾向が顕著である。

(4)海風が十分に発達している時、 街路上の気温は河川上より高く、 その気温差は 舗装面と 水面の温度差に従って大きくなる。

o参考文献

1 )市街地風研究会編:市街地風の研究, オーム社, 1987.

2)勝田高司ほか:建物列による風の遮蔽に関する風洞模型実験-市街地の気流に 関する研究( 1) , 日本建築学会論文報告集, 第155号, 1969.1., pp.41-47 3)成田健ーほか:都市域の表面温度とその接地気層への影響, 広島大学工学部研

究報告, 第35号, 第2巻, 1982., pp.241-251

4)望月史郎, 山本俊哉, 高野公男:水辺の環境とまちづくり, 建築雑誌,

Vol. 98, No.1208, 1983.6., pp.46-49

5) Fukuoka, Y., et al. : Urban Climate and Air Quality of Hiroshima city,

Geographical Science, 32, 1980., pp.24-32

6)北川明ほか:河川周辺の気候の快適性, 土木技術資料, 31-10, 1989.10.,

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