5. 対象プロセスの検討
5.3 固形燃料等の燃料の利用
5.3.1 RPF利用
5.3
固形燃料等の燃料の利用
表 5-102 ベール 1kg からRPFを製造する場合の環境負荷
電力 選別残渣焼却 プラ 合計
0.188kWh 0.197kg 1.000kg
エネルギー資源消費 MJ 1.84E+00 2.60E-02 3.56E+01 3.74E+01 CO2 kg 7.83E-02 1.13E-03 2.65E+00 2.73E+00 SOx kg 1.38E-05 2.31E-07 0.00E+00 1.41E-05 NOx kg 4.01E-05 5.75E-07 0.00E+00 4.06E-05 注)選別残渣焼却については直接燃焼させた場合のユーティリティのみを想定。選別残渣のプラの項ですべて燃焼 させている
残渣等を考慮してリサイクルシステムの環境負荷は次のとおりである。RPFに埋立処理も含め 試算している。
表 5-103 RPFのリサイクルにおける環境負荷
RPF 合計
投入原材料 1.00kg
エネルギー資源消費 MJ 37.47 37.47
CO2 kg 2.73 2.73
SOx g 0.02 0.02
NOx g 0.09 0.09
注)埋立処理、プラ燃焼等はRPFに含んでいる。
b)オリジナルシステムのインベントリデータ並びに環境負荷
オリジナルシステムについては、残渣の場合と同様にRPF1kg は石炭で代替されるものとする。
・石炭=39,321kJ/kg(RPF)×0.88(RPFのボイラ効率)÷0.9(石炭のボイラ効率)÷
(26,600kJ/kg(石炭)×0.975)=1.48kg
注)RPFの発熱量については表 4-13参照、石炭は低位発熱量に変換。
これにより、RPF利用のオリジナルシステムの環境負荷は次のとおりである。
表 5-104 RPFのオリジナルシステムの環境負荷
燃焼・石炭 廃棄物処理 合計
投入原材料 1.15kg 1.00kg
エネルギー資源消費 MJ 30.86 35.72 66.58
CO2 kg 2.93 2.66 5.58
SOx g 2.32 0.00 2.32
NOx g 2.91 0.05 2.97
(2) RPF利用(収率 90%ケース)
リサイクルシステム
ベール RPF製造 RPF・燃焼 0.91 kg
1kg
残渣 0.04 kg
オリジナルシステム
資源採掘 一般炭・燃焼 1.33 kg
ベール 単純焼却
1kg
a) リサイクルシステムのインベントリデータ並びに環境負荷
RPF製造については、残渣からRPFを製造する場合に加えて、開梱、手選別等による不適合 物除去等の前処理が必要となる。
表 5-105 ベール 1kg からRPFを製造する場合の前処理工程のインベントリデータ
入出力項目 内訳 数値 単位
原材料 プラスチック 1.000 kg
入力
ユーティリティ 電力 0.039 kWh
製品等 RPF原料(プラ) 0.91 kg
出力
副産品 残渣 0.04 kg
注)残渣の量については文献と異なるが、ここでは、設定したRPF製造収率より設定している。
出典)「二酸化炭素固定化・有効利用技術等対策事業/製品等ライフサイクル二酸化炭素排出評価実証等技術開発/製品等に係る LCA及び静脈系に係るLCAの研究開発」、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構委託先(社)産業環境管理協会、平成 17 年 3 月より作成
上表と表 5-3に示した通常のRPF製造工程のデータをあわせて、ベール1kgから製造される 場合のインベントリデータを示すと次のとおりである。
表 5-106 ベール 1kg からRPFを製造する場合のインベントリデータ
入出力項目 内訳 数値 単位
原材料 プラスチック 1.000 kg
入力
ユーティリティ 電力 0.188 kWh
製品等 RPF原料(プラ) 0.77 kg
出力
副産品 残渣 0.19 kg
出典)「二酸化炭素固定化・有効利用技術等対策事業/製品等ライフサイクル二酸化炭素排出評価実証等技術開発/製品等に係る LCA及び静脈系に係るLCAの研究開発」、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構委託先(社)産業環境管理協会、平成 17 年 3 月より作成
表 5-107 ベール 1kg からRPFを製造する場合の環境負荷
電力 選別残渣焼却 プラ 合計
0.188kWh 0.007kg 1.000kg
エネルギー資源消費 MJ 1.84E+00 9.03E-04 3.56E+01 3.74E+01 CO2 kg 7.83E-02 3.92E-05 2.65E+00 2.73E+00 SOx kg 1.38E-05 8.02E-09 0.00E+00 1.39E-05 NOx kg 4.01E-05 2.00E-08 0.00E+00 4.01E-05 注)選別残渣焼却については直接燃焼させた場合のユーティリティのみを想定。選別残渣のプラの項ですべて燃焼 させている
残渣等を考慮してリサイクルシステムの環境負荷は次のとおりである。RPFに埋立処理も含め 試算している。
表 5-108 RPFのリサイクルにおける環境負荷
RPF 合計
投入原材料 1.00kg
エネルギー資源消費 MJ 37.45 37.45
CO2 kg 2.73 2.73
SOx g 0.02 0.02
NOx g 0.09 0.09
注)埋立処理、プラ燃焼等はRPFに含んでいる。
b)オリジナルシステムのインベントリデータ並びに環境負荷
オリジナルシステムについては、残渣の場合と同様にRPF1kg は石炭で代替されるものとする。
・石炭=38,677kJ/kg(RPF)×0.88(RPFのボイラ効率)÷0.9(石炭のボイラ効率)÷
(26,600kJ/kg(石炭)×0.975)=1.46kg
注)RPFの発熱量については表 4-14参照、石炭は低位発熱量に変換。
これにより、RPF利用のオリジナルシステムの環境負荷は次のとおりである。
表 5-109 RPFのオリジナルシステムの環境負荷
燃焼・石炭 廃棄物処理 合計
投入原材料 1.33kg 1.00kg
エネルギー資源消費 MJ 35.90 35.72 71.63
CO2 kg 3.40 2.66 6.06
SOx g 2.69 0.00 2.70
NOx g 3.39 0.05 3.44
(3) RPF利用のまとめ
表 5-110 RPFの環境負荷低減効果(収率 75%ケース)
リサイクルシステム オリジナルシステム 環境負荷効果
天然ガス kg 0.01 0.00 -0.01
原油 kg 0.00 0.01 0.00
石炭 kg 0.02 1.15 1.14
エネルギー資源消費 MJ 37.47 66.58 29.11
CO2 kg 2.73 5.58 2.85
SOx g 0.02 2.32 2.30
NOx g 0.09 2.97 2.88
表 5-111 RPFの環境負荷低減効果(収率 90%ケース)
リサイクルシステム オリジナルシステム 環境負荷効果
天然ガス kg 0.01 0.00 -0.01
原油 kg 0.00 0.01 0.00
石炭 kg 0.02 1.34 1.32
エネルギー資源消費 MJ 37.45 71.63 34.18
CO2 kg 2.73 6.06 3.33
SOx g 0.02 2.70 2.68
NOx g 0.09 3.44 3.35