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る。桁 行
2間
以 上 、梁 間1間
で、柱 間寸 法 は桁 行、梁 間 と もに10尺で あ る。 柱 穴 が小 さ く、 や は り仮 設 的 な建 物 と考 え られ る。建 て替 えの痕跡 はな い。 この建 物 は、SB14840と重 な りあ い、SB14841と も近 接 す る こと、8B14840・ 14841と は規 格 が違 う点 か ら、 これ らの東西棟建物 とは異 な る時期 の もので あ ろ う。SB14853
調 査 区西 南 部 で検 出 した南北 棟 掘立 柱建 物 で、柱 間 は桁 行2間
、 梁 間1間
、柱 間寸 法 は桁 行 、梁 間 と もに7尺
で あ る。柱 穴 が小 さ く、仮設 的 な建 物 と 考 え られ る。建 て替 え の痕跡 はな い。SA14854
柱 間寸 法8尺
の南北 方 向 の掘立 柱塀。SK14846
調 査 区西北 隅 の土 坑 で、 この中 か ら丸 瓦 を中心 に奈 良 時 代 の瓦 が廃 棄 され た状 態 で 出土 した。構 内道路 にかか るため、完全 な検 出がで きなか った。SX14848 SK14846の
南 に、凝灰 岩 が据 った状 態 を検 出 した。 据 え付 け の た め の 掘形 を確 認 し、 なん らか の遺 構 か と思 われ るが、性 格 は不 明 で あ る。SX14887〜
14899
建 物 や塀 に ま とま らず 、 中 軸 線 に対 して東 西 対 称 の配 置 とな る柱穴 や南北方 向で等距離 間隔 に並 ぶ柱穴 を い くつ か検 出 した。 第 216次 調 査 の 知 見 を参 照 す る と、 これ らは儀 式 の際 の旗 竿 用 の柱 穴 と見 られ る。 長 径1.5m
強 の楕 円形 の ものが多 く、 中 に は
2個
の柱抜取穴 を持 つ もの もあ り、何本 か の旗 竿 を ま とめて立 て た もの と思 わ れ る。SA14844・
14845
調 査 区 中央部 で検 出 した奈 良 時 代 以 前 の掘 立 柱 塀 で 、SA14844 は北 で西 に10°、SA14845は30° おゝれ る。柱穴 に は黒 色 の埋 土 が つ ま り、 古 墳 時 代 の もの と考 え られ る。弥 生 時代 の遺 構
調 査 区 内 に径
3〜 6mの
円形 の落込 み を検 出 し、弥生 時代 の 竪 穴建 物 とみ な され る。柱穴 は何 箇所 か検 出 したが、壁溝、間仕切 り溝、 炉 跡 などの存 在 は確認 で きなか った。
SB14857 ‑辺
が2m強
の方形 を呈 し、淡灰褐色 の砂 の地 山面 を掘 り込 み、 そ の 上 に約 10cmの 厚 さの弥生土器 を含 む灰褐色 の砂質上 の覆土 が堆積 す る。主柱 穴 と 見 な され る柱 穴 を4箇
所検 出 した。柱 穴 は淡 灰褐 色 砂 の上 面 か ら掘 り込 まれ て い た。SB14858
径約3mの
円形 を呈 し、灰 褐色 の砂 の地 山面 を掘 り込 み 、 そ の上 に上 か ら各 約 10cmの 暗茶 褐 色 シル ト混 じりの砂質 土 、淡 灰 色 シル ト混 じりの黄 褐 色 の 砂 質上 、暗灰 褐 色 の砂質 上 が堆 積 す る。 暗茶 褐 色 シル ト混 じり砂質 土 、淡 灰 色 シ ル ト混 じりの黄褐色砂質 土 は建物廃絶後 の覆土 、暗灰褐色砂質土 は弥生土器 を含 み、 この面 が建 物 の床 面 と考 え られ る。柱 穴 は5箇
所 を確 認 し、建 て替 え の可 能 性 も考 え られ る。SB14859 ‑辺
が2m強
の方形 を呈 す る。灰褐色 の砂 の地 山面 を掘 り込 み、 そ の 上 に約 15cmの 厚 さの暗灰 褐色 の砂質 上 の覆 上 が堆積 して いた。覆 土 に は弥生 前 期 の土 器 が含 まれて いたが、柱穴 は検 出で きなか った。SB14860
径6m強
の 円形 で、竪穴建 物 と して標準 的 な大 き さで あ る。 灰 色 の砂 の地 山面 を掘 り込 み、その上 に10〜25cmの 厚 さの暗灰 褐 色 の砂 質 上 の覆 土 が 堆 積 す る。覆 土 に は弥生 前 期 の土 器 が含 まれ て いた。 また石 包 丁2点
・ 石鏃 な どの石 器 も多 数 出上 して い る。主 柱 穴 と見 な され る柱 穴 を4箇
所 、弥生 前 期 の上 器 を含 む土 坑5箇
所 な どを検 出 した (図24)。 柱 穴 は灰 色 砂 の上 面 か ら掘 り込 ま れ て い た。SB14866
長辺3.8m、
短 辺3mの
長 方形 を呈 し、灰色 の砂 の地 山面 を掘 り込 み、そ の上 に上 か ら10〜15cmの 暗褐色 の砂 質 土 、約 10cmの 暗褐 色 の粘 質 上 の覆 上 が堆 積 す る。柱 穴 を
2箇
所 検 出 した。柱穴 は灰 色 砂 の上 面 か ら掘 り込 まれて い た。 弥 生前 期 の上 器 や石包 丁・ 石 鏃 な どの石 器 を含 む土坑SK14867に切 られ て お り、 覆 土 か らは弥生 前 期 の上器 や石 包 丁2点
な ど石 器 も多数 出上 して い る。以上 の遺 構 は大 き く平 城 宮 造 営以 前 と平 城 宮 の時期 に分 け られ る。
平 城 宮 造 営以 前 に は弥生 時代 の竪 穴 建 物 、古 墳 時代 の掘立 柱塀 な どが あ る。
平 城 宮 の時期 と して は、壬生 門 か ら朝 集 殿 院 に通 じる宮 内 道 路SF14350が南 北 に通 る。遺 物 が全体 に僅 少 で、重 複 関係 もほ とん ど見 られ な いので、時期 を確 定 す る ことが困難 で あ るが、第 216次 調 査 で は仮 設 的 な掘 立 柱 東 西 棟 建 物SB14380・
14381・ 14390・14391を 奈 良 時代 前半 に位 置 づ けて お り、 それ らと関連 す るSB14840・
14841・ 14851、 SA14842・ 14852も 同時期 と考 え られ よ う。 な お、 第 214次 調 査 で は
Y‑18′298
│
X‑145′
906‑
Y‑18,295
│
Y‑18′292
│
X‑145′
909‑
X‑145′
912‑
│
網掛 けは旗竿用の柱穴 赤色は竪穴建物の主柱穴
図24 竪穴建物sB14860平面図(1/100)
兵部省 の北方 に東西棟掘 立 柱 建 物SB14105、 14100やSB14110を 検 出 して い るが、
今回 の調査区で はその東延長上 に建物 の存在 を確認 で きず、第216次調 査 や今 回 の仮設的な掘立柱東西棟建物群 とは性格 を異 にす るもの とみてお きたい。
3
遺物
調査 区の全域 か ら土器、瓦、石器 な どが出土 した。奈良時代 の遺物 は瓦 と土 器 であ るが、全体量 は少 ない。
瓦
軒 瓦 は奈良時代前半 〜中頃の時期 の ものが主 であ る。
土器
奈良時代 の上器 は小量 であ る。 また古墳時代 や飛鳥時代 の上器若子 と多量 の弥生時代 の土器 がある。図25は竪穴建物・土壊 出土 の弥生土器 で、いずれ も弥生 前期。11まSX14871出 土 の壺。直径約50cmの 小 さな ピッ トに埋納 され た状態 で出
3m