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PFI事業の実施体制

ドキュメント内 仙台市PFI活用指針(第三版)案 (ページ 38-43)

第1部 PFIへの取り組み

2 PFI事業の実施体制

PFIの導入検討や実施に当たっては、その事業を所管する部局(以下「事業担当課」

という。)が主体となって作業を進めることとなりますが、事業の準備から実施に至るまで 長期間にわたる取り組みが必要であること、複数の関係部局の専門的知見を結集する必要 があることから、本市においては、技術担当部局を含む全庁的な連携のもとでPFI事業 を進めることとします。また、PFIは事業手法の一つであることから、PFI統括担当 課が事業担当課に助言・支援します。

本市における実施体制は、次のようになります。(次ページ以降に、本市の実施体制 における主な役割分担と具体的な作業内容を示します。)

【仙台市におけるPFI事業の実施体制】

・PFI導入可能性調査実施

・導入方針決定

助言・支援

(技術的事項)

検討結果

付議 事業手法検討

関係課長会

(事務局:PFI統括担当課)

事業部会

PFI統括担当課

事業担当課

技術担当課

(営繕・設備)

関係各課 助言・支援

(技術的事項を除く)

調整

アドバイザー

(民間コンサル会社)

委託契約

(調査・分析・提案)

政策会議

(市長・副市長)

事業者選定委員会

※事業ごとに設置

(事務局:事業担当課)

審議依頼 意見

事業者

(SPC)

承認・不承認

利用者

(市民等)

サービス提供 モニタリング

仙 台 市

PFI導入可能性調査実施支援 付議

・特定事業選定

・導入方針決定

・特定事業選定 詳細検討結果

詳細検討指示

事業契約

意見・要望 意見・要望

は審議事項を示す

市長までの説明及び決裁

・PFI導入可能性調

・導入方針決定 査実施

・特定事業選定

(1) 事業担当課

個別事業へのPFI手法の導入検討及び具体的な実施に当たっては、事業担当課が中 心となり、技術担当課やPFI統括担当課、関係各課と協議しながら、以下の事務を行 います。

(2) PFI統括担当課(財政企画課)

事業担当課に助言・支援(技術的事項を除く)を行うとともに、庁内のPFI総括担 当として主に以下の事務を行います。

・ アドバイザーの選定・委託

・ PFI導入可能性調査の実施

・ 実施方針、要求水準書(案)などの検討・策定・公表等の実務

・ 特定事業の評価・選定・公表等の実務

・ 事業者の募集・評価・選定・公表等の実務

・ 事業者選定委員会の運営事務局

・ 選定事業者との事業契約の締結

・ 金融機関との直接協定の締結

・ 事業契約締結後の公共サービス提供の状況に関するモニタリング(監視)

・ 当該事業に係る関係部局及び関係省庁等との連絡・調整

・ 事業終了後の施設移管、事業引継ぎなどに係る実務

・ PFI手法導入事業の検討、選定等に係る庁内調整

・ PFIに関するノウハウ蓄積、全市共通課題の整理

・ 事業担当課への助言・支援(技術的事項を除く)

・ 「仙台市PFI活用指針」の改訂、実務手順の整理等

・ PFIの共通課題に係る関係部局及び関係省庁等との連絡・調整

・ 事業手法検討関係課長会(事業部会を含む)の運営事務局

・ 民間発案の受付・評価に係る庁内調整

(3) 技術担当課(営繕課・設備課)

事業担当課の文書による依頼に基づき、PFI導入対象事業に係る以下のような技術 的事項について、各段階を通じて事業担当課へ助言・支援を行います。

(4) 事業手法検討関係課長会(事務局:財政企画課)

PFI事業の推進に当たり、庁内における統一した調整・判断を行うための組織です。

具体的には、以下について検討・協議を行います。

PFI導入可能性調査実施~調査終了まで:

・ 従来の公共事業として実施した際の初期投資費用(施設整備費等)の算定、概 略要求水準書作成等に関すること

実施方針・要求水準書公表~落札者決定まで:

・ 公表資料作成のうち技術的事項に関すること

・ 民間側との質疑応答のうち技術的事項に関すること

・ 事業者提案書類の審査に係る作業のうち、技術的事項に関すること 落札者決定後~供用開始まで:

・ 落札者との契約協議において、提案内容と事業者選定委員会でのヒアリング、

指摘事項等のうち技術的事項の取り扱いに係る確認に関すること

・ 設計・建設段階におけるSPCとの協議、調整、確認等における技術的事項 に関すること

供用開始後~事業期間終了まで:

・ 維持管理業務における技術的事項に関するモニタリングに関すること

・ 大規模修繕・更新等の実施における事業者との協議、調整、確認等に関する こと

・ 施設の状況(要求水準との適合性、劣化状況等)、修繕の必要性等の判断に関 すること

・ 「仙台市PFI活用指針」の改訂に関すること

・ 事業手法の選定(PFI導入可能性調査実施の可否)に関すること

・ PFI導入可能性調査結果の評価と今後の方針に関すること

・ 特定事業選定に関すること

・ 民間発案の採択・不採択に関すること

関係課長会の構成は次のとおりです。(平成 29 年 3 月現在)

※ 座長が必要あると判断した場合、他の職員を加えることもあります。

(5) 事業部会(事務局:財政企画課)

PFI導入可能性調査の各段階においては、全庁的視点に基づく検討を進める必要が あります。このため、関係課長会のもとに事業部会を設置します。PFI導入可能性調 査の初期段階から結果の整理に至るまで、事業担当課の作業を支援し、全庁的視点に基 づく助言を行うのが事業部会の役割です。

事業部会の構成は次のとおりです。(平成 29 年 3 月現在)

※ 座長が必要あると判断した場合、他の職員を加えることもあります。

(6) 関係各課

PFI事業の実施に当たっては、従来型公共事業と同様に、庁内の関係各課とも十分 に協議しながら検討を進める必要があります。以下、事業担当課が協議することが想定 される関係各課と、主な協議内容及び協議を要する理由を列記します。

関係各課(例) 主な協議内容及び協議を要する理由

財政課 ・ PFI事業は長期契約であり、債務負担行為設定が必要になるた め、事業費の想定及びサービス対価の支払い方法等の設定に当た って、PFI導入可能性調査段階から協議を行う必要がある。

行財政改革課 ・ 行財政改革推進の観点から、事業者に任せる業務内容等につい て、PFI導入可能性調査段階から意見を求める必要がある。

・ 事業者選定委員会の立上げに際し、委員選定、委員の構成等につ いて協議を行う必要がある。

財政局: 財政企画課長(座長)、財政課長 総務局: 行財政改革課長

まちづくり政策局: 政策調整課長 都市整備局: 営繕課長、設備課長

(個別事業の担当課長など)

財政局: 財政企画課長(座長)、財政課長、契約課長 総務局: 文書法制課長、行財政改革課長、人事課長 まちづくり政策局: 政策調整課長

都市整備局: 営繕課長、設備課長

契約課 ・ PFIに関する契約手続きは、各課契約と規定されている16が、

本市における通常の契約上の取り決め等との整合を図るため、入 札説明書等の内容(例:入札参加資格に関する条件設定)に問題 はないかどうかを確認する必要がある。

文書法制課 ・ PFI特定事業契約の締結については、議決事件であるため、事 前に文書法制課との協議が必要。

・ 入札説明書及び契約書案についても、特定事業契約に係る議案に 反映される部分があるため、公表前に協議を要する。

・ なお、提案に係る事務手続きのスケジュールについても、予め調 整しておく必要がある。

開発調整課 ・ 開発許可にかかる事業の場合、開発審査会に付議すべき案件かど うか、導入可能性調査段階から協議を行う必要がある。事業が「杜 の都の風土を守る土地利用調整条例」の対象事業に当たるかどう か、予定地での事業実施が可能性どうか、土地利用方針との整合 性を確保することが可能かどうか、手続き開始時期及び必要書類 等について、用地の選定段階から協議を行う必要がある。

・ 開発許可にかかる事業であって開発審査会に付議する必要があ る事業の場合、予定地での事業実施可能性、開発審査会提案許可 基準への適合性、手続の実施方法などについて、用地の選定段階 から協議を行う必要がある。

各 区 役 所 街 並 み 形 成課

・ 都市計画法に規定する開発許可又は市街化調整区域内における 建築許可等の必要性の有無、制限内容、手続の実施方法などにつ いて、用地の選定段階から協議を行う必要がある。

資産税企画課 ・ 地方税の課税標準の特例が適用される可能性のある事業につい ては、適用を受けるために必要な要件及び庁内手続きについて、

実施方針公表の前の段階から協議が必要になる。

環境共生課 ・ 「仙台市環境調整システム」の手続き上、PFI導入可能性調査 の段階から、配慮すべき事項等について協議を行う必要がある。

(7) 事業者選定委員会(事務局:事業担当課)

事業者選定委員会は、建築、設備、金融、事業内容に係る分野の学識経験者等を中心と した委員で構成され、入札参加グループが提出したPFI事業に係る事業提案書に対する 総合評価を行い、最も優れた提案を行った事業者を選定することを目的とした委員会です。

事業者選定委員会は、「附属機関等の設置および運営の基準に関する要綱」における「協議 会等」としての位置付けになるため、行財政改革課と予め協議のうえ、事務局が設置要綱 を作成し、事業毎に設置・運営を行います。(→109~112 ページ参照)

事業者選定委員会の役割は、落札者決定基準(→132~138 ページ参照)に基づき、最も 優秀な提案を行った事業者を選定することにありますが、事業内容に対する委員会の理解を 深め、また、委員会の意見を事業の枠組みづくりに反映させることが有益と考えられること から、本市では、実施方針及び要求水準書の公表前の段階から、委員会を立ち上げ、委員の 意見を求める機会を設定することとしています。

16 「契約事務の取扱いに関する要綱」(平成元年 3 月 31 日市長決裁)第 4 条 2 項を参照。

ドキュメント内 仙台市PFI活用指針(第三版)案 (ページ 38-43)

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