第3章 アクション・リサーチ
3.3.3 CKS・プロデューサーとパワー・コーディネーター
コア・アライアンス形成する企業の中でのリーダー的企業の立ち回りは、CKSで の『共通目標』を達成させるための、重要な要素である。(図3.7参照)
そのため、CKSにて事業を成功させるためには、)組織・企業間のインターフェ ースを円滑にさせるため、組織の枠を超えた強力なプロデューサーが必要不可欠であ る。CKSでは、このプロデューサーをCKS・プロデューサー(CKS-Producer) と言う。
このCKS・プロデューサーの強力なリーダーシップは、事業成功の鍵を握る大き なファクターである。
CKS・プロデューサーの使命は下記の7項目である。
① 協業する事業の目的と目標の明確化
② 事業大綱計画の作成とその管理
③ プロジェクト組織体制の作成とその管理
④ 事業遂行時の適切な確認と見直し
⑤ 定期的な会議招集とその管理
⑥ 事業を成功させるための活発なる情報収集とその活用
⑦ 強力なリーダーシップ
そして、このCKS・プロデューサー(CKS-Producer)をサポートし、かつ各企 業での調整・まとめ役の存在がパワー・コーディネーター((Power-Coordinator)で ある。
花田光世(1998)「情報ネットワーク型組織と人事システム」では、パワー・
コーディネーターを『外部組織・人材とのネットワーク構築ができる人材であり,さら にはそれを発展させ,このような外部ネットワークを支えているプラットフォームを コーディネート・運営することのできる人材・役割』と定義している。
サンシン電気では、2005 年に当社独自の呼称として、”パワー・コーディネータ ー“を社内資格制度に取り入れている。その資格に要求するものは、FAE(Field
Application Engineer) 40と同等の技術知識能力を要求しかつ、他社競合先に負けな
い営業交渉力と調整力を持った人材であるが、実際の活動は、花田光世氏が唱えた定 義とほとんど代わりはない。
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「組織・企業間の共有部署調整役の存在」を図3.8に示す。
図3.8 <企業間の調整役>
このCKS・プロデューサー(CKS-Producer)をサポートし、かつ各企業での調 整・まとめ役の存在がパワー・コーディネーター((Power-Coordinator)である。
花田光世(1998)「情報ネットワーク型組織と人事システム」では、パワー・
コーディネーターを『外部組織・人材とのネットワーク構築ができる人材であり,さら にはそれを発展させ,このような外部ネットワークを支えているプラットフォームを コーディネート・運営することのできる人材・役割』と定義している。
サンシン電気では、2005 年に当社独自の呼称として、”パワー・コーディネータ ー“を社内資格制度に取り入れている。その資格に要求するものは、FAE(Field
Application Engineer)38と同等の技術知識能力を要求しかつ、他社競合先に負けな
い営業交渉力と調整力を持った人材であるが、実際の活動は、花田光世氏が唱えた定
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義とほとんど代わりはない。
コア・アライアンスを形成する各企業のパワー・コーディネーターは、組織間の調 整役として行動すると同時に、CKS・プロデューサーと共同して、プロジェクト事 業遂行のために必要な機能が日即している場合、その不足箇所を補うために外部との 共生・調整をも実施する。
図3.9は、CKS・プロデューサーとパワー・コーディネーターの各企業での位置 づけを表した図である。
事業遂行に必要な情報の共有化は、それぞれの企業の調整役としてのパワー・コー ディネーターとトータルマネジメントを行うCKS・プロデューサーによって推進さ れるのである。
なお、実際の運用実例では、コア・アライアンス企業でのCKS・プロデューサー の役割をサンシン電気のCTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)が担 った。
図3.9 <CKS・プロデューサーとパワー・コーディネーター>
40: FAE(Field Application Engineer)とは、技術力を備えた技術営業職のこと。
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