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CEPRエミュレーションコマンド

ドキュメント内 コマンドリファレンスREV14.PDF (ページ 112-158)

・改行/LF

【ASCII】  LF

【10進】    10

【16進】    0A

【解説】

・1行改行を行います。

・受信バッファに印字データがある場合は、印字後に改行します。

・改行幅(改行ドット量)は24ドットx文字縦サイズ+行間ドットです。

(文字縦サイズは、縦幅拡大/圧縮印字設定・解除に従い、0.5、1、2になります。)

・行間ドットは、電源を入れたときは6ドットですが、0〜255ドットの範囲で設定  できます。

・CRコードに続いて送られてきたLFコードは無視されます。

・印字復帰命令/CR

【ASCII】  CR

【10進】    13

【16進】    0D

【解説】

・LFコードと同様です。

・印字復帰命令2/ESC CR

【ASCII】  ESC CR

【10進】     27 13

【16進】     1B 0D

【解説】

・次の印字開始位置を同じ行の先頭に移します。

・文字を重ねて印字する事ができます。

・英数カタカナモード設定命令/ESC $

【ASCII】  ESC  $

【10進】    27  36

【16進】    1B  24

【解説】

・キャラクターコードA0h〜DFhをカタカナで印字します。

・この設定は「英数ひらがなモード設定命令」を受信するまで有効です。

・電源を入れたときは、この設定になります。

・英数ひらがなモード設定命令/ESC &

【ASCII】  ESC   &

【10進】     27  38

【16進】     1B  26

【解説】

・キャラクターコードA0h〜DFhをひらがなで印字します。

・この設定は「英数カタカナモード設定命令」を受信するまで有効です。

・横幅2倍角印字設定命令/SO

【ASCII】  SO

【10進】    14

【16進】    0E

【解説】

・横幅2倍角の文字が印字されます。

・文字間隔のドット数も設定値の2倍になります。

・縦幅拡大設定と併用して、4倍角文字を印字することができます。

・ この設定は「横幅2倍角印字解除」、「横幅2分の1角印字設定」、  「プリンタ設定初期化」の各命令を受信するまで有効です。

・横幅2倍角印字解除命令/SI

【ASCII】  SI

【10進】    15

【16進】    0F

【解説】

・横幅2倍角印字設定を解除し、横幅普通サイズ印字に設定します。

・「縦幅拡大/圧縮印字設定命令」と併用している場合でも、横幅2倍角印字設定のみ  解除します。

・横幅普通サイズ印字に設定されているときは、この命令は無視されます。

・縦幅拡大/圧縮印字設定・解除命令/FS e

【ASCII】  FS    e  n

【10進】    28  101  n

【16進】    1C   65  n

【解説】

・nの値により、印字する文字の縦幅拡大/圧縮の設定、解除を行います。

   n=30h 本命令の設定を解除    n=31h 縦幅2倍角印字設定    n=32h 縦幅2分の1角印字設定

・この設定は、この命令でほかの設定にするか解除するまで、または  「プリンタ設定初期化」命令を受信するまで有効です。

・ 横幅2倍角印字設定と併用すると、4倍角の文字が印字できます。

・ 「横幅2倍角印字設定」、「横幅2分の1角印字設定」命令と併用している場合でも  縦幅のみ変更します。

・ 改行ドット量は、24ドット×文字縦サイズ+行間ドットです。

 この場合の文字縦サイズは、0.5、1、2倍です。

・行の途中で縦幅の設定および変更が実行された場合は、それまでに受信したデータを  印字して改行した後、次の行から指定のサイズで印字します。

・改行数指定/FF n

【ASCII】  FF   n

【10進】    12   n

【16進】    0C   n

【パラメーター】 1≦n≦255

【解説】

・指定した行数分(1〜255行)の改行をします。

・nは次のように指定します。

 指定する行数を1バイトの16進数で表し、その16進数を上位と下位の4ビットに  分割し、得られる0h〜Fhの値に、それぞれ30hを加えた値(30h〜3Fh)を上位、

 下位の順番で指定します。

 (例) 10行分の改行指定の場合 0C 30 3A     10 → 0A → 30 3A

   (10進数)   (16進数) (上位、下位の16進数に30hを加える)

 (例)LPRINT CHR$(&H0C);CHR$(&H30);CHR$(&H3A)

・1行改行ドット量は、24ドット×文字縦サイズ+行間ドットです。

 この場合の文字縦サイズは、0.5、1、2倍です。

・ 行の途中で実行された場合は、その行を印字してから指定の改行を行います。

・ ページ印刷モード時では、FFは改ページ動作となります。

・行間設定/US n

【ASCII】  US n

【10進】    31 n

【16進】    1F n

【解説】

・ 行間をn×1/8mm(n×0.125mm)に設定します。(n=0〜255倍)

・ nは、指定する値を1バイトの16進数で表して上位と下位の4ビットに分割し、得られる0h〜Fh の値に、それぞれ30hを加えた値(30h〜3Fh)を上位、下位の順番で指定します。

(例) 行間を4×1/8mmに設定 1F 30 34

・この設定は、本命令により行間を変更するか、「プリンタ初期化設定」命令を実行する まで有効です。

・電源を入れたときは6×1/8mmに設定されています。

・文字の縦幅を変更しても行間設定は変わりません。

・この命令が実行されたときは、次に改行されるときから新たな行間に変わります。

・フォワードフィード命令/ESC f

【ASCII】  ESC   f n

【10進】     27 102 n

【16進】     1B  66 n

【パラメーター】  1≦n≦64

【解説】

・用紙を順方向へ送ります。

・ 送る量nはドットライン数(1〜64ドット)で指定します。指定する値を1バイトの16進数で表

して上位と下位の4ビットに分割し、得られる0h〜Fhの値に、それぞれ30hを加えた値

(30h〜3Fh)を上位、下位の順番で指定します。

・64ドットライン以上の設定は、64ドットラインとして順送りします。

・行中にESCfコマンドがある場合は、まずフィード動作が行われます。

・バックフィード命令/ESC r

【ASCII】 ESC    r n

【10進】    27  114 n

【16進】    1B   72 n

【パラメーター】  1≦n≦64

【解説】

・用紙を逆方向へ送ります。

・ 送る量nはドットライン数(1〜64ドット)で指定します。指定する値を1バイトの16進数で表 して上位と下位の4ビットに分割し、得られる0h〜Fhの値に、それぞれ30hを加えた値 (30h〜3Fh)を上位、下位の順番で指定します。

・64ドットライン以上は64ドットラインとして逆送りします。

・連続してこの命令を実行すると、紙が詰まることがありますので、ご注意ください。

・この命令実行後は、必ず一度順方向へ紙を送ってください。

・行中にESCrコマンドがある場合は、まずフィード動作が行われます。

・水平方向印字位置指定/ESC F

【ASCII】  ESC  F n

【10進】     27 70 n

【16進】     1B 46 n

【パラメーター】 0≦n≦384

【解説】

・水平方向の印字位置を変更します。

・ 水平方向の印字位置nはドット位置(0〜384)で指定します。印字位置は、指定する値を4桁 (2バイト)の16進数で表して各桁に分割し、得られる0h〜Fhの値に、それぞれ30hを加えた 値(30h〜3Fh)を上位から下位の順番で指定します。

・文字を重ねて印字する事もできます。

・外字登録命令/ESC +

【ASCII】  ESC   +  n d1 ・ ・ ・ d144

【10進】     27  43  n d1 ・ ・ ・ d144

【16進】     1B  2B  n d1 ・ ・ ・ d144

【解説】

・外字を2文字まで登録できます。

・外字1はn=31h、外字2はn=32hを指定します。

・登録した外字を印字するときは、次のコードを指定します。

外字1:812Fh 外字2:8130h

・外字データは4ドット分を単位とし、そのドットを4ビットの2進数データと見なして16進数     (0h〜Fh)に変換します。この16進数に30hを加えて1バイトのデータとしてプリンタに

 送ります。

・文字サイズはESC〜fで選択出来ます。

・ 1文字は24 ×24ドット (24ドットサイズ時) の構成ですので144バイトで1文字分に なります。

・144バイト受信するまで登録データ待ちとなります。

・30h〜3Fh以外のコードを受信すると、この命令はキャンセル(取り消し)されます。

・登録された文字は拡大/圧縮、白黒反転などもできます。

・電源が切れたとき、または「プリンタ設定初期化」命令が実行されたとき、外字データ  は消去されます。

(例)

    0  1  0  1    =   5  →  35  (30+5)

      (2進数データ)  (16進数)(1バイトデータ)

(例)外字1設定

   1B 2B 31 3F 30 3A 35 3C 33 37 38  ・・・

       ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓       1111  0000  1010  0101  1100  0011  0111  1000

      

       24ドット

       24ドット

      24×24ドットサイズ時

・ビットイメージの設定/ESC J

【ASCII】  ESC   J  n d1 ・ ・ ・ d208×n

【10進】     27  74  n d1 ・ ・ ・ d208×n

【16進】     1B  4A  n d1 ・ ・ ・ d208×n

【解説】

・1ライン832ドットのイメージデータの印字を行います。

・nで印字するライン数(0〜480ライン)を指定します。

 ライン数は、指定する値を4桁(2バイト)の16進数で表して各桁に分割し、得られる  0h〜Fhの値に、それぞれ30hを加えた値(30h〜3Fh)を上位から下位の順番で  指定します。

・dにより、ビットイメージを指定します。

 ビットイメージは4ドット分を単位とし、そのドットを4ビットの2進数データと見なし  て16進数(0h〜Fh)に変換します。この16進数に30hを加えて1バイトのデータと  して、プリンタに送ります。

(例)

        1  0  1  0       =    A     →    3A (30+A)       (2進数データ)     (16進数) (1バイトデータ)

(例)3ラインの印字

      1B 4A 30 30 30 33 3F 30 3A 3A ・・・・・

       (0 0 0 3 ライン)    ↓    ↓    ↓    ↓       1111  0000  1010  1010

       ・・・・・

・1ライン832ドットですので、nが1増すごとに208バイトのデータが必要です。

・本命令を実行すると、ビットイメージのみの印字となり、208バイト× nライン数分の  データを受信するまで文字は印字されません。

・文字の拡大などの、各種設定値は変化しません。

・30h〜3Fh以外のコードを受信すると、この命令はキャンセル(取り消し)されます。

・白黒反転印字命令/FS n

【ASCII】  FS   n

【10進】    28 110

【16進】    1C  6E

【解説】

・文字を白黒反転して印字します。

・白黒反転印字解除を実行するまで反転して印字します。

・電源を入れたときは解除状態になります。

・文字間隔分のドットも反転します。

・文字の縦や横を圧縮すると印字がつぶれて見えにくくなりますので、避けてください。

・同一行内で通常印字と白黒反転印字を混在できます。

注)白黒反転印字を連続して行うと、電池が急速に消耗しますのでご注意ください。

・白黒反転印字解除命令/FS E

【ASCII】  FS   E

【10進】    28  69

【16進】    1C  45

【解説】

・反転印字を解除します。

・横幅2分の1角印字設定命令/ESC <

【ASCII】  ESC   <

【10進】     27  60

【16進】     1B  3C

【解説】

・文字の横幅を1/2に圧縮して印字します(漢字の横幅を12ドットで印字)。

・英数カナ、および2バイト半角文字の1/2圧縮は行いません。

・「横幅2分の1角印字解除」、「横幅2倍角印字設定」、「プリンタ設定初期化」

 命令を実行するまで有効です。

・ビットイメージ印字には影響ありません。

・横幅2分の1角印字解除命令/ESC >

【ASCII】  ESC    >

【10進】     27   62

【16進】     1B   3E

【解説】

・横幅2分の1角印字を解除します。

・横幅2分の1角印字が設定されていないときは無視されます。

・縦拡大命令/FS w

【ASCII】   FS   w n

【10進】     28 119 n

【16進】     1C  77 n

【パラメーター】 n=1,0 または 1 , 0

【解説】

・nの値により、印字する文字の縦拡大設定、解除を行います。

・n=0( 0 ) 本命令の設定を解除

・n=1( 1 ) 縦倍2倍角印字設定

・この値は、この命令でほかに設定するか解除するまで、または「プリンタ設定初期化」命令を受信する  まで有効です。

・「横幅2倍角印字設定」、「横幅2分の1印字設定」命令と併用している場合でも縦幅のみ変更します。

・縦拡大文字が含まれた行の改行ドット量は、24×2+行間ドットです。

縦角文字が含まれていない行の改行ドット量は、24+行間ドットです。

・1行中に通常文字と縦拡大文字とを混在できます。

ドキュメント内 コマンドリファレンスREV14.PDF (ページ 112-158)

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