• 検索結果がありません。

コマンドリファレンスREV14.PDF

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "コマンドリファレンスREV14.PDF"

Copied!
158
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

PD22 コマンドリファレンス

REV1.4

2002.3.26

(2)

・レビジョン更新一覧

REV 日付 変更内容 1.0 2001.10.01. ・初版 1.1 2001.10.15 ・文書中の「アイマーク」を「ブラックマークに訂正」 ・付録a オートエミュレーションについて 共通エミュレーションコマンドESC∼Eを削除 ・付録b ブラックマーク (5)注記 誤記訂正 (6)コマンド 文書追加 1.2 2001.10.22 ・プリンタ内部設定/ESC∼SIコマンド印字濃度設定(n=5)濃度−1と濃度−2のmパラメー タ値の間違いを修正 1.3 2001.11.01 ・プリンタ内部設定/ESC∼SIコマンド 紙無し解除時オフライン動作設定(n=15)を追加 1.4 2002.3.26 ・バーコード種類の選択/GSkコマンド code128 補足説明追加 ・マーカー機能有効/無効設定コマンド追加/ ESC∼Eコマンド ・プリンタ内部設定/ESC∼SIコマンド 拡張機能設定追加 インターフェース自動選択 赤外線IF種別 オリジナル赤外線通信速度 オリジナル赤外線ストップビット長

(3)

・目次

・レビジョン更新一覧 ... 1 ・目次... 2 ・エミュレーションの決定/ESC∼A ... 6 ・用紙頭出し量の設定/ESC∼B ... 7 ・電源OFF時間設定/ESC∼O ... 8 ・ビットマッブデータの登録/ESC∼b ... 9 ・ビットマッブデータの印刷/ESC∼b ... 10 ・ページモードの設定/ESC∼L ... 11 ・改ページ(ページモード・マーカー検出専用)/ESC FF... 14 ・印字用紙設定命令/FS H ... 15 ・印字濃度設定命令/FS I ... 16 ・プリンタ作動状況要求命令/FS G ... 17 ・圧縮ビットイメージの印刷/ESC∼G ... 18 ・印字位置座標指定/ESC∼X ... 21 ・バーコード文字の印字位置設定/GS H ... 22 ・バーコード回転の設定/解除/GS r ... 22 ・バーコードの高さの選択/GS h ... 23 ・バーコードの幅サイズ(倍率)の選択/GS w... 23 ・バーコード種類の選択/GS k ... 24 ・印字方式の選択/ESC∼U ... 27 ・フラッシュメモリへの外字登録/ESC∼D... 28 ・フラッシュメモリの外字呼び出し/ESC∼d... 30 ・プリンタ電源OFF/ESC∼p ... 31 ・ブラックマーク機能有効/無効設定/ESC∼E... 32 ・マーカー検出レベルの設定/設定内容確認/ESC∼e... 33 ・プリンタ作動状況要求命令 その2/ESC∼Y... 35 ・プリンタコマンド、フラッシュメモリ登録開始/ESC∼CS... 36 ・プリンタコマンド、フラッシュメモリからの呼び出し/ESC∼CL ... 37 ・工場出荷時設定読込/ESC∼SF ... 38 ・デフォルト設定値読込/ESC∼SL ... 39 ・プリンタ内部設定値フラッシュメモリ書込/ESC∼SS... 40 ・プリンタ内部設定/ESC∼SI ... 41 ・印字復帰/CR ... 47 ・改行/LF ... 48 ・改ページ/FF ... 49 ・順方向紙送り/ESC J ... 50 ・行単位ページ長設定/ESC C ... 51 ・インチ単位ページ長設定/ESC C NUL... 51 ・ミシン目スキップ設定/ESC N ... 52 ・ミシン目スキップ解除/ESC O ... 52 ・右マージン設定/ESC Q ... 53 ・左マージン設定/ESC l ... 54 ・1/8インチ改行設定/ESC 0 ... 55 ・1/6インチ改行設定/ESC 2 ... 55 ・n/60インチ改行設定/ESC A ... 56 ・n/180インチ改行設定/ESC 3 ... 56 ・n/360インチ改行設定/ESC + ... 56 ・水平タブ位置設定/ESC D ... 57

(4)

・水平タブ実行/HT ... 58 ・垂直タブ位値設定/ESC B ... 59 ・垂直タブ実行/VT ... 59 ・絶対位置指定/ESC $ ... 60 ・相対位置指定/ESC ¥ ... 61 ・VFUタブ位置設定/ESC b ... 62 ・VFUチャネル指定/ESC / ... 62 ・後退/BS ... 63 ・文字コード表選択/ESC t ... 64 ・国際文字選択/ESC R ... 65 ・プロポーショナル指定/解除/ESC p ... 66 ・10CPI指定/ESC P ... 67 ・12CPI指定/ESC M ... 67 ・15CPI指定/ESC g ... 67 ・スーパー/サブスクリプト指定/ESC S... 68 ・スーパー/サブスクリプト解除/ESC T... 68 ・イタリック指定/ESC 4 ... 69 ・イタリック解除/ESC 5 ... 69 ・縮小指定/SI ... 70 ・縮小指定/ESC SI ... 70 ・縮小解除/DC2 ... 70 ・自動解除付き倍福拡大指定/SO ... 71 ・自動解除付き倍福拡大指定/ESC SO ... 71 ・自動解除付き倍幅拡大解除/DC4 ... 71 ・倍幅拡大指定/解除/ESC W... 72 ・縦倍拡大指定/解除/ESC w... 72 ・強調指定/ESC E ... 73 ・強調解除/ESC F ... 73 ・二重印字指定/ESC G ... 74 ・二重印字解除/ESC H ... 74 ・アンダーライン指定/解除/ESC − ... 75 ・一括指定/ESC ! ... 76 ・文字スタイル選択/ESC q ... 77 ・文字間スペース量設定/ESC SP ... 78 ・位置ぞろえ選択/ESC a ... 79 ・ダウンロード文字セット選択/ESC % ... 80 ・文字セットコピー/ESC : ... 81 ・ダウンロード文字定義/ESC & ... 82 ・JIS漢字モード指定/FS & ... 84 ・漢字モード解除/FS . ... 84 ・半角文字指定/FS SI ... 85 ・半角文字解除/FS DC2 ... 85 ・1/4角文字指定/FS r ... 86 ・漢字自動解除付き倍幅拡大指定/FS SO... 87 ・漢字自動解除付き倍幅拡大解除/FS DC4... 87 ・4 倍角指定/解除/FS W... 88 ・縦書き指定/FS J ... 89 ・横書き指定/FS K ... 90 ・半角縦書き2文字指定/FS D ... 91 ・漢字アンダーライン指定/解除/FS −... 92

(5)

・漢字一括指定/FS ! ... 93 ・全角文字スペース量設定/FS S ... 94 ・半角文字スペース量設定/FS T ... 95 ・半角文字スぺース量補正/FS U ... 96 ・半角文字スペース量補正解除/FS V ... 97 ・外字定義/FS 2 ... 98 ・ビットイメージ選択/ESC * ... 100 ・ビットイメージリピート選択/ESC * ... 102 ・8ドット単密度ビットイメージ/ESC K... 103 ・8ドット倍密度ビットイメージ/ESC L... 103 ・8ドット倍速密度ビットイメージ/ESC Y... 104 ・8ドット4倍密度ビットイメージ/ESC Z... 104 ・ビットイメージモード変換/ESC ? ... 105 ・初期化/ESC @ ... 106 ・上位側コントロールコード解除/ESC 6... 107 ・上位側コントロールコード設定/ESC 7... 108 ・データ抹消/CAN ... 109 ・一文字削除/DEL ... 109 ・漢字モード指定(シフトJIS)/FS *... 110 ・改行/LF ... 112 ・印字復帰命令/CR ... 112 ・印字復帰命令2/ESC CR ... 112 ・英数カタカナモード設定命令/ESC $ ... 113 ・英数ひらがなモード設定命令/ESC & ... 113 ・横幅2 倍角印字設定命令/SO ... 114 ・横幅2 倍角印字解除命令/SI ... 114 ・縦幅拡大/圧縮印字設定・解除命令/FS e... 115 ・改行数指定/FF n ... 116 ・行間設定/US n ... 116 ・フォワードフィード命令/ESC f ... 117 ・バックフィード命令/ESC r ... 117 ・水平方向印字位置指定/ESC F ... 118 ・外字登録命令/ESC + ... 119 ・ビットイメージの設定/ESC J ... 120 ・白黒反転印字命令/FS n ... 121 ・白黒反転印字解除命令/FS E ... 121 ・横幅2 分の 1 角印字設定命令/ESC < ... 122 ・横幅2 分の 1 角印字解除命令/ESC > ... 122 ・縦拡大命令/FS w ... 122 ・文字上下反転印字設定命令/FS T ... 123 ・文字上下反転印字解除命令/FS L ... 123 ・文字間隔設定命令/ESC n ... 124 ・バッファ初期化/CAN ... 125 ・プリンタ設定初期化命令/ESC c 1 ... 125 ・ 付録 a オートエミュレーションについて ... 126 ・ 付録 b ブラックマーク仕様... 130 ・索引... 132

(6)
(7)

・エミュレーションの決定/ESC∼A

【ASCII】 ESC   ∼   A  n 【10進】    27 126  65  n 【16進】   1B  7E  41  n 【パラメータ】 n=0,1 または “0”,“1” 0:ESC/Pエミュレーション 1:CE−PR1エミュレーション 【解説】 ・このコマンドは、必ず行の先頭で設定するようにして下さい。 ・1度このコマンドを受信すると、以後電源OFF時まで設定されたエミュレーションに固定されます。 ・このコマンドによりエミュレーションが固定されるとオートエミュレーションが無効になります。 ・既に、オートエミュレーションによっていずれかのエミュレーションに固定されている場合、このコマ ンドは無視されます。 ・上記以外の設定値は無視されます。 (例) ESC/Pエミュレーション選択時 E−PR1エミュレーション選択時

   

プ ロ グ ラ ム 先 頭

ESC∼A0

← ESC/P 選 択 ESC@ ←ESC/P 初期化命令 プログラム本文

  

プ ロ グ ラ ム 先 頭

ESC∼A1

← CEPR 選 択 ESCc1 ←CEPR 初期化命令 プログラム本文

(8)

・用紙頭出し量の設定/ESC∼B

【ASCII】 ESC   ∼   B  m  n1  n2 【10進】    27  7E  66  m  n1  n2 【16進】    1B 126  42  m  n1  n2 【パラメータ】 m=1,3 m=255 : 設定量の確認 【解説】 ・設定は、バイナリ−のみ有効です。   m = 1: 通常時頭出し設定 3: マーカー検出時頭出し設定 ・自動給紙時の用紙頭出し量の設定を行います。通常動作時とマーカー検出時頭出し量の設定が行えます。 ・n1、n2の単位はドット(1ドット=1/8mm)です。n1+(n2×256)ドットとなります。 ・設定された値はフラッシュメモリへ記憶され、電源を切られても有効です。 ・本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しないで 下さい。 ・マーカー検出時頭出し設定値は必ずマーク幅(ESC∼e)より大きい値を設定して下さい。 ・フラッシュメモリへ記憶した後、プリンタの電源が自動OFFします。再度電源ONした時に有効とな ります。 ・デフォルトの頭出し量は、通常動作時は144、マーカー検出時は196に設定されています。   ・設定量の確認について m=255を指定する事によって設定内容を確認する事が出来ます。 ESC ∼ 255 0 : 設定内容を印刷します ESC ∼ 255 1 : 設定内容を返信します。ケーブルIF時のみ返信します。 (印刷結果) VTOP : 144 VTOP(EYEMARK) : 196 (返信結果) [16進パケット] FB ?? ?? ?? ?? ※1 ※2 ※3 ※1 : 返信開始コード ※2 : 通常時頭出し設定量(ワード長) ※3 : マーカー検出時頭出し設定量(ワード長) ※ 通常時頭出し設定はプリンタ内部設定の自動給紙動作を有効した場合、マーカー検出時頭出し設定はプ リンタ内部設定のブラックマーク動作を有効にした場合に使用されます。プリンタ内部設定の項も合わせ て参照して下さい。

(9)

・電源OFF時間設定/ESC∼O

【ASCII】 ESC   ∼   O  n 【10進】    27 126  79  n 【16進】    1B  7E  4F  n 【パラメータ】 n=0,1,3,5,10,15(設定は、バイナリ−のみ有効です。) 【解説】 ・自動電源OFFする時間を設定します。最後にデータを受信してから、または用紙送りボタンを操作 してから、設定時間内にデータ受信・操作が無い場合は自動的に電源が切れます。 ・設定は、1分から15分まで設定が有効です。0分設定でパワーオフ設定無効となります。 ・デフォルトの設定は、プリンタ内部設定の自動電源オフ時間で設定されている値となります。 ・設定された値はフラッシュメモリに記憶され保持されます。 ・本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しないで 下さい。 ・フラッシュメモリへ記憶した後、プリンタの電源が自動OFFします。再度電源ONした時に有効と なります。 設定値 時間 0 電源OFF無し 1 1分 3 3分 5 5分 10 10 分 15 15分 ・上記以外の設定値は無視されます。 ・ 印字待機時(エラー状態などでプリンタ内部に未印字データがある場合)においてはオートパワーオフ しません。

(10)

・ビットマッブデータの登録/ESC∼b

【ASCII】 ESC   ∼   b FFh n1 n2 d1 d2 d3 ・ ・ ・dn 0 0 【10進】    27 126  98 255 n1 n2 d1 d2 d3 ・ ・ ・dn 0 0 【16進】    1B  7E  62  FF n1 n2 d1 d2 d3 ・ ・ ・dn 0 0 【解説】 ・Windowsビットマップデータをフラッシュメモリに記憶します。ビットマップデータの構造は  BMPファイルのデータ構造そのままです。BMPファイルの詳細についてはWindows関連の  資料を参照して下さい。 ・パラメータは下記の様な構造になっています。    {n1 n2 d1 d2 d3 ・ ・ ・dn}  ……… (1)  d1、d2、……、dnはBMPファイルのデータ構造と同じです。  n1 n2には、BMPファイルのサイズを指定します。  n1には、BMPファイルサイズを256 で割った剰余を指定します。  n2には、BMPファイルサイズを256 で割った商を指定します。  n1 n2に続いてBMPファイルのデータ(d)を送ります。 (1)のパラメータシーケンスを複数回操り返すことによって複数のBMPファイルデータをー度に  フラッシュメモリへ書き込むことが出来ます。BMPファイルデータは送られた順にしたがって順番に  0 から番号がつけられます。この番号を元にビツトマッブデータを印刷実行出来ます。  n1,n2に0 を指定する(BMPファイルデー夕無し)ことによって本シーケンスは終了します。 ・64K(64×1024=65536)バイトまでの登録エリアを持っています。 ・ 本コマンドを送る以前にフラッシュメモリに登録されていたBMPファイルデータは全て消去され ます。 ・フラッシュメモリには書き換え回数に限度がありますので、日常的にBMPファイルを登録することは しないようにして下さい。 ・ 本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しないで 下さい。 【BMPファイルの制限事項】 ・BMPファイルは 2 色の物のみをサポートします。 ・ カラーパレットはサポートしません。

(11)

・ビットマッブデータの印刷/ESC∼b

【ASCII】 ESC   ∼   b  n 【10進】    27 126  98  n 【16進】    1B  7E  62  n 【パラメータ】 0≦n≦254(設定は、バイナリ−のみ有効です。) 【解説】 ・フラッシュメモリに登録されているBMPファイルデータを印刷します。 ・パラメータnには印刷したいBMPファイルデータの番号を指定します。 ・登録されていない番号を指定した場合は無視されます。 ・ビットマップイメージは印字可能領域内に印刷されます。右領域をまたぐ場合はイメージが欠けて印刷 されます。

(12)

・ページモードの設定/ESC∼L

【ASCII】 ESC   ∼   L n1 n2 d1 d2 d3 【10進】    27 126  76 n1 n2 d1 d2 d3 【16進】    1B  7E  4C n1 n2 d1 d2 d3 【パラメータ】 パラメータは、バイナリーのみ有効 n1:ライン印刷モード(通常モード)にする時、1を指定します。 ページ印刷モードまたはライン印刷ページ長設定モードにする時、3を指定します。 n2:0を指定します。 d1:0でポートレートライン印刷モード(通常モード)になります。 1でランドスケープページ印刷モードになります。 2でポートレートページ印刷モードになります。 3を指定し、(n1=3を指定)ライン印刷モードでページ長をd2,d3パラメータで 設定する事が出来ます。 d2,d3:ページ印刷モードにする時、またはd1で3を指定した場合このパラメータを指定します。 印字幅(実用紙長)をドット単位で指定します。1ドットは1/203インチです。 その値を256で割って剰余をd2に、商をd3に指定します。指定可能な最大値は1624 ドットです。d1=3の場合は4466ドットまで指定できます。 【解説】 ・ポートレートライン印刷モード(通常印刷モード・電源投入時はこのモードとなります) 用紙進行方向を上に見て水平方向に向かって印字します。フィードコマンドは実際に用紙を送ります。 ターミネイトコマンド(CR,LF等)受信時に即印字動作を開始します。 ・ランドスケープページ印刷モード 用紙進行方向を上に見て垂直方向に向かって印字します。フィードコマンドは実際には紙送り動作は せず印字位置を水平方向にずらします。実際の印字動作は、改ページ(FFコマンド,ESC FF コマンド)操作がなされたとき印字します。改ページ後もページ形式は保持されています。 ・ポートレイトページ印刷モード 用紙進行方向を上に見て水平方向に向かって印字します。フィードコマンドは実際に用紙を送りはせず 印字位置を垂直方向にずらします。 実際の印字動作は、改ページ(FFコマンド,ESC FFコマンド)操作がなされたとき印字します。 改ページ後もページ形式は保持されています。 ・ ライン印刷モードでのページ長指定 ライン印刷モードでページ長を指定する事が出来ます。通常ESC/PモードではESC Cコマンドで ページ長を設定しますが、本コマンドを使用する事によりドット単位でページ長を設定出来ます。 ・ ページ印刷モードが指定された時、それ以前のライン印刷未印字データは全て印刷されます。逆にライ ン印刷モードが指定された時、それ以前のページ印刷未印字データは破棄されます。 <ページ印刷モードでの制限事項> ・ ランドスケープページ印刷モード時の論理的用紙長は最大384ドットになります。印刷幅は最大8 インチ(1624dots/203dpi)となります。 ・ ポートレートページ印刷モードの論理印刷用紙長は最大d2 ,d3パラメータで指定した値になります。 印刷幅は384ドットになります。

(13)

ポートレート印刷 ラ ン ド ス ケー プ 印刷 印刷幅384ドット 論理用紙長384ドット 印刷 幅 最大 1624 ド ット 論理 用 紙長 最大 1624 ド ット ・CE−PRエミュレーションにはFF n命令がありますが、ページ印刷モード時は n パラメータに関係 なく無条件に改ページ動作になります。 ・ページモード時はCE−PRエミュレーションの上下反転印字(ESC T)は使用出来ません。 ・電源再投入時はページ印刷モードは解除され、ライン印刷モードになります。 ・ページ印刷モード時では1行単位での印字濃度設定出来ません。ページ全体での濃度設定となります。 ・ ページモードでは改ページ(FF,ESC FF)コマンドの受信まで、展開データ及びページ形式を 保持していますが、改ページ前に再度ページ印刷モード設定を行うと以前の内容は全て失われます。 ・ESC @やESC c1の初期化命令はメモリ上に内部展開されたデータをクリアします。ページ印刷 モード自体は初期化されません。 ・ ページ印刷モード時、論理用紙長をまたぐような位置にあるバーコードは印字しません。 用紙幅、または 論理用紙長 バーコードがページをま たいでしまう バーコードイメージ

(14)

・ ページ印刷モード時、論理用紙長を超える位置に印字データが指定された場合、自動改ページ動作を 行った後にデータが展開されます。 ・ ページ印刷モード時、ページ先頭位置でのANK縦倍拡大印字(ESC w)を行うと、縦倍拡大の上部 が欠けて印刷出来ません。1行分余裕を取って拡大印字を行って下さい。 ・ページ印刷モードからライン印刷モードに戻るには、プリンタの電源を入れ直すか、ライン印刷モード を指定する必要があります。   <ライン印刷モードでのページ長指定の制限事項>   ・ページ長の指定は22 インチ(22×203=4466ドット)まで指定する事が出来ます。 <ライン印刷モードの設定> デフォルトはライン印刷モードですのでページ印刷モードからライン印刷モードへ 変更するプログラム例(BASIC)を下記に記します。 LPRINT CHR$(&H1B); “~L”; CHR$(1); CHR$(0); CHR$(0); ライン印刷 : d1 = 0 0に固定 ライン印刷モード : n1 = 1 <ページ印刷モードの設定> ランドスケープモードにて、用紙長を8インチに設定する場合のプログラムを 下記に記します。 LPRINT CHR$(&H1B); “~L”; CHR$(3); CHR$(0); CHR$(1); CHR$(88); CHR$(6); ランドスケープ印刷 : d1 = 1 0に固定 ページ印刷モード : n1 = 3   次に設定する用紙長をドット数に直します。   この例の場合、用紙長を8インチに設定するので下記の様になります。 8 inches × 203 dpi = 1624 ドット   次にドット数から d2, d3 のパラメータを求めます。   用紙長のドット数、1624ドットを256で割ります。 1624 ÷ 256 = 6 .....88 となります。 1624ドットを256で割った余りの88を d2 へ。 1624ドットを256で割った商の6を d3 へ。

(15)

・改ページ(ページモード・マーカー検出専用)/ESC FF

【ASCII】  ESC   FF 【10進】     27   12 【16進】     1B   0C 【解説 ・ページ印刷モード時に改ページを実行します。 ・ エミュレーションが持っている改ページとの違いは、印刷データが存在しない場合は改ページ動作は行 われません。 ・ブラックマーク動作有効時、本コマンドにて改ページと共に、マーカー検出を開始します。

(16)

・印字用紙設定命令/FS H

【ASCII】  FS    H n 【10進】    28   72 n 【16進】    1C   48 n 【パラメータ】 n=1,2,3 または “1”,“2”,“3” 【解説】 ・ 用紙種類を切り替えます。 n=1: 普通用紙   (電源オン時の設定値) n=2: 2 枚複写用紙 n=3: ラベル用紙 ・行単位で設定出来ます。 ・ パラメータ範囲以外の設定値は無視されます。 ・ 電源投入時(デフォルト)の初期値は、プリンタ内部設定の印字用紙種で設定されている用紙となります。 ・ 用紙設定の設定値は初期化コマンド、印刷モードの変更でデフォルト値に戻ります。

(17)

・印字濃度設定命令/FS I

【ASCII】  FS   I n 【10進】    28   73 n 【16進】    1C   49 n 【パラメータ】 n=0,1,2,3,4 または “0”,“1”,“2”,“3”,“4” 【解説】 ・印字濃度を設定します。 n=30h −2 (淡い) n=31h −1 ↑ n=32h 0 (普通) n=33h +1 ↓ n=34h +2 (濃い) ・上記以外の設定値は無視されます。 ・行単位で設定出来ます(但し、ページ印刷モード時を除く)。 ・電源投入時(デフォルト)の初期値は、プリンタ内部設定の印字濃度で設定されている値となります。 ・印字濃度の設定値は初期化コマンド、印刷モードの変更でデフォルト値に戻ります。

(18)

・プリンタ作動状況要求命令/FS G

【ASCII】  FS    G 【10進】    28   71 【16進】    1C   47 【解説】 ・本命令を使用する場合、プリンタ内部設定のプリンタステータス返信制御を有効に設定して下さい。 ・この命令を受けると、プリンタの作動状況を出力します。 ・返されるデータは2バイトで、FBh + 内容(30h∼3Fh)です。

内容 Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0

用紙有り 0 用紙無し 1 バッテリー正常 0 バッテリー要充電 1 印字ヘッド温度正常 0 印字ヘッド温度異常 0 0 1 1 0 1 ・ 印字ヘッド温度異常の時は、これ以上印字を続けることはできません。印字を止めしばらく放置するか、 電源を切りしばらくしてから再度電源を入れてください。 ・プリンタの受信バッファーがいっぱいになると、通信は一時停止します。 用紙無し等のエラーの時は印字をしないため、プリンタの受信バッファが直ぐにいっぱいになり、通信 が一時停止状態になる場合があります。このときは、ホストから本命令が受信できず、返信機能が正常 に動作しない場合があります。 ・ 本コマンド使用時には、本コマンドと印字データは、一緒に送らないでください。コマンドはなるべく 単独で行うようにして下さい。 【注意】 ・ PD22では、用紙無し等のオフライン状態では受信データの解析は行われません。その為、データ 受信レベルにてプリンタステータス作動状況要求命令コマンドを監視して、返信する処理を行ってい ます。この為、プリンタ内部設定のプリンタステータス返信制御が有効になっている場合、ビットイメ ージ等のデータ部にプリンタステータス作動状況要求命令コマンドと同じキャラクタシーケンスがあ る場合、このコマンドと判断し、返信処理が行われる事がありますので予めご了承下さい。プリンタス テータス作動状況要求命令コマンド判断したキャラクタシーケンスはそのまま受信データ解析部に送 られますので、このデータがなく無くなる事はありません ・ 赤外線通信時におけるプリンタステータス返信については、そのプリンタステータス作動状況要求命 令コマンドを受信した時の赤外線接続内で返信されます。相手局との接続が切断された時、プリンタス テータス返信データはクリアされます。

(19)

・圧縮ビットイメージの印刷/ESC∼G

【ASCII】   ESC    ∼ G data 【10進】     27 126 71 data 【16進】     1B  7E 47 data 【データ形式】 データには次の4種類があります。 ・ストリングイメージデータ ・リピートイメージデータ ・EOL(End Of Line) ・EOD(End Of Data) (1)ストリングイメージデータ ストリングイメージデータは任意のビットマップデータを印字します。 形式: c d1 d2 d3 d4 ... dn cは次のような形式で続くデータが、ストリングデータであるという事とデータの長さを 示します。続くdnでイメージデータを指定します。 指定できるデータ長は1∼127までです。 7 6 5 4 3 2 1 0 C データ長 0:ストリングイメージ dnは1バイトのビットマップデータでラスター方向のビットマップイメージを指定します。 □ □ □ □ □ □ □ □ dn 7 6 5 4 3 2 1 0 左← →右 例を次に示します。 データ 05h 12h 34h 56h 78h 9Ah 印刷結果 □□□■□□■□□□■■□■□□□■□■□■■□□■■■■□□□■□□■■□■□

(20)

(2)リピートイメージデータ  リピートイメージデータは1バイト単位で同じビットマップデータを繰り返して印字します。 形式 c d cは次のようなデータ形式で続くデータが、リピートデータであるという事とデータの繰り返し 回数を指定します。続くdでイメージデータを指定します。 7 6 5 4 3 2 1 0 繰返し回数 1:リピートイメージ 指定できる繰り返し回数は1∼127までです。 dは1バイトのビットマップデータでラスタ方向のビットマップイメージを指定します。 □ □ □ □ □ □ □ □ dn 7 6 5 4 3 2 1 0 左← →右 例を次に示します。 データ 85h 12h 印刷結果 □□□■□□■□□□□■□□■□□□□■□□■□□□□■□□■□□□□■□□■□   1   2   1   2   1   2   1   2   1   2 (3)EOL  EOLは1ドット列を終端し、1ドット列の印字とフィードを実行します。データは00hです。 (4)EOD  EODは圧縮ビットイメージ印字を終了します。データは80hです。 圧縮ビットイメージサンプルプログラム (BASIC)  次に印字サンプルプログラムを示します。 WIDTH LPRINT 255

(21)

W = 48

LPRINT CHR$(27); "~G";

LPRINT CHR$(&H80 + W); CHR$(&HFF); CHR$(0); ' FOR L = 1 TO 100 LPRINT CHR$(1); CHR$(&H80); LPRINT CHR$(W - 2 + &H80); CHR$(0); LPRINT CHR$(1); CHR$(&H1); LPRINT CHR$(0); 'EOL NEXT L '

LPRINT CHR$(&H80 + W); CHR$(&HFF); CHR$(0); LPRINT CHR$(&H80); 'EOD END

(22)

・印字位置座標指定/ESC∼X

【ASCII】  ESC    ∼   X  y1  y2  x1  x2 【10進】     27 126 88  y1  y2  x1  x2 【16進】     1B  7E 58  y1  y2  x1  x2      【パラメータ】 y1 y2 Y座標を指定します。 y1にはY座標数値を256で割った余りを指定します。 y2にはY座標数値を256で割った商を指定します。 x1 x2 X座標を指定します。 x1にはX座標数値を256で割った余りを指定します。 x2にはX座標数値を256で割った商を指定します。 【解説】 ・ランドスケープ印刷及びポートレートページモードにおいて印字位置をX,Y座標で指定します。 ・座標の単位は,1/203インチです。 ・ 通常印刷(ポートレートライン印刷)モードでは使用できません。 ・ ESC∼Xを使用すると、印刷データを重ねる事が出来ます、 ・ 左右マージンを超える位置への移動は出来ません。 X Y X Y

(23)

・バーコード文字の印字位置設定/GS H

【ASCII】  GS  H   n 【10進】 29 72   n 【16進】 1D 48  n 【パラメータ】 n=0,1,2,3 または “0”,“1”,“2”,“3” 【解説】 ・バーコードを印字するときのバーコード文字の印字位置を選択します。 ・nは次のようになります。 n 印字位置 0、30h 印字しません 1、31h バーコードの上 2、32h バーコードの下 3、33h バーコードの上と下の両方 ・ 初期値はn=0(デフォルト)です。 ・ フォントサイズを変更してもバーコード文字サイズは変わりません。 ・ 初期化コマンドによってデフォルト値に戻ります。

・バーコード回転の設定/解除/GS r

【ASCII】  GS  r n 【10進】    29 114  n 【16進】    1D 72  n 【パラメータ】  n=0,1 【解説】 ・n=0の時、バーコードを横置きにします。  n=1の時、バーコードを縦置きにします。 ・電源投入時の初期値はn=0(デフォルト)です。 ・ 縦置き指定時、バーコードシンボルは反時計回りに90°回転させた形になります。 ・ 初期化コマンドによってデフォルト値に戻ります。

(24)

・バーコードの高さの選択/GS h

【ASCII】  GS h  n 【10進】   29 104 n 【16進】   1D 68  n 【パラメータ】 1 ≦ n ≦ FFh 【解説】 ・バーコードの高さを選択します。 ・nは縦方向のドット数を示します。  初期値はn=A2h(162ドット)です。 ・初期化コマンドによってデフォルト値に戻ります。

・バーコードの幅サイズ(倍率)の選択/GS w

【ASCII】  GS  w  n 【10進】   29  119  n 【16進】    1D 77  n 【パラメータ】 n=2,3,4 【解説】 ・バーコードの横サイズを指定します。 ・nは細バーの横方向のドット数を示します。  初期値はn=3です。 ・初期化コマンドによってデフォルト値に戻ります。

(25)

・バーコード種類の選択/GS k

【ASCII】 GS   k  n Dn NUL 【10進】   29 107 n Dn NUL 【16進】   1D 6B  n Dn NUL 【パラメータ】 1≦n≦FFh 【解説】 ・コード:[1D]h+[6B]h+n+Ds+[00]h....1         0 ≦ n ≦ 6 ・コード:[1D]h+[6B]h+n+s+Ds..............2        41h ≦ n ≦ 49h         バーコード体系の選択と印字を行います。 ・行の先頭を次の印字開始位置とします。 ・nは次のようになります。 1の場合 n バーコード体系 sの定義域 Dの定義域 0 UPC−A Bh≦s≦Ch 30h≦D≦39h 1 UPC−E Bh≦s≦Ch 30h≦D≦39h 2 JAN13(EAN13) Ch≦s≦Dh 30h≦D≦39h 3 JAN8(EAN8) 7h≦s≦8h 30h≦D≦39h 4 CODE39 1≦s 30h≦D≦39h、41h≦D≦5Ah、20h 24h、25h、2Bh、2Dh、2Eh、2Fh 5 ITF 1≦s(但し偶数) 30h≦D≦39h 6 CODEBAR 1≦s 30h≦D≦39h、41h≦D≦44h、24h 2Bh、2Dh、2Eh、2Fh、3Ah ・このコマンドはNULLコードにより終了します。 UPC−A、UPC−Eの場合、バーコードデータを12バイト入力するとその時点でバーコードを 印字し、次のデータから通常データとして処理します。 ・ JAN13の場合、バーコードを13バイト入力するとその時点でバーコードを印字し、次のデータ から通常データとして処理します。 JAN8の場合、バーコードを8バイト入力するとその時点でバーコードを印字し、次のデ−タから 通常データとして処理します。 ITFバーコードのデータ数は必ず偶数とします。万一データ数が奇数の場合は最後のデータを無視 します。

(26)

  2の場合 n バーコード体系 sの定義域 Dの定義域 41h UPC−A Bh≦s≦Ch 30h≦D≦39h 42h UPC−E Bh≦s≦Ch 30h≦D≦39h 43h JAN13(EAN13) Ch≦s≦Dh 30h≦D≦39h 44h JAN8(EAN8) 7h≦s≦8h 30h≦D≦39h、41h≦D≦5Ah、24h 25h、2Bh、2Dh、2Eh、2Fh 45h CODE39 1≦s≦FFH 30h≦D≦39h 46h ITF 1≦s≦FFH(但 し偶数) 30h≦D≦39h 47h CODEBAR 1≦s≦FFH 30h≦D≦39h、41h≦D≦44h、24h 2Bh、2Dh、2Eh、2Fh、3Ah 48h CODE93 1≦s≦FFh 0h≦D≦7Fh 49h CODE128 2≦s≦FFh 0h≦D≦7Fh ・sはデータ数を示し、次のデータからsバイトをバーコードデータとして処理します。 ・sが定義域外の場合は、コマンド処理を中止し次のデータから通常データとして処理します。 ・Dが定義域外の場合は、紙送りのみ実行し、次のデータから通常データとして処理します。 ・ 文字コードDnが印字できない文字であったときそれ以降のデータは通常文字として扱います。 <注意事項> ・プリントバッファ内にデータが存在するときは無視します。 ・バーコードの横幅が一行の印字領域を越えた場合、バーコードの印字はせずに紙送りのみ実行します。 ESC 3、ESC 2等で設定されている改行量に関係なくバーコードの高さ(バーコード文字指定 時はその文字を含む)分の紙送りを実行します。 ・バーコード印字後は行の先頭を次の印字位置とします。 ・バーコード文字は強調印字、二重印字、アンダーライン、文字サイズ、文字修飾等の影響は受けません。 ・ ページ印刷モード時、論理用紙長をまたぐ位置にあるバーコードは印字しません。 ※CODE-128 補足説明 ・ バーコードデータの先頭は、必ずコードセット選択キャラクタ(CODE-A,CODE-B,CODE-C のうち いずれか)とし、これにより最初のコードセットを選択して下さい。 ・特殊キャラクタは、'{'とそれに続く 1 文字の、合計 2 文字で指定します。また、アスキー文字の'{'その ものは、'{'を 2 文字続けて送信する事により指定します。 (特殊キャラクタ) (送信データ) <ASCII> <16 進数> <10 進数> SHIFT {S 7B,53 123,83 CODE A {A 7B,41 123,65 CODE B {B 7B,42 123,66 CODE C {C 7B,43 123,67 FNC1 {1 7B,31 123,49 FNC2 {2 7B32 123,50

(27)

FNC3 {3 7B,33 123,51 FNC4 {4 7B,34 123,52 { {{ 7B,7B 123,123 ・CODE-A,CODE-B,CODE-C の各コードセットキャラクタ構成は、バーコードについて書かれている 本等を参考にして下さい。 ・例としてCODE128 で 10 桁のデータを印字する場合を示します。 CODE A 指定、バーコードデータ:1234567890 の場合、 プリンタへ送信するは、 [1D] [6B] [49] --- GS k n [0C] --- s [7B] [41] --- CODE A [31] [32] [33] [34] [35] --- '12345' [36] [37] [38] [39] [40] --- '67890' [0D] [0A] --- CR LF この場合s パラメータ(データ長さ)は、CODE A を示す 2 バイトと データ'1234567890'の 10 バイトの 合計で12 バイトとなります。

(28)

・印字方式の選択/ESC∼U

【ASCII】 ESC   ∼  U  n 【10進】    27 126 85  n 【16進】    1B  7E 55  n 【パラメータ】 n=0,1,2 または‘0’,‘1’,‘2’ 【解説】 ・ nの値により印字モードの選択を行います。 ・ n = 0 : 2ステップフィードモード 1 : 1ステップフィードモード 2 : フェーズロックモード ・ 1、2ステップフィードモードは、モータを動かしながら印字を行います。印字速度については (フェーズロック)<(1ステップフィード)<(2ステップフィード)の順で速くなります。 ・フェーズロックモードは、モータを固定した状態で印字を行います。1、2ステップフィード モードと比べて印字品質が良くなります。 ・ 電源投入時はフェーズロックモードになっています。

(29)

・フラッシュメモリへの外字登録/ESC∼D

【ASCII】  ESC  ∼ D  a1 a2 d1 d2...dm 【10進】    27 126  68 a1 a2 d1 d2...dm 【16進】    1B  7E  44 a1 a2 d1 d2...dm 【パラメーター】  a1=77h、 21h≦a2≦7Eh m= 72 a1=a2=00h : 登録開始、dパラメータは無し a1=a2=FFh : 一括消去、dパラメータは無し 【解説】 ・a1・a2は外字を定義する漢字コードの第1バイト、第2バイトをそれぞれ示します. <7721>hから<777E>hまでの94文字分を定義出来ます。 ・d1∼dmは1文字分の外字パターンデータです。 ・ 定義された外字は、他の漢字と同様に扱うことができます. ・ 外字パターンデータは24ドット×24ドットです。d1∼d72は下図のように対応しています. ・半角の大きさの外字を定義するときは、パターンの左半分で文字を作り、右半分はデータを0として、  計72バイトのデータを構成して下さい。 MSB 1 バ イ ト LSB 27 26 25 24 23 22 21 20 外 字 デ ー タ ● ● ● ● ● ● : 1 スペース: 0 27× 1+ 25× 1+ 24× 1+ 23× 1+ 21× 1 = 186 = BAH 24ドットサイズ時 24 1 8 MSB d1 LSB MSB d4 LSB ………… MSB d67 LSB MSB d70 LSB 9 16 MSB d2 LSB MSB d5 LSB ………… MSB d68 LSB MSB d71 LSB 17 24 MSB d3 LSB MSB d6 LSB ………… MSB d69 LSB MSB d72 LSB

(30)

・ 1/4角の大きさの外字を定義するときは、パターンの左上半分で文字を作り、残りはデータを0とし て、計72バイトのデータを構成して下さい。 ・ 印字はJIS、シフトJISコードのどちらからでも印字する事が出来ます。 ・ 本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しないで 下さい。 (登録手順例) ESC∼D <外字データ1> ESC∼D <外字データ2> フォントサイズ変更 ESC∼D <外字データ3> フォントサイズ変更 ESC∼D <外字データ4> フォントサイズ変更 ESC∼D 0000h ← 登録開始 半 角 文 字 指 定 1 / 4 角 文 字 指 定 1 2 1 2 1 2 : 印 字 す る 部 分

(31)

・フラッシュメモリの外字呼び出し/ESC∼d

【ASCII】  ESC   ∼ d  n 【10進】     27 126 100 n 【16進】     1B  7E  64 n 【パラメーター】 n=0,1または‘0’,‘1’ 【解説】 ・ 登録されている外字の呼び先を指定できます。 n = 0:DRAMに登録されている外字(デフォルト)。 1:フラッシュメモリに登録されている外字。

(32)

・プリンタ電源OFF/ESC∼p

【ASCII】  ESC   ∼ p 【10進】     27 126 112 【16進】     1B  7E  70 【パラメーター】 無し 【解説】 ・ プリンタの電源をOFFにします。 ・ 既に編集された未印刷イメージデータがある場合は、そのデータを印刷後に電源をOFFにします。 【注意】 ・電源OFFにより、ホストとの赤外線通信は強制切断されます。

(33)

・ブラックマーク機能有効/無効設定/ESC∼E

【ASCII】 ESC   ∼   E  n 【10 進】   27 126  69  n 【16 進】   1B  7E  45  n 【パラメーター】  n = 0:マーク機能無効(設定記憶)        1:マーク機能有効(設定記憶)        3:マーク機能無効(一時的設定)        4:マーク機能有効(一時的設定) 【解説】 ・ブラックマーク機能の有効/無効の設定を行います。 ・パラメーターn=1、0の設定記憶は、マーク機能設定の有効/無効状態をプリンタ内部のフラ ッシュメモリ記憶領域へ保存します。この時は次回プリンタ電源立上げ時に、その保存された設 定が反映されます。 ・パラメーターn=4、3の一時的設定は、ESC∼Eコマンド受信時にマーク機能設定が有効/ 無効となります。この内容はパラメーターn=4、3によって再び有効/無効切換えするか、プ リンタの電源をOFFするときまで有効です。 ・パラメーターn=1、0の設定記憶の場合、コマンド受信後フラッシュメモリに設定を保存 した後にプリンタの電源は自動OFFします。

(34)

・マーカー検出レベルの設定/設定内容確認/ESC∼e

【ASCII】  ESC    ∼  e n m 【10進】     27 126 101 n m 【16進】     1B  7E 65 n m 【パラメーター】    n=0、1 : 検出レベルの設定 128 : マーク幅設定 255 : 設定内容確認 【解説】 ・検出レベルの設定 n = 0 : 上り側のセンサー検出レベルの設定 1 : 下り側のセンサー検出レベルの設定 [センサー出力] 上り側のセンサー検出 レベル マーカー中心位置 マーカー幅 紙無し基準値 下り側のセンサー検出 レベル m : 設定値(1∼255) m =(V×255)÷4.75     V:センサー検出レベル[V] デフォルト値 m = 100 デフォルトセンサー検出レベル V = 約1.8[V] ・通常、上り側と下り側のセンサー検出レベルは同じ値を設定して下さい。 ・マーク幅について n=128でマーク幅を設定する事が出来ます。設定値mはドットで指定します。1mm=8ドッ トとなります。マーカー検出時頭出し設定値(ESC∼B)より小さい値を設定して下さい。 印字方向 マーク幅

(35)

・本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しないで 下さい。 ・フラッシュメモリへ記憶した後、プリンタの電源が自動OFFします。再度電源ONした時に有効とな ります。 ・ 設定内容確認について n=255を指定すると設定内容を確認することが出来ます。 ESC ∼ e 255 0 : 設定内容を印刷します 1 : 設定内容を返信します (印刷結果) EYEMARK LEVEL(UP)   : 120 EYEMARK LEVEL(DOWN) : 120 EYEMARK WIDTH       : 40 EYEMARK ENABLE センサー検出レベル(下り) ESC∼e1mで設定 センサー検出レベル(上り) ESC∼e0mで設定 マーク幅 ESC∼e128mで設定 (返信結果) [16進数パケット] FB ** ** ** 01 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※1: 返信開始コード ※2: センサー検出レベル(上り)値 ※3: センサー検出レベル(下り)値 ※4: マーク幅値 ※5: マーカー検出機能の有効/無効(=1/0)

(36)

・プリンタ作動状況要求命令

その2/ESC∼Y

【ASCII】 ESC  ∼    Y 【10進】    27 126  89 【16進】    1B  7E  59 【解説】 ・ 本命令を使用する場合、プリンタ内部設定のプリンタステータス返信制御を有効に設定して下さい。 ・ この命令を受けると、バッファ内のデータを印字した後、プリンタの作動状況を出力します。 ・ 返されるデータは2バイトで、FBh + 内容(30h∼3Fh)です。 内容 ビット7 ビット6 ビット5 ビット4 ビット3 ビット2 ビット1 ビット0 用紙有り 0 用紙無し 1 印刷動作中 0 印刷動作終了 1 印字ヘッド温度正常 0 印字ヘッド温度異常 0 0 1 1 0 1 ・プリンタの受信バッファーがいっぱいになると、通信は一時停止します。 用紙無し等のエラーの時は印字をしないため、プリンタの受信バッファが直ぐにいっぱいになり、通信 が一時停止状態になる場合があります。このときは、ホストから本命令が送信できないことがあります ので注意して下さい。 ・印刷動作中は未印字データがバッファにあるか、データをページメモリに展開中、もしくは実際に用紙 へ印刷中である事を示します。 ・印刷動作終了は未印字データがなくかつ用紙への印刷中でない事を示します。 ・本コマンド使用時には、本コマンドと印字データは、一緒に送らないでください。コマンドはなるべく 単独で行うようにして下さい。 【注意】 ・ PD22では、用紙無し等のオフライン状態では受信データの解析は行われません。その為、データ 受信レベルにてプリンタステータス作動状況要求命令コマンドを監視して、返信する処理を行ってい ます。この為、プリンタ内部設定のプリンタステータス返信制御が有効になっている場合、ビットイメ ージ等のデータ部にプリンタステータス作動状況要求命令コマンドと同じキャラクタシーケンスがあ る場合、このコマンドと判断し、返信処理が行われる事がありますので予めご了承下さい。プリンタス テータス作動状況要求命令コマンド判断したキャラクタシーケンスはそのまま受信データ解析部に送 られますので、このデータがなく無くなる事はありません ・ 赤外線通信時におけるプリンタステータス返信については、そのプリンタステータス作動状況要求命 令コマンドを受信した時の赤外線接続内で返信されます。相手局との接続が切断された時、プリンタス テータス返信データはクリアされます。 ・ 印刷動作中については、返信内容にリアルタイム性を欠く場合があります。何度かのESC∼Yの返信 内容を持って判断するようにして下さい。

(37)

・プリンタコマンド、フラッシュメモリ登録開始/ESC∼CS

【ASCII】 ESC ∼ C S n1 n2 d1 d2 ・ ・ ・ dn 【10進】 27 126 67 83 n1 n2 d1 d2 ・ ・ ・ dn 【16進】 1B 7E 43 53 n1 n2 d1 d2 ・ ・ ・ dn 【解説】 ・ 一連のプリンタコマンドをフラッシュメモリへ登録します。 ・ {d1 d2 ・ ・ ・ dn} は登録するデータ列です。 ・ n1、n2は登録データのデータ数を示します。登録データ数を256で割り、剰余をn1に商を n2に指定します。 ・ 複数のコマンド群を登録する場合、続けてコマンド群を送信して下さい。登録の終了はデータ数= 0のコマンド群の受信で終了します。    ESC∼CS n1 n2 d1 d2 ・ ・ ・ dn ←コマンド群1     n1 n2 d1 d2 ・ ・ ・ dn ←コマンド群2     0 0 ←データ数=0コマンド群 ・ コマンド群は送られた順に0番から番号が付けられ登録されます。最大255番(総数256件) まで登録する事が出来ます。呼出しの際にはこの番号を指定して任意のコマンド群を呼出すことに なります。 ・ 新規に登録を開始しますと、以前にフラッシュメモリに登録されていた内容は全て消去されます。 ・ 64K(64×1024=65536)バイトまでの登録エリアを持っています。 【注意事項】 ・ 登録コマンド群の中にはESC∼CSコマンドは登録しないで下さい。 ・ 登録コマンド群の中から、ESC∼CLによって別のコマンド群を呼出す場合は、必ずESC∼C Lコマンドをそのコマンド群の最後に登録するようにして下さい。それ以外の呼出しは印字結果を 保証致しません。

(38)

・プリンタコマンド、フラッシュメモリからの呼び出し/ESC∼CL

【ASCII】 ESC ∼ C L n 【10進】 27 126 67 76 n 【16進】 1B 7E 43 4C n 【パラメータ】 0 ≦ n ≦ 255 【解説】  ・フラッシュメモリに登録されているプリンタコマンド群を呼出します。  ・nは呼出したいコマンド群の番号を指定します。  ・登録されていない番号を指定した場合は無視されます。

(39)

・工場出荷時設定読込/ESC∼SF

【ASCII】 ESC ∼ S F 【10進】 27 126 83 70 【16進】 1B 7E 53 46 【解説】 ・プリンタ内部設定の工場出荷時の設定を読み込みます。 ・本コマンドは、以降で述べるフラッシュメモリ書込みコマンド(ESC∼SS)と対で使用 します。 ESC∼SF ← 工場出荷設定読込み ESC∼SS ← 設定値フラッシュメモリ書込み 以上でプリンタを工場出荷設定に戻す事が出来ます。

(40)

・デフォルト設定値読込/ESC∼SL

【ASCII】 ESC ∼ S L 【10進】 27 126 83 76 【16進】 1B 7E 53 4C 【解説】 ・プリンタ内部設定のデフォルト設定値を読み込みます。工場出荷設定値との違いは、工場 出荷設定値がプリンタ生産時の設定値に対して、デフォルト設定値は、ユーザーがプリンタ 内部設定を変更し、フラッシュメモリのプリンタ内部設定ユーザー領域に記憶されている 設定値です。 ・本コマンドは以降で述べるフラッシュメモリ書込みコマンド(ESC∼SS)、プリンタ内部 設定コマンド(ESC∼SI)と対で使用します。 ESC∼SL ← デフォルト設定値読込み ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SS ← 設定値フラッシュメモリ書込み

(41)

・プリンタ内部設定値フラッシュメモリ書込/ESC∼SS

【ASCII】 ESC ∼ S S 【10進】 27 126 83 83 【16進】 1B 7E 53 53 【解説】 ・プリンタ内部設定値をフラッシュメモリへ書込みます。 ・本コマンドはフラッシュメモリへの書込み処理を行いますので、他の印字コマンドと併用しない で下さい。 ・フラッシュメモリへ記憶した後、プリンタの電源が自動OFFします。再度電源ONした時に有効 となります。 ・本コマンドは工場出荷設定(ESC∼SF)やデフォルト値(ESC∼SL)と必ず対で使用して 下さい。単独で使用しますと、意図しない値が設定される事になります。

(42)

・プリンタ内部設定/ESC∼SI

【ASCII】 ESC ∼ S I n m 【10進】 27 126 83 73 n m 【16進】 1B 7E 53 49 n m 【パラメータ】 n : 設定カテゴリー m : 各カテゴリー毎の設定値 【解説】 ・プリンタ内部設定を行います。 ・本コマンドを使用する前に工場出荷設定(ESC∼SF)やデフォルト値(ESC∼SL) を実行するようにして下さい。 ESC∼SL ← デフォルト設定値読込み ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SI・ ・ ・ ← プリンタ内部設定 ESC∼SS ← 設定値フラッシュメモリ書込み ・n = 0 : シリアル通信速度設定 1 : シリアルデータ長設定 2 : シリアルストップビット長設定 3 : シリアルパリティビット設定 4 : シリアルビジー制御設定 5 : 印字濃度設定 6 : 印字用紙種設定 7 : 自動給紙動作設定 8 : ブラックマーク動作設定 9 : キャラクタセット設定 10 : 国際文字設定 11 : エミュレーション設定 12 : 文字ピッチ設定 13 : 自動電源OFF設定 14 : プリンタステータス返信制御設定 15 : 紙無し解除時オフライン動作 128 : インターフェース種別 (拡張機能) 130 : オリジナル赤外線通信速度 (拡張機能) 131 : オリジナル赤外線ストップビット長 (拡張機能) 132 : 赤外線インターフェース種別 (拡張機能) 240 : 拡張機能設定 255 : プリンタ内部設定値印字 シリアル通信速度設定:n=0 ・ケーブルIF時の通信速度を設定します。 m = 0 : 4800bps 1 : 9600bps 2 : 19200bps

(43)

3 : 38400bps 4 : 57600bps 5 : 115200bps シリアルデータ長設定:n=1 ・ケーブルIF時のデータ長を設定します。 m = 0 : 8ビットデータ長 1 : 7ビットデータ長 シリアルストップビット長設定:n=2 ・ケーブルIF時のシリアルストップビット長を設定します。 m = 0 : 1ストップビット 1 : 2ストップビット シリアルパリティビット設定:n=3 ・ケーブルIF時のパリティビットを設定します。 m = 0 : パリティビット無し 1 : 偶数パリティ 2 : 奇数パリティ シリアルビジー制御:n=4 ・ケーブルIF時のビジー制御を設定します。 m = 0 : XON/XOFF制御 1 : DTR/DSR制御 印字濃度設定:n=5 ・デフォルト印字濃度を設定します。 m = 0 : 濃度 0 1 : 濃度―1 2 : 濃度―2 3 : 濃度+1 4 : 濃度+2 印字用紙種設定:n=6 ・デフォルト印字用紙種を設定します。 m = 0 : 普通紙指定 1 : 2枚複写紙指定 2 : ラベル紙指定 自動給紙動作設定:n=7 ・自動給紙動作の有効/無効を設定します。 m = 0 : 無効 1 : 有効 ブラックマーク動作設定:n=8 ・マーカー機能の有効/無効を設定します。自動給紙動作設定を併せて有効にすると、 自動給紙時にもマーク検出が行われます。 m = 0 : 無効

(44)

1 : 有効 キャラクタセット設定:n=9 ・デフォルトキャラクタセットを設定します。 m = 0 : カタカナコード 1 : グラフィックコード 国際文字設定:n=10 ・デフォルト国際文字を設定します。 m = 0 : 日本 1 : アメリカ 2 : フランス 3 : ドイツ 4 : イギリス 5 : デンマーク 6 : スウェーデン 7 : イタリア 8 : スペイン 9 : ノルウェー 10 : デンマークⅡ 11 : スペインⅡ 12 : ラテンアメリカ 13 : 韓国 14 : リーガル エミュレーション設定:n=11 ・エミュレーション判別を設定します。自動判別により判別されたエミュレーションモード はプリンタ電源がOFFされるまで有効となります。 m = 0 : 自動判別 1 : ESC/P 文字ピッチ設定:n=12 ・デフォルト文字ピッチを設定します。 m = 0 : 10cpi相当 1 : 12cpi相当 2 : 15cpi相当 3 : プロポーショナル 自動電源OFF時間設定:n=13 ・自動電源OFF時間を設定します。ESC∼Oと同じ内容です。 m = 0 : 自動電源OFF無効 1 : 1分 3 : 3分 5 : 5分 10 : 10分 15 : 15分 プリンタステータス返信制御設定:n=14 ・プリンタステータス返信制御の有効/無効を設定します。有効にしますと、FS G

(45)

ESC ∼ Yに対しステータス返信を行います。 m = 0 : 無効 1 : 有効 紙無し解除時オフライン動作:n=15 ・紙無しエラー解除時にオフライン状態のままにし、手動でオンラインにするか、エラー 解除時に自動的にオンラインにするかの設定を行います。 m = 0 : 無効 1 : 有効 インターフェース種別:n=128 (拡張機能) ・インターフェース種別を設定します。この設定項目は拡張機能(n=240)が有効の場 合に設定可能となります。 m = 0 : ケーブル差込自動判別 1 : 赤外線インターフェース固定 2 : ケーブルインターフェース固定 オリジナル赤外線通信速度:n=130 (拡張機能) ・オリジナル赤外線インターフェース仕様の通信速度を設定します。この項目は拡張機能(n =240)が有効の場合に設定可能となります。 m = 0 : 9600bps 1 : 19200bps 2 : 38400bps オリジナル赤外線ストップビット長:n=131 (拡張機能) ・オリジナル赤外線インターフェース仕様のストップビット長を設定します。この項目は拡 張機能(n=240)が有効の場合に設定可能となります。 m = 0 : 1ストップビット 1 : 2ストップビット 赤外線インターフェース種別:n=132 (拡張機能) ・赤外線インターフェースの仕様を選択します。この項目は拡張機能(n=240)が有効 の場合に設定可能となります。 m = 0 : IrDA 1 : オリジナル赤外線仕様 拡張機能設定:n=240 ・拡張機能の設定の有効/無効を選択します。拡張機能の項目は、 インターフェース種別(n=128) オリジナル赤外線通信速度(n=130) オリジナル赤外線ストップビット長(n=131) 赤外線インターフェース種別(n=132) があり、上記の項目は、この拡張機能設定が有効になっていなければ設定内容を変更する ことが出来ません。 m = 0 : 無効 1 : 有効 プリンタ内部設定値印字:n=255 ・プリンタ内部設定の現在の設定値状態を印字します。印刷後、プリンタの電源は自動 的にOFFされます。なお、この内部設定値印字はエミュレーションがESC/Pの

(46)

時にしか印字されませんので、ESC∼AコマンドにてESC/Pモードに設定して からお使い下さい。

m = 0 : プリンタ内部設定値印字

・本コマンドにて各カテゴリーの設定を行った後、必ずESC∼SSでフラッシュメモリへ 設定値を書込んで下さい。次回電源ON時に設定した値が有効となります。

(47)
(48)

・印字復帰/CR

【ASCII】 CR 【10進】   13 【16進】   0D 【解説】 ・このコマンドでバッファ内のデータは印字されません。 ・このコード入力直後のつぎの印字開始位置を同じ行の先頭(左マージン)に移します。

参照