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8.工作機械事業本部

ドキュメント内 MHIガイドブック (ページ 82-87)

  概 要

工作機械事業本部は、栗東製作所(滋賀県栗東市)と岩塚工場(愛知県名古屋市)にて、

各種工作機械・精密切削工具・エンジンバルブ・パワートランスミッションを生産・販売し ている。

工作機械は、わが国の工作機械のパイオニアとして長年培った技術力に加え、世界トップ レベルにある当社エネルギー関連・インフラ関連製品を支える設備供給部門として鍛え上げ た生産技術力を持ち、国内外で高い評価を受けている。また、機械性能に留まらず、地球環境・

作業環境に配慮した工作機械の開発にも取り組んでいる。

精密切削工具は、平成14年に世界初となる完全ドライカットシステム(切削油不要の歯 車加工法)用切削工具 スーパドライホブ の開発に成功。精密切削工具と歯車工作機械を 生産している世界でも稀な歯車加工の総合メーカーとして、付加価値の高い製品を市場に送 り出している。

エンジンバルブは、戦時中の航空機用エンジンバルブの生産にはじまり、現在は自動車用 エンジンバルブを中心に生産している。平成22年には、自動車用傘中空バルブを量産する 鍛造孔開工法の開発・実用化に成功。エンジンの軽量化と燃焼向上に貢献している。

パワートランスミッションは、独自技術のニーマン歯形や遊星ローラ機構により安定か つ高効率な動力伝達を実現し、高精度が求められる各種産業機械に採用されている。

【海外生産拠点】

インド:精密切削工具製造

 Mitsubishi Heavy Industries India Precision Tools, Ltd.

中国:歯車工作機械製造

 三菱重工(常熟)機械有限公司 米国:ブローチ工具・ブローチ盤製造  Federal Broach Holdings, LLC

工 作 機 械 歯車工作機械、大形工作機械(横中ぐりフライス、門形五面加工機)、専用工作機械、マシニングセンタ、円筒研削盤、特殊工作機械

精 機 製 品 精密切削工具、エンジンバルブ、パワートランスミッション、精密位置検出器

そ の 他 常温ウェーハ接合装置   主要製品

Ⅶ. 事業部門の状況 工作機械事業本部

主要製品の主な生産歴史

製     品 時 期

航空機用エンジンバルブの生産を開始 昭和19年

旋盤の製作を開始 昭和14年

国産初、量産用トランスファーマシンを開発 昭和28年

「三菱イノセンチCWBフライス中ぐり複合加工機」の生産を開始 昭和35年

「三菱ローレンツホブ盤」の生産を開始 昭和36年

「ウォーム減速機」の生産を開始 昭和38年

三菱ライスハウエル歯車研削盤の生産を開始 昭和41年

国内初のNC横中ぐりフライス盤を開発、「MAFマシン」を発売 昭和42年

横形マシニングセンタ「ダイヤマチックMPAシリーズ」を開発 昭和43年

「三菱ワーナースウェージ円筒研削盤」の生産を開始 昭和53年

国内初のNCホブ盤を開発、「GH400NC」を発売 昭和55年

「三菱遊星ローラ減速機」を開発

国内初のNC円筒研削盤「A6G/P6G」を開発 昭和58年

門形五面加工機「M-VRシリーズ」を発売 昭和60年

世界最大級の超大形NC複合フライス盤「スーパーミラー」を完成 昭和61年

高速高精度の金型加工機「M-KRシリーズ」を開発 昭和62年

ドライカット歯車加工システムを開発

平成9年 ドライカットホブ盤「GNシリーズ」、ハイスホブ工具「スーパードラ イホブ」を発売

新・門形五面加工機「MVRシリーズ」発売 平成15年

歯車工作機械Eシリーズ(ドライカットホブ盤「GEシリーズ」、ドライ カットギヤシェーパ「SE25A」、シェービング盤「FE30A」、歯車研削 盤「ZEシリーズ」)を発売

平成16年

大形五面金型加工機「MVR-FMシリーズ」を発売

世界初の常温でのMEMS用ウェーハ接合技術と装置を開発 平成17年

小型精密加工機「 μV1」を発表 平成18年

新・横中ぐりフライス「MAF150R」を発表 平成20年

世界初の量産型内歯車研削盤「ZI20A」を発表 平成21年

国内初の大型外歯車成形研削盤「ZGA2000」を開発 平成2

2年 鍛造孔開工法による自動車用「傘中空エンジンバルブ」の量産に成功 大型ギヤシェーパ「SEA1600」を発表

世界初300mm対応の3次元集積化LSI用常温ウェーハ接合装置を開発 新・横中ぐりフライス「MAF150C」を発表

超精密門形マシニングセンタ「LH250」を発表 平成 3年

2 平成 4年

80

生産拠点の沿革 広島

沿     革 時 期

東洋機械株式会社広島工場(広島市祇園)として発足、旋盤の製作を開始 昭和14年

社名を三菱工作機械株式会社に 昭和18年

三菱重工業株式会社と合併。三菱重工業株式会社広島工作機械製作所 に社名変更

昭和20年

本社量産品統括本部直轄の広島工機工場発足 昭和57年

栗東

沿     革 時 期

昭和19年

     同     京都発動機製作所(京都市桂)にて、航空機用 エンジンの生産を開始

自動車部門を分離、三菱重工業株式会社京都精機製作所に所名変更 昭和45年

滋賀県栗東市に栗東精機工場を新設 昭和58年

栗東汎用機工場(現 第一工作機械工場)を新設 昭和61年

統合

沿     革 時 期

京都精機製作所と広島工機工場を統合、所名を工作機械製作所に改称 平成12年 (1月)

製造と販売を一体運営する工作機械事業部を発足(4月)

第二工作機械工場を新設、広島工場を移転・集約 平成15年

工作機械専業の国内販社「三菱重工工作機械販売株式会社」設立(4月)

平成16年 香港に工作機械専業の販売・サービス会社「菱重機床(香港)有限公 司」設立(12月)

パワートランスミッション事業(名古屋市岩塚工場)を統合(4月)

全社組織改正により「工作機械事業本部」に変更 平成17年

平成23年

平成24年

インドの工具会社S.R.P.Tools社を買収、

「Mitsubishi Heavy Industries India Precision Tools, Ltd.」設立(5月)

旧三菱重工業株式会社京都機器製作所(京都市太秦)にて、航空機用 エンジンバルブの生産を開始

中国の「三菱重工(常熟)機械有限公司」にて歯車工作機械の生産を 開始(3月)

米国ブローチ工具・ブローチ盤製造会社「Federal Broach Holdings, LLC」

を買収

敷地・建物面積(平成24年4月1日現在)

延 面 積(m2

建 物 敷 地

79,120 368,800

栗東製作所

14,202 14,202

岩塚工場

93,322 383,002

484

27 21

26 31 26 24 22

33 28

44 38 35 35 37

11 7 5 8 7 9

28 41

22 27 31 35 32

521 522

3

553

1

1

1 1 1 1

1520

312 343

Ⅶ. 事業部門の状況 工作機械事業本部

  主要製品の年間生産能力

大形工作機械………210台 専用工作機械………100台 歯車工作機械………720台

(円筒研削盤含む)

  年間生産高比率

H22 H23

H17 H18 H19 H20 H21 (年度)

600 500 400 300 200 100 0  

(億円)

専用工作機械    歯車工作機械■   大形工作機械 / マシニングセンタ■ 

精機製品(精密切削工具、エンジンバルブ、パワートランスミッション)    その他■

※1 グラフ内の数字は(%)

※2 グラフ上の数字は年間生産高合計(億円)

精密切削工具……… 55,000個 エンジンバルブ…… 43,000,000本 パワートランスミッション… 30,000台 精密位置検出器………7,800個

82

長崎造船所

神戸造船所

下関造船所

横浜製作所

高砂製作所

名古屋航空宇宙システム製作所

名古屋誘導推進システム製作所

広島製作所

敷地・建物面積(平成24年4月1日現在)

延 面 積(m2

建 物 敷 地

334,167 586,584

本工場

444,704 1,606,065

香焼工場

57,259 135,961

諫早工場

908,818 2,396,908

74,192 201,906

本社技術統括本部長崎研究所

72,688 68,298

幸町工場

Ⅷ. 事業所概況 長崎造船所

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