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4.平成21年度補正予算

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4月10日に発表された政府の経済危機対策を踏まえ、

平成21年度補正予算(環境省分総額1,870億円)が5月 29日に成立したが、特に以上に掲げたGND施策に係る ものを挙げると次のとおりとなる。

(1) 地域GND基金の創設

各都道府県・指定都市の既存の地域環境保全基金に 別勘定を設け、以下の事業の実施を支援する財源とし ての基金積増に550億円の国庫補助を行う。基金の有効 期間は3年間。

○基金対象事業

(i)地球温暖化対策に係る地方公共団体実行計画関係 事業

(ii)都道府県廃棄物処理計画及び一般廃棄物処理計 画関係事業

・アスベスト廃棄物の処理施設の整備

・不法投棄・散乱ゴミ等の処理の推進

(iii)PCB廃棄物処理計画関係事業

・微量PCB混入廃電気機器等の把握支援

・微量PCB廃棄物の処理施設の整備

(iv)漂流・漂着ゴミ地域対策推進事業

(予算額50億円)

漂流・漂着ゴミの回収・処理や発生源対策等に 係る事業

(2)微量PCB混入廃電気機器等の安心・安全で効率的 な処理事業

微量PCB混入廃電気機器等をPCB特措法第10条の処 理期限(平成28年7月)までに処理を完了するため、

民間の廃棄物焼却施設による無害化処理実証試験を支 援(予算額5千万円)するとともに、国が電気機器等 へのPCB混入状況のデータベースを構築、運営する

(予算額1.5億円)。 図2:地域GND基金

図3:微量PCB混入廃電気機器処理

(5)単独処理浄化槽を対象とした使用状況実態等把握 単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を促進 するため、希望する都道府県において、単独処理浄化 槽の設置、使用状況を戸別訪問調査により実施するほ か、公衆衛生の確保上問題が懸念される単独処理浄化 槽について必要に応じて水質検査等の実施、指定検査 機関から維持管理業者への直接情報提供による早期改 善策の実施等を行い、①行政による浄化槽設置・維持 管理状況の把握、②住民に対する法定検査受検の徹底、

③問題のある単独処理浄化槽の改善指導、といった解 決策を提示する。予算額3億円。

(6)し尿・浄化槽汚泥からのリン回収・利活用推進モ デル事業

リン回収を行っているし尿処理施設における回収・

利活用状況を把握し、リン回収・利活用システムの構 築の課題や回収効率の向上策について整理する。また、

既存の処理施設にリン回収・利活用を行うためのパイ ロットプラントを設置し、し尿や浄化槽汚泥からリン の回収・利活用モデル事業を実施する。これらを踏ま え、経済性、環境負荷、循環型社会形成の観点から評 価を行い、し尿処理の広域化の可能性も含め、効率的 リン回収・利活用システムの確立を図る。予算額9千 万円。

(3)自動車低公害化推進事業

塵芥車、ごみ運搬車等については、経済的負担等の 要因によって低公害化が遅れているため、ハイブリッ ド、CNG自動車といった次世代自動車の導入に当たり、

通常車両との差額について、地方公共団体が導入する 場合にはその100%相当を、収集委託・許可業者等の場 合には50%相当を定額補助することにより、導入を支 援する。予算額35億円。

(4)単独処理浄化槽転換加速モデル事業等(公共事業)

単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換事業に ついて、21年度当初予算では市町村設置型のみが助成 対象だが、補正予算では、個人設置型についても2分 の1の国庫助成を行う。また、低炭素社会対応型浄化 槽集中整備事業の対象市町村数を拡大する。予算額10 億円(事業費20億円)。

図4:単独処理浄化槽転換加速モデル事業

図5:し尿・浄化槽汚泥からのリン回収

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