〔8〕 般A 1/26 2限 生 看
の解答用紙に解答しなさい。
3 2
問1 形成体(オーガナイザー)に関して,以下の(1)と(2)の問いに答えよ。
(1) 図1において形成体として働き,脳を誘導する組織 A はどれか。最も適当なものを 1〜7から選んでマークせよ。
1.! 2." 3.# 4.$ 5.% 6.& 7.'
(2) 組織 A の名称として正しいものはどれか。最も適当なものを1〜12から選んでマー クせよ。
1.表皮 2.原口 3.原口背唇部 4.側板
5.神経板 6.神経 7.神経管 8.体節
9.脊索 10.内胚葉 11.中胚葉 12.外胚葉
問2 脳の分化に関して,以下の(1)と(2)の問いに答えよ。
(1) 図1において,脳へ分化する組織 B はどれか。最も適当なものを1〜7から選んで マークせよ。
1.! 2." 3.# 4.$ 5.% 6.& 7.'
(2) 組織 B の名称として正しいものはどれか。最も適当なものを1〜12から選んでマー クせよ。
1.表皮 2.原口 3.原口背唇部 4.側板
5.神経板 6.神経 7.神経管 8.体節
9.脊索 10.内胚葉 11.中胚葉 12.外胚葉
―〔8〕―98 ―
問3 問2の 組 織 B の 一 部 は や が て,図2の よ う に 眼 の 原 基 へ と 分 化 し て い く。図2の C 〜 E の名称として正しいものはどれか。最も適当な組み合わせを表1の選択肢1〜
12から選んでマークせよ。
眼杯 角膜
12 水晶体
眼杯 外胚葉
11 水晶体
眼杯 表皮
水晶体 10
眼胞 角膜
水晶体 9
眼胞 外胚葉
水晶体 8
眼胞 表皮
水晶体 7
眼杯 角膜
眼胞 6
眼杯 外胚葉
眼胞 5
眼杯 表皮
眼胞 4
眼胞 角膜
眼杯 3
眼胞 外胚葉
眼杯 2
眼胞 表皮
眼杯 1
E D
選択肢 C 表1
問4 ヒトの眼の分化に関して,以下の(1)〜(6)の問いに答えよ。
(1) 図2の組織 E は図3のどの部位に分化するか。最も適当なものを1〜10から選んで マークせよ。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ 5.オ
6.カ 7.キ 8.ク 9.ケ 10.コ
(2) 問4(1)で選んだ部位の名称として正しいものはどれか。最も適当なものを1〜11か ら選んでマークせよ。
1.水晶体(レンズ) 2.ガラス体 3.角膜 4.虹彩 5.視神経 6.毛様体 7.網膜 8.黄斑 9.盲斑 10.強膜 11.脈絡膜
―〔8〕―99 ―
(3) 図2の組織 C と接触した組織 D は図3のどの部位に分化するか。最も適当なもの を1〜10から選んでマークせよ。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ 5.オ
6.カ 7.キ 8.ク 9.ケ 10.コ
(4) 問4(3)で選んだ部位の名称として正しいものはどれか。最も適当なものを1〜11か ら選んでマークせよ。
1.水晶体(レンズ) 2.ガラス体 3.角膜 4.虹彩 5.視神経 6.毛様体 7.網膜 8.黄斑 9.盲斑 10.強膜 11.脈絡膜
(5) 問4(3)で分化した部位が,組織 D に働きかけることによって誘導される部位は 図3のどれか。最も適当なものを1〜10から選んでマークせよ。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ 5.オ
6.カ 7.キ 8.ク 9.ケ 10.コ
(6) 問4(5)で選んだ部位の名称として正しいものはどれか。最も適当なものを1〜11か ら選んでマークせよ。
1.水晶体(レンズ) 2.ガラス体 3.角膜 4.虹彩 5.視神経 6.毛様体 7.網膜 8.黄斑 9.盲斑 10.強膜 11.脈絡膜
―〔8〕―100 ―
!
次の文を読み,問1〜6に答えよ。(20点)図1はヒトの脳を示している。ヒトの中枢神経系は,大脳・ ア ・ イ ・小脳・ ウ ・脊 髄にわけられる。大脳は,左右の半球にわかれており,外側の皮質と内側の髄質からなる。
a)
大 脳皮質は灰白色に見えるため灰白質ともよばれており,部位により様々な働きを受け持ってい る。大脳髄質は白色にみえることから白質ともよばれており,大脳皮質に出入りする神経の通路 となっている。ヒトの大脳皮質は,新皮質と古い皮質に区分されている。前者は,大脳の表層に 存在し,
b)
感覚や随意運動の中枢とともに言語・記憶など複雑な精神活動の中枢が多くの領域 をしめている。後者は,大脳の内部に押し込められて存在しており,本能や感情を支配する領域 からなる。
ア ・ イ ・ ウ は脳幹とよばれており, ア では自律機能の調節・統合をおこなってい る。 イ は,姿勢の維持・眼球運動の制御の中枢であり, ウ は呼吸や血液量の調節など生命 維持に欠くことのできない重要な機能の中枢である。 ウ から連続して脊髄が脊椎骨内に存在 している。脊髄は大脳とは反対に中心部に灰白質,周辺部に白質という構造であり,末梢神経で ある脊髄神経が出入りしている。脊髄は体の各部と脳を結ぶ連絡路として役割を果たすとともに
c)
しつがい腱反射や屈筋反射の中枢にもなっている。
D F G H
A
B
C E
図1
問1 文中の ア 〜 ウ にあてはまる語句はどれか。最も適当なものを1〜8から選んでマー クせよ。
1.間脳 2.視床下部 3.視床 4.延髄 5.中脳 6.背根 7.腹根 8.脳下垂体
―〔8〕―101 ―
問2 下線部a)について。大脳の神経細胞の特徴に関する記述として正しいものはどれか。最 も適当なものを1〜5から選んでマークせよ。
1.灰白質には神経細胞の細胞体が集まっている。
2.灰白質は樹状突起から構成されている。
3.灰白質は軸索により構成されている。
4.白質は樹状突起から構成されている。
5.白質には神経細胞の細胞体が集まっている。
問3 下線部b)について。以下の(1)と(2)の問いに答えよ。
(1) 皮膚感覚の中枢は図1のどこに相当するか。最も適当なものを1〜8から選んでマーク せよ。
1.A 2.B 3.C 4.D 5.E 6.F 7.G 8.H
(2) 随意運動の中枢は図1のどこに相当するか。最も適当なものを1〜8から選んでマーク せよ。
1.A 2.B 3.C 4.D 5.E 6.F 7.G 8.H
問4 下線部c)について。a〜eのうち,しつがい腱反射に関する記述として正しいものはど れか。最も適当な組み合わせを1〜10から選んでマークせよ。
a.腱を打撃した刺激の受容器は筋紡錘である。
b.反射中枢は延髄である。
c.反射弓の終点は平滑筋である。
d.反射弓には介在神経がない。
e.反射における筋肉の動きは緩やかである。
1.(a,b) 2.(a,c) 3.(a,d) 4.(a,e) 5.(b,c)
6.(b,d) 7.(b,e) 8.(c,d) 9.(c,e) 10.(d,e)
―〔8〕―102 ―
問5 図2に示すように電気刺激装置を用いて運動神経上の2カ所( A 点, B 点)を皮膚 上から別々に刺激し,支配筋の筋活動電位を記録した。 A 点, B 点のそれぞれを十分 な強度で刺激した際の活動電位図として正しいものは図3の ア 〜 エ のどれか。最も適 当な組み合せを表1の選択肢1〜12から選んでマークせよ。なお,刺激は破線で示す時点で 加えられたとする。
A点
B点
活動電位記録点
0 1 2 3 4 5 6 7 時間
(ミリ秒)
10 5 0
−1 活動電位
(mV)
0 1 2 3 4 5 6 7 時間
(ミリ秒)
10 5 0
−1 活動電位
(mV)
0 1 2 3 4 5 6 7 時間
(ミリ秒)
10 5 0
−1 活動電位
(mV)
0 1 2 3 4 5 6 7 時間
(ミリ秒)
10 5 0
−1 活動電位
(mV)
図2
図3
ア イ
ウ エ
―〔8〕―103 ―
ウ エ
12
イ エ
11
ア エ
10
エ 9 ウ
イ 8 ウ
ア ウ
7
エ イ
6
ウ 5 イ
ア 4 イ
エ ア
3
ウ ア
2
イ 1 ア
B点を刺激した結果 A点を刺激した結果
選択肢 表1
問6 問5の実験で A 点から B 点までの長さは30cmであった。問5で回答した電位図か ら A 点から B 点に刺激が伝導する速度(m/秒)をもとめよ。小数点第1位以下を切 り捨て,あてはまる整数を0〜9から1つ選び該当する回答欄にマークせよ。10の位の数字 が存在しないときは0をマークせよ。
解は (ア)(イ) m/秒である。
―〔8〕―104 ―
!
次の文を読み,問1〜6に答えよ。(20点)ヒトの肝臓は,腹部の右上に位置して,横隔膜の真下にある。肝臓に入る血液は, ア と イ の2つの血管から流入する。 ア からは酸素が多い血液が流入し, イ からは小腸で吸収した グルコースやアミノ酸などが含まれる血液が流入する。血液は ウ の間に張り巡らされている 血管を流れた後,1本の エ として出てくる。
肝臓の働きの1つに,血液中のグルコースをグリコーゲンとして蓄えたり,逆に必要に応じて グリコーゲンを分解しグルコースとして血液中に戻したりする働きがある。この働きによって,
肝臓は血糖値の調節を行っている。胆汁も肝臓でつくられている。胆汁は オ の分解を助ける 物質や解毒作用によって生じた不要な物質を含んでいる。
問1 文中の ア 〜 オ にあてはまる用語はどれか。最も適当なものを1〜14から選んでマー クせよ。
1.胆管 2.肝動脈 3.細尿管 4.集合管 5.肝静脈 6.タンパク質 7.アミノ酸 8.尿素 9.セルロース 10.肝細胞 11.脂肪 12.肝門脈 13.大動脈 14.酵素
問2 a〜eのうち,ヒトの肝臓の働きに関する記述として正しいものはどれか。最も適当な組 み合わせを1〜10から選んでマークせよ。
a.ろ過と再吸収によって体液の水分量や塩分濃度を調整している。
b.食品添加物やアルコールなどの化学物質を分解し,無害な物質へ変化させる。
c.体液の塩分濃度が上昇したときに,脳下垂体後葉からバソプレシンの分泌を増加させる。
d.タンパク質などが分解される際に生じる毒性の強いアンモニアを,毒性の少ない尿素に つくりかえる。
e.化学反応によって大きな熱が発生するため,体温の低下にも役立っている。
1.(a,b) 2.(a,c) 3.(a,d) 4.(a,e) 5.(b,c)
6.(b,d) 7.(b,e) 8.(c,d) 9.(c,e) 10.(d,e)
―〔8〕―105 ―
問3 a〜eのうち,グルコースに関する記述として正しいものはどれか。最も適当な組み合わ せを1〜10から選んでマークせよ。
a.実験室などで,デンプンをグルコースに分解するには,中性にして100℃で長時間加熱 しなければならない。
b.生体内で,デンプンをグルコースに分解する反応は,強い酸性で37℃という条件で速や かに起こる。
c.生体内ではアミラーゼとマルターゼによって,デンプンがグルコースに分解される。
d.グルコースは,小腸の上皮細胞から吸収されない。
e.グルコースは,酵素の働きによって酸素の存在のもとでは水と二酸化炭素に分解される。
1.(a,b) 2.(a,c) 3.(a,d) 4.(a,e) 5.(b,c)
6.(b,d) 7.(b,e) 8.(c,d) 9.(c,e) 10.(d,e)
問4 図1は,食事前後のグルコース,ホルモン X ,ホルモン Y の血中濃度を示している。
以下の(1)〜(3)の問いに答えよ。
① ② ③ ④
食後の経過時間 グ
ル コ ース 濃 度 ホ ルモ ン X 濃 度 ホ ル モ ン Y 濃 度
図1
―〔8〕―106 ―
(1) 図1について。!〜$のうち,食事の開始時間を示しているものはどれか。最も適当な ものを1〜4から選んでマークせよ。
1.! 2." 3.# 4.$
(2) ホルモン X をつくる内分泌腺はどれか。最も適当なものを1〜6から選んでマーク せよ。
1.甲状腺 2.副腎皮質 3.副腎髄質
4.脳下垂体前葉 5.脳下垂体後葉 6.すい臓
(3) ホルモン Y は,上記(2)の解の内分泌腺から分泌される。a〜fのうち,血糖濃 度の調節についてホルモン Y と同じ働きをするホルモンはどれか。最も適当な組み合 せを1〜15から選んでマークせよ。
a.インスリン b.アドレナリン c.バソプレシン d.パラトルモン e.成長ホルモン f.グルカゴン
1.(a,b) 2.(a,c) 3.(a,d) 4.(a,e) 5.(a,f)
6.(b,c) 7.(b,d) 8.(b,e) 9.(b,f) 10.(c,d)
11.(c,e) 12.(c,f) 13.(d,e) 14.(d,f) 15.(e,f)
問5 a〜eのうち,糖尿病や血糖量の調節に関する記述として正しいものはどれか。最も適当 な組み合わせを1〜10から選んでマークせよ。
a.糖尿病を引き起こす原因の1つとして,ランゲルハンス島のA細胞から分泌されるホ ルモン量の不足が知られている。
b.糖尿病の患者では,血液中にグルコースがあるにもかかわらず,細胞がうまく利用でき ない。
c.血糖値の上昇は,視床下部で感知され,副交感神経を通してランゲルハンス島のB細 胞を刺激する。
d.血糖量の増減は,大脳の視床下部やすい臓にフィードバックされる。
e.糖尿病を発症していない健常人の場合,空腹時の血液100mL中のグルコース含有量は 200mg以上である。
1.(a,b) 2.(a,c) 3.(a,d) 4.(a,e) 5.(b,c)
6.(b,d) 7.(b,e) 8.(c,d) 9.(c,e) 10.(d,e)
―〔8〕―107 ―