(3)平成27年6月1日施行以後の概要
②公布より 2 年以内施行 定期調査・検査の調査の見直し
(法12条、法12条の2、法12条の3)法12条(報告、検査等)
1項: 法6条1項1号に掲げる建築物で政令で定めるもの及び特定建築物で特定行
政庁が指定するものの所有者等は、建築物調査員にその状況の調査(建築物の建
築設備及び防火戸その他の政令で定める防火設備(以下「建築設備等」という。)に
ついて検査を除く。)をさせて報告する。
(3)平成27年6月1日施行以後の概要
②公布より 2 年以内施行 定期調査・検査の調査の見直し
(法12条、法12条の2、法12条の3)(注意)施行令、省令については未公布のものがあります。
特殊建築物等調査資格者
劇場、病院、百貨店などの外壁の損 傷の有無、天井の耐震対策の状況 の確認、防火設備の設置状況の確 認などを実施
昇降機検査資格者
エレベーター、エスカレーターな どの安全装置の点検、動作確認な どを実施
建築設備検査資格者
配管設備の腐食状況の点検、換気
設備の換気量の確認などを実施現 行 改正
建築物調査員
防火設備検査員 (仮称)
劇場、病院、百貨店などの外壁の損 傷の有無、天井の耐震対策の状況 の確認などを実施
昇降機検査員 (仮称)
防火戸、防火シャッターなどの駆動 装置の点検、感知器と連動させた動 作確認などを実施
建築設備検査員 (仮称)
(同左)
(同左)
建 築 設 備 等 検 査 員
(法12条3項)
(3)平成27年6月1日施行以後の概要
③公布より 2 年以内施行 行政不服審査制度の改正
(法96条)• 建築審査会による審査請求を経ずに建築確認処分などの取消しを求める 行政訴訟が可能になる(法96条:審査請求と訴訟との関係が削除)
• 審査請求の提訴期間は、行政処分を知ってから60日以内とされていたが、
3カ月以内に延長される(行政不服審査法18条)
建築確認などの処分に不服がある者は、建築審査会に対して審査請求が可能であるが、行政不服審査法 とその関連法が改正されたのを受け、建築基準法についても行政不服審査の規定が改正されることとなった。
これまで法96条により、建築審査会による審査請求の裁決を経た後でなければ、裁判所に処分取消しの訴 訟を起こすことはできなかった。これは、建築基準法に基づく処分が専門技術的な内容であることなどから設 けられた規定であるが、国民が裁判を起こす権利を不当に制限しているなどとの指摘があった。本改正で法 96条が削除され、審査請求を経ずに訴訟を起こすことが可能になる。
①→②→③の順を踏まなくても、③の裁判 所へ訴訟を起こすことが可能になる。提訴 までの期間は処分を知ってから3カ月以内 に延長される。ただし、処分が行われた日 からは1年以内としている。
①審査請求
②裁決 ③提訴
(4)その他の建築基準関連改正
(4)その他の建築基準関連改正
H 27 年 4 月 1 日施行 子ども・子育て支援法に伴う政令改正
(令19条 令115条の3 令126条の2)・子ども子育て支援法等の施行に伴う関係政令の整備に関する政令がH26 年12月24日に公布され、幼保連携型認定こども園が教育基本法の「学校」
及び児童福祉法の「児童福祉施設」に位置づけられることから、建築基準法 施行令では幼稚園及び保育園と同じ規制を適用することとしたものである。
認定こども園とは?
(4)その他の建築基準関連改正
H 27 年 4 月 1 日施行 子ども・子育て支援法に伴う政令改正
(令19条 令115条の3 令126条の2) 幼保連携型認定こども園には幼稚園及び保育所と同じ規制(基準が異なる場合 にはより厳しい方の規制)を適用する必要があるため改正を行い、平成27年4月 1日に施行される。
① 採光の規制
幼稚園及び保育所と同一の規制を幼保連携型認定こども園に適用する。なお、「学 校」と「児童福祉施設」が重複することを避けるため、用語の整理を行っており、令 115条の3で「児童福祉施設等(幼保連携型認定こども園を含む。以下同じ。)」とし ているため、以降の規定においては児童福祉施設等に該当することになる。
② 排煙設備(令126条の2)、非常用の照明装置(令126条の4)及び内装制限(令 128条の4及び令第129条)の規制については、「学校等」が適用外となっているが、
児童福祉施設としての性格も有する幼保連携型認定こども園については、これらの 規制を適用させる必要があるため、令126条の 2において定義されている「学校等」
から「幼保連携型認定こども園」を除くこととした。
幼稚園型認定こども園について、認可幼稚園の部分は「幼稚園」の基準を適用する(ただ
し併設保育機能施設にあっては、施設の実情に応じて判断する)
(4)その他の建築基準関連改正
H 27 年 4 月 1 日施行 子ども・子育て支援法に伴う政令改正
(令19条 令115条の3 令126条の2) 手続きについて
平成27年4月1日以降、既存の幼稚園又は保育所から改正後の認定こども園法に 基づく認可(届け出)により新幼保連携型認定こども園に移行する場合の建築基準 法上の手続きは以下のとおり。
①既存の幼稚園から新幼保連携型認定こども園に移行する場合
→その床面積の合計が100㎡を超えれば、用途の変更確認申請が必要。ただし、
関係部局との調整等によって、個々の状況に応じ、柔軟な対応が必要。
②既存の保育所から新幼保連携型認定こども園に移行する場合
→用途の変更確認申請は不要。
③なお、既存の幼保連携型認定こども園は、認定こども園法一部改正法の規定に
より実態の変更によらず施行日に新幼保連携型認定こども園にみなされるもので
あることから、増改築等を行う場合を除き、確認申請等の手続きを行う必要はない。
(5)附則
附則 第1条(施行期日)、第2条(準備行為)
第一条(施行期日)
この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日 から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一 附則第四条の規定 公布の日
二 昇降機の昇降路の容積特例 公布の日から起算して六月を超えない範囲内にお いて政令で定める日
三 定期報告関係等の規定 公布の日から起算して二年を超えない範囲内において政 令で定める日
第二条(準備行為)
法12条:建築物調査員資格者証等の交付等、法21条:大規模木造建築物等及び法
27条:耐火建築物等にしなければならない特殊建築物の規定に基づき国土交通大臣
がする認定及び新法第38条の規定に基づき国土交通大臣がする認定及びこれに関し
必要な手続その他の行為は、施行日前においても、各規定の例により行うことができる。
附則 第3条(経過措置)、第4条(政令への委任)
第三条(経過措置)
新法第6条から第6条の3までの規定は、施行日以後に新法の確認の申請がされた 建築物について適用し、施行日前にこの法律による改正前の建築基準法(以下この条 において「旧法」という。)の規定による確認の申請がされた建築物については、なお従 前の例による。
2 旧法の指定確認検査機関は、新法の指定確認検査機関とみなす。
ドキュメント内
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