表
10
青棄 山E遺跡第7次調査 出土石器器種 別 の石材利用状況 Tab.10 How to use the material of stones in stone types at AOE7器 種 垣 賃
買 岩 頁 岩 'こηし 疑灰 岩
芝とη LI
疑灰 岩? 妊 賃
凝 灰 岩 凝灰岩 流紋岩 荒紋岩? メ ノ ウ 碧 玉 玉 髄 黒曜石 安山岩 総 計
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饗 磯 朱 ユ
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る 2 4
楔 形 石 l
l 2
l 3
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7 石
2 4 8 2 2
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がで きるが、後者の場合 は単なる補修にとどまらず、
大がか りなものである。このように、元の形状 を大 き く変えなが らも使用 し続けなければならない理由の一 つ として、石器の材料 となる適当な石が容易に入手で
きなかったという背景が考えられるであろう。
石器の転用 は、不定形石器 (スクレイパー
)1点
、凹石 1点 にみ られる。スクレイパーとして転用 された 石器は黒曜石製であ り、当石器群 においては2点のみ の稀少な石材である。これが転用の大 きな理由の一つ として考えられる。この石器について、不定形石器 と いう便宜的な器種名称を用いているが、スクレイパー として転用する際に二及加工が丁寧に施されるなど、
実際は、看匙などの定型的な石器 と同様に重要視 され ていた石器であったものであろう。
幅
/ 長
0.00 0.00
図
41
青葉 山E遺 跡第7次 調査 出土石鏃 の形状Fig。41 Shapes of stonearrowheadと om AOE7
6.ま
と め (図42・ 43)青葉 山E遺跡 は、 これ までに7次にわたる調査が行われた。青葉 山E遺跡の調査 は、 この第7次調査で一獄落 することか ら、青葉山E遺跡のこれまでの調査全体 についてまとめてお きたい。
【遺構 について】
これ までの調査で検 出 された遺構 は、竪穴住居跡2棟、溝1条、土坑33基 で、 ピッ トは280基 を越す数が校 出 されている。中で も、第3次調査 において検出された縄文早期後葉の2棟の住居跡 などによって、早期後葉則 に 青葉山E遺跡 に営 まれた集落の様相の一部が明 らか となっている。2棟の竪穴住居跡 は、南東側の谷 に向か って 緩やかに傾斜す る斜面 に営 まれ、
1号
住居跡は小型、2号
住居跡 は比較的大型の ものであった。いずれ も隅九長 方形 と推測 される。一部、破壊 されている部分 もあるが、炉 は発見 されなかった。 これ らの特徴 は、周辺遺豚 の同時期の住居跡 とも一致す る傾向であった。
また、第4次調査、第5次調査、第6次調査 において、陥 し穴 と考 えられる土坑が3基検出されている。 しか し、いずれ も遺物の出上が ないため、
3基
が同時期の ものか どうかは不明である。図42に示す通 り、 これ ら3基 の陥 し穴 は、 ほぼ同 じ方向に並 んでいることがわかる。 しか し、 これが意図的なものなのか、地形などの制約 に よる偶然の ものなのかはわか らない。第7次調査B」‑30区で検出された7号土坑では、埋土 に多量の炭化物や焼土粒が含 まれていた。埋土か らは縄 文中期中葉の土器が出土 してお り、土坑 もこの時期の もの と推測 される。 この土坑の周辺では、中期 中葉の上器 がやや まとまって出土 している。 この地点では、中期中葉の時期 に、火 を用いた もの も含んだ、何 らかの活動が 行われた可能性が推測で きる。 しか し、土器の量が多 くないこと、中期中葉 に伴 う遺構が これ以外 にない ことな
どか ら、一時的なものであった と推測す る。
ピッ トは多数検出されている。形状や埋土が住居跡の柱穴 と類似するもの もみ られ、何 らかの柱穴になるもの も含 まれている と考 え られる。 しか し、 ピッ トの周辺 に竪穴状の掘 り込みや焼土 などの炉の痕跡 は確認 されず 、 柱穴の組み合わせ については不明である。
【遺物 について】
これまでの調査では、縄文早期中葉、早期後葉、早期末葉、中期中葉、中期末葉、晩期中葉、晩期後棄の土器 、 弥生土器、土師器な ど、複数の時期の遺物が出土 している。特 に第3次調査
(AOE3)で
は、縄文時代早期後葉 の上器が多量 に出土 してお り、 これを指標 として「青葉山E式」土器 を設定 した (年報12)。 図42は、縄文早期 後葉土器の出土 をグリッ ド別に示 した ものである。薄い ドッ トで示 したのは、1つ
のグリッ ドか ら早期後葉 の土 器が1点以上出上 している場所である。濃い ドッ トで示 したのは、その中で も特 に出土量が多かったグリッ ドで ある。土器の出土が集中 しているのは、2棟
の住居跡 とその周辺 にあたる場所である。 この出土集中地点 を含 む 第3次調査では2000点 以上の早期後葉土器が出土 している。 この出土集中地点以外では、2層
が削平 されてい る 箇所 を除いて、青葉 山E遺跡第2〜 7次調査 区のほぼ全域 で、早期後葉の土器が出土 している。集中地点か らや や離れた第5次調査 区 (AOE5)イこおいて も出土が確認 される。 この ことか ら、早期後葉の時期では、住居跡周 辺 を中心 としなが ら、青葉山E遺跡の全域 にお よぶ広い範囲を活動の領域 としていたことが考 えられる。図431よ、縄文早期後葉以外 の土器の分布 を示 した ものである。BI〜
BQ‑21〜
31区には、縄文早期 中葉の上器 の主要 なまとま りが認め られる。 ここか らは約200点ほ どの土器が出土 している。それ らは、宮城県内において 断片的に しか確認 されていなかった土器であ り、早期中葉の貝殻文土器の様相の一部が明 らか となった。 また、このまとま り以外 にも、やや離れたグリッ ドで同様の土器がみ られ、量は多 くないものの比較的広い範囲に分布 が拡散 していることがわかる。 この他、
1点
ではあるが早期末葉の土器 も確認 されている。早期以外では、BI〜
BN‑23〜
31区 において中期中葉の土器の まとま りがみ られる。 また、中期末葉 と思 われ る土器がBM‑19区
、AL‑20区
付近 において確認で きる。晩期の上器では、AT〜 BB‑19〜
21区に小 さな集中が早期後葉土器出土グリッド 特に出上の多いグリッド
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