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ドキュメント内 昭和60年度 川渡農場運営概況 (ページ 143-148)

最高出穂成熟 最高出穂成熟 分げ期 期  分げ期 期

つ期      つ期

第2図 最高分げっ期・出穂期・成熟期に おける乾物重と葉面積指数の比較

(注)図中のa,bは5%水準で有意差が あることを,nSは有意差がないこ とを示す。

(2)政柄区のイネは株間の競合が少ないために,低節位から太くて強剛な分げっを発生(図省略)

し,それが有効化するために,有効茎歩合が高くなった(第1図)。

(3)坪刈りおよび収量構成要素による滞玄米収量は600kg/10a強となり,密度区間差がみられ なかった(第2,3表)。

第2表 坪刈調査成績

(単位:k9/10a)

品    種 俐ル jy7 乘H C3sx,ツ 総モミ重  Xヒゥ¥H B 精玄米重  NIzb 都XゥH 靺 「 ワ ラ 重  (7 8 NB

ササ ミ ノリ 鼎R 806±27.9 田CH贊#x C" 613土24.8 涛 C 591士30.3  C3b 75 塔 ( モCH C" 644二と35.0 田 I7 X Cr 100.0 鉄 7 h CR 1.35 

サトボナミi 鼎R 818土26.1 田C俶モ#( CB 616:土22.1 涛 CB 638土20.0  C#

75 塔# モ# CB 659±26.6 田#h e3#x CR 100.0 田#x齎 c3 C 1.31 

(注)l区5ヶ所,3反覆の平均値±標準偏差

第3表 収穫物分解調査による収量構成要素

栽 植  ゥB 有効茎 竸H B 扞 B Dメ 玄 米  *ゥ9b 精玄  NIzb 品 種 冕x 7 積 数 竸 リr 1株  xフ2 1株  ^B 歩 合  y{ B 頴花数 兔H B 堀 「 (闇 

㈱/3.3  冏ク 「 (%)  ツ (g)  侘( 「 (個)  8 「 (g)  侘( 「

サケミノリ 鼎R 34.2 塔8 C" 69.3 涛CB 2,691 都 C 77.4  C 36,641 鉄唐 100.8  75  ( CB 70.4 鼎 C 886  3c r 72.4 都 CB 21.1  X 3ャ 592  C

サトボナミ 鼎R 31.9 都h CR 67.3 927  ,645 塔H C 82.2  CB 36,010 田3R 100.2  75  C2 64.8 鼎 C 927  3SS2 81.4 塔 C 22.0  X 3# b 634  C

(注)各区10株,3反覆の平均値

1983年(ササミノリ)

叶−叶−叶高二築†中正l卑OL %Or

1984年(ササミノリ)

」●一一_  _  x

/  ̄ ̄ 

′1985年(サトホナミ) 

.  __−・。一一一,一一.−_ 

/   ̄− ̄ 

第3図 45株区と75株区の収量にかかわる諸要素 の比較

(注)75株区を100として45株区の比率を示す。

−141−

75株区︵m︶に対する45株区の比率

O   9   8   7       1   0   9   8   7       1

1 1 1 1

/ 1 9 8 5 年 ︵ サ サ ミ ノ の  

精玄米収量 玄米千粒重 登

熟 歩 合

諦当頴花数

諸 当 積 数

諸当量品茎数

0     0   0   0 0   9   8   7 1

(4)密植区を標準(100)として疎植区の収量にかかわる諸要素を,1983,84年を含めて比 較してみると,疎楢による諸当たり株数および茎数の減を最終的な有効棟数の増によって補い,諸 当たり頴花数の減を登熟粒数の増で補うかたちで密植区との収量差を収赦させていることが認めら れた(第3図)。

(5)登熟歩合は好天に恵まれた1985年には密度区間差がみられなかったが,1983,84年に は疎楠区の方が高まっていることが認められた。しかしながら,疎檻による玄米千粒重の増加はみ

られなかった。生殖生長への転換がおくれ,出穂期や出穂期間が長ぴぃたことに起因するものと考 えられた(第3図)。

(6)以上の結果から,寒冷地稲作の安定多収をはかるためには,茎葉の過繁茂を防ぎ,有効茎歩

合や登熟歩合を高めることが必要であり,疎楢イネの果す役割は大きいものと考えられた。

1−3) 側条施肥及び緩効性肥料の適用による水稲栽培技術の改善

佐藤徳雄・渋谷暁一・阿部篤郎

1.日的

尿素および被覆尿素(LP)を慣行施肥した場合と側条施肥した場合の水稲生育収量に及ぼす影 響を検討する。

2.試験方法

供試品種:ササニシキ・サトボナミ

播種・育苗:4月8日,催芽籾135g/箱,ハウス育苗

移植:5月13日,側条田植機(ヰセキ乗用6条植使用),30の×16の/株 本田施肥量(試験区):2連制

施  肥  区  分  H X Nツ 祷 wH ッ「 偬 ^C# mゥ 俘x ヌb

種 類 碑 │「 種 類 碑 │「 種 類 碑 │「 N 畳 

A側条・尿素(尿素Nl) 僖 b (2.35) 3.0   僖 b 3.0  店 C3X 「 h C B側条・LPlOO(LP70Nl) 版 (2.23) 3.0 版 s 3.0    店 C#8 「 h C

B′側条・LP100(LP70N2) 版 ト (2.23) 3.0 版 s 6.0    嶋 C#8 「 C

C慣行・LPlOO(LP70Nl) 版 ト (2.23) 3.0 版 s 3.0    店 C#8 「 h C

C′慣行・LPlOO(LP70N2) 版 ト (2.23) 3.0 版 s 6.0    嶋 C#8 「 C

D慣行・尿素(尿素Nl) 僖 b (2.35) 3.0   僖 b 3.0  店 C3X 「 h C

はかに元胆として 乾05:14.8 堆肥:1500

警藍器,K20:12・0(塩加30),ケイカル‥100,

(注)1.施肥区分のカッコ内は追肥量(Nl:3.OkgN,N2:6.OkgN/^Oa)を示す。

2.元胆のカッコ内は実際の側条施肥畳で,慣行区の施肥量は側条区と同量とした。

3.追肥時期=9葉期:6月21日,出穂20目前:7月24日に実施した。

調査項目:生育調査(各区20株),分解調査(各区5株),収穫物調査(各区10株),坪刈り調 査(各区5ヶ所,1ヶ所7株×7把)

ー143−

移 植 時 の 歯 質

項目  B 葉 令 兒ィ+ , B 乾 物 重  品種  ,ツ (葉)  冏ク 「 (g/100個体) 

サ サニ シ キ  8 C2 4.2  3.14 

サト ボ ナ ミ  8 CR 4.2  3.70 

3.試験結果の概要 l)生育状況(図1,2)

(1)元肥プラス追肥3k9N/10a(A,B,C,D)区の初期生育はAが優り,Cが劣ったが,

出穂期における草丈,葉数,茎数は,概ね,C,B,A,Dの順となり,LP区は尿素区に比較し て有効茎歩合が高くなった。

(2)出穂期は両品種とも8月9日〜14日の範囲で,B,C区はA,D区よりもおくれ,多N区 は標準N区よりもおくれた。LP区は尿素区のような肥切れがみられないため,生殖生長への転換 がおくれたことに起因するものと考えられる。

2)乾物重と薬面積指数の推移(図3)

最高分げっ期にサトボナミのD区の乾物重が劣ったほかは,最高分げっ期,成熟期を通じて乾物 重とLAIの処理区間差は認められなかった。しかし,成熟期の乾物重とLAIはLP多追肥(B′,

C )区〉LP標準(B,C)区〉尿素(A,D)区の傾向がみられた。

3)坪刈りおよび収量構成要素による精玄米収量の比較(衰1,2)

(1)坪刈りによる10a当たりの精玄米収量は,ササニシキが576−639kg(平均608kg),サ トホナミが452−686kg(平均572kg)で,両品種とも百〉C′〉B〉C〉A=D各区の順となった。

(2)収量構成要素から試算した精玄米収量は,坪刈り収量よりも低くなったが,処理区間の収 量順位は坪刈収量と同様であった。なお,収量構成要素による精玄米収量と成熟期における全乾物

重との間(n=12)には有意な相関(ササニシキ:r=0.751,P〈0.01,サトボナミ:r=0.919,

P〈0.001)が認められ,全乾物重が多いほど増収していることが示された。

以上の結果から,LP肥料(被覆尿素)の適用による水稲の増収効果が大きいことが明らかにな

った。殊に,本年は7月下旬一9月上旬が高温,多照となったため,LP70の追肥効果(収量順

位6kgN〉3kgN/10a)が認められた。

単    文

100

50

40

30

20

・一一側粂・尿素

〇一〇側条・LPl00

▲一一〇仰行・LPl(調

主稗硝薬数

ドキュメント内 昭和60年度 川渡農場運営概況 (ページ 143-148)