≪2 健康でいきいき暮らせるまちづくり≫
○ 高齢者の社会参加の支援
より多くの高齢者が地域のまちづくりや福祉を高める活動、生涯学習など に参加できるよう、高齢者の社会参加を支援します。
○ 介護予防の推進
高齢者が健康で自立して暮らせるよう、介護予防の取組を一層推進しま す。
○ 介護サービスの充実
介護が必要となった場合でも、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、
介護サービスの充実を図ります。
高齢化が急速に進み、団塊の世代が高齢期を迎える平成27年には、国民の 4人に1人が65歳以上という超高齢社会になると予測されています。
本市でも、高齢化は着実に進んでおり、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯 が増加しています。
こうした中で、高齢者の社会参加のしくみづくりや介護予防の取組を進め るとともに、地域に密着した介護サービスを提供し、高齢者が主体的な意思 をもって住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるように支援する必要 があります。
現状と課題
施策の展開
介護予防事業の参加者数
人
地域包括支援センターの充 実
指標名
地域包括支援センターの相談件数
件
指標名
「高齢者が生きがいを持ち、健康で心 豊かに暮らせる環境づくりが進んでい
現状値(H22)
16. 4
目標(H27)
○ 地域包括支援センターを核として、高齢者の暮らしや介護に関する相談窓 口の機能を充実します。
高齢者の社会参加を総合的、効果的に進めて いくため、高齢者の地域デビューを支援しま す。
地域包括支援センターの課題対応能力の向上 を図り、地域資源の幅広いネットワークづくり を支援するとともに、高齢者を取り巻く状況に 応じたセンター運営を行います。
取組名称 取組概要
高齢者の社会参加活動の推 進
12, 954
単位 実績値(H21) めざそう値(H27)
18, 020 3, 650 2, 502
こんなことに取り組みます
重点取組項目
施策指標
市民意識の指標
第 1 章 ま ち づ く り の 方 向
1 0 障害のある人が自立した生活を営む環境を整備する
≪2 健康でいきいき暮らせるまちづくり≫
〇発達支援システムの充実と推進
療育、保健、教育にかかわる機関の連携を強化し、支援を必要とする子ど もの発達支援システムを充実するとともに、成人期の支援を進めます。
○ 情報提供と相談支援の充実
障害のある人の多様なニーズを把握し、適切なサービスを提供するため、
情報提供や相談支援を充実します。
〇就労や社会的活動への参加の推進
地域で自立して暮らせるよう、就労のための訓練の充実や就労の場の確保 などを行うとともに、日中活動の場を充実します。
〇地域での生活を支援するサービスの充実
地域での生活を支援するため、多様なニーズを踏まえたサービスの充実を 図るとともに、居住の場の確保を推進します。
障害のある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会の実現 をめざして、障害者福祉制度の改革が行われ、障害の種別にかかわらず、身 近な市町村で共通のサービスが受けられるしくみが導入されています。
本市でも、こうした制度の趣旨に基づき、様々な障害福祉サービスや地域 生活支援施策を推進してきました。
今後、障害のある人の自立した地域生活を支援するため、新たな総合的な 障害福祉制度に基づき、就労支援などの自立支援施策や地域生活支援施策を 更に推進していく必要があります。
現状と課題
施策の展開
移動支援(ガイドヘルプ)のサー ビス利用量
時間/ 年
地域生活支援事業の推進
指標名
居宅介護(ホームヘルプ)のサー ビス利用量
時間/ 月
指標名
「障害のある人に対するサービスや支 援体制が整っている」と思う市民の割
現状値(H22)
18. 0
目標(H27)
○ 多様なニーズに対応したサービス提供を適切に行うため、相談支援事業所 やサービス提供事業所、関係機関などの連携を強化し、ネットワーク機能の 充実を図ります。
訪問系・通所系サービスの充実、グループ ホームなどの居住の場の確保、就労支援の充実 を図り、障害福祉サービスを充実します。
相談支援事業や社会参加を促進するための移 動支援事業など、障害のある人の地域生活を支 援するための事業を推進します。
取組名称 取組概要
障害福祉サービスの充実
97, 469
単位 実績値(H21) めざそう値(H27)
111, 950 8, 750 7, 764
こんなことに取り組みます
重点取組項目
施策指標
市民意識の指標
第 1 章 ま ち づ く り の 方 向
1 1 子育てしやすい環境を整備する
≪2 健康でいきいき暮らせるまちづくり≫
○ 乳幼児保育の充実
多様な保育ニーズに対応するため、夜間保育、一時保育や休日保育などを 実施するとともに、保育の質の向上を図ります。
○ 地域の子育て支援の充実
地域の子育て支援事業を充実させるとともに、子育て支援のための人材を 育成します。
○ 訪問支援の充実
生後4ヶ月までの赤ちゃんへの全戸訪問や、子どもの養育支援が必要な家 庭に対して家庭訪問を行うとともに、関係機関とのネットワークを強化し、
児童の健全育成と児童虐待の未然防止に努めます。
少子化や家族形態の多様化が進む中で、地域でのつながりの希薄化、家庭 の孤立化により、子どもや家庭を取り巻く環境が変化しています。
本市では、平成22年に「こどもプラン(後期計画)」を策定し、次代を担 う子どもたちが、心身ともに健やかに育つ環境整備を進めています。
今後も、幼稚園と保育所の一元化などへの国の動向を踏まえ、多様な保育 ニーズに対応することが重要です。
また、子育ての不安感や負担感を軽減するなど、安心して子どもを生み育 てることのできる環境づくりを地域全体で支援していくことが必要です。
現状と課題
施策の展開
指標名
「安心して子どもを生み育てることが できるサービスや環境が整っている」
現状値(H22)
14. 7
目標(H27)
○ 子育て支援拠点の拡充を図ります。
○ 子育て家庭が身近な場所で交流し、支援サービスを受けることができるよ う、地域の子育てネットワークを強化します。
保育所(園)への入所に際し、地域における 偏りをなくすとともに、保育所待機児童の解消 を図ります。
地域子育て支援拠点や保育所(園)での子育 て支援活動により、子育て家庭の交流や相談を 行い、子育ての不安感、負担感の軽減を図りま す。
めざそう値(H27)
取組名称 取組概要
保育所(園)定員の適正配 置
地域子育て支援拠点の拡充
指標名 単位 実績値(H21)
40. 0
地域子育て支援拠点の箇所数
箇所 6 8
保育所(園)の利用率
% 31. 1
こんなことに取り組みます
重点取組項目
施策指標
市民意識の指標
第 1 章 ま ち づ く り の 方 向
1 2 学校教育を充実する
≪3 夢を育む学びのまちづくり≫
○ 幼稚園教育の充実
幼児一人ひとりの発達・特性に応じた幼稚園教育を推進するととも に、家庭や地域の子育てを支援します。
○ 小中一貫教育の推進
確かな学力と心身ともに健やかな子どもの育成をめざし、小中一貫教 育の更なる推進を図ります。
○ 学ぶ力の育成
個に応じたきめ細やかな指導を推進し、基礎・基本の更なる定着と、
知識・技能の活用力の育成に取り組み、学力の向上を図ります。
○ 教育環境の充実
安全で快適な教育環境の充実をめざし、計画的に学校園施設の整備を 行います。
子どもを取り巻く環境が大きく変化し、教育課題も多様化していま す。変化の激しいこれからの社会を子どもたちが主体的にたくましく生 きていくためには、確かな学力、豊かな心、健やかな身体を育み、「生 きる力」を育成することが必要です。
本市では、小中一貫教育を推進する中で、不登校児童生徒の減少、英 語教育、ICT教育の向上などの成果があがっていますが、学力につい ては基礎・基本の定着に成果が見えたものの、学んだ知識、技能の活用 について課題が見られます。
また、児童生徒が安全で快適に過ごすことができるよう、引き続き、
耐震化工事をはじめとした学校園施設の整備などの教育環境の充実を図 る必要があります。
現状と課題
施策の展開
指標名
「教育内容が充実している」と思う 市民の割合
現状値(H22)
13. 9
目標(H27)
○ 学習到達度調査・全国学力学習状況調査を活用し、授業改善、生活改 善を行い、学力の向上を図ります。
○ 児童会・生徒会活動や体験活動、日々の身体活動等を充実し、子ども たち一人ひとりの豊かな心、健やかな身体の育成を図ります。
学力の向上を図るため、少人数指導やIC Tを活用した授業、放課後などの学習の場の 充実、子どもたちの生活改善等を通して、学 ぶ習慣・意欲の向上に努めます。
外国人英語講師の配置、英検の受検支援な どにより、英語力の向上に努めるとともに、
児童生徒の国際理解を深め、コミュニケー ション力の育成を図ります。
学校園施設の耐震補強工事を推進し早期完 成をめざすとともに、計画的に施設の改修や 普通教室へのエアコン設置を実施します。
めざそう値(H27)
取組名称 取組概要
確かな学力の育成
英語教育の充実
学校園施設の整備
指標名 単位 実績値(H21)
70. 0
学校園施設の耐震化率
% 44. 3 100
英検3級の受検率
% 32. 0
こんなことに取り組みます
重点取組項目
施策指標
市民意識の指標