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駆動方法(ウーらの駆動方法)

ドキュメント内 富山大学工学部紀要 (ページ 83-86)

印加電圧は,図2(c)に示すように10kHzの方形波で構成した。図2(防の様に方形波の振幅をON電 圧- Ov-OFF 電圧と変えた。 ON電圧を印加した後に電圧を Ovにすることによって液晶分子はガラ

r=IOkHz (c)駆動電圧波形

(a)

図 2 (a)透過光強度(b)駆動電圧(c)駆動電圧波形

A

図3 偏光板の備光方向と液晶の光軸 P: Polarizer, A: Analyser

P

ス表面の配向力を十分に受け, チルト角がより速く変化する。 そして, チルト角が必要な値になった 時点でOFF電圧(維持電圧) を印加することによってそのチルト角を維持させている。

2.4 測定方法

直交させた 2 枚の偏光板の間に液晶セルを挟み込む。 このとき偏光板の偏光方向と, 液晶の光軸を 45度ずらしてセットする(図3 ) 0 E C Bモードを光シャツタとして使うので光源は653nm(半値幅13. 5

nm) の干渉フィルタを通した単色光を用いる。

3

. 結 果

3.1 応答時間

図4 に示すように, ウーらの駆動方法が, 通 常の駆動方法よりも立ち下がり時聞が短くなっ ていることがわかる。

次に, ウーらの駆動方法で測定した立ち下が り時間とセル厚の関係を図5 に示す。 セルが厚 くなるに従って立ち下がり時聞が短くなってい る。 これは厚いセlレほど小さなチルト角変化で 大きなレターデーションの変化を稼いでいるか らである。 大きなレターデーションの変化を薄 いセルを重ねることによって稼いだ, 重ね合わ せセルの立ち下がり時間も図に示した。 2 枚重 ねセル( 4 μmx 2枚), および3枚重ねセル(3.8

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図5 セル厚と立ち下がり時間の関係

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図4 駆動方法と透過光強度

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図6 セル厚と立ち上がり時間の関係

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若林・桑原・女I11・宮下:ネマチック液品による高速光シャツタ

μmX 3 枚)は, 単一セルでそれぞれ 8 μm や11.5 μm のセル厚を得ているものよりも速い応答を示 している。

同様に, 立ち上がり時間とセル厚の関係を図 6 に示す。 厚い方が短く, 重ね合わせたほうがより 短くなっているが, 立ち下がり時間ほど顕著では ない。

次に, 単一セJレと重ね合わせセルについて, 応 答時間を次数( H, L)毎に比較してみる。 単一 セ/レの厚さは11. 5μm, 重ね合わせセルの厚さは 11 .4μm (3 .8μmX 3 枚)である。 図 ?に示すよう

に, どの次数においても, 重ね合わせセノレでは単 一セルと比べて応答時間が短くなっている。 また 低次Hほどその応答時間は短くなっている。

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3.2 電 圧 比

電圧比とセル厚の関係を次数( H, L)毎に,

比較した結果を図 8に示す。 セルが厚くなってち 変化はない。

また, 単一セルと重ね合わせセノレを比較した結 果を図 9 に示す。 単一セルも重ね合わせセルも高

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図7 次数(H, L)と応答時間の関係 単一セルと重ね合わせセルの比較

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図9 次数(H, L)と電圧比の関係 単一セルと重ね合わせセルの比較 図8 セル厚と電圧比の関係

次数(H, L)パラメータ

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図10 セル厚とコントラスト比の関係 次数(H, L)パラメータ

原因として, セル一枚一枚の配向欠陥が足し合 わさったことや, 重ね合わせの時に各セノレの光 軸がずれてしまったことが考えられる。

ドキュメント内 富山大学工学部紀要 (ページ 83-86)

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