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B.運動・スポーツ継続の理由を構成する要因の関連性における性
差
1.構成要因の関連性における性差
記述内容から求められた継続理由の構成要因の関連性は,前述の ように,男子の場合, 「楽しさ一意皇土仲間」, 「仲間一意欲一体 力」,及び「体カー意欲一仲間」など,女子では, 「体カー楽しさ 一仲間一施設」, 「体カー意欲一仲間」などが比較的上位を占める
ことが認められた.ここでは,各年齢段階別に性差について検討し
た.
20歳代では,男子は「楽しさ一意面一仲間」が多いのに対して.
女子は「体カー楽しさ一仲間一施設」が多く,また・30歳代及び40 歳代では,、男子が「体カー意欲一仲間」と「仲間一意欲一体力」が 多いのに対して,女子は「体カー楽しさ一仲間一施設」の多いこと が認められた.しかし,50歳代以降では、男女ともに「体カー意欲 一仲間」が多く,性差はほとんど認められなかった.
2.理由構成に関連すると考えられる質問項目における性差 1)年齢段階別性差
ここでは,理由構成の内容に関係なく,運動・スポーツを継続し ている者の20歳代から70当代までの各年齢段階別に,理由構成に関 連すると考えられる質問項目における性差について検討した.
「自由暴富では何をしたいか」の質問に対して, 「運動・スポー ツ」と回答した者の割合は男子で女子より高く, 「運動・スポーツ を実施している回数はどの程度か」についても男子で多い傾向がみ 一34一
られた.他方,質問項目「健康のためにどのようなことに気をつけ ているか」や運動・スポーツの「実施仲悶の人数」については,男 子に比べて女子では, 「運動・スポーツ」の回答が多く,実施仲間 の人数の多いことがみられ,これらは年齢段階にほとんど影響され ないことが認められた.質問項目の「自由に使える時間はどの程度 か」については,20歳代,60歳代,及び70歳代では,ほとんど性差 はみられなかったが,30歳から50歳代にかけては,女子が男子より 多いことが認められた.質問項目「学校時代によくしたスポーヅの
種目は何か vの回答では,年齢にほとんど関係なく,男子では野球,
バレーボール,テニスなどが多く,女子ではバレーボール,テニス,
卓球などの多いことが認められた. 「現在している種目は何か」の 回答では,20歳代から50歳代にかけては,男子がゴルフ,スキー,
野球,テニス,女子がテニス,バレーボール,ジャズダンス,エア ロビクスであるなどの性差がみられたが,60歳代や70歳代では,男 女ともにゲートボール,ウォーキング,健康体操などが多く,性差 はほとんど認められなかった.現在利用している「運動・スポーツ 施設jについては,年齢段階にほとんど関係なく,男子では公共施 設と民間営利施設が多く,女子では公共の体育館の多いことが認め
られた.
しかし,質問項目の「日常生活での楽しみは何か」, 「体を動か すことが好きか」, 「生涯スポーツはどの程度実施する必要がある と思うか」,及び「人に誘われなくても,運動・スポーツをするか」
に対しては,いずれの年齢段階においても,男女ともに, 「運動・
スポーツ」,「非常に好き」,「毎日」や「週に2回,3回」,及 び「はい」と回答した者の割合が各々高く,顕著な性差は認められ
・一 35 一一
なかった.
C.運動・スポーツを行わない理由を構成する要因の関連性
1.構成要因の関連性における年齢差 a)男子の場合
本研究における運動・スポーツを行わない理由についての記述内 容は,例えば記述が スポーツが嫌いでやろうとも思わないし,ま た,する時間もない 場合には「楽しさ一意欲一余暇時間」, 仕 事が忙しく,スポーツをする気も起こらないし,スポーツが嫌いで あることも理由である 場合には「余暇時間一意欲一楽しさ」など のように,各々分析された.
分析結果については図17に示すごとくであったが,顕著な年齢差 はみられず,40歳代において「楽しさ一意欲一余暇時間」の出現頻 度が他の年齢群より高いことが認められたに過ぎなかった.一般に,
「余暇時間一意欲一楽しさ」の出現頻度が高かったが,この関連性 は40歳代においてもかなり認められた.
b)女子の場合
本研究における運動・スポーツを行わない理由についての記述内 容は,例えば記述が 仕事が忙しく,スポーツをする気も起こらな いし,スポーツが嫌いであることも理由である 場合には「余暇時 間一意欲一楽しさ」, スポーツが嫌いで,するのも億劫であり,
また,時間的余裕もないからしない 場合には「楽しさ一意欲一余 一36一
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