2.3.4 チケット関連団体
(1) 社団法人日本イベント産業振興協会
社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)は、博覧会、展示会、見本市、フ ェスティバル、会議、文化、スポーツ等のイベント、販売促進イベントなど、地域、
企業、団体が催す各種のイベントやこれらのイベントに関する産業の振興を図ること により、わが国経済の健全な発展、豊かな国民生活の実現、国際交流の促進に寄与す ることを目的とする。
(2) 社団法人全国コンサートツアー事業者協会
〜ALL JAPAN CONCERT PROMOTER'S CONFERENCE 略称「A.C.P.C.」〜
コンサートツアー事業に関する調査・研究、研修会・セミナー等の開催並びに知的 財産権の維持・管理及び保管等を行うことにより、同事業の健全な発展を図り、もっ て我が国の経済・文化の発展に寄与する。 平成2年10月12日設立。監督官庁は経済 産業省・生活産業局・文化関連産業課。
以下の事業を行っている。
(1)コンサートツアー事業に関する調査・研究
(2)コンサートツアー事業に関する研修会、セミナー等の開催
(3)コンサートツアー事業に関する情報の収集及び提供
(4)コンサートツアー事業に関する内外関係機関との交流及び協力
(5)コンサートツアー事業に関する知的財産権の維持・管理、保全
(3) 日本チケット商協同組合
設立は平成11年4月1日。相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事 業を行う。おもな事業は共同購買、教育及び情報提供、福利厚生。
ト利用現場での優位性は高い。
一方、バーコードを利用するタイプでは、既存のバーコードリーダやスキャナが利用可 能な方式ができたため、急速に普及する可能性は高い。バーコードタイプでは、読み取り に時間がかかるため、単位時間の処理能力をそれほど求められない利用形態であれば、す ぐにでも運用可能な状況にある。
また、赤外線技術を使ったもの、その他の近距離通信を使うものもあり、このほかにも さまざまな技術が今後登場すると思われる。
これら方式は、相対するものではなく、住み分けなされるもであると考えられる。大き くは、時間的要素によって住み分けがなされると考えられる(図2-1)。ある程度時間がか かってもかまわないという場合は、バーコードやチケット情報のセンター格納型でも利用 可能である。
Schlumberger Electronic Transactions
SIM card
Schlumberger Electronic Transactions Schlumberger Electronic Transactions
SIM card
クーポン ポイント
常設展示 イベントの チケット
コンビニエ ンスストア 用型チケッや店舗利
ト
音楽アー ティスト
来場者規 模が大
一定時間 内に来場 確認が必
要
利用頻度 が高い
時間的要素
図 2 -1 電子チケットサービスの概念図
また、バーコードに関してはコンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、すでに POSレジスターなどシステムが導入済みのところであれば、対応はスムーズに行くもの と考えられる。
ICカードを利用して、高速に来場確認などのチケット確認作業を行う場合は、受付場
所にゲートなどのシステムが必要になる。こうしたシステムは、会場側で用意するのか、
興行主側なのかという問題も考えられる。こうした業界の混乱を防ぐ意味と、市場のスム ーズな立ち上がりを目的とした標準仕様化の必要性が指摘されている。
こうした標準化と、システムの信頼性を確保するルール作りなどを早急に行う必要があ ると考えられる。
電子チケットの普及促進においては、電子マネーなどの業界・流通事業者・チケット取 り扱い業界等とこれまで述べたような項目に関して、検討委員会などを発足し、標準化を 行う必要があると考えられる。
3 電子チケットサービスの現状と導入事例
携帯電話を使ったチケット予約などはすでに一般化しているが、モバイル電子チケット はまだほとんどがテスト段階である。ここでは交通系・イベント系・施設パーク系・ポイ ント、それぞれにおいて現状と導入事例をみてみることにする。